November 09, 2008

『篤姫』第45回

 〜母からの文〜Gardenia jasminoides







3週前にも1回観損ねたけれど、
先週の第44回もまた、観逃してしまった。
このドラマにとっても、この時代にとっても、
最も重要な部分をすっ飛ばしてしまったかも・・・
せっかくここまで観て来たドラマの佳境に、
わたしはついて行けるだろうか。


第45回は。

大政奉還の後も変革は見られず、
徳川慶喜に辞官納地を薦める小松に対し、
西郷と大久保は反論。
徳川幕府を武力で倒す以外に方法がないと言う。

兵を率いて京に上った西郷と大久保は
岩倉具視と謀って、
慶応3年12月、
岩倉具視は王政復古の勅命を下す。

最早、幕府対薩長の戦いは
避けられないと判断した小松はお近に諭され、
天璋院を薩摩へ帰すよう、
今和泉島津家を訪ね、お幸に願い出る。
母はじめ、小松、侍女たちまでが揃って、
薩摩へ帰るように説得するが、天璋院は聞き届けず、
最後まで徳川に残る決意を固める。

西郷たちの策略により、江戸で騒乱を起こし、
薩長は幕府と戦いを起こす機会を待っていた。
自分の無力さを歎く小松・・・


大奥の事情はよく知らなかったけれど、
『新選組!』を観ていたおかげで、
大よその流れの把握には困らず、一安心。

それにしても、家茂崩御、龍馬暗殺と、
大事な回を見逃したのは残念至極ながら、
慶応3年11月から12月を描いた今回まで、
すっ飛ばさなくてよかった。
となると、来週は
鳥羽伏見の戦いから、慶喜が江戸へ逃げ帰る・・・
幕府軍と、錦の御旗を掲げた薩長(官軍)の戦い。
しかも、次々に官軍に寝返る幕府方が続出、
それは、思えば当然の成り行きだろうとは思うけれど・・・
いけない、いけない。
どうしても、新選組目線で観てしまうこの時代、
その頃、大奥がどうであったか、が
このドラマのテーマだったわ。

今回の岩倉具視は、片岡鶴太郎。
お公家さんという感じがあんまりしない、かな。
またまた、新選組との比較で申し訳ないけど、
『新選組!』で中村有志が
なんとも憎々しげで厭らしい岩倉を演じたのが
物凄く印象が強いものだから、
どうしても、鶴太郎さんの岩倉がピンと来なくて、
申し訳ないです。
ちなみに、その時の西郷が宇梶剛士
大久保の保村大和さんがまた、◎でした。


たとえ、将軍家に嫁いで、天璋院と名を変えても、
立場がどんなに違ってしまっても、
薩摩のお幸さんは、いつも、いつまでも
凛とした武家の妻であり、母であって、
天璋院がどういう道を選ぼうとするのか
先刻承知であったことでしょう。
それでも、尚、
「ここへ帰って来て、一緒に暮らしたい」と願うのは
母の本心であることに間違いなく、
成長した娘と会話できることの幸せを
この方にも味わわせてあげたかった、と
やっぱり思ってしまいます。
それにしても、樋口さん、いつも巧いねぇ・・・



★それでも、今週の家定さま★
今は、この方に触れている暇はないでしょう。
3週のちにご登場されるのを
気長に待つことにいたしましょう。

★今週の尚ちゃん★
気落ちしたところを、姉さん女房のお近さんに励まされ、
再度、前を向く、というパターンが
これまで何度もあったけれど、
今回もまた、痛む足を引き摺り、脇を抱えられての奔走。
頑張れ、頑張れ、と応援する一方、
いい奥方に恵まれたね、と安堵したりもする。

★今週のポイント★
・あの子はわたしが産んだ子
・錦の御旗

tinkerbell_tomo at 21:22│Comments(0)TrackBack(21) テレビ番組のお話 

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