April 28, 2011

阪急電車 片道15分の奇跡

討ち入り。ゴンヲタ。人生の機微。
阪急電車





■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: 中谷 美紀   戸田恵梨香
    南   果歩   谷村 美月
    有村 架純   芦田 愛菜
    小柳   友   勝地   涼
    玉山 鉄二   大杉   漣
    宮本 信子
監督: 三宅 喜重
原作: 有川  浩
2011年 日本 119分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■

4月29日公開、関西地方は先行上映で23日公開ながら、
今日まで観に行く時間が取れず、やっと観ることができた。
関西人ながら、阪急沿線ではない者にとって、
馴染みがあるようでない阪急電車の、片道15分の支線で起こるお話は、
身近でもあり、身近でもなし。
けれど、こんなお話があったらいいな、と思ういくつかのエピソードを
楽しんで参りました。


物語は。


駅は8つ。所要時間片道15分。
お洒落なイメージの阪急電車の中にあって、
微妙に面白い位置にある(らしい)、阪急電車今津線。
電車に乗り合わせた一市民たちの、袖摺りあわせた、小さな日常のお話。

*図書館でよく顔を見かける女性と、謎の文字
*結婚目前の男を、同僚に寝取られた女
*小さな孫を連れたおばあちゃん
*我儘な男に振り回されている若い女
*年上の彼氏の話で盛り上がる、女子高校生の一群
*恋人いない歴=年齢、の大学生の男女
*いい年した女たち
*年端もいかない「女」たち


というのが、原作を読んだ時の感想の一部。
(文字も、阪急電車の車体の色を意識してみました/(笑)。
以前に原作を読んだけれども、覚えているところと忘れているところがあって、
「ほぼ、原作どおりだった」とは思ったが、
こうして見ると、削られているものもある。
だが、印象としては、小説で描かれたものを大きく外れず、
描こうとしたものが巧く映画化されていたと思う。
小説を読んでいてイメージした顔と、実際の顔の差は仕方ないが、
思っていた以上にそれぞれのキャスティングが良くて、
小説の中で涙ぐんだところと同じところで涙を誘われ、
とても気持ちよく見終わることができた。
小説の力も大きいけれど、小説で描かれたものを適度に脚色して、
後味のいい作品に作ってくれたんじゃないかと思う。

このお話には、たくさんの人が登場する。
狂言回し、というのではないが、
人生のあれこれを経験してきたおばあちゃんと、性格の似た孫娘が
多くの人たちと関わり、あるいは垣間見て、逆に見られていて、
何となく、お話の交通整理係のような役割をしている。

デコパージュが趣味の、息子夫婦とはイマイチうまく行ってない、
でも、孫娘とはウマが合うおばあちゃんが、
ウェディングドレス姿で、思いつめたような表情の女性に声をかける。
一分の隙もないほど張り詰めた彼女は、けれど、引き出物の袋を提げている。
「よかったら、話してみない?」とやさしく言われ、語りだすドレスの女。
窘められるかと思いきや、何もかもを見通したような裁け加減に心が緩み、
思わず涙がこぼれる。
だって、彼女は後輩に彼氏を寝取られた女で、
その修羅場から始まるんだもの。
お話の冒頭に、そんなエピソードがどっか〜〜んと配されているから、
何も知らない方がご覧になったら、「うわっ。何だか凄い」と思われるかも。
また、せっかくカッコいい彼氏かと思ったら、DVに悩む女子大生も登場、
またまた酷いお話になったりもするんじゃあ・・・とも思うかも。
でも、そんな悲しみとは対極にあるような、ほんわかした出会いがあったりもして、
それぞれが、ちょっと素敵な方向へ向かってゆくからご安心を。

確かに、たくさん人は登場するんだけど、
どちらかと言えば、新旧取り混ぜた女の見本市みたいなもので、
年齢を重ねていようがいなかろうが、
カッコいい女は小学生の時からカッコいいし、
無残な女は年齢を重ねれば重ねるほどますます無残になっていく。
かっこよさ、悲しみ、痛み、可愛らしさ、不細工さ・・・
などを体現する女たちが順繰りに登場して、
嫌でも「女」の実態のあれこれを目の前に突きつけられることにもなる。

わたしはこれでも正真正銘の女だけれど、
その、女たちの嫌な部分に付き合うほど堪え性がなくて、
気がついたら群れから外れていることが多くて、
別に「綺麗な女」じゃないけど、損することも多くて、
「でも、それが何なの?」と開き直ってしまうから、また貧乏籤を引いたりする。
だけど、こんなお話を観ていたら、心が強くなってくるから嬉しい。
つまんない女も、どうしようもない男も、星の数ほどいるけれど、
その中に混じらなくたって構いやしない。
たとえ少数派でも、自分らしく生きてくんだわ、と思えてしまう。


お話はそんな感じで大好きやけど、キャスティングもええなぁ。
何と言うても、中谷美紀さん、まさにこの役に打ってつけ。
彼女やなかったら、誰が今この役が似合いはりますやろか。
また、19歳ですかぁ?とは思うけど、勝地涼くん、めっちゃええ感じやし。
谷村美月ちゃんも、ほかの役よりぴったりと思うし。
今回、いちばんええやん、と思たのは、玉山鉄二さんやろか。
かっこつけた感じの役より、ぼやっ、としたくらいの表情で、
べちゃ〜、っと話してる、気のええ兄ちゃん、っていうの、よう似合わはりますやん。
ほかの皆さんも、ほんまにちょうどええくらいの人ばっかりで、
ウマいこと、集めはりましたな、と思う感じでした。
それを言うんやったら、あの、強烈なおばちゃんたち、凄かったなぁ。
小説では、もうちょっと「ええとこの奥さん」を気取った、
鼻持ちならん有閑マダムを想像してたんやけど、
えらい庶民的で、これでもか、な関西のおばちゃんらでした。
『ザ・ファイター』の中で、主人公たちの七姉妹が束になって登場するけど、
あれに勝るとも劣らん、誰が誰か見分けのつきにくい集団や、と思てください。
ま、関西では別に珍しいわけやないですけどね。
けど、関西のおばちゃんの全部が、あないに常識外れで五月蝿いだけやとは
思わんといてくださいね。
ええ人もカッコいい人もいい女も、ぎょうさんいてはります。


それにしても。
「討ち入り」した翔子@中谷美紀さん、
背筋が伸びてて、クールで素敵なとってもいい女。
こんないい女を振る男の気持ちがわかりませんわ。
もし、彼女の気持ちを知りながら、袖にしても許される人と言うたら、
それは・・・仁先生だけ、と違いますやろか。



*******************************

これを観てて連想する、1つの詩。
全く関係ないけど、ちょっとここでご紹介。
この詩を読んで、今更ながらに涙ぐみ、元気がわいた気がする一篇。

⇒『凛とした女の子におなりなさい

*******************************



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30. 映画「阪急電車 片道15分の奇跡」  [ itchy1976の日記 ]   May 28, 2011 16:32
阪急電車 片道15分の奇跡 ブログ - goo 映画 阪急電車 片道15分の奇跡(映画.com) 映画 『阪急電車』 公式サイト 阪急電車 片道15分の奇跡@ぴあ映画生活 阪急電車 (小説)-Wikipedia 石積みオブジェ「生」、増水で流される 武庫川の中州 記憶の中の「生」再現プロジェク...
31. 「阪急電車 片道15分の奇跡」  [ 俺の明日はどっちだ ]   June 22, 2011 19:49
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32. 映画:阪急電車 片道15分の奇跡  [ よしなしごと ]   June 23, 2011 00:11
 なんか超ローカルっぽくて、阪急電車に乗ったことのない僕はスルーしようかと思っていたのですが、ツイッターでの評判が上々。と言うわけでポイントを使って無料で見てみることに。と言うわけで今回の記事は阪急電車 片道15分の奇跡です。
「阪急電車 片道15分の奇跡」は阪急電車の片道15分の路線を舞台とした作品で、婚約者に裏切られた女、恋人にDVを受ける女、孫と共に電車に乗って色々なシーンを見るおばあちゃん ...
34. No.269 阪急電車 片道15分の奇跡  [ 気ままな映画生活 ]   November 08, 2011 23:26
【ストーリー】 「フリーター、家を買う。」「図書館戦争」などで知られる人気作家・有川浩の原作小説を映画化。兵庫・宝塚市の宝塚駅から西宮市の今津駅までを結ぶ阪急今津線を ...
阪急電車 片道15分の奇跡 監督: 三宅喜重    出演: 中谷美紀、戸田恵梨香、宮本信子、南果歩、谷村美月、勝地涼、有村架純、玉山鉄二、芦田愛菜 公開: 2011年5月            ...
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37. 阪急電車 片道15分の奇跡  [ 銀幕大帝α ]   May 07, 2012 17:58
11年/日本/119分/ロマンス・ドラマ/劇場公開(2011/04/29) −監督− 三宅喜重 −原作− 有川浩『阪急電車』 −主題歌− aiko『ホーム』 −出演− ◆中谷美紀…高瀬翔子 過去出演作:『嫌われ松子の一生』 ◆戸田恵梨香…森岡ミサ 過去出演作:『アマルフィ 女神の
38. 阪急電車 片道15分の奇跡 : 15分間の路線にある小さな幸せ  [ こんな映画観たよ!-あらすじと感想- ]   October 03, 2012 09:21
 今日は、朝からよい天気です。まさに、秋晴れですねぇ。今日は休みだし、外出前にこちらの作品を紹介します。 【題名】 阪急電車 【製作年】 2011年 【製作国】 日本 【

この記事へのコメント

1. Posted by にゃむばなな   April 29, 2011 18:03
この映画を見た後、仕事の都合もあって小林駅に行ってきましたが、映画の雰囲気そのままでしたね。
個人的には翔子お姉さんと翔子ちゃんのくだりが大好きです。
なので小林駅では中谷美紀さんが座ったであろう椅子に座ってきました。
2. Posted by SOAR   April 29, 2011 19:38
図書館カップルが削られた以外はほとんどのエピソードが盛り込まれていましたね。あ、季節が変更されたことでリアルツバメも登場しませんでしたけど。

>小説の中で涙ぐんだところと同じところで涙を誘われ、

あー、私もおんなじです。
作り手が原作者の思うところを的確に表現してくれた結果なんでしょうね。おっしゃるように顔で言っちゃえばイメージの合わないキャストももちろんあるわけですが、それなのにこの一致。演出の巧さとそしてなんといっても俳優さんたちの技量の賜物なのでしょう。

“女っていいなあ”と“女って怖いなあ”と、そんな相反する思いに交互に浸りながら、そして以前通勤で利用したことのあるえんじの車両に懐かしさを覚えながらの鑑賞となりました。

ほんわかとした二組のカップルも、なんだか可愛くてよかったですね。
3. Posted by ◆にゃむばななさま   April 29, 2011 23:30
おお、小林駅に行かれたんですか。
それにまぁ、そのあたりの席にお掛けになったんですね。
もし、わたしも小林駅に行く仕事や用事があったら(全くないけど)
きっと同じように座ってみたと思いますわ。

どのお話もそれぞれにいいんですが、あの2人のシーンは
どっちも本当に素敵な女性で、悲しみや痛みと喜びが交じり合って、
気がついたら涙じわっ。。。
いい作品でしたね。
4. Posted by ◆SOARさま   April 29, 2011 23:40
わたしが小説を読んだのは、娘に借りて、だったので、
再度読み直したいと思っても手元になくて残念。
でも、おおよそのところは登場したなと思わせるのが巧いです。

>作り手が原作者の思うところを的確に表現してくれた結果
それをとても強く感じましたね。
ファンが多い小説の映画化は特に難しいだろうと思うのに、
まして、あの形で書かれているお話をどう整理して再構築するだろうと
少々不安もあったんですが、いい意味で綺麗に裏切ってくれました。

女の見本市かと思うくらい、いろんなタイプが登場しましたが、
本当の女の怖さに辟易した作者が、ここで仕返ししたかな、と思うくらい
胸のすく場面がいくつもありまして、わたしもすっとしました(笑)

あの、臙脂の電車に乗っておられたことがあるなんて、
ネイティヴ関西人のわたしより阪急通ではありませんか。
あの色が、わたしの最寄の近鉄より上品に思えて羨ましかったんですよ。

そうそう。あの二組のカップル、可愛らしかったですねぇ。
あんな恋をもう1回してみたいなぁ、と本気で思ってしまいました。
5. Posted by KLY   May 02, 2011 00:44
図書館カップルの話って川原に「生」とか書かれてるってやつなのかな?なんだかリスモで独占配信してる奴がそれなのかも。
宮本信子さんと中谷美紀さんがもう最高に感動しました。なんて上手いんだろう2人とも。芯の強さと美しさで損な生き方をしちゃうなんて中谷さんのイメージそのままだし。(本当は違うのかもだけど。)宮本さんのあのセリフ「泣くのはいい。でも、自分の意思で涙を止め られる女になりなさい。」なんて、こんなセリフ彼女しか言えないです。予想以上に良い作品でした^^
6. Posted by ◆KLYさま   May 02, 2011 23:37
ええ、たぶんそうだと思いますよ。
本編にない分、スピンオフとして配信してるみたいです。

原作の描きたかったことを、巧く脚色して、巧い役者さんたちを使って、
本当にまとまりのいい、気持ちのいい映像化をしてくれたと思います。
中谷美紀さんの役、今ならこの人以外に説得力を持つ人もないですね。
「お前は泣かへんやん」などと、アホな男がアホな台詞を吐いてしまうくらい、
芯のある女性って、損ばっかりするんですよね。
きっと、この宮本さんが演じたおばあちゃんも、似たところのある人で、
きっと、作者はこんなタイプを大好きなのだと思います。

いろんな(ある意味、強烈な)タイプの女性たちが登場する中、
ほんわかしたカップルたちが可愛い、とってもいい作品でした。
7. Posted by かのん   May 08, 2011 12:22
こんにちは。
映画を観たあとにすぐにまた原作本を好きな箇所だけつまみ読みしちゃいましたけど、映画版としての脚色がとても巧くて味わい深い作品になっていたんだとあらためて実感しちゃいました。

ここは原作と同じ表現と思っていたところが微妙に違う表現になっていたりして、でもそれがとても印象的なシーンでホントに素敵な映画にしてくれたこと原作ファンの一人として感謝したいです。
8. Posted by ◆かのんさま   May 08, 2011 20:49
こんばんは♪
わたしは、娘に借りて読んですぐに返してしまったので、
もう1度読むことができなくて残念。文庫でも買い直そうかとも思います。
思えば、楽に読めてしまうお話ばかりだけど、
映像化するなら巧く端折ったり割愛したりしないといけないですもんね。
小説の空気を巧く映像にするためには、巧い脚色が是非必要ですよね。
その点、これは小説ファンにも安心してオススメできる作品ですね。

ああ、やっぱりもう1度読み直してみなくちゃ。
とか言いつつ、そんなことばっかりするから、
どんどん積読が増えるのが困り物ですが(笑)
9. Posted by sannkeneko   May 22, 2011 15:52
こんにちは。

登場人物が多くて混乱しないかしら・・・と思ったんですが、
そんな心配は杞憂でした。

>どちらかと言えば、新旧取り混ぜた女の見本市みたいなもので、
本当にそうですねぇ。
人間関係で傷ついて、でも自分らしさを取り戻していく女性たち。
背筋を伸ばしたドレス姿が凛としていた中谷美紀をはじめとして
キャスティングももうピッタリでしたし、
ふたりの翔子のシーンもじーんとしてしまいました。

それにしても関西のおばちゃんたち・・・怖かったです(苦笑)。
私も胃に来そう(-。-;
10. Posted by ◆sannkenekoさま   May 22, 2011 23:38
こんばんは。

元々、別の章で描かれて僅かに繋っていたエピソードを
混乱させず、1つ1つを印象的に描けるのは、やはりいい脚本だったのでしょう。
役者さんたちの個性もそれに一役買いましたね。

優しい人、きりりとした人、同じ女性として恥ずかしいような人、
たくさん登場してくるんですが、
あの五月蝿いおばちゃんたちと同じくらい怖いのが小学生たち。
きっともれなく嫌な女になることでしょう。

関西の女性がみんなあんなだと思わないでほしい、と
小説でも映画でも思いました。
あんな関係に巻き込まれて抜け出せない人、本当にお気の毒です…

原作は文庫にもなってますから、是非ご一読を。
すらすら読めるけど、映画では割愛された部分にもとてもいいお話があります。

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