October 02, 2011

BS時代劇『塚原卜伝』第1回

塚原卜伝〜鹿島の太刀〜



■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: 堺  雅人  栗山 千明
    平  岳大  中村錦之助
    永島  敏行  中尾   彬
    江波  杏子
脚本: 山本むつみ
放送: NHK 全7回
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わたしにしては、かなり楽しみにしていた時代劇の放送が始まった。
そういう場合は、出演者にかなり興味があるに限る・・・
そして今回それは、堺雅人が剣豪を演じるから、である。


物語は。

1500年頃の常陸の国、鹿島神宮の神官、吉川家に生まれた新右衛門は、
鹿島中古流の剣を学び、塚原家の養子となっていた。
17歳で元服し、諱を高幹と名乗ることとなり、
吉川家の家臣、左門と共に回国修行の旅に出た。
旅のはじめに、盗賊に苦しめられる村人を救い、
そこで出会った高野聖の情報から、小田原へと旅を進める。
小田原に着いた新右衛門は、左門が止めるのも聞かず、
並ぶ者がいない剣豪・牧元鬼との真剣勝負に臨む。



1500年頃の日本がどんな状態だったか、はもとより、
常陸の国がどこなのかさえ、イマイチわかっていないので
(関東では群雄割拠の時代であったらしい)
番組冒頭の説明がなかったら、ワケわかんないまま始まっただろう。
でも、おおよその背景がわかって有難かった。
塚原卜伝という人をちっとも知らなかったわ、という、
わたしのような方は、こちら も参考にされてくださいませ。

お話はまだ始まったばかりで、さてあとの6回がどうなってゆくのか、
はっきりとはわかってはいないけれど、
少なくとも、この前のシリーズのドラマで感じた諸々のことがないので、
(具体的なことはここでは割愛しておきます)
楽しく観ることができるんじゃないかとは思う。

で、主人公の塚原新右衛門高幹が元服して、
広い世界を見て、自分の力を試すために諸国漫遊 回国修行に出ることになる。
どうやら、本日のところは新右衛門は17歳。
もちろん、堺雅人はそんな年齢ではないから、
「ちょっとそれには無理が・・・」と言ってもいいところなんだけれど、
いいお家の若いお坊ちゃまらしい、可愛げのある無鉄砲さや、
少年の素直さなどを感じさせる演技は流石。
堺さんの声も、設定に説得力を添えることに一役買っていて、
少々の無理も無理ではなくなるところがいい。

さらに、新右衛門のお供、左門@平岳大が滅茶苦茶いいじゃないの。
『篤姫』では、13代将軍・徳川家定の堺雅人と、
15代将軍となる一橋慶喜の平岳大ですね。
あの時は、かなりイヤ〜な表情ばかりだったけど、
この人、実は好きだわ、と思って観ていた人だったので、
今回はかなり嬉しい。
もうちょっと年齢を重ねたら、渡辺謙みたいな雰囲気になるかしら・・・
っていうか、平幹二郎さんのご長男なんだものね、
お父様譲りのいろんな魅力を受け継いでらっしゃると思います。
で、その岳大さんが、
天真爛漫に危険に飛び込む若い剣豪に振り回され、
右往左往する人の良い家臣を演じているわけだけれど、
この2人のコンビネーションがいいのね。
何か、この2人を観るのって楽しそうだわ、と1人で勝手にウキウキします。

っていうか・・・
せっかく、剣豪のお話が始まったのに、
筋書きについて、特に何も言及できなくてごめんなさい。
そうそう。
勝負の際に挿入されるストップモーションや、
一瞬、ワイヤーアクションだろうか、と思うジャンプなどが、
今後はどう生かされるのか、
きっと目に留まるだろうから、次回以降も注目するでしょう。

ということで、
来週も楽しみに観ることにいたします。


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昨日は、日中かなり疲れることがあって帰宅、
相当に草臥れている中、地上波放送で『ゴールデンスランバー』を観た。
本当に大好きな小説と、
小説を尊重して、よくぞここまで巧く映像化してくれたと思う映画。
いい台詞こそ、しっかり生かされた脚本と、
効果的に使われる『ゴールデンスランバー』のメロディ。
わかっているのに、わかっているからこそ、
「だと思った」「痴漢は死ね」「知ってるんだ」「ロックだねぇ」
「たいへんよくできました」・・・が観たくて、
登場するそれぞれの人物たちが観たくて(運送屋さん、最高っす)
そういえば、伊坂&中村作品の常連たちがまた観たくて、
草臥れ果ててい手も頑張ってTV画面の前に座り続けた。
で、また、わかっているのに、一緒にぼろぼろ泣いてるのよねぇ・・・

それで、一夜明けて、まだその空気が残っている中、
剣豪として登場する堺さんが、ちょっと不思議だったり。
『ゴールデンスランバー』については、もっと語りたくなってしまうので、
これくらいにしておきましょう。
さらに、
忙しくてちっとも観れてないドラマや映画やお芝居がたくさんあって、
それは数日先でしか観れなさそうなのが残念だけど、
近いうちにきっと、と思っています。

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tinkerbell_tomo at 22:08│Comments(4)TrackBack(8) テレビ番組のお話 

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塚原卜伝 NHK-BS 2011年10月2日〜(全7回) [キャスト] 堺雅人 平岳大 栗山千明 京野ことみ 有森也実 本田博太郎 中村錦之助 永島敏行 江波杏子 ほか
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#「鹿島の太刀」  http://www.nhk.or.jp/jidaigeki
5. 塚原卜伝 - NHK-BS時代劇 - 堺雅人 平岳大 栗山千明  [ 新ドラマQ ]   October 03, 2011 22:47
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ジャンプ力で、勝利・・・ 詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201110030001/ 塚原卜伝 (ノン・ポシェット―日本剣鬼伝) posted with amazlet at 11.09.29 峰 隆一郎 祥伝社 売り上げランキング: 71180
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この記事へのコメント

1. Posted by メグ   October 03, 2011 10:35
悠雅さま こんにちは。
「塚原卜伝がこんなに爽やかな笑顔でいいのかな〜」などと思いましたが、諸国漫遊(笑)に出たときはとても若かったのですね。ドラマは青春活劇の様相。私も「卜伝と言ったら、鍋蓋!」くらいの知識しか持ってないのですが、平岳大さんとのコンビを楽しみたいと思います。
そして『ゴールデンスランバー』。あの最後のほっとする静かな余韻を味わいたくて、また見てしまいました。「痴漢は死ね」の文字で悟るご両親の安堵には何度でも胸がじ〜んとします
結局、事件の謎を残したまま映画は終わりますけれど、原作ファンからは再度「よくできました!」と言ってあげたい作品でした
2. Posted by ◆メグさま   October 05, 2011 21:24
こんばんは。せっかくコメントをいただいていたのに、
すっかりお返事が遅れてしまいました。ごめんなさい。

いやもう、わたしは塚原卜伝が爽やかであろうがどうであろうが、
名前も知らなかったものですから(鍋蓋って、何のお話だか・・・)
ふ〜ん。そういう人もいるんだ…。ドラマになるくらいだから有名なのかな、って^_^;
ともあれ、堺&平コンビを楽しみたいと思っています。

やっぱり、ご覧になってましたね。『ゴールデンスランバー』。
わかっているけど、やっぱりあの収束を観たいんですよね。
「痴漢は死ね」、一気に涙が溢れますよね。。。
事件の謎が解けてない、というご意見もたくさんあるかもしれないけれど、
謎解きが目的のお話でないですもんね。
やっぱり、「たいへんよくできました」の大事な作品ですね。
3. Posted by 葉月   October 08, 2011 16:54
秋の衣替えと同じく新番組も始まりました、
お待ちかねの堺さん「塚原ト伝」無敵の若き剣豪
で颯爽と登場、今回は共演者も素晴らしい役者達
で期待大ですね

「おひさま」は何年か振りかでしっかりと最後迄
観ておりましたが最終回の黒柳・司葉子(白紙同盟)の出現はサプライズのオマケ?〜でも三人の
感じはぴったりでした、引き続き「カーネーション」も一週間観たが主人公のコシノ肝っ玉おばちゃんの幼少時代ぴったりの感じの子役〜
二宮星ちゃんや共演の役者達が魅力的で、
尾野真千子さんも楽しみだし挫折せずに観れそう
な予感がします。

来年の大河「平清盛」もキャストが揃い楽しみですが、特に先日読んだ渡辺淳一著「天上紅蓮」で崇徳天皇の出生にまつわる秘密〜絶大な権力者白河法皇と孫に当る鳥羽天皇と中宮璋子との異常な関係が実に赤裸々に描かれて仰天!この悲劇の崇徳天皇を
ARATAさんがあの翳りのある演技でどんな風に
見せてくれるのだろうと関心を持ってます。
あれやこれやと忙しいけどチェックに余念のない
秋の夜長です。
4. Posted by ◆葉月さま   October 08, 2011 23:38
秋の番組改編と、WOWOWの改編、BSの新チャンネル…とTVも衣替えの時期ですね。
塚原卜伝という人の名前すら知らなかったわたしは、
まず「それって誰」からのスタートなので、かえってちょうどいいかしら。

『おひさま』は、正直、途中からはあまり真剣に入り込んでなかったんですが
高良くんを毎朝観るチャンスなので、楽しみに観ていました。
打って変わって、小篠三姉妹のお母ちゃんのお話、とにかくもう暫く観てみましょう。
尾野さんの、映画でのイメージとはちょっと違う雰囲気もいいですね。
栗山千明さんもよさそうです。

渡辺淳一作品は、若いころからどうしても内容が合わなくてほとんど未読ですが、
あらら、そんな作品がありましたか。
9月末から10月いっぱいが滅茶苦茶忙しいので
なかなか映画鑑賞も読書も思うに任せないのがつらいところですが、
とりあえず、頑張りどころを乗り切ろうと思っています。

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