February 01, 2009

チェ 39歳別れの手紙

わたしは 人間を信じるChe







■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: ベニチオ・ベル・トロ
    カルロス・バルデム
    デミアン・ビチル
    ヨアキム・デ・アルメイダ
    エルビラ・ミンゲス
    フランカ・ポテンテ
    カタリーナ・サンディノ・モレノ
    ロドリゴ・サントロ
    ルー・ダイアモンド・フィリップス
    マット・デイモン
監督: スティーヴン・ソダーバーグ
2008年 フランス/スペイン 133分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■

1月10日に公開された『チェ 28歳の革命』の後編で、
本来、監督が描きたかったという、「本編」。
キューバ革命に身を投じてから約10年。
その時、ゲバラはボリビアにいた。。。



物語は。

1965年。
キューバ革命に多大な功績があり、
新政府の要職にあった、エルネスト・ゲバラは
盟友、フィデル・カストロに別れの手紙を残し、消息を絶った。

1966年、ゲバラはキューバの家族に別れを告げ、
薄い頭髪の中年男に変装、ラモンと名乗って、
次なる革命の地、南米ボリビアへと潜入した。
ボリビアは、
アメリカが支援するバリエントス大統領の独裁下にあり、
農民は貧しい暮らしを強いられていた。

ゲバラは現地のゲリラと合流、早速作戦を開始するが、
ボリビア共産党に協力を拒否され、
さらに、さまざまな要因がゲリラ軍を追い詰めていく。
やがて、鎮圧に乗り出した政府軍によって、
孤立無援のゲバラ以下、数少ない兵士たちは、
分断され、徐々にその数を減らして行った・・・


キューバ革命の顔であり、立役者であった、
エルネスト・‘チェ’・ゲバラが、
革命の6年の後、盟友フィデル・カストロと袂を分かち、
単身、南米ボリビアの革命に身を投じ、
その命を閉じるまでの約1年を描く物語。

カラーとモノクロの画面と時系列を切り替え、
様々な面を見せながらも、ドキュメンタリータッチで描き、
革命勝利の高揚感を与えた前編に対し、
後編は、より一層、余分な説明を省き、
徹底してエンタメ性を排除して、
ただただ淡々と、ゲバラの行動を追う展開。
彼が39歳で命を閉じたことは
この作品を観るすべての人が知っているにせよ、
彼が、ボリビアの「革命」と
どのように関わったのかを知らない者であっても、
「これは拙い」と誰しも思うに違いない。

わたしは、前編を観るまでは、
その名と顔を見たことがある、という程度の知識だったので、
観た後に少しだけ勉強した。
けれども、すぐに頭に入ったのは、
革命を勝利したカストロらは、新政府を樹立、
ゲバラも要職に就いていたが、
後にそこから離れざるを得ない事態となり、
ボリビアでの革命に参加、銃殺された、という、
とても大まかな流れだけ。
せっかく、後編を観るのだから、と
詳細には調べなかったこともあるが。
それにしても、こんな経緯だったとは・・・

映画では、前編で描かれた後に、何があったかには一切触れず、
ごく簡単な文字の説明の後、
カストロが自分宛のゲバラの手紙を、民衆に向けて朗読する。
そして、画面が変わったら、
予想しない出で立ちの男が映って・・・という
一連の流れが静かに、何の説明もなく進むので、
一瞬、これは誰で、何の話が始まるのか、
よくわからずに始まった次第。
本格的に動き出した後も、ほとんどの登場人物の顔も名前も、
ついに一致しないまま終わってしまったし、
そもそも、彼らが居て、移動している土地が、
いったいどこなのかさえ、よくわからないままだった。
だが。
それらが理解できていなくても、
ゲバラたちゲリラ軍がどのような状況に置かれ、
その後、革命どころか、
孤軍奮闘というよりは、孤立無援の状態で、
なんらかの事を成す以前に、敗走に至ったことが
とてもよくわかってしまった。

キューバでは、外国人であっても受け入れられ、
農民自らが革命の志士となって参加、
大人数で大掛かりな作戦を挙行して、
革命の顔となったチェ・ゲバラだったが、
皮肉なことに、
ボリビアでは、外国人であるが故に受け入れられず、
肝心の農民たちにも支援されず、
同士たちは散り散りになってしまう。
まるで、何者かの大いなる意思によって、
彼らの行く手を1つ1つ、塞がれているかのような、
何の希望も見出せない日々。
大いなる理想は、いくつもの小さな綻びの積み重ねで、
花開くことなく、潰えてしまった。

そんな闘争の中にあっても、
同士を思い、弱者に対する愛を忘れず、
たとえどんな結末が待っていようとも、
理想の実現に向かってゆく彼の姿こそが、
40年の年月を経ても色褪せない敬意の理由なのだろう。
終幕間近で、若い兵士と交わす言葉に、
彼が愛される理由が集約されている気がする。
もし、彼が
ボリビアで革命を成功させていなかったとしても、
非業の死を避けることができていたとしたなら・・・
ここまでの世界のどこで、何を思い、何を成そうとしただろうか。
そんなことに、ふと思いを馳せてしまう。

‘チェ’・ゲバラの最期の、彼の視界と、
無名の医師が参加を決めた、あの時…
彼の人生を追う物語を閉じるのは、
まるで、雑念をすべて取り去って、
黙祷を捧げているような、エンドクレジット。
1人の男の人生を見届けたような2部作だった。


◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

予告編で、チラリと見えた、誰もが知る顔。
それなりに楽しみにしてたはずなのに、
登場するまで、その存在を忘れてたくらい、
わたしにとっては、意外な筋書きに呆然。
たった1シーンながら、彼の登場で、
妙に我に返った感じだった。

フランカ・ポテンテもカタリーナ・サンディノ・モレノも
(それから、ロドリゴ・サントロも)
もっと登場するものだと思っていたけど、
本当に、ボリビアでのゲバラを描くことに徹底していた。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆

tinkerbell_tomo at 18:55│Comments(12)TrackBack(42) 洋画【た】 

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29. チェ 39歳 別れの手紙  [ 映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜 ]   February 08, 2009 22:52
評価:★★★[3/5] ジェイソン・ボーンとマリーの再会(?)ち、ちがうって。
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この記事へのコメント

1. Posted by にゃむばなな   February 02, 2009 14:52
ボリビアでの革命がキューバと同じように成功していたら、世界は今どうなっていたでしょうね。

今のこういう時代だからこそかも知れませんが、チェ・ゲバラという革命家の信念がもっと世界に浸透してほしいと思いましたよ。
2. Posted by たいむ   February 02, 2009 19:54
悠雅さん、こんにちは。

私もろくに登場人物の顔さえ一致させることなく終わってしまった感じ。

器用なのか不器用なのか。。。
良くも悪くも人間って学習しているようで、同じじゃダメなんだなーって思いました。

この作品は感じる系かもしれませんね。
3. Posted by ◆にゃむばななさま   February 02, 2009 23:42
わたしは本当に何の知識もなく観ていたので、
28歳はともかく、この作品の内容に愕然・・・
本当に、もし成功していたら、どうなっていたのでしょうね。

決して、武力闘争が最善の道だと思わないけれども、
何とか世の中を変えたいと願い、
私利私欲とは別のところで生きていた彼の信念と理想、
それが広く知られると、少しは変わるものがあると思いますね。

4. Posted by ◆たいむさま   February 02, 2009 23:48
こんばんは。

『28歳』はそれでも何とか判別はついたのですけど、
今回はもう、誰が誰やらさっぱり・・・
でも、大筋がわかってしまうというのは凄いです。

ボリビアもキューバと同一の発想や協力があったとしたら、
同じ方法でもまた、状況も違ったのかもしれないですが、
あまりにも違いましたものね。それに対応する前に
二進も三進も行かなくなった感じ。
観ていて辛かったです。

>この作品は感じる系
わたしもそうだと思います。
5. Posted by 葉月   February 03, 2009 09:45
ゲバラ39歳〜今日観に行く予定です。
悠雅さんのこのご案内を参考にさせて頂こうと
思い、今再度読ませていただいてます。
1月に観た映画は
*禅 *パリ〜普段着のパリの街が魅力的で、
そこに普通に暮らしてる市井の人達のそれぞれの
悩みや懸命に生きてる姿が描かれて、
予想してたよりも深い映画でバックに流れてた
サティの♪も◎でした。
*チェ28歳の革命 *007慰めの報酬〜これは
このシリーズファンの主人のお付き合いで観たが
私は何年ぶりかな?イタリアシェナの古都のシーン
から始まり息もつかせず世界各地を駆け巡る、
やっぱり007だ〜ストーリーはともかく楽しい
たまにはこんな映画、胸がスカットし爽快ですね
ダニエル・クレイグのアクション観てると、
ハンサムではないけど魅力的で、
どこかS・マックーインにちょっと似てるな?
と思いました。

6. Posted by ◆葉月さま   February 03, 2009 23:49
チェ、ご覧になれたでしょうか。
わたしは全く知識のない人とその行動だったので、
終始、愕然、呆然としてしまいました。

『PARIS』、ご覧になられたんですね。
相変わらずわたしは、近所で観るだけで精一杯、
たまには遠出して映画を観たいところなんですけどね。
なかなか叶わないのです。

『007』、わたしはすっかりダニエル・ボンドの心境に感情移入なとして、
この男、なんてかっこいいんだ、と思いつつ、
楽しむというよりも、何だか悲しかったり辛かったり。
スーパーマンのように完璧じゃないから、心惹かれるのかしら。
いつ観ても、何だかとってもかっこいいです。
7. Posted by rose_chocolat   February 08, 2009 19:30
こんばんは。
前編は、人間的で革命の成功の喜びにあふれていたのが、一転してこちらは破滅しかない・・・ となると、観ていてかなりしんどかったです。
初めから分かってはいるのですけどね。
彼のイメージを伝えるにはこの2作はよかったと思います。ですがあまりにも落差がありすぎちゃったかな、というのが正直なところでした。
8. Posted by ひらで〜   February 09, 2009 17:56
先週観たのに、ようやく感想を書きました。

パート1で慣れておかないと、わからない作りでしたが、
観終わってみると、まるで一緒にいたかのようで
その人を知るというのには長けていた作り方でしたね。

ボリビア・・・先日観た『007』の舞台でもあって、
なんだか複雑な気分になりました(--;)
9. Posted by ♪rose_chocolatさま   February 09, 2009 21:32
39歳で革命に倒れた、ということしか知らず、
前編がどう続くのかが観たくて行ったのですが、
志半ばというより、ほとんど何をする間もなく、
散って行ったとは…
ほんと、一見明るい前編のラストと相反する内容に
呆然とするばかりでした。
あの状況では、いくら彼でも勝ち目はないですものね。
理想のために命を賭けた一人の男の人生を
息が詰まる思いで見届けた気がする作品でした。
10. Posted by ♪ひらで〜さま   February 09, 2009 21:40
そうそう!『007、ボリビアでしたよね…

前編を観た後、ほんの少し勉強したことが、
結果的に後編との空白を埋めてくれたのですが、
もしそうじゃなかったら、
ちょっと暫く意味不明だったかも。

革命にまで至らずに散った男の生き方と理想を
すぐ近くで見届けたような後編…
観ているのが辛かったけれど、
やはり観てよかったと思います。
11. Posted by ヒガシ   March 14, 2010 11:36
4 ヒガシ日記ブログなど御世話なってます。

ライブドアからアメブロTB出来ますが
アメブロからライブドアTB出来ず
コメントだけで申し訳御座いません。

TBアル http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/10426133441/9afb1654

前後編の差が良かったですね。
12. Posted by ◆ヒガシさま   March 14, 2010 22:09
こんばんは。
せっかくTBをいただいたのに、こちらが受信できなくてごめんなさい。
わざわざコメントもすみません。

2編に分けてでも描きたかった意図がわかったような気がする作品でした。
こんな人だったからこそ、今も絶大な人気を集めるのでしょうね。

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