March 24, 2012

マリリン 7日間の恋

1956年、ロンドン。『王子と踊り子』
My Week with Marilyn





■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: ミシェル・ウィリアムズ
    ケネス・ブラナー
    エディ・レッドメイン
    ドミニク・クーパー
    ジュリア・オーモンド
    ゾーイ・ワナメイカー
    ダグレイ・スコット
    トビー・ジョーンズ
    デレク・ジャコビ
    エマ・ワトソン
    ジュディ・デンチ
監督: サイモン・カーティス
原作: コリン・クラーク
2011年 UK/アメリカ 100分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■

主演のミシェル・ウィリアムズがアカデミー賞主演女優賞候補に、
ケネス・ブラナーが助演男優賞候補になった作品が本日公開。



物語は。


1956年。
貴族の末裔で一家の四男坊、コリン・クラークは、
イートン校を経てオックスフォード大学を卒業した23歳。
大好きな映画に関わる自立の道を探し、ロンドンへやってきた。
ローレンス・オリヴィエのオフィスを訪れたコリンは、
やがて新作映画の「サード」(使い走り)の助監督の座を得る。
その映画は、オリヴィエとマリリン・モンロー主演の『王子と踊り子』。

30歳のマリリンは、第3の夫のアーサー・ミラーと共にロンドンに到着。
演技派女優への脱皮を図っていたが、
オリヴィエに演技法を否定され、情緒不安定な日々となる。
さらに、マリリンを持て余したアーサーがアメリカへ帰国。
取り残されて更に落ち込むマリリンが傍らに呼んだのは、
撮影現場の表裏をすべて観ている、優しくて若い助監督のコリンだった。


あのマリリン・モンローが、映画撮影のために滞在したロンドンで、
出会った若い助監督との1週間の出来事を描く物語。
原作は、その若い助監督であったコリン・クラークの回顧録で、
このお話も、コリンの視点で静かに綴られてゆく。

世界中の注目を集める大人気スター、マリリン・モンロー。
彼女が実力ある映画俳優を目指し、ローレンス・オリヴィエとの共演をするが、
演技の方法で対立し、慣れない環境も相俟って追い詰められてゆく。
さらに、最大の心の支えの夫アーサーは逃げるように1週間留守をし、
元々脆弱な彼女の心はどうしようもなく不安定になってゆく。
一方、
オリヴィエの計らいで、「仕方なく」与えられた最初の仕事で、
マリリンと出会うことになったコリン。
単なる使い走りに留まらない彼の機転や、素直な性格から、
徐々にオリヴィエの信頼を得て、この仕事に不可欠の存在になる。
というのも、理解し合う材料のない主演2人にとって、
彼だけが中間で理解と橋渡しをしてくれる人間であったから。
目上の者に対してただ従順なだけでなく、
マリリンの心の安定を害するすべての者から守ってくれる相手でもあったことが、
マリリンとコリンの気持ちを近づけることとなったのだろう。

そうして、周囲の者たちにも知られ、
苦々しくも黙認されるほかなかった2人の接近が1週間続くのだが、
結局、2人は何かを壊そうとはせず、無事に映画撮影は終了してゆく・・・
ということは事実だから、ここで書いてもいいよね。
結果はわかってるんだけど、
2人がどのように出会い、どんなことがあって、どう終わらせるのか。
それがこの作品に描かれることなのだが、
もっと度を外したことが待っているのかと思ったが、
ちょっとした冒険はあっても、それはもう許される範囲の出来事で、
その、節度ある距離の取り方などに、余計に切なさがこみ上げる。

マリリンにとって、それは「恋」であったのかどうかわからない。
ただ、その情緒不安定で自信を喪失していた時の唯一の心の拠り所であり、
彼の存在が、彼女を救った力であり、
類稀な才能が出会った貴重な機会であっただろう。
30歳で結婚3度めのマリリンに対し、23歳のコリンはまだ少年のようでもあるが、
彼にとってもまた、奇跡的な出会いによって得た成長の機会でもあった。
もちろん、2人の間に、強く惹かれあうものはあったし、
また、彼も、惚れた女に対して男が言う口説き文句もちゃんと言うんだが、
たとえば、その言葉を信じてみたくなることがあったとしても、
彼女が彼の元に留まれるはずもなく、
彼にしても、本当に彼女を得ることができるとは思ってなかっただろう。
2人にとって、きっと最初から決まっていた出会いと別れを経て、
とても素敵な関係へと昇華したように見えるラストが好き。
何て言えばいいのか・・・やっぱり素敵だった。

それにしても。
きっと本当に可愛くて素敵に違いないと思っていた、ミシェル・ウィリアムズのマリリン。
考えたら、わたしなどはマリリンの作品をどれほど観たのか、
ほとんど曖昧な記憶しか持っていないのだけれど、
冒頭の一瞬から、ミシェルがマリリンに見えてしまった。
この、ちょっとウェットな感じのミシェルが演じるマリリンは、
決して表には見せない素のマリリンを表現するに相応しい質感に思え、
その期待を裏切ることなく、とても美しく、か細く、脆く崩れそうな彼女を
とてもリアルな存在として魅せてくれる。
今年度のオスカーは、鉄の女を演じたメリル・ストリープが獲得したが、
この演技なら、ミシェルも充分に受賞の資格がある。
彼女が取ってもよかった、っていうか、やっぱり彼女に獲ってもらいたかった。
でも、受賞があってもなくても、彼女の演技の質に変わりはない。

オスカーといえば、これでケネス・ブラナーも助演男優賞にノミネートされ、
受賞は逃したものの、この人が巧くないはずがない。
ローレンス・オリヴィエの再来が、ご本家を演じる感慨は如何なものだっただろう。
そして、コリン・クラークを演じたのが、エディ・レッドメイン。
彼は着実にいい作品に出演していて、観るたびに良くなるのよねぇ。
NHKで放送された『大聖堂』も、結局は彼がメインのお話だったし。
特別に綺麗とは思わないのだが、何か好きだわ。

この作品は、ウィンザー城だとか、
ヘンリー6世が創立したイートン・カレッジだという歴史ある建物が登場、
流石、英国(と、コリンの出身)、見惚れてしまうものばかりなのだが、
登場する俳優たちもまた、凄い顔ぶれである。
前述のミシェル、ケネス・ブラナー、エディくんはもちろん、
相当なベテランであるにも関わらず、
本当の優しさを見せる女優にジュディ・デンチ。
コリンの叔父にデレク・ジャコビ、
エンドクレジットの名前で「あれ。彼はどこに出てた?」と思ったら、
何と大きなメガネだったから顔がわかりにくかったダグレイ・スコット。
そうそう。ハーマイオニー@エマ・ワトソンも、映画の衣装係として登場、
コリンにとって大事な存在になってゆく。
・・・と挙げ始めたらきりがないくらい、いい役者揃いだ。


何度も言うようだが、本当にミシェルの演技は素晴らしい。
単なる物真似の域ではなく(物真似だって立派な「演技」なのだとは思うけど)
マリリンの素顔を、ミシェルを通すことで甦らせて観ていると錯覚する。
彼女には、まだ機会もあるとは思うけれども、
でも、やっぱり今回、オスカーを取らせてあげたかったなぁ。。。



tinkerbell_tomo at 15:49│Comments(6)TrackBack(24) 洋画【ま】 

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Data 原題 MY WEEK WITH MARILYN 監督 サイモン・カーティス 出演 ミシェル・ウィリアムズ  ケネス・ブラナー  エディ・レッドメイン  ジュディ・デンチ  エマ・ワトソン 公開 2012年 3月
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この記事へのコメント

1. Posted by KLY   March 25, 2012 01:46
ミシェルの演技は素晴らしいものがありました。
彼女自身きっと研究したんだと思います。
誰がやってもきっとそうじゃないって言われることは間違いないでしょうし、でも私のようなマリリン初心者にもイメージが掴み易いお芝居だったと思います。
2. Posted by メグ   March 25, 2012 20:15
悠雅さま こんにちは。
とてもチャーミングな作品でした。
私、20年ほど前にものすごくマリリン・モンローに夢中になった時期がありまして彼女に関する本・写真集を随分買い集めました。
この作品では“悪者”扱いになってしまったマリリンの「相棒」ミルトン・グリーンですが、彼は写真家でもあったため、彼のおかげでマリリンの美しい写真はこの世に大量に残されています。ちょうどこの作品で描かれた頃の二人の写真を見ると、マリリンとミルトンがこんな険悪な関係になってしまっていたなんてとても思えません。まぁでも固いこと言うのは無しで、こういう“おとぎ話もあった”ということにしておきましょう
終盤で、オリビエがマリリンの映画女優としての稀有な才能を讃える言葉がちゃんとあったので嬉しかったです。
ひとつだけ文句を言いたいのは・・・天下の美女であった大女優ビビアン・リーをあのような器量の女優に演じさせるなんて〜っ!(笑)

ミシェルはこの作品の宣伝のために初来日してくれたのですよね。
可愛らしい笑顔が新聞に載っていました。
ミシェルの人生の代表作になる素晴らしい1本だと思います。
3. Posted by ◆KLYさま   March 25, 2012 21:48
素晴らしかったですよね、ミシェル。
本当は、顔も雰囲気も違う別の人格、しかもあれだけの人気の人ですから、
リサーチや研究も努力も並大抵ではなかったでしょう。
彼女が演じるマリリンが魅力的であることで、
ご本人に興味を持つ機会になる人も多いでしょう。
わたしも、ご本人の作品を改めて観たいと思いました。
4. Posted by ◆メグさま   March 25, 2012 22:07
最近観た中では特に好きな作品でした。
とにかく、ミシェルがキュートで素晴らしかった。
アン・リー監督が「彼女ならワイオミングの主婦になれそう」と言い、
イニスの妻を演じていたのが嘘みたいに、大スターの空気を纏っていて・・・
まぁ、そんなにお好きだったのですね。
それなら、似たところも違うところも人一倍感じられるでしょうが、
それも含めて、感慨深い作品であったことでしょう。
ミルトン・グリーン、確かに明らかにお邪魔な存在でしたが
それも、この作品をわかりやすくするための仕掛けでしょうか。

ケネス・ブラナーのローレンス・オリヴィエもよかったですが、
彼が最後に言う台詞、本当に素敵でした。

あはは。わたしも、彼女がビビアン・リーっていうのが信じられなくて(笑)
どんな理由があったのかどうなのか・・・
5. Posted by えい   April 03, 2012 18:58
エマ・ワトソンが出ているとは知らなかったのでビックリしました。
ケネス・ブラナーのオリヴィエもオモシロかったし…。
でも、多くの方の賛辞に反して、
自分は、マリリンは誰にも演じ切れないなという気がしました。
唯一無二。不世出のスターは彼女に限らず
個性そのものが天賦の才。
そんな気がします。
6. Posted by ◆えいさま   April 05, 2012 23:39
ああ、なるほど。
誰がどのように演じても、マリリンにはなり得ない・・・
それはそうかもしれませんねぇ。
誰でもない、彼女が唯一のマリリンであり、
後にも先にもマリリンはいない・・・なのでしょう。
思えば、彼女の出演作をほとんど観ていないので、
次の機会があった時は、きっと観てみようと思っています。

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