2009年09月18日

ほのぼのレイク

イギリスの湖水地方に行ってきた。
最大の懸念、雨降りも、運が良かったのか、ずっと晴天続きで(というかここ1週間以上雨がないという奇跡的状況)楽しめた。
1泊2日、小型のレンタカーGPS付きで約100ポンド(1万6千円)くらい。もちろんマニュアル。こっちはマニュアルが主流なので。

湖水地方の主な見どころといえば、湖と森に囲まれた広大な自然、ピーターラビットの記念館や作者の家、そして知る人ぞ知る、ミニストーンヘンジ。
というわけで、まだストーンヘンジを見たことのない僕は、ミニストーンヘンジといわれる、キャッスルリッグ・ストーンサークルというのを見てみたくて、まず最初に行ってみた。ところが、この地方、観光客に不親切なのか、近くについても全くどこにあるかわからない。車でぐるぐる回るもなかなか見つからず、看板があるよって言われても見つけられず、結局歩いて探す羽目に。後でわかったが、看板もあるにはあるんだけど小さすぎて、車からじゃ読めねーっつうの。

そして30分ほど歩くが、周りは羊と草原ばかりで、なかなか出てこない。不安になったころにようやく発見。しかし!

しょっ、しょぼい。

大きな岩がたくさん(48個らしい)置いてあるだけ。いや、まあ予想はできたんだが。

しかし、それ以外はなかなか素晴らしかった。イギリス人は自然を守ることを第一に考えているみたいで、とにかく、森と湖がしっかり管理されて、美しいまま残っている。イギリス人は歩くの大好きらしく、各湖周辺にはフットパスという散歩道が整備されており、1周できたりもする。小さな湖を1時間かけて歩いたが、気持ちよかった。大小いろんな湖があるので、自分の好きな湖を見つけるのも良いと思う。Windermereという町と湖が一番大きくて、栄えているが、若干観光客が多いので、静かなところがいい人には他の湖を見に行くのがお勧め。僕のお気に入りはConiston湖という湖。ほとんど人が居なかった。(ヨットやボートのサービスが終わってる時間帯に行ったからかも)

そしてあの有名なピーターラビットの作者Beatrix Potterがこの地方に住み、ここを愛していたそうで、ピーターラビットの印税でこの辺の広大な土地を買い、そのままの状態で管理するということを条件に、ナショナルトラストという管理団体に寄付したそうな。
ピーターラビットなんて、女子供(!)の見るもんよ。と馬鹿にしてたのだが、実際そこにあった絵本を読んだり、この絵本が生まれる過程を知ったりするとなかなかおもしろく感じた。Potter女史の生き方というのがなかなか素晴らしい。うーん、やっぱり世界中に愛されるキャラクターは違うな。ちなみに日本人観光客が多いらしく、ピーターラビット関係の観光地は全部日本語のパンフレットがあった。

そんなわけで、来週からいよいよ始まる新学期を前に、リフレッシュできたことは良かった。自然が好きなら本当にオススメ。イギリス人の自然に対する考え方を学ぶことができて良かった。マンチェスターからも片道2時間弱で来れるので、試験やレポートに追われた時に現実逃避できるかも。

写真はそんな湖水地方の一風景とミニストーンヘンジです。
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tinga3 at 07:36|PermalinkComments(2)TrackBack(0)観光 | 風景

2009年08月24日

マンチェスターの醍醐味、サッカー観戦

cbfbf876.JPG昨日、早速プレミアリーグを見に行った。マンチェスターユナイテッド!ではなく、マンチェスターにあるもう一つのクラブチーム、マンチェスターシティの今シーズンホーム開幕戦。
 サッカー好きの人はご存知かと思うが、サッカー詳しくない人にちょっと説明すると、実はマンチェスターシティというチームも何気にすごいチームなのだ。つい数年前まではタイのタクシン元首相がオーナーだったのだが、UAEの大金持ちに売却され、今は石油王の元、大金を叩いて有名選手をかき集めており、今年はビッグ4(マンU、リバプール、チェルシー、アーセナル)に食い込んで、いいところまで行けるかもっていうチームなのだ。
 一方、1894年設立の歴史あるチームらしく、世界的に有名になったマンUよりも、地元の人にとってはより親しみのあるチームで、おれはマンU大嫌いだぜ、って言うマンキュニアン(マンチェスター人のことをこういうらしい)が大勢いるとのこと。実際、スタジアムでマンチェスターシティの水色のユニフォームに

8(背番号)
UNITED
と書いてあり、どういう意味かなーと良く良く考えてみると「I hate United」つまり、ユナイテッド大嫌い!とかけているっぽい。すげー。

まあそんなことはともかく、初のプレミア観戦だったのだが、試合当日までチケットが届かず、仕方なく、午前中にスタジアムまでチケットを取りに行った。チケットを入手して、戻ろうとすると、何やら、人が集まっている。どうしたのかな?って思ったら、そこにロールスロイスが到着。中からマンチェスターシティの選手が出てくる。アイルランドという名前のアイルランド人(笑)。入り待ちしていたファンのサインに答え、記念撮影。この選手15分以上もサインと写真に答えていた。他にもキーパーや監督も到着し、サインをして写真を撮って去っていく。そしてさらにまたロールスロイスが一台。誰かが叫ぶ。「ロビーニョ!」そう、昨年から移籍したブラジル代表フォワード、ロビーニョが到着。やはり人気はすごく、皆が群がる。でもロビーニョは数人にサインしてさっさと去ってしまった。

午後3時キックオフ。48000人収容のスタジアムは今期開幕戦ということもあり、ほぼ満席。チケットは売り切れたそうな。選手のコールがあると歓声が湧くが、中でも歓声が大きかったのが、宿敵マンチェスターユナイテッドから、移籍してきた、アルゼンチン代表、カルロス・テベス。この選手、とにかく泥臭く走り回るので、人気の高い選手なのだが、マンU時代は冷遇され、出場機会を求めて、同じ街のライバルチームに移籍してきた。なんでも、テベスの移籍が決まって、シティは「Welcome to Manchester」というポスターを町に掲げたりして、マンUの神経を逆なでしたとか。

他にも1流選手をかき集めたのと、相手が2部から上がってきたばかりのチームとあって、前半は圧倒的に攻め続ける。今年アーセナルから移籍したトーゴ代表のアデバヨールが先制点を上げた後も、何度も惜しいチャンスで会場は盛り上がる。
 しかし後半、ペースが落ちてしまい、さらにまたチャンスではずし続け、ファンはだんだんお怒りモードに。「結局何も変わってねーよ。」とか「起きろ、起きろ」とか厳しい声が聞こえてくる。試合は結局1点を守りきり勝ったのだけど、ファンは終了10分前くらいから結構席を立つ人が多かった。皆意外にタンパクなのね。

まあ何はともあれ、やっぱり個人技は素晴らしいものがあるので、見れて大満足。そして次のホームの試合はアーセナルとの対戦。チケットまた買っちゃった。実は僕、あのベンゲル(名古屋グランパスの元監督)率いるアーセナルファンなのだが、今回はシティ側の席で見ることに。ベンゲルごめん。でもどっちが勝ってもうれしいからいいや。

しかしマンチェスターはサッカー好きにはたまらない町ですな。リバプールも近いし、ロンドンにも見に行きたいな。ってお前何しに来たんだって話だけど。

写真はサインするロビーニョ。ワールドカップでも活躍すると思います。




tinga3 at 05:53|PermalinkComments(2)TrackBack(0)プレミアリーグ | スポーツ

2009年08月17日

マンチェスターに到着!

マンチェスターに着いて一週間が経った。
到着した日はかなりついてなかった。経由地のパリの空港で日本から持ってきたiphoneをなくし、マンチェスターの空港から寮に着いたら、正門の入り口が工事中で50kgの荷物を持って歩かされ、階段を登らされ、さらに、10年近く使ってきた巨大スーツケースの片側の車輪が二つまとめて壊れた。ついに…。散々重い荷物でタイとかブルキナとかアルジェリアとか、労働環境(つまり足場)の良くないところを引きずりまわしたので寿命がきたか。って、それより、ロビーから部屋まで片側の車輪を引きずって歩くのは大変だったんですけど。

話は変わるが、マンチェスターっていいところ。あまり何も期待していなかったし、期待しなさ過ぎて、自分でいろいろ持ってきたのだが、結構なんでもあるじゃん。ってアフリカじゃないんだからあるに決まっているか。

海外生活長いが、いわゆる先進国って初めて住むので、勝手がよう分からず。到着次の日にマンチェスターの町を在住日本人に案内してもらったのだが、想像していたよりも都会で、「都会ですねー。」って言ったら、「皆ちっちゃい町だっていうんだけどね。」と言われてしまった。田舎育ちがばれたか。さらに、「めちゃめちゃ寒いですねー。」って言ったら、「昨日今日が今年一番の暑い日なんだよ。」って。おいおい、8月ですよ。暑い国にしか行ったことないからこの寒さは尋常じゃないよ。日本で言う秋の気温。わたくし、もうユニクロのフリース着て寝てますけど何か?(ちなみに僕は極度の寒がりなので、普通はここまで着なくても良いと思う)

そんな感じで初日の夜ごはんは何食べようかとうろうろしていたが、飯がまずくて高いという噂のイギリスどこに入ればいいのか分からず。と、ふとみると、「DUBAI」という看板が。うん?ドバイ?近寄るとそこはアラブレストラン。なんだかとても懐かしく、安心感が湧いてきて、ふらふらと吸い寄せられるようにその店の中へ。残念ながら好物のシャワラマ(日本でも売ってる目の前で肉削ってパンにはさんで食べるやつ)はなかったが、テイクアウトしてアラブ料理を頬張る。うまい。

日本では、どんだけおなか空いてても絶対に行きたくないと思っていたアラブ料理屋。ごめんよ、馬鹿にして。おいしかったよ。ほっとしたよ。やっぱり異国の地に行くと食べ慣れたものを食べたくなるのかなー。

そんなわけで、僕のマンチェスター生活はアラブ料理とともに始まったのであった。

お友達の皆さま。iphoneをなくしてしまいました…。まあもう海外に来てるから携帯に電話かける人はいないと思うけど。


tinga3 at 09:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)イギリス生活 | tinga

2009年07月21日

イギリスに留学します


しばらくぶりです。
申し遅れましたが、わたくし、8月からイギリスはマンチェスター大学に留学することになりました。

仕事を辞めたのも、この決心があったから。期間は約1年。ここでマスターをとって、来年9月には帰ってくる予定。

もともとイギリス紳士のたしなみはわかっているつもりだが、これで僕も一人前のジェントルマンになれるかな。なーんて。

まあ会社辞めてからも、ここまで来るまでいろいろあって、奨学金がもらえるか否かの瀬戸際だったり、ビザが下りるか下りないかの瀬戸際だったり、瀬戸際ばかりの人生なので、全部決まってから報告しようと思い遅くなりました。今のところはお金もビザも航空券も入学許可もすべての問題がクリアされたので、あとはもう荷物をまとめるだけ。

僕が行くコースはいわゆる人材育成をテーマに扱うコース。まあ今までのキャリアを通して僕がやりたいことって言うのは、この辺のことなんだ、ということがはっきりしてきたので、アフリカの人材育成をテーマに勉強しようと思う。その前に自分が育成されなければいけないのだが。

実は先進国に長期滞在するのは初めて。正直イギリスっていう国に良いイメージもないし、あんまり興味もないんだよなー。まあ勉強するために行く、っていう感じ?とか言いながら行ったら多分楽しんでしまうのだろうけど。

そして、留学が終わったらどうするかって?
そんなのわからない。いや、もちろん考えていないわけではないけど、安定を捨ててしまった以上、もうアフリカに骨をうずめる覚悟で生きていくしかないかもね。

30年生きてきて、自分にできること、できないことがようやく見えるようになってきた。そしてできることを使ってどういう風に人生を楽しむか、ということを考えるようになってきた。そんなパズルの1ピースを埋める1年になるのではないかと思う。

アフリカさん、1年待っててください。きっとちょっとは役に立つ男になって帰ってくる(と思う)。




tinga3 at 03:12|PermalinkComments(2)TrackBack(0)tinga 

2009年06月15日

Study or Sex? (シェラレオネ)

たまにはアフリカニュースなど。


西アフリカのシェラレオネ(デカプリオの映画、ブラッドダイヤモンドの舞台)で、12歳から16歳の女の子でバージンと証明できた場合、奨学金を与える、ということを発表したそうな。大学まで行ける場合もあるとか。

ちょっと驚きの奨学金だけど、理由はちゃんとある。要は妊娠対策とのこと。シェラレオネでは、現在、25-29歳の女性のうち、40%が18歳で、12%が15歳の時に最初の赤ちゃんを産んでいるそうな。

ティーンでの妊娠・出産てのは、母子保健や教育の観点からも、人口増加の観点からももちろん避けた方が良いというのはご存じのとおりですが、この深刻な状況の打開策となるのだろうか。

処女性の証明方法(看護師がチェックするらしいけど)も気になるところだが、それって抑止力として効果があるのか、そしてジェンダーの観点からみてOKなのか。

シェラレオネの性に対する現状、女性の抑圧状況など、あまり細かいところは良く分からないけど、むしろ童貞の男どもに奨学金やった方がいいのでは?って証明する方法ないわ(笑)。

でも、妊娠させた男はその時点で、退学処分を受ける、という方法も検討しているらしい。これはいいぞーって感じですね。勉強せずになにやってんじゃー。
ってでもそうするとそれで苦しむのは将来旦那が食いぶちがなくなって、お金をもらえない母子なんじゃ?という問題に行きつく。

こういうユニークな方法っていったいどのようにして計画が立てられて、どんな目標が立てられているの気になる。
奨学金となれば大量のお金が必要になる。費用対効果を考えて、この方法は有効と考えたのだろうか。

あとひとつ疑問を覚えるとすれば、結構多い、レイプされた女の子などはどうなるのだろうか。レイプされた上に権限まで奪われるとなると、それはやっぱり考えさせられる。さらに奨学金もらっててもレイプで子供ができてしまった場合とか考えるといろいろ。


ところで日本でこんな奨学金導入したら、大問題だよね。途上国では「私処女です。」っていうのは結婚時にステータスになるので、僕の友達とかでも皆堂々と言い張りますが、日本で処女奨学金なんてもらってたら、クラスメートの男の子に、
「おい、あいつ、処女奨学金もらってるらしいぜ。」とか言われて挙句の果てに、バースカとかあだ名つけられたりしそう。思春期ですから。


最近アフリカニュースをまめにチェックしているので、気になるのがあったら(結構あるけど)、たまに載せていきます。

ソースは英語です。タイトルが僕みたいに露骨じゃないところに理性を感じます。
http://news.yahoo.com/s/afp/20090608/wl_africa_afp/sierraleoneeducationsexabstention_20090608223818

tinga3 at 16:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)アフリカ | 男と女

2009年06月08日

サッカーは芸術か?

日本代表がワールドカップ出場を決めた。
見てたけど、面白かった。厳しい試合だったけど、何とか勝って良かった。
今までの何回かの予選と違い、切羽詰まった感じでもなかったので、昔の心臓が割れそうなドキドキ感とか、勝った時の感動ってのは薄れたけど、それも、予選通過は当たり前、っていうレベルに達したからなんだろうと思う。

ところで、キーパーの楢崎も言ってたけど、選手はだれ一人として今の状態に満足していないそうだ。昔中田とかも良く同じようなことを言っていて、たまには素直に喜べよー、と思っていたのだが、ここ5年くらい、ヨーロッパのサッカーを見るようになって、なるほどなーと思うようになった。

残念ながら日本代表やJリーグの試合とヨーロッパの試合を見ると素人目でもはっきり分かるほどプレーの質が違う。こんなのを体感している海外組はもちろん、普通にサッカー選手は世界一流のプレーを見てるから、当然そう思うのだろうな。

先週、欧州クラブナンバー1を決める欧州チャンピオンズリーグの決勝をテレビで見た。マンチェスターユナイテッド対バルセロナという今世界最強といわれる2チームの試合で、バルセロナが2-0で勝ったのだけど、この試合、スポーツというより、何か芸術鑑賞をしている気分になった。とにかくバルセロナ(僕は応援していたけど)のパスとかトラップとかすごくて、それに見とれていたら90分があっという間に過ぎた。日本代表の試合とか、特に勝っていると90分って長いなー、とか思うのだけど、あのスペクタクルには驚いた。鳥肌も立った。最高の舞台で、最高の相手を前に、最高のパフォーマンスを生み出す。あれはまさに芸術だった。

日本代表の試合はスポーツ以外の何物でもないけど、芸術、とまで言われるような個人、チームがある以上、やっぱり満足できないのではないだろうか。

僕は昔から野球ファンで、野球観戦大好きだが、一瞬一瞬に芸術を感じても、1試合トータルで芸術と感じたことは一度もない。サッカーが万人に愛される秘訣というのは、こういうところにもあるのではないかと感じた。


tinga3 at 03:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)スポーツ 

2009年06月06日

実家に帰らせていただきました。

昨日、東京から地元へ帰ってきた。
東京で暮らして4年。といってもほとんどがアルジェリア生活だったけど、東京を去ることになった。
もう社会人じゃないので(笑)、深夜バスで名古屋まで。回数券使って3000円って安いよなー。
名古屋から電車で実家に帰る窓の風景。
東京もちょっと都心を離れると田舎な風景があるけど、こっちの風景とは微妙に違う。東京って建売住宅で、家がきれいなんだけど、みんな同じに見える。
こっちは古い家が多いけど、家の形が個性的。きっと住むには建売の家のほうが機能的なんだろうけど、田舎には田舎の良さがあるね。

実家に帰ると東京都は時間の流れが違う。一日が長い気がする。なんでだろう?一人暮らしだとあっという間に一日が過ぎるのに。

というわけでしばらく実家にいる予定。


tinga3 at 16:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0)tinga 

2009年05月17日

TEF (とっても いい加減な フランス語試験)


このタイトルだとTIFだな…。

TEF(Test d’Evaluation de Francais)というのを受けてきた。これは、フランス語の検定試験で、日本だけでやってる仏語検定と違い、世界的に認められてるいわばフランス語版TOEFLのようなもん。

って、5年もフランス語に接してて、受けるの初めて、っていうのがナンセンスなわけですが、アルジェリアでは受けられないのよねー、なぜか。日本でも年2回のみ実施。

今までTOEFL、TOEIC、IELTS(イギリス版TOEFL)を受けてきたが、やっぱ違うよね、フランス人の作ったテストは。

まず、書くのが、鉛筆ではなく、ボールペン。ボールペンって間違えたらどうするの?って感じなのだが、マークシート式の回答欄に二つ段があって、間違えたら二段目にもう一回マークするらしい。つまりミスは1回までしか許されない。それって、なんか正解チェックするほうも面倒だと思うのだが。

さらに、減点方式で、間違えるとマイナス1点。正解だと3点。空欄だとゼロ点。つまり、自信なければ、空白にしといたほうがいいですよってことらしい。
確かTOEICなんかはわからなきゃとりあえず鉛筆転がせって感じだったはずだけど、この辺がフランス人のいやらしさ?

ちなみに、1回マークしてしまって、間違いに気づいて、ゼロ点にしたい場合は、4択×2行の8か所すべてをマークしないといけない。そうするとゼロ点になる。そうなった場合はあとで見直してわかっても、3点もらえる可能性はゼロ。

あと、問題がいい加減というか、やらしいというか。フランス人だったらこう思うんだぜ、ってことが前提としてある問題があって、いわゆるTOEICっぽいひっかけでなく、どっちでもええやんって思う選択肢がある。

例えば、リスニングとかで
「本日の新薬に関する法律の政府決定に対して、ヨーロッパの健康協会が、パリで反対集会を開きました。理由は何%の人がこの法律により害を受ける可能性があるからです」
とかいうようなニュースを聞いて、これは何について話しているニュースか?
1. 政治
2. 健康
3. 社会
4. 国際
とか言う問題があるわけです。

いや、1でも2でも3でも4でも良くね?
政治っちゃあ、政治だし、健康っちゃあ健康だし、社会問題っちゃあ社会問題だし、国際問題っちゃあ国際問題だし。みたいな(まあ2と4ではないとわかるが)。
TOEICにも似たような紛らわしい問題もあるが、こちらは予習テキストの回答欄見ても分かんないんだよね(しかもこのテキスト、フランス製だが、回答欄の回答が1個なかったり、問題の番号がかぶってたりと、誤字脱字多すぎ)。

いや、フランス人には当たり前にこれって思うのかも知れんが、わたしゃフランスでフランス語を習ったことがほとんどないのよ。ひどくね?

TOEICやTOEFL、IELTSも割と国際言語を意識して、アメリカとかイギリスって感じを前面に押し出してる感じはしなくて世界各地の問題が出てるけど、TEFは地名とか全部フランスだし、リスニングの留守電のメッセージを聞く問題で「愛してるよ」とか最後に言ってるし、やたらファッションとか料理とかワインの問題があったりするし、わが道を行くって感じだった。

まあこの独自路線が面白いっちゃあ面白いのだが。

Ez do dance Ez do dance 踊る君を見てる〜。それは…  略。


tinga3 at 02:40|PermalinkComments(4)TrackBack(0)ありえねー 

2009年05月08日

Yoh! Yoh! ヘルニア国物語

私。何を隠そう、最近腰痛持ちなのです。

人生約30年生きてきて、こんな体験初めて…。
帰国1か月前から痛み始め、帰国してからも痛くて痛くて。
日常生活にそれほど支障はないのだけど、仕事辞める前は
長時間座っているのが苦痛で、辛かった。

しょうがないので、病院へ行ったら、
「軽いヘルニアですね。」

出たよ。

ヘルニア。

誰もが一度は聞いたことがあるが、何なのか分からない。
でもヘルニアっていかにも痛そう。

で、何ですか?ヘルニアって。
何か骨と骨の間から髄液の膜だか何だかがバブルスライムのように飛びだし、
それが神経に当たるから痛いとか。

治るにはリハビリ通え、とのことで、通いだしたのだが…。

いるのはみんな、じーちゃん、ばーちゃん。
しかもリハビリ治療は「牽引」だとか。
わたしゃ、壊れた車かっつーの。
ベッドに寝転がって腰にガーターベルト見たいなの巻かれ、前後に引っ張られる。
昔、なんだかこんな死刑の方法があったような。
馬にくくり付けられて、その馬が前後に走っていくって言う…。

しかもそのベッドに行くまでには、首の牽引治療をやっている、じじばば様方の
目の前を通るのだけど、なんだか、首つりにあった人たちを並べているお化け屋敷を
歩いているような気分。

というわけで、こんな情けない思いをしたくない人は、なるべく腰を大事にしましょう。
ていうか、うちの会社、すげー腰痛めている人多かった。
ブルキナにいたときなんて見たことなかったのに。
やっぱり現代病なんだろうか。

tinga3 at 02:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0)tinga | ありえねー

2009年05月06日

イタリアン シネマ パラダイス

昨日有楽町でやってるイタリア映画祭、というのに行ってきた。
イタリア映画って見た記憶にないので、どんなもんか興味深々。
ちなみに最近日本で見た映画は、チベットの映画「風の馬」、アフガニスタンの映画「子供の情景」、セネガルの映画「バオバブの記憶」と、マイナーな国を舞台にした映画です。こういうの大好き。いずれもまだやっているので興味ある人はどうぞ。

ちなみにイタリア映画祭は本日で終わってしまったようです。
ブルキナファソで2年に1度やってるアフリカ映画祭(フェスパコ)で映画三昧した時から、こういう映画祭には目がないのだ。


この日、2本見たんだけど、1本目の「Pa Ra Da」という映画が秀逸。今年みた中では1番の映画だった。

イタリア映画とはいえ、舞台はルーマニアで、主人公はアルジェリア系フランス人。いや、びっくり。こんなところまでアルジェリア出てくるとは!まあ移民多いですけど。

実在の人物の話で、道化師としてルーマニアのストリートチルドレンの更生にやって来て、子供たちと一緒にサーカス団を作るという話。

これは、援助に携わる人必見の映画ですな。援助とはどうすべきか?考えさせられる映画でした。別にそういう映画だから見に行ったわけではないですが、結果的にすごく良かった。

普通に道端でシンナーとかスリをやりまくって、マンホールの中で共同生活して、13歳で妊娠しちゃう世界。これってアフリカの教育ゼロの世界より、マイナスの世界だからある意味もっと大変なのではないかと思う。ゼロに戻すのが大変。

まあ結論から言っちゃうと道化師だからサーカス団作って更生させるわけだけど、大事なのはその過程。開発や援助に携わったことのある人なら、一度は経験したことのある、文化の違い、理想と現実のギャップからくる無力感、相手との距離感のはかり方、ドナーや大使館との軋轢等々、あー、わかるーってな感じ。すごく上手に描かれていて、ちょっとくさいシーンも許せるくらいな映画だった。

結構大きな会場ほぼ満員でしたが、終わった後、すごい拍手でした。
こんな素敵な映画が普段から見れないのは残念。
まだまだ続く、ニート生活、次は何見よっかな。やっぱりおっぱいバレーかな(笑)。



tinga3 at 02:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)映画