July 14, 2012

ヘルタースケルター

アリアドネの糸。幻の青い蝶。見たいものを、見せてあげる。
ヘルタースケルター









■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: 沢尻エリカ    大森 南朋
    寺島しのぶ   綾野   剛
    水原 希子   新井 浩文
    鈴木   杏   寺島   進
    哀川   翔   窪塚 洋介
    原田美枝子   桃井かおり
監督: 蜷川 実花
原作: 岡崎 京子
2012年 日本 127分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■


とても楽しみに公開を待っていた映画が本日公開。
初日、初回上映終了後、
とんぼ返りして自宅で観たUSTREAMの舞台挨拶映像も素敵!
これは是非、女性たちに観てほしい、「女性たちの映画」。
舞台挨拶に登壇した1人(*´∀`*)の言葉を借りるなら、
女性たちは覚悟を決め、「女性であることを濫用」したくなるんではないだろうか。




物語は。


彼女が表紙を飾ると雑誌が売れる、トップモデルのりりこ。
人気の頂点にいて、いつも注目を集め続けている彼女には、
他人には言えない大きな秘密があった。
それは、彼女が全身整形で美貌を手に入れ、
多くの薬を飲み続けることで、ようやく美貌を維持できていること。
だが、ある日、全身整形の後遺症が見つかり、
一方では、「天然」の美を備えた若手モデルこずえの人気が急上昇。
りりこは身も心も徐々に壊れ始める・・・



常に女性たちの注目を集めるトップモデルのりりこを襲う悲劇と、
りりこに関わる女たち(と男たち)。
岡崎京子の原作コミックを、蜷川実花が監督、
5年ぶりの主演映画となる沢尻エリカ・・・という、まさに女性たちの映画。
滅多なことでは、「女性たちの」なんて言葉は使わないわたしだが、
あえて使うにはそれなりの理由がある。
原作と監督と主演だけが女性だから、ってわけじゃない。

登場する男たちは、
「わたし、蜷川監督と好きな男の趣味が似てる?」と思うほど、
1人1人がみんなホントに色っぽくて、っていうか、めっちゃエロくて、
それはもう、りりこの恋人役の窪塚洋介はもちろんのこと、
『さくらん』を思い起こすような「和」のラブホテルに登場する哀川翔も、
(ただし、実はこの2人にはそれほどの思い入れはなかったけれども)
初対面からほんの数分でりりこに堕ちてしまう綾野剛も、
独特な台詞回しで浮世離れしている感が強く、
りりことは性的な絡みは全くないのに、
2人の間に漂う空気は、ひょっとして一番?と思う大森南朋も、
「うわ。ここに彼って贅沢」と思う場面にチラッと登場する村上淳、斎藤工、
「ここでこの方を!嬉しいじゃないか」と思う吉田鋼太郎も、
忘れるとこだった。メイクのキンちゃんな新井浩文も、
そりゃあもう、何か大喜びしてしまう面々。
なのだけど。
彼らが登場することで、より、りりこの存在が強く浮かび上がり、
その瞬間、男たちはあえなくフェイドアウトしてしまう。
それほどに強烈なオーラを発する、闇を抱え狂気じみたりりこと、
りりこを演じる沢尻エリカという女優の境界線がぼやけ、
そこにいるのは、まさにりりこ本人であって、
誰が演じているわけでもないと錯覚させてしまうのだ。

日本中の注目を集めているが、
本当の自分を愛してくれる人間を求めている寂しい女の子であるりりこ。
たとえどんなに男と抱き合っても、それは「仕事」のための演技だったり、
心から愛しているはずの男は、別の女と結婚しようとしたり、
一瞬の誘惑で、ものの見事に虜になる男には特に興味も持てなかったり。
人も羨むような暮らしをしている(かに見える)彼女が、
本当に可愛らしく美しいのは、野の花が咲く青空の下で、
田舎者丸出しの妹と語り合う時ではないか。
何人の男と絡んでも、淫靡にならないのがその証拠か。
本当は、そんな素朴な女の子が、
「創作された美」を手に入れ、世間に持て囃されるようになった時、
りりこの素顔は誰にも届かなくなる。
そして、いつ追い落とされるかわからない世界で、
誰も救ってくれない孤独の中で生きている。
いくら、社長やマネージャーが庇っても労わっても憧れても、
誰もりりこの本当の気持ちを安らかにはしてくれない。

自分の見果てぬ夢を形にした女性社長の桃井かおり、
「美を創りだす」整形外科の医師である原田美枝子、
(この2人が登場してきた頃を知るわたしの年代は、特に感慨深いものもあり)
天然の美を持ちながら、何にも執着しない、現代の女の子、水原希子、
そして、りりこの美しさに魅了され、屈辱的な扱いを受けても、
目の前で恋人を奪われても、りりこの傍を離れない寺島しのぶ、
頭が良いだけでは勝負できないとわかっている鈴木杏。
男たちもそうだったけれど、
この女性たちも皆、しっかりキャラが立っていて、
物語をとてもわかりやすくしている。
そして、まるでBGMのように時折流される、
女子高校生たちのガールズトークがさらに補強する。
ああ、女たちの世界は、恐ろしいくらいにパワフルだ。


実は、わたしは正真正銘の女だけれど、
そんな女たちの付き合いや関心事にはあんまり縁がなく生きて来た。
雑誌の表紙を飾るモデルや歌手や女優に憧れたことなど1度もなく、
服にしろ髪型や化粧にしろ、誰かの真似をしたいと思ったことも、
全くないまま50年以上生きて来てしまった。
もちろん、雑誌モデルなども知らないではなかったが、
ただ、わたしが着たい服を着ている人、という以上の
期待も羨望も憧憬もなかった。
生れついての規格外の大きさだし、可愛いタイプでもないし、
ハナから、美しさで勝負するタイプの女ではないことを
自覚し続けているからなんだろう。
なので、りりこにきゃあきゃあ言い、
「りりこになりたい」と言う女性たちの心理はわからないが、
多くの女性は、女性に憧れるらしいことは知っている。
たぶん、美しく着飾ったりりこには、無数の女性ファンがいるのだろうし、
彼女たちが、りりこの次に憧れるのも、
やはり、次に登場してくる、美しい姿かたちの誰かなのだろう。

けれども、それでも、
この作品を観ていると、
りりこの苦しみや孤独をとても痛ましく思い、泣けてくるんだから、
相当に変わった女をも凌駕する力の籠った作品であると感じると同時に、
自分もまた、そんな要素の1つでも持ち合わせた女なのだ、と改めて自覚もする。
美しい誰かになりたい、とはやはり思わなし、
今更、全身整形する気力も財力も全くないが、
年齢も年齢だし、というのを口実にせず、
女を捨てることのないように生きて行かなくちゃ、と
妙なところで決心してしまっている自分が可笑しくもある。
綾野さんが言ったからじゃないが、
「女であることを濫用」してやろうかな、と思ったりするのである。


感じるもの、圧倒されるものが多ければ多いほど、強ければ強いほど、
作品の感想を書くことに時間もかかれば、纏まりにくくなる。
これもまさにそのうちの1本。
蜷川実花監督独特の色彩の、心がざわつく美しさや、
急かされ続けているような音楽や、
おそらくは、原作からの引用が多いであろう、心にへばりつくような台詞や、
何だかわからないが、引き摺り回してしまう圧倒的な力に、
これはもう1回観たいと思ってしまう『ヘルタースケルター』。
何かと注目を集め、
わたしの周囲の中年女性たちには、怖いもの見たさ的な位置づけで、
興味本位にしか受け取られかねないが、
やはり事前に想像していた通り、
これはそんなものを超越したところにある作品だ。
ご覧になれる方は是非。
ただし、男性はこれをどう感じられるのか、
訊いてみたくもあり、訊くのが恐ろしくもあり、なのだが。


◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

作品には直接関係ないんだけれど。
この作品の存在と撮影中であるというニュースを聞いた、
頭の中は、「周防さん」でいっぱいだった頃。
真冬の夜空に浮かび上がる東京タワーと、
その前でこちらを向いている金髪青年の写真を蜷川監督のTwitterで観て、
思わずブッ飛んだのが半年前。
「いいシーンが撮れた」と仰っていたシーンは、
ここのことだったのね、とやっとわかったのでありました。
それにしても。
あの、「シンくん」をこれで観納めにするのはとっても惜しいので、
できれば、もう1回は観たいと思います。
7月末には、待ちに待った蝙蝠男が再登場だから、
えらいこっちゃ、でありまする。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・◆




tinkerbell_tomo at 16:42│Comments(21)TrackBack(21) 日本の映画 

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この記事へのコメント

1. Posted by AKIRA   July 14, 2012 17:47
りりこが孤独すぎて切ない・・・。
と同時に覚悟を見せつける生き様が頼もしくもあり。
何とも強烈な存在感でありました沢尻エリカ見事!
2. Posted by ◆AKIRAさま   July 14, 2012 19:51
華やかな世界で注目を独り占めにしてきたりりこの絶望的な孤独。
泣き喚き、無茶苦茶をやっても、嫌いになりきれない何かを持つりりこと、
彼女との境界がわからないほどの沢尻エリカがとにかく凄かったです。
圧倒的なパワーの作品で、観るのに気力体力が要るけれど、
これは是非、多くの方にご覧いただきたいです。
3. Posted by KLY   July 14, 2012 21:45
自分の記事にも書いたのですが、私は未だに沢尻エリカが大嫌いなのです。彼女は絶対に許されないことをしてしまったと思っているので。ただそれでも彼女の凄さを認めないわけにはいきません。恐ろしいまでのシンクロ率でした。そして蜷川監督の極彩色でセンセーショナルな映像表現、生半な表現では彼女の存在感に負けてしまうと思うのですがちゃんとバランスをとってました。
ただこの作品て、唯一無二というか、蜷川&沢尻コンビが今この時だから出来た作品のように思います。
4. Posted by ◆KLYさま   July 14, 2012 23:29
蜷川監督の言によれば、監督自身も過去に嫌な思いをしたこともあって、
この主役は、できれば他の誰かで、と散々考えたらしいけれど、
考えても考えても、彼女しか思いつかなかったとか。
そのあたりの事情も含め、
仰るように、監督と主演のコンビだからこそできた作品だと思います。
モノの作り手として、そんな千載一遇のチャンスが巡ってきて、
1つの作品が出来上がることはどれほど嬉しいことだろうと想像します。

過去にあったことについて、わたしは特にこれまで関心も意見もなかったけれど、
案外、イメージとは違う人なのかもしれない、と思うようになりました。
USTREAMで生中継で観れた舞台挨拶に登壇した今日の彼女は、
とっても綺麗で可愛らしかったです。
5. Posted by mezzotint   July 15, 2012 19:20
悠雅さま

今晩は☆彡
先日はコメントありがとうございました。
ようやく復帰?出来ました。なんて言いながら
またへたるかもしれませんが、、、(笑)
一昨日シアターへ足を運びましたです。
本作はかなり人気のようでした。この日は
スパイダーマン鑑賞でしたので、本作は観ず。
チケット完売に近かったのでちょっと気になって
います。近いうちに是非鑑賞したいと思います。
6. Posted by ◆mezzotintさま   July 15, 2012 22:03
こんばんは(*^^)v
復帰、おめでとうございます。
でも、無理は禁物。お互い、ぼちぼちマイペースでいきましょうね。

この作品はいろんな意味で注目度が高いですね。
しばしのお休みの間に見逃された作品も、魅力的なものが多いから
ちょっと忙しくなるかも、ですが、
また時間を見つけてご覧になってみてくださいませ。
観て損はない、と思います。
7. Posted by えい   July 15, 2012 23:06
こんばんは。
USTREAMは観ていないのですが、
文字になったものを読む限り、
やはりこれは役に自分を投影したようですね。
それに応えるかのように、
役の方でも彼女に憑依した…
そう、ぼくは思います。
ただ、これは一回こっきりのこと。
今後、沢尻エリカが
どのような役者に育っていくか
中止していきたく思います。
8. Posted by RYO   July 16, 2012 17:22
観てまいりました

もともと不純な動機で見ているので、作品うんぬんはとても言えない
とにかく「シンくん」、かわいかった〜〜〜
風呂上がり&バスタオル、きたぁーーーーっ♡
りりことミチコではキスするときの表情が違う!
この人のエロいシーン、とても好き(変態)
とまあ、そういうことを考えながら見ておりました(笑)

見終わった帰り路、なぜか哀しい気持ちで胸がいっぱい。
「りりこ」に対してなのか、やりきった「エリカ」になのか
なんともいえない気持
「りりこ」の執着と「吉川こずえ」のわりきり
人工美と天然美の差なのか、世代の違いなのか。
寺島しのぶさんのマネージャー役があまりにもすごくて圧倒されたし
その相手役だったのがなんだかうれしかったり(結局、そこ?)

役ごとにその名前で呼ぶのがぴったりの俳優さん
今回も堪能しました。
まだ観切れてないのでもう一度は見たいです。
9. Posted by sarasa   July 16, 2012 18:33
実はこの映画、綾野さんの役もどうなんだろうという感じがして他に特にひかれる要素がなかったのでスルーしようかと思ってました(^_^;)まだまだ綾野愛が足りない私ですが悠雅さんの感想を読んで見た方がいいのかも?という気がしてきました。
BAILAのインタビューさすがにチェックされてますね。個人的には夏の終わりが映画の中では一番楽しみですが時間を作って見てみたくなりました。
10. Posted by ◆えいさま   July 16, 2012 23:15
りりこは、重なる部分が多少はあっても、
沢尻エリカそのものだとは全く思わないんですが、
彼女が演じたことで、二重写しになって見える・・・
決して、彼女を使いたかったわけではないという監督の、敢えての決断は
やはり正しかったのだと思いました。

もし、これが彼女が世間を騒がせるようなことをしないままだったとしたら、
ここまでの効果があったかどうかもわからず、
そういう意味では、千載一遇のチャンスであったことは間違いないだろうし、
今後の沢尻さんがどのように発展してゆくか、そうではないのか、
遠くから見守っていられるといいなと思います。
11. Posted by ◆RYOさま   July 16, 2012 23:26
ご覧になりましたか。よかったよかった(´▽`)

わたしは、とりあえず今回は作品全体を観ることが目的でした。
やはり、映画が好きで観ている者としては、
まずは、これほどの話題作を作品として観てみたかったのです。
なので、RYOさんとおんなじようなところに反応しつつも、
流石に、綾野さんがどこででも仰っている通り、
「シンくん」は本当に作品の中の「わかりやすい記号」だったな、と思いました。
彼ほど、わかりやすい役柄はなかったですもんね。
でも、本当は、
あの風呂上りの半裸は、半身を乗り出して観てたり(笑)
だってね、あのズボンの位置が絶妙・・・(^^ゞ
確かに、美知子とりりこでは、キスの仕方、見つめ方が違うのよね。。。
なんだかんだ言っても、シンくんは美知子が好きなんだもの、
寺島さん、いいなぁ・・・(ってかなりマジ)

次回は、本格的にシンくん目当てで観て参りますわ。
12. Posted by ◆sarasaさま   July 16, 2012 23:34
わたしは、普段から映画を観ることが多いから、
とにかくこの作品は興味深いものだったのですが、
そうでなければ、二の足を踏む種類のものかもしれません。
予告やTVスポットでは、特徴的な部分が繋がれているんですが、
お話自体は、特に性的だったり特殊な物語でもないのです。
綾野さんは、この作品の中で一番わかりやすい、
彼の言う「記号」に徹した役柄で、
登場時間も短いけれど、やはり作品の中では不可欠な1人でした。
ただ、「見たいものを見せてあげる」じゃないけれど、
周防さんや裕とはかけ離れた軽薄そうな役柄だし、
やはり彼が言うように、「でも、いい奴」な面もないのは確か。
誰が何と言おうと、観たいものは観たい、嫌なものは嫌でいいと思いますが、
もし、気が変わったらご覧になってみるのもアリだと思いますよ。
観て損のない作品だと思います。

『夏の終り』も『八重の桜』の容保も、わたしもとても楽しみです。
13. Posted by Ageha   July 17, 2012 12:07
多かれ少なかれ、
女性はぜったい美への執着心は持ってるとおもう。
ただ、それが華やかな芸能界となると
その中で一度頂点を極めてしまったら
その気持ちの強さでもって
自分で自分を壊してしまう。

デフォルメではあっても
現実どこにでもあるような話だと思いました。
そして、芸能界じゃなくても
そのへんにあるいてる誰かにも
りりこはいる・・・そのことのほうが怖い気がしました。

自分のブログでもちらっと書いたのですが
外見を中傷されて傷付いたことが1度でもあったら
りりこが整形してまで自分の世界を変えたいとおもった気持ちにどっかでシンクロしてしまうんですよ。
もっとも私のそれは
いじめられたくないとかバカにされたくないとか
あそこまで強烈なものではないですけどね。

アンチエイジングにしろ、美白にしろ、
ダイエットにしろ、
りりこまではいかなくても
大なり小なり女には永遠に美しくありたい気持ちが
きっとある。
男にはエリカ様のエロいシーンを楽しむ映画になってしまうのかもしれないが
女性がみたらどっかで共感してしまう映画じゃないでしょうか。
14. Posted by ◆Agehaさま   July 18, 2012 08:55
全く持って仰る通り。
これは、男性の観点がどこにあるかはわからないけれども、
女性たちへ向けての作品だと思いました。

わたしの場合は、面と向かってよりも、
外見について、通りすがりの道行く他人に捨て台詞のようにあれこれ言われたことが
おそらく多くの方々よりも多かったと思われ、
それは、「女性としての一般的なサイズから外れている」ことが理由で、
あまりにそれが度重なるものだから、
それを云々する奴らは願い下げ、それを問題にしない人とだけ付き合う・・・
というスタンスを子供の頃から身に付けてしまったのでした。
それはそれで悲しいことだけど、世の中の価値観が、
女性は小さいもの、というところにあるから開き直るしかなかったんですね。
そのせいか、若い頃は自分が美しくあろうという情熱があまりなくて、
この年齢になってから、不細工な格好はしないでおきたいと思うようになりました。

それが、わたしの中の少ないながらも存在していた美への執着かもしれません。
この作品を観て、何だかお洒落したくなるという女性が多いのが
その理由はわからないけど、そんな気持ちに同調できる作品だったと思います。
15. Posted by ノラネコ   July 19, 2012 23:42
自らの美というモノに関しては、やはり女性のほうが数段こだわりがあると思うので、この映画も女性が観て納得という部分があるんでしょうね。
りりこに共感出来るかどうかは別として。
男目線だと、同日公開の「苦役列車」の森山未來のブッ壊れっぷりのほうにぐっとリアリティを感じたりするのですが。
16. Posted by ◆ノラネコさま   July 21, 2012 15:48
すっかりお返事が遅くなって申し訳ありません。

りりこに共感するかどうか、本当に人それぞれだろうし、
美への執着心も、自分が自覚するかどうかも含め、やはり人それぞれなんでしょうが、
「自らの美」への拘りは、女性なら誰しも持ち合わせていると思います。
磨こうとするか、逆に無関心であることも、
ある意味、同義の「自らの美」への拘りだとも言えるのでしょう。
わたしなど、自分に対して特に関心がないと思っていたけれど、
この作品がやたらと気に入ってしまったというのは、
やはり女性だから、ということかと驚いたりしています。

『苦役列車』も、近くで上映されたら是非観たいと思っていたけれど、
どうやらわが町は素通りされてしまい、
男目線と女目線の対比もとても面白そうですが、
観る機会はずっと後になりそうです。

17. Posted by クールハンドルーク 0077   August 19, 2012 17:22
原作はツインピークスも入ってるので、スピリチュアルな交信、交感を光と影、黒色と白色の絶妙な配合された質感の中で描いてます。 映画は、モノトーンの質感の上に重ねた、思い切り赤=暖色系。 なんて感じでしょうか?
また、何度か見ないと気づかないシーンがありました。りりこの鏡にjesusのオブジェ。りりこはトリックスターが宿命付られて。頻出する血を流すイメージは、神の子のイメージングがあったりつまり、りりこはアイドルとりっくすたー堕天使神の子の間を羽根の数で姿を変えていたと思います。
それと、キーはロールシャッハ的に飛び散る赤のイメージも。冒頭のタイトル前にもロールシャッハ的な零れ方がでてくる。I can flyとのシーンでもドレッサーの上の化粧道具をのけるときにロールシャッハ的にマニキュアかなんかが溢れるシーンがあるし。
18. Posted by クールハンドルーク 0077(連投すいません)   August 19, 2012 17:25
それと、キーはロールシャッハ的に飛び散る赤のイメージも。冒頭のタイトル前にもロールシャッハ的な零れ方がでてくる。I can flyとのシーンでもドレッサーの上の化粧道具をのけるときにロールシャッハ的にマニキュアかなんかが溢れるシーンがあるし。
ミニタイガーリリーの街で、検事のアシスタントの鈴木杏のたっていたポールに刻まれた 数字=ミニタイガーリリーをカウントする様、などなど。
柔らかな黄色の光に包まれたお花畑のシーン姉妹のお互いを想い合う気持ちを夢見るトーンの中で描いてる素朴さに輝いてる妹を眩しそうに見つめるりりこ 名シーン。
最後に。
りりこのアルカイックスマイル はフルメタルジャケットほほえみデブの凄絶な微笑が叩きつけた、激動の90年代の予感に対する混沌の21世紀版のドヤ顔アンサーだと思う。
19. Posted by ◆クールハンドルーク 0077 さま   August 19, 2012 21:58
素晴らしいご意見、ありがとうございます。
わたしなどは、そこまで深く観ていないのでお恥ずかしいです。
今後ともよろしくお願いします。
20. Posted by クールハンドルーク    August 20, 2012 03:09
ご高評ありがとうございます。よろしければ、
私のブログもご笑覧ください。
ヘルターを中心に(ここに載せていただいたのはそのダイジェストです)語っております。
よろしくお願いいたします。
21. Posted by ◆クールハンドルークさま   August 20, 2012 23:15
再びのコメント、ありがとうございます。
昨日、早速お邪魔させていただき、
わたしなどには全く気付けないシーンへの言及も詳しいレビューを拝読しました。

当方は、その時々で一貫性のないブログになっていますが、
よろしければまた、別の作品についてもお喋りできる機会があればと思います。
ありがとうございました。

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