May 12, 2012

ポテチ

空飛ぶキリン。コンソメ味。ピタゴラスの定理。
ポテチ






■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: 濱田  岳
    木村 文乃
    大森 南朋
    石田 えり
    阿部 亮平
    中村 義洋
監督: 中村 義洋
原作: 伊坂幸太郎
音楽: 斉藤 和義
2012年 日本 68分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■

伊坂作品を映画化させたら、右に出る人はいない、と
いつも思う中村監督の、伊坂作品4作目にして最新作が本日公開。
いや、いつも巧いのは「知ってる」。
知ってるけど、今回はまた、御自らご出演の上、
見事な・・・これは、最後まで伏せておこう。
ともあれ。
「伊坂幸太郎×中村義洋×斉藤和義×濱田岳=最強
そう断言する。
今回もまた
taihen




 でありました。




物語は。


【ポテチ】
 300年遅れて、万有引力を発見した空き巣の男が
 今回も法則を「発見」する。
 けれど、彼が気付いたのはそれだけじゃなかった…



大人気作家、伊坂幸太郎の短編集『フィッシュストーリー』に収録された、
同名の短編の映画化。
(↑の青字は、小説の感想の一部)
伊坂幸太郎の小説はたくさん映画化されているが、
アヒルと鴨のコインロッカー』『フィッシュストーリー
ゴールデンスランバー』と、
伊坂ファンも大満足する作品を世に送り出した中村監督が
今回もこの作品の監督であると聞いて、
何の情報もなくても、きっと大丈夫だと思った。
いや、きっと大丈夫だと知っていた。
さらに、音楽が斉藤和義、主演が濱田岳だなんて、
超鉄板、盤石のカルテットである。
「あの原作をこんな風にしてしまうなんて!!」とは、
誰も言わないだろうと思える、何度目かの顔合わせである。

伊坂幸太郎の出身は仙台で、
多くの作品は仙台を舞台に書かれているが、
今回は、2011年3月の震災ののち、
「少しでも早く仙台で映画を作りたかった」という思いから、
仙台でのオールロケ、68分という尺で作られた作品だ。


まるで、
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』の
ローゼンクランツのように、
300年経ってから、万有引力の法則を「発見」したり、
2000年以上経ってから、三平方の定理に気付いたりする、
心優しい空き巣青年が、このお話の主人公。
伊坂作品には、愛すべきキャラクターが多いけれども、
この、濱田岳演じる今村は、きっとファンが多いんじゃないだろうか。
で、彼が公私共に尊敬し、安心できる相手、黒澤は、
多数の作品に登場する、最も有名で魅力的なキャラクターである。
(と、ここで黒澤について語りたくなったが、
  下記にそれを譲って、とりあえず先に進む)

伊坂作品については、あれもこれもそれもどれも、
語りたいことだらけである。
その思いがつい先走ってしまうのだが、
本日は、兎にも角にも、『ポテチ』である。それを語らずしてどうするんだ自分。
ポテチ、すなわちポテトチップスなのだが。
もちろん、このお話の途中にそれが登場してくる。
あるいは、本編を未見の方でも、予告編で登場するから、
映画未見、小説未読の方でも、
ポテトチップスが無関係ではないだろうという予想をされるだろう。
これが作品のタイトルであり、主題の伏線なのだが、
その、重量や価格や食べる時の音の手軽さ、B級感が、
主人公の「物語」をより一層切なく、胸をいっぱいにさせる。
本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきだ」という、
別作品の名台詞ではないが、
それに相通ずる名シーンなのである。
(相通ずるものは、それだけでもないのだが)


中村監督は、伊坂幸太郎の原作の雰囲気を全く損ねることなく、
原作に大筋で充実で、時折アレンジが加わって、
より魅力的な映像作品に作ってくれるのだが、
今回は、これまで以上に原作に忠実で、
台詞の1つ1つまで、原作を台本にして映画を撮ったのでは、と思うほど
きっちりと台詞が使われている。
いや、もちろんこれまでだってそれに近いものはあったけれど、
今回は小説の尺を尊重して作ったら、68分になったということか、
あるいは、
どこも手直しや再構成が要らないくらい、
隅々まで計算されて書かれてある、
映像化に向いた作品であったのかもしれない。
そんな中に、流石、中村監督は、
巧い具合に別作品をするりとすべり込ませてある。
小説ファンは、そのシーンに出会ったら、
きっとニヤニヤした挙句、伊坂ファンと語り合いたくなってしまうだろう。
映画『フィッシュストーリー』の基本の設定が、
実は別作品の設定と巧く合体していた時のように、
また、元々の原作がそうであったかのように、違和感なく溶け込んでいるのは、
いつもながら本当にお見事、である。
逆に、これを観てから
原作の『フィッシュストーリー』の全話をお読みになった方がいらっしゃったら、
「あれれ!?」と思われるだろうから、
もしこれから読まれるおつもりの方がいらっしゃったら、
是非あの短編集を全話お読みくださいませ、と言っておきたい。

で(今日は感想がなかなか前に進まないね)。
小説を読んでいる時は、正直、彼の顔とは別のイメージで読んでいた、
今村忠司@濱田岳くん。
でも、彼がひとたび映像に登場したら、
もう、この役は彼以外では無理なんじゃないかと思うほどぴたりとハマる。
小学校で習うようなことを、今頃自力で発見するような、
賢いのかどうなのかよくわからない部分もあるけど、
溢れるほどの優しい心の持ち主で、
だからこそ、あまりにも重大なことを知った後でも、
まさに、伊坂作品のテイストを代弁するような、素敵な反応になる。
愛すべき、愛らしい、いじらしい、哀しい、強い、素敵な男である。
彼の母も、彼の恋人も、彼の年上の友人も、
みんな彼を好きで仕方ないだろうと思う。
彼をより魅力的にしたのは、やっぱりアナタですね、濱田くん。
今、どのシーンの彼を思い出しても涙が溢れてきます。

そして、今回最も嬉しいような、可笑しいような、な登場をしたのは、
ちらっと前述したとおり、中村監督ご自身である。
今村が「親分」とか「専務」とか呼んでいた、
あの、お人よしの熊さんみたいなおっちゃんが中村監督ご自身で、
役名もご丁寧に「中村さん」である。
原作も中村さんなんだし、年齢的にも雰囲気的にもぴったりだから、
この際、監督が出演したら、という話だったかどうかは知らないが^_^;
「ちょうどいいから出ちゃいました」みたいにも、
相当に深いところで計算されていた登場の仕方みたいにも、
見えたり見えなかったり。
まさか、
この作品も中村監督が撮影すると決まって書かれたわけじゃないだろうから、
まさに、「未来は神様のレシピで決まる」というところか。
さらに、何度も言う割に、最後まで伏せておく「あのシーン」
これを見逃す手はないから、
映画は最初っから最後までしっかり観ましょう、とだけ言っておく。
ここが、まさに数少ないアレンジであって、
より魅力的な作品になっているのだから。


いや、もうどうしよう。
『ポテチ』の感想になってない。
とっても純粋に、この作品の感想を書こう、書こうとしてるのよ。
してるのに、そう思って作品に向き合う傍から、
自分の脳の中の何かがあれもこれも伝えたいと司令を出して、
指が勝手に動くものだから、
ちっとも映画そのものの感想になっていかないの。
どんだけ伊坂作品が好きなんだ、と改めて思うのだけど、
こんなに書いてても、結局のところ、最初に思った2つのことが
一番言いたいんだろうと思う。
「伊坂幸太郎×中村義洋×斉藤和義×濱田岳=最強
「あーあー。これを観た伊坂ファンと語り合いたい」


そして今、
また原作である『ポテチ』を含む、
『フィッシュストーリー』を再読し始めてしまったのであります。

◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

キャラクターについて。
今村忠司
  実は『ラッシュライフ』にもチラリと登場している

黒澤
 『ラッシュライフ』ほか、伊坂作品の複数に登場する、探偵兼凄腕の空き巣。
  『ポテチ』の中で重要な役割を担う、今村に関わる重大な件。
  それを「調べた」、「過去に関わりがあった知り合い」は、
  実は、某作品の某人物(これを言っちゃあネタバレ)。
 
  これまで、ほかの作品では、
  堺雅人が演じたことがあったけれど。
  本当は、わたしのイメージでは、
  今回の(大好きな役者さんでも)大森南朋さんもまた、
  黒澤のイメージではないんだけど。
  っていうか、わたしの黒澤に対するイメージが間違ってるか?
  今回は、ホテルの部屋を出入りするシーンがあって、
  その時の、思わせぶりな(?)雰囲気が妙に色っぽくて、
  南朋さんを起用した理由はそこにあったのか、と思ったり。

中村専務
  この人も『ラッシュライフ』に登場

大西若葉
  伊坂幸太郎デビュー作を読まれよ。

◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
伊坂作品と出演者たち
 濱田岳
  アヒルと鴨のコインロッカー  椎名 
  フィッシュストーリー  気弱な大学生
  ゴールデンスランバー  キルオ
  ポテチ  今村

 大森南朋
  チルドレン  陣内
  フィッシュストーリー  岡崎/レコード店店員
  ゴールデンスランバー  樋口晴子の夫
  ポテチ  黒澤

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 堺雅人
  ゴールデンスランバー 青柳
  ラッシュライフ  黒澤

 竹内結子
  ゴールデンスランバー 晴子
  ポテチ 通行人(エキストラ)

◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
主題歌情報

今夜、リンゴの木の下で 斉藤和義 歌詞情報 - goo 音楽
今夜、リンゴの木の下で 斉藤和義 歌詞情報 - goo 音楽

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆


tinkerbell_tomo at 16:15│Comments(8)TrackBack(24) 日本の映画 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. ポテチ  [ とりあえず、コメントです ]   May 12, 2012 21:13
伊坂幸太郎著の短編を中村義洋監督&濱田岳さん主演で映画化した作品です。 仙台のパワーが詰まった映画と聞いていたので、チラシを観た時から気になっていました。 68分という短い時間の中で、主人公の揺れ動く心情が爽やかに描かれていました(^^)
2. ポテチ  [ あーうぃ だにぇっと ]   May 12, 2012 21:58
ポテチ@スペースFS汐留
3. 『ポテチ』 「絆」よりもヒステリシス!  [ 映画のブログ ]   May 13, 2012 10:59
 中村義洋監督!伊坂幸太郎原作!濱田岳主演!  まさしく鉄板の陣営だ。『アヒルと鴨のコインロッカー』、『フィッシュストーリー』、そして『ゴールデンスランバー』で私たちを楽しませてくれた人々が、ま...
4. 『ポテチ』・・・キリンに乗ってくから!  [ SOARのパストラーレ♪ ]   May 13, 2012 11:07
確信した。伊坂幸太郎作品の映画化は監督・中村義洋、音楽・斉藤和義でなければ成立し得ないことを。 中村×斉藤によって作り出される伊坂ワールドは原作ファンを決して裏切らず、それでいて一本の映画としての魅力に満ちている。このタッグでは3作目となる伊坂ワールド、そ
5. 「ポテチ」 口には出さない秘めた「想い」  [ はらやんの映画徒然草 ]   May 13, 2012 17:27
伊坂幸太郎さんの短編「ポテチ」を、中村義洋監督が映画化しました。 中村監督は伊坂
6. ポテチ       評価★★55点  [ パピとママ映画のblog ]   May 13, 2012 19:36
「ゴールデンスランバー」など、伊坂幸太郎作品の映画化で定評のある中村義洋監督が、伊坂の中編小説を原作に、別々の人生を歩んできたプロ野球選手と平凡な青年が辿る数奇な運命を描く。出演は、中村作品の常連で「ゴールデンスランバー」の濱田岳、「極道めし」の木村文...
7. 「ポテチ」:短編小説の味わい  [ 大江戸時夫の東京温度 ]   May 13, 2012 22:52
映画『ポテチ』は、短編小説の如き味わい。実際、尺も短くて68分の中編です。こうい
8. ポテチ  [ LOVE Cinemas 調布 ]   May 15, 2012 01:22
伊坂幸太郎原作の「フィッシュストーリー」にある短編小説を映画化。監督は伊坂作品と言えばこの人、『アヒルと鴨のコインロッカー』、『ゴールデンスランバー』を手がけた中村義洋だ。更に主演は伊坂+中村といえばこの人・濱田岳。共演に木村文乃、大森南朋、石田えり、そ
9. ポテチ  [ 佐藤秀の徒然幻視録 ]   May 15, 2012 18:57
運命の悪戯も大した違いなし 公式サイト。伊坂幸太郎原作、中村義洋監督・出演、濱田岳、木村文乃、大森南朋、石田えり、中林大樹、松岡茉優、阿部亮平、桜金造。ちなみに竹内結 ...
10. 映画・ポテチ  [ 読書と映画とガーデニング ]   May 15, 2012 19:30
2012年 日本 原作・伊坂幸太郎x監督・中村義洋x音楽・斉藤和義 68分という短さでしたが、原作(「フィッシュストーリーに」収められている中篇)の良さがそのまま伝わってくる素敵な映画でした ロケ地は全て仙台 中村親分(中村義洋監督ご本人)の下、空き巣を生...
11. 『ポテチ』  [ ラムの大通り ]   May 16, 2012 00:16
----『ポテチ』 って、 ポテトチップスのことだよね。 どんな映画か想像つかないニャあ。 「そうだね。 タイトルがタイトルだし、 ランニングタイムも68分と短い。 いわゆる小品の部類なんだけど、 その感動は 映画のサイズ(?)とは反比例するように深い。 だけど、この...
12. ポテチ  [ だらだら無気力ブログ! ]   May 17, 2012 00:21
やっぱ濱田岳だな。彼の醸し出す独特の存在感がイイ!
13. ポテチ/濱田岳、木村文乃  [ カノンな日々 ]   May 17, 2012 09:52
作家・伊坂幸太郎さんと監督・中村義洋さんのコンビによるこの4作目は『フィッシュストーリー』に収録されている中編小説を原作にする本編68分の中編映画です。過去3作いずれも面白 ...
14. 『ポテチ』  [ こねたみっくす ]   May 17, 2012 21:15
68分は短すぎる!でも見終わった後に予告編を改めて見るとこれが濃密な68分だったことに気付かされました。あぁ〜原作を読んでから映画を見るべきだった…。 仙台で出来るだけ早く ...
15. [映画『ポテチ』を観た(超短信)]  [ 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭 ]   May 17, 2012 22:02
☆・・・『ポテチ』なんて題名の映画、全くそそられなかったのだが、監督(中村義洋)や原作者(伊坂幸太郎)の名を聞いて、ちょっと気になっていた。  さて、見てみると、これがかなり面白い。  珍しい68分の短い作品で、それが、ダレ場なしの切れ味の良い作品とし...
16. ポテチ(2012-068)  [ 単館系 ]   May 21, 2012 03:42
ポテチ MOVIXさいたま 宮城県仙台市、生まれた年も日にちも一緒の2人は成長した後、 片方はプロ野球の人気選手、もう片方は空き巣というまったく異なる人生を歩んでいた。 ある日、空き巣をなりわいとす...
17. ポテチ  [ 映画的・絵画的・音楽的 ]   May 24, 2012 05:57
 『ポテチ』を渋谷のシネパレスで見ました。 (1)本作は、映画『ゴールデンスランバー』などの制作に携わった3人〔伊坂幸太郎(小説家)+中村義洋(監督)+斉藤和義(ミュージシャン)〕の組み合わせで、わずか8日間で撮り上げた作品です(企画段階を入れても3か月との...
18. 『ポテチ』  [ 京の昼寝〜♪ ]   June 04, 2012 12:16
□作品オフィシャルサイト 「ポテチ」□監督・脚本 中村義洋□原作 伊坂幸太郎□キャスト 濱田 岳、木村文乃、大森南朋、石田えり、中林大樹、松岡茉優、阿部亮平、       中村義洋、桜 金造■鑑賞日 5月26日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★
19. ポテチ  [ ここなつ映画レビュー ]   June 18, 2012 15:10
本編が全て終わった時に、やっとタイトルの意味が判りました。俗語で軽くってコンビニ言葉で、さほど有難味のない単語、ポテチ。ポテトチップの事だと、誰でも簡単に判る。でもこの作品のタイトルに込められた思い…ラストシーンからずっと止めようもない涙を溢れさせてい
20. 『ポテチ』 2012年34本目 フォーラム仙台  [ 映画とJ-POPの日々 ]   July 23, 2012 22:15
『ポテチ』 伊坂幸太郎先生と、中村義洋監督のタッグが『アヒルと鴨のコインロッカー』『ゴールデンスランバー』に続いて又もや仙台を舞台にした素敵な映画を撮ってくれまし ...
21. ポテチ  [ 銀幕大帝α ]   October 28, 2012 23:28
12年/日本/68分/コメディ・ドラマ/劇場公開(2012/05/12) −監督− 中村義洋 『ゴールデンスランバー』 −原作− 伊坂幸太郎『ポテチ』 −脚本− 中村義洋 −音楽− 斉藤和義 −主題歌− 斉藤和義『今夜、リンゴの下で』 −出演− *濱田岳『ロボジー』・・・今村
22. ポテチ : 愛情は、キリンに乗ってやって来る  [ こんな映画観たよ!-あらすじと感想- ]   November 07, 2012 10:57
 いや〜、今日はお休みです。休みの日は、家でのんびりと過ごしたい派なので、昨日借りたDVDでも観ようかな。では、本日紹介する作品は、のんびりしたい日におすすめの一本で
23. ポテチ  [ とつぜんブログ ]   February 04, 2013 19:03
監督 中村義洋 出演 濱田岳、木村文乃、大森南朋、石田えり、中村義洋  原作伊坂幸太郎+監督中村義洋。このコンビの映画は「アヒルと鴨のコインロッカー」「フィッシュストーリー」「ゴールデンスランバー」と、あるがいずれも佳作。この二人は名コンビといえよう。...
24. 塩味とコンソメ味の人生。(^^;〜「ポテチ」〜  [ ペパーミントの魔術師 ]   April 18, 2013 16:59
ポテチ [DVD]アミューズソフトエンタテインメント 2012-10-26売り上げランキング : 20641Amazonで詳しく見るby G-Tools関連商品 みなさん、さようなら [Blu-ray] みなさん、さようなら [DVD] 鍵泥棒のメソッド [Blu-ray] 桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組) フィッシュス...

この記事へのコメント

1. Posted by SOAR   May 13, 2012 11:07
観ましたよ〜!
予想通り、いやそれ以上の傑作でした!

悠雅さんのこの記事も「たいへんよくできました」を筆頭に伊坂ファンにしかわからない仕掛けがあちこちにあって楽しいっス!
ちなみに私の場合、あえて読み返したくなったのが「サクリファイス」です(笑)

そう。忠実なセリフ再現。私も帰宅後すぐに原作をぺらぺらっと再読して気づきました。
ほぼそのまま。活字メディアである小説をそのまま映像作品の台本になんかできるわけないにのに、それでもセリフを極力変えずに脚本書いてる中村監督、神です!

濱田岳は伊坂作品のどんな役をやらせてもみんなぴたりとハマってしまいますね。
今回の今村も終わってみれば彼以外に考えられない適役でした。
熱いところ、とぼけたところ、純粋なところ、優しいところ、強いところ。今村のキャラクターを完ぺきにこなしてくれました。
木村文乃との掛け合いもよかった〜。

次はどの作品が映画化されるのでしょう。楽しみですね!
2. Posted by ◆SOARさま   May 13, 2012 15:18
こんにちは〜♪
きっとご覧になって、きっと楽しまれて、きっと原作を読み返されて、
嬉しい気持ちでお喋りできると「知って」ましたよん(*^^)v
そうそう。まさか、と思っていたから、思わず読み返してしまったという…
あのくだりは、思わずニヤニヤが込み上げてしまいました(笑)

伊坂ファンで、特徴的な台詞を覚えていても、
このお話の会話の1つ1つを全部覚えてるかと言われたらきっとそんなことはなく、
これを観て小説を読み返して、「こんなに忠実だったか!」と驚くファンが
あちこちにいらしゃる気がします。
まさに、中村監督、神、ですわ(見た目は熊さんみたいだけど/笑)

わたしも今村は違う感じで読んでいたけれど、
濱田くんが喋り出したら、「あ、これが今村だ」と思ったりして。
本当にこの顔合わせは、鉄板、盤石、最強と言って憚りません。

わたしも、もし次に映画化するなら何がいい?と
あれこれ勝手に思い巡らしてしまいます。
3. Posted by KLY   May 15, 2012 14:27
私も読み返したくなって久しぶりに文庫本を探してます。
実は私は中村監督とは相性が良くないんです。特に海堂尊原作ものは全く評価してないぐらいなんですが、これが伊坂作品となると180度変わってしまうのだから解らないものです。あ、『ちょんまげぷりん』は好きでしたけど(笑)
俳優さんまで含めた伊坂組というか中村組というか、基本的にもう全員がどういうテイストなのかを掴み切っている感じですね。
伊坂さんは自分の作品が映画化されることに抵抗があると仰ったらしいですが、個人的にはそんな事言わないで中村監督で映画化して欲しいとお願いしたいです。
4. Posted by ◆KLYさま   May 15, 2012 18:29
本を持ってたら、読み返したくなりますよね。
再読されたら、台詞をきちんと生かしてることに驚かれると思います。

中村監督と相性が悪いのではなくて、バチスタシリーズが合わないのでは?
『ちょんまげぷりん』もお好きなら、そういうことだと思います。
『ジャージの二人』などは原作の雰囲気があんな感じだから、
きっと、原作を活かす力がある監督ゆえ、
原作が合うかどうかの問題かもしれないですね。
わたしは「何だか無理そうだ」とバチスタの公開時には見送り、TVで観たんですけど、
あれは監督の力云々ではなく、その他の意志の介在を感じました。

伊坂さんは震災後にかなり意見が変わったとか、
中村監督は別作品の映画化を検討中とか聞きましたが、
待ってればまたいい作品を見せてくれるんじゃないかと思ってます。
5. Posted by にゃむばなな   May 17, 2012 21:10
この映画、原作未読者にとっては原作を読まれて、なおかつ映画をご覧になられた伊坂ファンの方のレビューを拝見してから見るべきだったかも?と少し後悔しております。
映画館で本編を見て感動せず、帰宅してからパソコンで見た予告編で感動してるようでは、私も映画ファンとしてまだまだ未熟ですわ。
6. Posted by ◆にゃむばななさま   May 17, 2012 23:16
小説を未読の方でも仕掛けに気付いた方もいらっしゃったようだけど、
言われてみれば、黒澤の若葉への説明が言葉でさらさらっとだった分、
タメも何にもないから、「ちょっと待てよ」と言う間もなかったかも…
そういう意味では、未読の方にはわかりづらい部分もあったかもしれません。

未熟だなんて、なんてまたご冗談を。
そんなん言うたらわたしどうしますか。
7. Posted by えい   May 19, 2012 22:26
このカルテットだと『フィッシュストーリー』が
とにかく楽しく、好みなのですが、
感動からいえば、やはりこれですね。
しかし、濱田岳という、
これまで日本映画の主人公にはなりづらかった役者を
ここに持ってきて、ピタリとはめ込んじゃう
その眼力がまたスゴいです。
8. Posted by ◆えいさま   May 19, 2012 23:27
『フィッシュストーリー』は本当に好きな小説であり映画でもあって、
あの爽快感と楽しさはちょっとないぞ、と思います。
この原作は、『フィッシュストーリー』が表題の同じ短編集に入っている作品で、
実はこちらのほうが好き、という方も多い原作なんですよね。
短くてさらっと読めてしまうけど、実は味わい深い。まさに『ポテチ』そのものです。

言われてみれば、濱田くんって主演を張るタイプかそうじゃないかと言えば、
後者ですもんね。
でも、思えば伊坂作品の主人公って、無色透明でニュートラルな人が多いから、
タイプは違うけど、いい意味で共通点もあるのかも。
何にせよ、このカルテットは最強です。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔