April 10, 2013

アンナ・カレーニナ

運命の愛。
Anna Karenina

■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: キーラ・ナイトレイ
    ジュード・ロウ
    アーロン・テイラー=ジョンソン
    ケリー・マクドナルド
    マシュー・マクファディン
    ドーナル・グリーソン
    ルース・ウィルソン
    アリシア・ヴィキャンデル
    オリヴィア・ウィリアムズ
    エミリー・ワトソン
    シャーリー・ヘンダーソン
監督: ジョー・ライト
2012年 UK 130分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■

監督、出演者など、惹かれる要素が多くて
是非観たいと思っていた作品。
諸々の都合で遅れてしまったけれど、やっと観ることができた。
これは・・・「面白い」作品だ。
きっと、記憶に残る作品になるだろう。



物語は。


19世紀後半の帝政ロシア。
社交界の花であるアンナ・カレーニナは、
18歳で政府高官と結婚し、一人息子を愛しているが、
夫への愛を感じることなく暮らしていた。
ある時、美しい青年将校ヴロンスキーと出会った瞬間、
お互いに惹かれあった2人は、許されない恋に落ちてゆく。
初めて愛を知ったアンナは、
全てを捨ててヴロンスキーの元に走ろうとする。
一方、ヴロンスキーに想いを寄せるキティは、
純朴な青年リョービンの求愛を退けるが・・・



ロシアの社交界に生きる女と、青年将校との激しい愛を描く名作文学を、
大胆で斬新な演出で描き出す作品。

『アンナ・カレーニナ』というのは、あまりにも有名なトルストイの作品だが、
自慢じゃないが、小説を読んだことはないはずだ。
けれど、長い人生の間には、このお話のあらすじを知る機会が、
いつかどこかであったらしく(それがいつ、何だったかが記憶にないの)
お話自体には驚くことがなかった。
あるいは、大枠がよく似たかたちの悲恋物語が、
たくさん作られていて、それらを無意識に思い起こしたかもしれない。
いずれにせよ、ストーリー自体は、
冷静に考えたら、そんなに特別な感じがしないのだが、
この作品の場合、生きてくるのが斬新な演出だ。

本作は、大きく分けて2つの描写があって、
1つは、観ている者にまず戸惑いを与えるであろう「演劇」のシーン。
劇中劇というのではなく、
登場人物の多くが、舞台(の上や裏)という限られた空間の中で、
それを別段不思議とも思わず生きているのだ。
いや、彼らは彼らの世界であたりまえに生きているのだが、
作品全体から見ると、虚構の、限定された空間でしかない。
本当は相当に広々とした場所にあるにも関わらず、
観ている者からしたら、不自然な狭い舞台を使って描かれたりする。
そしてもう1つは、現実の風景。
最初は舞台の世界にいたものの、
ある時から舞台を降りた人物は、もう閉塞した空間ではなく、
現実の、自由な空間で生きていくことになる。
それらが、いったいどういう理由なのだろうと最初は思うのだが、
その明白な対比に、徐々にその本意に気付くことになり、
きっと本作はのちの記憶に残るであろうと思う理由でもある。

原作小説を読んでいないのだが、
刊行されている文庫本のページ数から察するに、
長大な物語であるに違いなく、
読了するのに相当の時間を要するのではないかと思うと、
やっぱり手を付けるのに躊躇するものがある。
書評を読むと、やはり素晴らしい文学作品だろうと思い、
様々な場面は、どのような言葉で表現されているだろうとも思い、
興味がなくはないのだが・・・
でも、だからこそ、そんな作品を130分に収めるとするならば、
かなり思い切った取捨選択が必要なはずだが、
上記の表現は、それにも一役買っているのではないかと思う。
演劇のシーンから現実へ、舞台上から舞台裏へ、も含め、
人物たちの心情の変化を伴った場面の転換が淀みなく、
恐るべきスピードで小説のページを繰っている感じがした。
初見では、全体を観ることになるが、
もしもう1度観たならば、もっと違う何かに気付けるのではないか。
あるいは、小説を読んだならば、
それぞれのシーンを描写する言葉に素直に感動しているかもしれない。
その機会があったら・・・、の話なのだが。


筋書きについて言えば、ヒロイン、アンナの選択は、
現代の日本の庶民(のオバサン)からすると、
共感できるところも、そうでないところもある。
それしか道はなかったのか?と思う反面、
それ以外の道を探すことはできなかったんだろうとも思う。
ともあれ、彼女は閉塞した空間に閉じ込められた人生を生き、
舞台を降り劇場を離れたリョービンは・・・
最低限のネタバレを避ければ、推して知るべし、とだけ言っておこうか。

ともあれ。
わたしはこの作品がとても気に入った。
ヒロインの生き方について、共感をするかどうかは別として、
小説を効果的に表現するための演出、
登場人物を的確に表現するための俳優たち、
 (いやもう、好きな俳優だらけでした)
ヒロインの情熱が溢れる官能的なダンスの振付、
 (このダンスのシーンは見惚れてしまいます)
随所で作品を彩る衣装の数々・・・
 (アカデミー賞衣装デザイン賞受賞です)
映画に必要なあれこれが揃っているのだもの。

その中で、特にキャストについて言えば。
アンナの夫、カレーニン@ジュード・ロウ。
愛がない結婚とは言え、
前髪がこれまで以上に後退したとは言え(演出だそうだけれど)
相手がジュードなら充分ではないの・・・と思うのは、
わたしがジュードが好きだからね。
トップに貼り付けた画像も、
主人公ではないのに、ジュードバージョンにしてしまってごめんなさい。
もし、この作品が10数年前に作られていたなら、
彼は文句なしのブロンスキーだったのでは・・・と思ったりするけど、
ここでは、老けメイクで、体面を重んじる人物としてご登場。
でも、だからこそ、彼の別の一面を見れた気がして嬉しいわ。
アンナの兄@マシュー・マクファディンは、
『プライドと偏見』では、リジーとMr.ダーシーだったけれど、
ここでは兄と妹で、彼はこっちの役のほうがいいと思う。。。
また、最近、あっという間に人気者になった、
ヴロンスキー@アーロン・テイラー=ジョンソンもいいのだけれど、
どっちかというと、気になったのがリョービン@ドーナル・グリーソン。
グリーソン?と思って調べたら、やっぱりブレンダン・グリーソンのご子息。
これまでも何作かで観た人だけど、
今回は役柄も手伝ってか、特に良かったと思います。
さらに、
数少ない好きな女優の1人、エミリー・ワトソンやケリー・マクドナルド、
実は、この人の顔が好きなオリヴィア・ウィリアムズ。
また、この声を聞いたら、すぐにそうだとわかるシャーリー・ヘンダーソン。
(声は同じだけど、見た目はやっぱりちょっと老けちゃった?)
なんて、どうでもいいお喋りが過ぎたかな。


ロシアのお話だけど、
英国人監督と英国俳優たちによって、英語で語られる英国作品。
でも、上記の諸々の力によって、いろんな意味で魅力的な作品でもある。
登場するのは、いくつもの愛のかたち。
わたしは、あなたは、どの愛を一番ほしいと願うだろう。
どの愛を手にしているだろう。
どの愛なら、手放すことができる???
ご覧になれる方は、是非、スクリーンで。

tinkerbell_tomo at 22:36│Comments(12)TrackBack(21) 洋画【あ】 

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この記事へのコメント

1. Posted by メグ   April 11, 2013 17:13
悠雅さま こんにちは♪
『アンナ・カレーニナ』なのにTOPの画像がジュードだったので
思わずニヤリ。そしてレビューを拝見して、またニヤリ(笑)。
「ごめんなさい」などとおっしゃらずともよろしゅうございます
以前、『パブリック・エネミーズ』のときも、TOP画像はベイルさんでしたものね。
私もこの映画はスクリーンで見たいです。
悠雅さんのレビューでますますそう思いました。時間作らなくちゃ・・・。
2. Posted by campanula   April 11, 2013 19:59
こんばんは!

またまた忘れた頃に登場です。
お孫さんたちも、スクスク成長して、お幸せそうなご様子を羨ましく??拝見させていただいていました。
息子夫婦は、忙しいらしく(サザエさん症候群になりそうですって!?)まだオバアチャンにはなれていません。なんて近況はともかく・・・・・

この映画、初日初回に見て、2回目も見てしまいました!舞台劇演出に賛否両論のようですが、素敵な英国人俳優にウットリしていられる貴重な2時間ですよね。
東京の旗艦館が日劇3なので、8年前の熱病のような日々を思い出して感無量でした。
ジュード=カレーニンがあまりにも思慮深い落ち着いた人物なので、アーロン=ヴロンスキーは割を食っちゃったわね。撮影当時は20歳くらいかな、ジュードに対抗するには、あと10年はいるわ!でも10年後に期待したい俳優さんです。
3. Posted by ◆メグさま   April 13, 2013 00:10
たとえ主演が誰であろうと、
『シャーロック・ホームズ』でもワトソン@ジュード、
『パブリック・エネミーズ』なら迷いなくベイル…と
相変わらず好き勝手し放題。
でも、メグさんにそう仰っていただいたら、勇気が出ますわ(´▽`)

これは、何と言うか斬新、実験的、独特・・・な作りだし、
何しろジュードですから(笑)
お忙しいでしょうが、是非是非スクリーンで♪

4. Posted by ◆campanulaさま   April 13, 2013 00:21
お久しぶりでございます〜♪
お陰様で何とかかんとかやってます。
娘宅の孫たちは順調に成長してますが、アラサー息子はいったいどうなることやら…
ってことはともかく。

おお、流石っ!!campanulaさん。
早速、連続鑑賞されましたか!そのお気持ち、わかります。
ああ、そういう手もあったか、と今更思います。
舞台の演出、わたしは面白いし効果的だったと思いましたが、
賛否両論なのは理解できます。
でも、何にせよ、次から次へと好きな英国俳優が登場するから、
お話は悲恋なのに、何やらニヤニヤ、うっとりしてる不審なオバサンでした。
っていうか。。。あれからもう8年なんですねぇ。。。
8年って、ねぇ。。。

アーロンくん、いいんだけど、何しろジュードだからねぇ。
もし、とっても嫌な奴に演じたらどうだったかわからないけど、
あの雰囲気のジュードだもの、アーロンくん、力負けです。
でも確かに、10年後の彼は楽しみです。
ああ、英国にはいい男たちがいっぱいいること!!
5. Posted by にゃむばなな   April 13, 2013 17:51
やっぱりジョー・ライト監督は文芸作品だけが素晴らしいですね。
ほんと、あんな長いと言われている小説をよく130分で纏めたものです。

それにしても女性が不倫にのめり込むと男性よりタチが悪くなるんですね。勉強になりましたよ。
6. Posted by ◆にゃむばななさま   April 14, 2013 16:26
文学作品は、やはり文章を楽しむものだから、
単にストーリーをなぞるだけでは作品としては物足りないものですが、
これはその削がれた楽しみの代わりに、面白い趣向で補ってくれたと思います。

女性の全てがアンナと同じ心理状態や行動であるとは思わず、
女性であるわたしでも、彼女に共感できる部分が少ないですが、
いろんな女性がいるという意味では、独身男性には興味深い人かもしれません。
7. Posted by yukarin   April 14, 2013 20:34
こんばんは♪
4月からブログタイトルが変わりました!
今後ともよろしくお願いいたします〜っ。

私も相手がジュードなのに〜って思いましたわ。
それにしてもさすが衣装デザイン賞受賞しただけあって素敵でしたね。
8. Posted by ◆yukarinさま   April 15, 2013 22:19
こんばんは。
ご丁寧にお知らせありがとうございます。
こちらこそ、これからもよろしくお願いしますね〜(^^♪

わははっ。
やっぱりいらっしゃった。
相手がジュードならいいじゃないのぉ・・・って思う方(^-^*)
そうそう。
本当に、衣裳はやはり目を引きますね。
受賞も納得です、
9. Posted by ノラネコ   April 15, 2013 23:21
話そのものは手垢がつく位おなじみなんですけど、アプローチは挑戦的でしたね。
知らないで観ると一体何が始まったのかとびっくりしてしまうでしょう。
ジョー・ライトの意外な一面が見えて、なかなかに楽しめる一本でした。
10. Posted by ◆ノラネコさま   April 18, 2013 14:29
そうなんですよね。
お話そのものは「ありがち」と言われても仕方ない。。。
文豪トルストイに向かって、なんたる暴言でもあるんですが(^^;
でも、それをこの形で表現したことは、
画期的であるだけではなく、全体を見渡すためにも、
サクサクとお話を進めるためにも有効だったと思います。
でも、本当は最初は何のこっちゃ、と戸惑いましたが。
11. Posted by えい   April 18, 2013 20:37
確かに。
あの長大な物語をこの時間内で
しかも大河ドラマと言うほどの予算をかけずに
映画化するとしたら、
こういった思い切った前衛的手法が必要だったのかも。
ヒロインの住んでいる<狭い>世界を
<劇場>の中にたとえる…
その発想には脱帽です。
12. Posted by ◆えいさま   April 18, 2013 23:45
『プライドと偏見』の時に感じた、
原作を大事にしようとするあまり、あれこれ詰め込んだ上に、
フルスピードで走っているという印象がなかったのは、
この面白い演出のおかげもあるんじゃないかと思いました。
もっと描き込んでもいいところを、
まさに舞台劇のようにさっさと場面転換していくことで、
長大な原作をコンパクトにできてるというか。

もうこのあと誰もこの手法を使えないに違いなく、
だからこそ、この演出で観る唯一の作品であるでしょうね。

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