September 22, 2007

めがね

南の島のたそがれは 甘い氷の味がする

megane





■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: 小林  聡美
    市川 実日子
    加瀬    亮
    光石    研
    もたい まさこ
    薬師丸ひろ子
監督: 荻上  直子
2007年 日本 106分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■


『かもめ食堂』のスタッフが、
再び、小林聡美を主演に製作した作品。
『かもめ食堂』の大ヒットで、
上映館を倍増しての公開となった。



物語は。
    

ある年の春。
南の島の空港に、
ひとりの中年女性が降り立った。
手荷物はハンドバッグが1つだけ。

同じ頃。
別の女性もやってきた。
地図を片手に大きなトランクを引き摺り、
舗装していない道や浜辺を歩いていく。
やっと、宿が見つかったようだ。

その民宿ハマダは、よほど注意しないと
全くそうとは気付かない佇まい。
経営者のユージという男性と、コージという犬が、
初めての客、タエコを出迎える。

翌朝、自分の部屋で目覚めたタエコは、
足元で微笑む女性を見て跳ね起きる。
彼女はサクラという、この宿の常連客だ。
朝の海岸では、サクラとユージと小学生たちが
奇妙な体操をしている。
宿の朝食は、まるで家族か友人のように、
ユージとサクラと一緒のテーブルで食べる。
タエコは、
予想を超えるこの宿の暮らしと、
風変わりな人間たちが嫌になり、
島にもう1つある、
別の宿に変わることにするのだが・・・



『かもめ食堂』は、
これと言って、大きな何かが起こるわけではないが、
それでも多少の出来事はあるのだが、
この『めがね』は、
もっともっと、何も起こらない。
共通するのは、
ゆったりとした時の流れと、
出て来る食事が
どれも飛び切り美味しそうで、
つい、登場したメニューが食べたくなり、
生活の基本は、
きちんとした食事だと感じることだろうか。


どうやら舞台は、
現代の日本の南の離島であるらしく、
(実際の撮影は与論島らしい)
どこまでも澄んだ海が眼下に広がるが、
大自然の美しさばかりを強調するわけではない。

登場する人間たちは、
本来どこに住んでいて、何をしているのか、
これも全く言及することはない。
ハマダを含むこの島に来る人間は、
「たそがれる」ために集うのだという。
わかるのは、ただそれだけだ。


恐らくは、都会での自分の生活が嫌になり、
ほとんど衝動的に
携帯電話が繋がらないところへやってきた、
知的で多忙な仕事をしていそうなタエコ。
身に着けている服は、
都会の象徴のような、黒を基調にしたものばかりで、
自分がへとへとになってしまった、
煩わしい人間関係を避けたそうなことを感じる。

一方、泰然と微笑むサクラは、
現実を超越したかの如く、
さらに、正体が見えない。
けれど、背景を詳らかにしなくても、
彼女が浜辺でふるまうかき氷は
この上なく美味しくて、忘れられなさそうなのだ。

そもそも、宿の主人、コージにしても、
何だか訳アリな感じではあるし、
宿泊客でもないのに、
ハマダで共に食事している高校教師ハルナも然り。
さらに、
遅れて登場するヨモギという若い男も、
タエコの知り合いではあるけれど、
だからどうした、ということもなく、
いきなりやって来て、
いきなりこの島に馴染んでしまったりする。

この、男性2人、女性3人が、
この海辺でゆったりと時を過ごしていく。
世知辛さや、忙しなさ、
野暮なことや、四角四面さ…などというものが、
この世に存在することを知らないかのように、
のどかで優しくて大らかだ。
けれど、
きっと過去には(あるいは現在進行形で)
手厳しい現実と対決するような、
何かがあったんだろうな、と思いを巡らせる。


何事も起こりはしないけれど、
あえて、言葉で説明されないことを、
たくさん感じる作品だ。
何気ない一言に、
目からウロコの思いがするのは
1度や2度ではない。
殊に、
自分の価値観から暫くは解放されない、
きっと、精一杯生真面目に生きているタエコが、
サクラの無言の受容に甘えた時など、
ただただ嬉しくて、
一気に熱いものがこみ上げてしまうのだ。


もちろん、現実の世界は、
この、理想的な人間関係と時間の使い方を、
許してくれるばかりではないだろう。
しっかり働かなくてはならないし、
家事だって続ける必要もある。
しんどいことが次から次に起こりもする。
でもね。

忙しく歩いている歩道の脇の野草に、
暮れ行く空に浮かぶ雲の輝きに、
窓の外に見える雨粒に、
ふっ、と心が吸い寄せられることってあるじゃない。
「あれ?今わたし、何してたっけ?」と
我に帰るまでの僅かな時間に、
心が深呼吸していることってあるじゃない。
きっとこれから、そんな時は、
「そう。それでいいんですよ」と
お母さんみたいな寛さと柔軟さで、
サクラさんが泰然と微笑んでいてくれそうで、
嬉しくなっている自分が見えるようだ。


南の島でのゆるやかな時間。
こんな世界は自分向きではない、と
蹴っ飛ばして帰るもよし。
ずっとこの空気に浸っていたい・・・と
思い思いにたそがれるもよし。

ああ、わたしは、後者です。
いつまで、って?
飽きるまでですよ。



◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

主人公タエコには小林聡美。
美人というタイプではないし、
スタイルもいいというわけじゃないんだけど、
どうしてこの人は、こんなに感じがいいんだろう。
『かもめ食堂』の、
柄物のブラウスに柄物のエプロンの取り合わせも
抜群に可愛かったんだけれど、
今回着ている、黒がベースの衣裳のどれもが、
もし、サイズと財布の中身が一致したら、
どれも着たいと思う、好きなデザインばっかり。
そんなせいか、
丸顔にめがねで、ちょっと素っ気無い口調の彼女が、
今回もまた、大好きになった。

最近、妙に気になって仕方ない加瀬亮。
(気になる男たちが多すぎて、本当に申し訳ない…)
彼がなかなか登場しないので、
「早よ、出てくれ〜〜」とひたすら待ってました(笑)
草臥れたようなシャツの着方とか、
ぼんやりしていても、知性を感じたりとか・・・
終盤、
字幕なしで彼が語るドイツ語の声とトーンが、
意味などわからないのに、とてもいいシーンだと思う。
それだけでも、観てよかったと思うのだけれど・・・
それにしても、
何なんでしょ、彼がこんなに気になる、って。

けれど、この作品の中で、
一番の存在感と、不思議な魅力を醸し出しているのは、
何と言っても、もたいまさこさん。
作品が気に入った人は、たぶん
このひとがますます好きになったんじゃないかしら。
シリアスな役柄もいいんだけど
(『それでもボクはやってない』の母親もよかったし)
サクラさんみたいな役柄は、
右に出る人がきっとどこにもいないと思う。
今回は、お母さんのような、
懐の広さにいつまでも甘えていたくなりました・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆



tinkerbell_tomo at 17:51│Comments(18)TrackBack(64) 日本の映画 

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58. 【めがね】 DVD  [ じゅずじの旦那 ]   May 11, 2008 13:13
きた、きたよぉ、、、[:!:] って、来たのが「もたいまさこ」かい [:たらーっ:] こうして、始まる映画…   まずは1日1回の元気なポチッ[:ひらめき:] [:next:] 人気ブログランキングへ 春の浅い頃、タエコはとある海辺の町の空港に降り立った。大きなトラン...
59. 星屑メガネ  [ Akira's VOICE ]   May 20, 2008 12:09
「スターダスト」 「めがね」 
60. 【映画】めがね…騙されませんし萌えませんよ  [ ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画 ]   July 27, 2008 11:51
{/kaeru_fine/}暑いですねぇ{/ase/}{/ase/} 現在、少しならお金も暇もある週末を過ごしているピロEKですが、 …暑くて外に出る勇気がありません{/face_hekomu/} …家で27時間テレビ{/tv/}観てます{/face_ase2/} さて、今日も映画鑑賞記録の消化です{/ase/} 「めがね...
61. 映画評:めがね  [ 映画と写真のブログ ]   February 24, 2009 15:00
春が巡ってきた。 ある晴れた日。青い空を、一機の航空機が横切る。 「来た」 季節が巡るように、サクラさんはやってくる。 季節が巡るようにサクラさんはやってくる。 長回しの多い映画だが、編集の速度は一定している。このカットスピードが、『めがね』が持つ魔術...
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あらすじ春の浅い頃、タエコは大きなトランクを一つ提げてとある海辺の町の空港に降り立ち、民宿「ハマダ」にやって来た。観光する所もない田舎町だが、ハマダの近くには不思議な人々が集っていた。毎朝、浜辺で行われる「メルシー体操」、近所でぶらついている高校教師の...
63. めがね  [ いやいやえん ]   October 06, 2011 09:39
ゆるゆるだ〜。「かもめ食堂」のスタッフさんが製作した本作、やはりゆるリラックス作品でした。 なんとも言えない間と雰囲気に癒される。登場人物は皆めがねをかけていて、舞台は「南の島の海辺にある民宿」という曖昧な場所。そこで出会う仲間たちとの交流。 心地よ
64. めがね  [ のほほん便り ]   May 24, 2012 08:25
「かもめ食堂」の荻上監督作品ということで、やや期待過剰だったのか、その徹底した、ゆるさ。“なにも起こらなさ”に賛否両論あったみたいですが、不思議な魅力のある作品でした。 めがねを筆頭に、浜辺の風景から、民宿、ファッション、内装から食事、と、何気ないけれ

この記事へのコメント

1. Posted by kazupon   September 23, 2007 22:04
悠雅さん

かもめ食堂よりさらにファンタジーに
なってると思いました。
あんな宿経営が成り立つわけがないんです
けど(笑)あんなスタンスでやってるところ
探したらありそうですね^^
とにかくゴハンが美味しそうで、それだけで
満足感感じる作品なのは前作同様でした。
自分は旅行行ったらあっちいったりこっちいったり
バタバタしてしまうタイプです(苦笑)
2. Posted by ◆kazuponさま   September 24, 2007 09:01
こんにちは〜♪

確かに、よりファンタジー度がアップしている作品ですね。
現実的に考えたら、かもめ食堂もハマダも潰れないのが不思議(笑)
でも、探したらきっとありそう、という僅かな夢が、
このファンタジーに現実的な味付けをしてくれるんでしょう。

ついつい、簡素になってしまう我が家の食卓。
若い頃のように、手間隙かけることが面倒になってしまってますが、
普通の素材をちゃんと調理して食べることが、
生活の基本だったじゃないの!と自分にハッパかけてしまいます。
おいしいものをおいしく食べることを時々忘れそうになります。

わたしもね。
短い時間と安い費用でバタバタ走り廻ってしまいます。
たまには、そうじゃない旅行をしてみたいものだと思いつつ、
やっぱり知らない土地へ行ったら、バタバタてますわ。性分ですねぇ・・・
3. Posted by non_0101   September 24, 2007 11:08
TBありがとうございました!
「たそがれる」っていいです〜
無条件に癒されてしまいました。
観ながら眠ってしまっても許されるような
そんな居心地のよい作品ですね。
もたいまさこさんが本当に素敵でした☆
4. Posted by misato   September 24, 2007 23:42
こんにちは。TBありがとうございました。
とっても素敵なレビューで思わず読み入ってしまいました。
期待通り相変わらず良い空気の作品でしたよね。
私もあの場に行って、サクラさんのカキ氷を食べながら海辺でたそがれたいものです。
5. Posted by ◆non_0101さま   September 25, 2007 00:22
こんばんは〜♪
こちらこそ、コメントありがとうございます。
こちらからは、TBだけで失礼してしまいました。

>観ながら眠ってしまっても許されるような
そうかもしれませんねぇ。いえ、きっとそうですよ。
気持ちよくって寝ちゃった〜(-_-)zzz なんて言ったら、
サクラさんが黙って微笑んでくれそうです。
これを観て以来、
サクラさんに甘えたい、とか、褒めてもらいたい、とか
無性に思うようになりました。
そう思ってしまうのも、もたいまさこさんがよかったからでしょうね。
6. Posted by ◆misatoさま   September 25, 2007 00:37
こんばんは〜♪
こちらこそ、TBとコメントありがとうございます。
こちらからはTBだけで失礼してしまいました。

『かもめ食堂』も大好きな作品だけれど、
こちらもまた、空気と時間の流れがとてもいいですねぇ。
1回観ただけで、またまた大好きになってしまいました。
そうそう!
あの浜辺で、サクラさんが丁寧に作ってくれるかき氷を食べて、
気が済むまで海を観ていたい・・・と思っちゃいますね。
それって、何よりの贅沢のように思えます。
7. Posted by Kitty   September 25, 2007 23:11
こんにちは、TBさせていただきました。
詳しくは触れられてないことを、たそがれながらいろいろ考えられる映画でした!
ヌル〜イ感じが好きです
8. Posted by ◆Kittyさま   September 26, 2007 23:48
初めまして。TBとコメントありがとうございます。

いつどこで誰が何をした…ということが、よくわからないままだけれど、
それがこんなに魅力的な作品になるんですものね。
ふんわ〜りとした空気に包まれて、
「擬似たそがれ」を経験した感じです。
9. Posted by 葉月   October 01, 2007 22:35
先に観た友人の言葉「何も期待せず、只観て来て」
その通りに観ましたが〜何と言えば良いのでしょう
この心地良さ、時にはふふふ・・・と思わず笑える
悠雅さんの文章は本当に共感できる事ばかりで、
文才のある方に脱帽!するばかりの私です。
次々に出てくる美味しいもの、
特にあのぷりぷりした大きな海老やかき氷
お腹がグウーと鳴りそうでした。
それから気になる加瀬亮さんとても声のいい人
朗読が青い海と空に消えていくのが印象的でした。
かもめ食堂と似てまた非なる作品かなとも思いましたが?「たそがれる」っていい言葉ですね。
10. Posted by ◆葉月さま   October 03, 2007 00:13
こんばんは。
お友達もご覧になったんですね。
葉月さんもそのお言葉を信じてその通りにご覧になって、
大正解!だったんですね!わがことのように嬉しいです〜♪
本来の「黄昏れる」は違う意味だけれど、
ここで使われる「たそがれる」は、懐の広さを感じます。
最近、日々の中でほんの数分、たそがれてみたりします。

『かもめ食堂』はもちろん、これも何とおいしそうなお食事!
わたしはこれを観た晩は、お重に入っていた野菜の煮物を作りましたよ。
シンプルな素材を美味しく食べるって、日本人の基本ですもんね。

加瀬亮くん、いいですねぇ。
あの朗読は、意味もわからないのにしみじみと胸が熱くなりました。
11. Posted by cyaz   October 04, 2007 22:51
悠雅さん、こんにちは^^
お久しぶりです(汗)
映画館でたそがれてしまいましたが(笑)、やはりこの荻上監督の世界観、そして空気感に堪能してしまいました! 昨年観た邦画の中で荻上監督に監督賞を差し上げたのですが、その甲斐は十分ありました^^ 携帯電話は取り上げられても大丈夫ですが、ビールは取り上げられたくないですね(爆)

12. Posted by ◆cyazさま   October 05, 2007 09:38
こんにちは。こちらこそ、ご無沙汰続きでごめんなさい。

たそがれてしまいますねぇ。
わたしなど、普段の生活の中で、ふと意識が飛ぶことが・・・
それって、別の心配をしたほうがいいのかしらん(笑)

そうそう!携帯よりビール!!
と言いたいところですが、わたしは全く飲めないので、
さて、わたしはあの場所で何を飲んだら嬉しいんだろうと
結構真面目に考えてしまいました。

生活の基本は、当たり前の食材を美味しく楽しく食べること。
そして、いい頃合の人間関係。力が入り過ぎない自分。
『かもめ食堂』もこれも、そう感じた作品でした。
13. Posted by kenko   October 06, 2007 02:06
こんばんは悠雅さん。そしてお久しぶりです〜
時々だまってお邪魔してはいるんですけど
気がついたらものすごーく間があいちゃってました。

つい最近ようやく「かもめ食堂」を観てハマったばかりですが、「めがね」もすっごく良かったです。
この他にありそうでない心地良い空間は荻上監督独自のものだなぁと思いました。
美味しそうなゴハンがたくさん出てくるだけでもう幸せ♪

加瀬亮くんもいい味出してましたね。
白いシャツと瓶ビールがよく似合ってた♪
14. Posted by ◆kenkoさま   October 06, 2007 08:46
こんにちは。こちらこそ、ご無沙汰ばかりで失礼してます。
なかなか、お邪魔してもコメントが残せないのもお互い様です。

『かもめ食堂』、ハマっちゃいますよね!
お話も人物も衣裳も小物も、本当に大好きで、
何度でも観てしまいます。

ありそうでなさそう。
ないだろうだけど、あったらどんなに嬉しいだろうと、
わたしは、心の中に自分だけのこの世界を作ってしまった気がします。
美味しいご飯は、生活の基本。毎日の食事を美味しく食べなくちゃと
また改めて思いました。

加瀬くん、いいわぁ・・・あの白いシャツ、いいですよね。
って、ホンマに気が多いオバサンです(笑)
15. Posted by minori   October 08, 2007 16:08
悠雅さん。
ご無沙汰しておりましたー。お邪魔します!
そうそう、時々ココロがぼんやりどこかに行ってしまうこと、ありますよね。そんな時、さくらさんににっこり笑ってもらえれば、それって凄くイイコトだな、と思えるそんな映画でした。梅干も嫌いだけど、でも食べてみようかな、と思えたりボケっとするの苦手だけどちょっとボケっとしてみたかったり。何だか不思議な映画でしたね。相変わらず(笑)

TB失礼しますね。
16. Posted by ◆minoriさま   October 10, 2007 22:11
こんばんは〜♪
こちらこそ、ご無沙汰と、TBばかりで失礼してます。
minoriさんもお忙しいのに、TBとコメントをありがとうございます。

このお話を観ていると、
何故か、サクラさんに笑顔で褒めてもらいたくなってしまいました。
ハマダに集まる人たちが、サクラさんの魅力に嵌ってるのが
何だかわかる気がしました。

わたしは、梅干しは、漬けるのも食べるのも大好きなのに、
そういえば、食べる回数が少なかったり、
気がついたら、ぼんやりしてることが最近多くなったり、
(昔はそうじゃなかったのに…)
お料理を、つい面倒に感じたりしていることに、気付かせてもらった
やっぱり、不思議な魅力の作品でした。

最近、小林聡美さんの食パンのCMで
後ろにぼんやりマサコさんがいて、とっても嬉しくなりました。
17. Posted by 真紅   December 06, 2007 10:14
悠雅さま、こんにちは〜。遅れ馳せながら鑑賞いたしました♪
ウフフフフ、「好きな俳優」に入りましたね、「Ryo Kase」の文字。
この作品の頃から気になっておられたのですか〜。
あのドイツ語に「胸が熱くなる」のは相当ですよ!
私は「???」という感じでしたから(笑)
『かもめ』がDVDだったせいか、私はこの作品のほうが好きです。
あの朝御飯・・・。堪りませんでした!

ところで『ラスト、コーション』日本公開は2月2日のようです。
楽しみですね♪
ではでは、また来ます〜。
18. Posted by ◆真紅さま   December 07, 2007 12:11
こんにちは〜♪まだ上映されてたんですねぇ。
ご覧になれてよかったです〜♪

ははは…見つかりましたか、Ryo Kase。
ここまでお祭してたら、入れとかなきゃね(笑)
>この作品の頃から気になっておられたのですか〜。
はいそうですよ。っていうか、もう少々〜前ですけどね。
>私は「???」という感じでしたから(笑)
わたしが小栗旬くんを観ても、「あ、そぉですか」と思うのと同じですね。

『かもめ食堂』もこちらも、それぞれ違う魅力があって大好きだけど、
ヨモギくんの存在でコチラ!とか言うたりする。

そうそう。『ラスト、〜』、そうですってね。
わたしも毎日チェックしてたので、日付がわかって嬉しかったです。
観れる可能性大だけれど、さて、どうなってるでしょう、我が家の2月。

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