April 13, 2013

舟を編む

用例採集。袖カバー。言葉の海を渡る舟。
舟を編む





■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: 松田 龍平    宮あおい
    オダギリジョー  伊佐山ひろ子
    加藤  剛     小林  薫
    渡辺美佐子    麻生久美子
    八千草 薫     黒木  華
監督: 石井 裕也
2013年 日本 133分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■


いい。いいよ、これいいよ。
ええわ。ええよ。これ、めっちゃええって。
この作品の感想を、標準語と関西弁で言ってみました。



物語は。


1995年。大手出版社の玄武書房。
立派なビルの本館の脇に建っている旧館にあるのが辞書編集部。
ベテランの編集者、荒木は、
病床の妻の介護のために定年で引退することになるが、
現代に生きる言葉を集めた辞書、『大渡海』の監修者、松本は、
荒木が引退すると大打撃を受けるため、残念でならない。
そこで、安心して辞書編集部を去るために、荒木は自らの後任を探し始める。
編集部社員の、イマドキの青年、西岡が見つけてきたのは、
大学院卒だが、コミュニケーション能力が欠如した、
およそ営業には向かないタイプの馬締(まじめ)光也。

辞書作りは、収録する言葉の採集、選定、語釈や用例の執筆をはじめ
1つの辞書を作るためには15年はかかる仕事である。
生来の気質が辞書作りに適していた馬締は、
監修の松本の言葉に感銘を受け、早速仕事に没頭する。
そんなある日、馬締は下宿先で若い女性、香具矢(かぐや)に出会う。
あれほどまでに真面目に仕事に取り組む馬締だが、
香具矢のことを思うと仕事が手につかず・・・



時代が移り変わる中、
緻密で膨大な作業の積み上げを必要とする辞書作りの工程と、
それに深く関わることになった真面目な馬締青年を描く物語。

監修者の、
「言葉の海。辞書はその海に浮かぶ舟。
 人と繋がりたくて正しい言葉を探す人に捧げる辞書を作りたい」という言葉を
まるで雷に打たれたかのような思いで聞いた主人公。
辞書が言葉の海を渡る舟なら、
辞書編集に当たる馬締は水を得た魚だ。
気の遠くなる時間をかけ、丁寧な作業を繰り返し、コツコツ積み上げる。
最高の人選だったわけである。


思えば、これまでの人生でどれくらいの辞書と接してきたのか。
少なくとも、10数年前までは、
中学、高校で使った辞書を家のあちこちに置いて、
わからない言葉に出会ったらすぐに調べる、ということをしていた。
でも、あれだけ重宝した辞書、今はどこへ片付けたか、
全く記憶に残っていない。
それほど、この10数年、「困ったら検索」しかして来なかったのだ。
もちろん、Web上の辞書にはしょっちゅうお世話になっているが、
この作品を観るまで、あれほど必需品だった紙媒体の辞書を
すっかり忘れていたことに愕然とした。
本当に、どれだけお世話になったか知れないというのに。。。

思えば
わたしはかなり辞書が好きな中高生だった。
目的の語を辞書で引いたら、
偶然、その隣に掲載されている無関係の語のほうに興味を持ち、
何かの機会に使おうと、語と意味を勉強机の天板に書き留め始め、
気がついたら、天板が抜き書きした語でいっぱいになったりした。
そういう人間にとって、この作品の辞書編集という地道な仕事は、
滅茶苦茶大変そうだとは思いながらも、
とっても羨ましい、憧れてしまう仕事として映った。
今は、全く違う仕事をしているが、
10代のわたしは、「編集者」という仕事にとても憧れていたし、
今更ながらまた、憧れが強くなってしまった。

閑話休題。


その、個人的にはとても興味がある仕事の、
専門的かつ基本的な作業の1から100までを描いてくれたこの作品は、
ただそれだけでも嬉しいものだったが、
そこで生きている主人公、馬締くんという人物もとても素敵だった。
もちろん、松田龍平という、見た目のいい青年が演じているのだから、
好感を持って観てしまったのかもしれず、
もし、かなり苦手なタイプの見た目だったとしたら、
実際に会ったとしても、単なる変人としてしか接しないかも・・・
とも思ってしまうけれども。
言葉数は多くないが、使う言葉は丁寧で、もちろん知的レベルは高い。
でも、人との付き合い方など全くわからない。
そんな彼を取り巻く人たちがまた素敵なのよね。
如何にも、見るからに、誰が何と言っても、高齢の学者、松本は、
端正で背筋が伸び、居住まいの正しそうな加藤剛さんがどんぴしゃり。
よくぞ、この方をキャスティングされたことだ。
また、辞書作りには不向きそうで一見軽々しそうに見えるけれども、
案外いい奴な同僚西岡@オダギリジョー。最高です。
この役も、こんな雰囲気が出せるのは彼しかないでしょう。
さらに、一旦は退職してしまう荒木@小林薫がまた良くてねぇ。
ほんとに、、いいんだわぁ。
また、後半に登場してくる、黒木華(はる)も◎。
でも、
やっぱりこの作品は、何と言っても松田龍平だろう。
アヒルと鴨のコインロッカー』の河崎、
探偵はBARにいる』の高田、
まほろ駅前多田便利軒』の行天・・・と、
飄々として掴みどころがないけど、小器用な感じというイメージが
何となく染み込んでいる気がしていたのだけれど、
(思えば、『蟹工船』『劔岳 点の記』『ハゲタカ』なんかもあったが)
今回はまた、すっかり別人。
極端に言葉数の少ない、不器用そのものの、学者の雰囲気の青年で、
言葉をよく知りながら、上手く使えないという初期から、
月日が経ち、年齢を重ね、少しずつ変わっていくところまで、
彼の好演があってこそ、という気がする。
時折、本当にお父さんによく似てきた、と思うところがあって、
優作さんは、今頃どれほどの嬉しさで、
2人の息子たちの活躍を空の上から見ているだろう…なんて思ったりもする。


流石に、本屋大賞を受賞しただけあって、
きっと、小説も読ませる力に長け、内容も面白かっただろうと思わせるが、
それが巧いかたちで映像化されたのだろう。
お話も面白いし、上で挙げなかったキャストの1人1人、
それぞれのコンビネーションも最高だし、
静かで、真摯な全体の印象もいい。


何10万もある言葉の数々、それらは日々刻々姿を変え、
内包するものさえ変化させながら、人間たちの中で生きてゆく。
その、生きた言葉を集め、人々を繋ぐ手助けをする「辞書」。
そう言う傍からまた姿を変えようとする言葉の尻尾を掴み、
新たに束ねなおそうとする人たち。
どちらも、本当に素敵だ。
ご覧になれる方は、是非。


tinkerbell_tomo at 16:29│Comments(10)TrackBack(41) 日本の映画 

トラックバックURL

この記事へのトラックバック

1. 舟を編む  [ Akira's VOICE ]   April 13, 2013 17:56
大渡海めっちゃ欲しい。  
2. 舟を編む  [ あーうぃ だにぇっと ]   April 13, 2013 18:06
舟を編む@東商ホール
3. 【舟を編む】繋がりを編む人 【 映画@見取り八段 】  [ 映画@見取り八段 ]   April 13, 2013 18:37
舟を編む 監督: 石井裕也  出演: 松田龍平、宮崎あおい…
4. 映画レビュー「舟を編む」  [ 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評 ]   April 13, 2013 19:46
映画 舟を編む オリジナル・サウンドトラック [CD]◆プチレビュー◆辞書作りに携わる人々の静かな情熱を描く「舟を編む」。抑制したタッチが好感度大。 【70点】 玄武書房に勤務 ...
5. 舟を編む ★★★★  [ パピとママ映画のblog ]   April 13, 2013 21:12
2012年本屋大賞で大賞を獲得し、2012年文芸・小説部門で最も販売された三浦しをんの『舟を編む』(光文社・刊)。 言葉の海を渡る舟ともいうべき存在の辞書を編集する人々の、言葉と人に対する愛情や挑戦を描いた感動作を、「剥き出しにっぽん」で第29回ぴあフィルムフェ...
6. 映画 舟を編む  [ こみち ]   April 13, 2013 22:56
JUGEMテーマ:映画館で観た映画    冒頭は凄く地味なストーリー。   西岡正志と三好麗美のことがなければ   平凡すぎて飽きてしまうくらい地味だった。   中盤から後半は、辞書製作の苦労を現しているかのように &n
7. 舟を編む  [ 勝手に映画評 ]   April 14, 2013 17:02
なるほど、こうきますか。 馬締が、松田龍平と聞いた時は「どうかな〜」と思いましたが、中々どうして。結構いい仕上がりになっていますね。さすがです。 凛とした美しさを持つ女性には、やっぱり宮崎あおいは外せないですよねぇ。ただ、「自分、不器用ですから」と言い...
8. 舟を編む  [ いい加減社長の映画日記 ]   April 14, 2013 18:14
ユナイテッド・シネマとしまえんのサイトで、公開しているのを見逃していて、あわてて日曜日に・・・ 「オフィシャルサイト」 【ストーリー】 大手出版社、玄武書店の辞書編集部は、ベテラン編集者の荒木が定年退職するため、後任に営業部で変人扱いされていた馬締(ま...
9. 舟を編む  [ シネマをぶった斬りっ!! ]   April 14, 2013 19:11
【監督】石井裕也 【出演】松田龍平/宮崎あおい/オダギリジョー/黒木華/渡辺美佐子/池脇千鶴/伊佐山ひろ子/八千草薫/小林薫/加藤剛 【公開日】2013年 4月13日 【製作】日本 【ストーリー】 ...
10. 『舟を編む』(2013)  [ 【徒然なるままに・・・】 ]   April 14, 2013 20:45
2012年の本屋大賞第1位に輝いた三浦しをんの『舟を編む』の映画化作品。特に大きな事件が起きるわけでもない淡々とした展開で、映像化には不向きじゃないかなと思っていたのだけれども、見応えのある素敵な作品になってました。 原作より集約されたキャラクター、逆に膨らま
11. 映画 舟を編む  [ 充実した毎日を送るための独り言 ]   April 14, 2013 20:56
・映画「舟を編む」(2013年4月13日より公開 松田龍平 宮崎あおい オダギリジョー出演)  出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。玄武書房の営業部に勤める馬締光也...
12. 舟を編む  [ とりあえず、コメントです ]   April 14, 2013 20:58
三浦しをん著の同名小説を石井裕也監督が松田龍平主演で映画化したドラマです。 原作が大好きだったので、この物語をどのように映画化するのか楽しみにしていました。 辞書作りという未知の世界がとても面白く感じられるような作品になっていました。
13. 舟を編む〜言葉の光と影  [ 佐藤秀の徒然幻視録 ]   April 14, 2013 22:20
「右」の意味と言葉の観覧車的性質 公式サイト。三浦しをん原作、石井裕也監督、松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、小林薫、加藤剛、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、鶴見辰 ...
14. 『舟を編む』  [ ラムの大通り ]   April 14, 2013 22:55
「久しぶりだから、 喋りやすい映画からにしちゃうかな」 ----えっ、そうニャの? これって、タイトルからして分かりにくいけど…。 「そう言われてみると 確かにそうだね。 これは、ある出版社で 新しい辞書を作った人たちの話。 それまでの辞書とは違って若者言葉や 新...
15. 言葉の海を渡るひとたち。〜「舟を編む」〜  [ ペパーミントの魔術師 ]   April 14, 2013 23:16
4月9日。試写会、高槻アレックスシネマにて。 おトラさん、かわいい〜。(そこ?) なんだかすっかり本屋大賞作品映画化の常連になっちゃいましたね〜。宮崎あおいちゃん。 しかも最近やたら妻役多し。 余談のたたみかけになりますが、料理がめっちゃええ感じやなっ...
16. 映画『舟を編む』観てきたよ〜(*´∀`*)  [ よくばりアンテナ ]   April 15, 2013 16:11
昨年度の本屋大賞を受賞した三浦しをんさんの同名作品が原作。 辞書編纂っていう、ちょっと考えてみても時間のかかる地味〜な仕事に スポットを当てた悪い人の出てこないお仕事&人間模様の内容。 ...
17. 舟を編む  [ 象のロケット ]   April 15, 2013 17:07
玄武書房・営業部で持て余されていた27歳の馬締(まじめ)光也は、言語能力を買われ、新しい辞書「大渡海」の編纂に取り掛かったばかりの辞書編集部へ異動となった。 辞書作りは、用例採集、見出し語選定、語釈執筆、レイアウト、校正など、気が遠くなるほど地味な作業の連
18. 舟を編む  [ ダイターンクラッシュ!! ]   April 15, 2013 21:50
2013年4月14日(日) 15:40〜 TOHOシネマズ川崎2 料金:1000円(TOHOシネマズデイ) パンフレット:未確認 感じ悪い若造を演じさせると日本で屈指の男、シャイではあるが頑固な好漢を好演 『舟を編む』公式サイト 辞書編集の話。気の長い仕事なのだろうと思ったが、
19. 舟を編む  [ 風情♪の不安多事な冒険 Part.5 ]   April 16, 2013 10:31
 日本  ドラマ  監督:石井裕也  出演:松田龍平      宮崎あおい      オダギリジョー      黒木華 【物語】  玄武書房に勤務する馬締光也は職場の営業 ...
20. 『舟を編む』  [ こねたみっくす ]   April 17, 2013 16:30
集めた言葉が編むのは辞書を作る人たちの熱い心。 2012年本屋大賞に輝いた三浦しをん先生の小説を石井裕也監督が映画化したこの作品は、辞書に対する見方が変わるだけでなく、会話 ...
21. 舟を編む ★★★☆☆  [ センタのダイアリー ]   April 17, 2013 21:32
言葉は思考であるという考え方に基づく記号論があるように、言葉の世界は果てしなく広く深い。 言うならば、ことばは人間の活動全てであると言っても過言ではない。 また、言葉は新たに生まれ又は死んで...
22. 映画「舟を編む」  [ FREE TIME ]   April 18, 2013 00:27
映画「舟を編む」を鑑賞しました。
23. 『舟を編む』  [ 京の昼寝〜♪ ]   April 18, 2013 12:15
□作品オフィシャルサイト 「舟を編む」 □監督 石井裕也□脚本 渡辺謙作□原作 三浦しをん□キャスト 松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、小林 薫、加藤 剛、       渡辺美佐子、黒木華、池脇千鶴、鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、八千草 薫■鑑賞日 4月1
24. 舟を編む  [ にきログ ]   April 20, 2013 23:30
さて、お久しぶりの映画感想ですね こちら三浦しをんさんの小説原作の映画化ですね ほぼあらすじも知らずに見た映画です 個人的には私は前情報を入れすぎると余計な先入観が入るので何も知らずに見るほうが...
25. 舟を編む  [ だらだら無気力ブログ! ]   April 21, 2013 02:07
辞書作りって大変なんだな。
26. 映画「舟を編む」感想  [ タナウツネット雑記ブログ ]   April 23, 2013 23:00
映画「舟を編む」観に行ってきました。2012年本屋大賞に輝いた三浦しをん原作の同名小説を、松田龍平・宮崎あおい主演で実写化した作品。物語の始まりは1995年。出版社の玄...
27. 舟を編む  [ 映画的・絵画的・音楽的 ]   April 24, 2013 22:09
 『舟を編む』を渋谷のシネパレスで見ました。 (1)昨年の本屋大賞を受賞した際に原作本〔三浦しをん著『舟を編む』(光文社)〕を読んだことから、本作にも興味が湧いて映画館に出かけてみました。  本作の最初の方の時代は1995年、舞台は出版社・玄武書房の辞書編集...
28. 舟を編む  監督/石井裕也  [ 西京極 紫の館 ]   April 25, 2013 00:41
【出演】  松田龍平  宮崎あおい  オダギリジョー 【ストーリー】 玄武書房に勤務する馬締光也は職場の営業部では変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。新しい辞書「大渡海」の編さんに従事するのは、現代語に強いチャラ...
29. 舟を編む/松田龍平、宮崎あおい  [ カノンな日々 ]   April 25, 2013 06:27
三浦しをんに同名の原作小説は出版当時から本屋さんで見かけるたびに気にはなっていたもののハードカバーはちょっと億劫なので文庫化されてからでもいいかなと思っていたら、2012年 ...
30. 「舟を編む」言葉を意味を集め続けた先にみた言葉1つ1つの意味の大切さと難しさ  [ オールマイティにコメンテート ]   April 26, 2013 06:16
「舟を編む」は三浦しをん原作の「舟を編む」を映画化した作品で辞書編集者になったまじめな男が15年という歳月を掛けて辞書を出版するまでの過程を描いた作品である。辞書と言 ...
31. 映画・舟を編む  [ 読書と映画とガーデニング ]   May 02, 2013 13:09
2013年 日本 ほぼ三浦しをんさんの原作通りでした 主人公の馬締(松田龍平)は原作から自分が想像していたよりさらに風変わり 一生懸命な人間が見せる滑稽さ、でもカッコイイ 真面目な馬締は松田龍平以外では誰が演じられるか、と思うくらい嵌まっていました ...
32. 辞書を作ろう!  [ 笑う社会人の生活 ]   May 04, 2013 09:56
20日のことですが、映画「舟を編む」を鑑賞しました。 玄武書房に勤務する馬締は職場の営業部では変人扱いされていた 言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属され、新しい辞書「大渡海」の編編に従事することになり・・・ 辞書編集をテーマにしたドラマ  ...
33. 舟を編む  [ 昼寝の時間@R ]   May 18, 2013 04:16
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、独...
34. 舟を編む  [ 花ごよみ ]   May 18, 2013 13:22
監督は石井裕也。 三浦しをんの同名小説の映画化。 主演の馬締光也役には松田龍平、 馬締が恋する香具矢役には、 宮崎あおいがキャスティング。 先輩役の西岡正志をオダギリジョー、 加藤剛、八千草薫、渡辺美佐子等、 共演者達もそれぞれ個性的で、 魅力ある人物...
35. 舟を編む  [ 単館系 ]   May 22, 2013 22:07
舟を編む ユナイテッド・シネマ浦和 4/13公開 玄武書房に勤務する馬締光也(松田龍平)は職場の営業部では変人扱いされていたが、 言葉に対する並外れた感性を見込まれ辞書編集部に配属される。 新しい...
36. No.351 舟を編む  [ 気ままな映画生活 ]   June 09, 2013 21:36
出版社の辞書編集部を舞台に、新しい辞書づくりに取り組む人々の姿を描き、2012年本屋大賞で第1位を獲得した三浦しをんの同名小説を映画化。玄武書房の営業部に勤める馬締光也は、 ...
37. 舟を編む  [ C’est joli〜ここちいい毎日を♪〜 ]   June 11, 2013 23:04
舟を編む '13:日本 ◆監督:石井裕也「ハラがコレなんで」「川の底からこんにちは」 ◆出演:松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョー、黒木華、渡辺美佐子、池脇千鶴、 鶴見辰吾、伊佐山ひろ子、 八千草薫、小林薫、加藤剛、宇野祥平、森岡龍 ◆STORY◆玄武書房に勤務す...
38. 舟を編む  [ シェイクで乾杯! ]   July 06, 2013 20:49
辞書作りって、こんな風にアナログで地道な作業だったんだと感動〜。
39. 「舟を編む」 2013年 監督・石井裕也  [ トリ猫家族 ]   December 01, 2013 12:12
 辞書の世界がこんなにロマンチックとは知らなかったよ。 コレは、広くて深い言葉の海に乗出すことになり、ひとつひとつの言葉に出会いながら舟をこぎ続け、 その旅の楽しさに目 ...
40. 『舟を編む』 なぜ1995年なのか?  [ 映画のブログ ]   January 03, 2014 20:58
 『舟を編む』は、辞書の編纂という地味で気の長そうな仕事が、想像を遥かに上回るほど地味で気が長いことを描き、そこから絶妙な笑いを生み出すコメディだ。  本作は1995年を舞台にしているけれど、描かれる内容は極めて今日的だ。東日本大震災後の私たちにとって、切実
41. 舟を編む  [ いやいやえん ]   January 06, 2014 08:44
松田龍平は一見パッとしない役柄のほうが似合う。 辞書を作る。それは、何万語とある言葉の海の中を泳いで渡るごときのようなもの。現代に於いてそれがこんな途方もない年月と労力が費やされているものだとは夢にも思わなかった。先達たちが作ってきた辞書を改良編集し

この記事へのコメント

1. Posted by AKIRA   April 13, 2013 17:58
じわじわと良さが滲んでいく秀作でしたね!

 原作を読みたい。。

今までに観た事の無い松田龍平!巧い!
彼の存在感に尽きる映画です(^O^)
2. Posted by めえめえ   April 13, 2013 21:34
こんばんは。

確かに辞書を引き始めるとキリが無いときがあります。
説明の文に乗っていた別の語句を引き、そこからまたどんどん先へ。
ネットサーフィンの如く続きます(汗)

オダギリジョーの出番が結構多かったのも嬉しかったです♪
ベテラン編集者たちや奥様、下宿のおばさんも味がある方々ばかりでした。
大きいけど大人しい猫でしたね。
3. Posted by ◆AKIRAさま   April 14, 2013 15:31
淡々とした描写からも、
原作もきっと面白いだろうという確かな手応えを感じる作品でした。
大ベテランから若手まで、キャストの力も大きかったですね。

かなりいい加減そうな男が似合うと思っていた松田龍平だけど、
こんな不器用で堅物な役も巧くこなすとは驚きでした。
オダギリジョーも良かったですわ〜。
4. Posted by ◆めえめえさま   April 14, 2013 15:35
こんにちは。

中高生の頃、本当に辞書が好きで、
あれこれ調べるのがとっても楽しかったです。
そうそう。用例などで別のページを引いたら、そこにまた面白い記述があって…
と、今の時代とは違う、本の中にしかない知識を探るのには、
とても面白い存在でありました。

オダギリジョー、出番が多かっただけじゃなく、
『大渡海』完成にもこの作品にも欠かせない存在でしたね。
あの味は、彼だからこそのものだし、
この役のために、この年齢とこの雰囲気があるようなものだと思う加藤剛さんや
渡辺美佐子さん、小林薫さんなど、
どっしりとした安定感のある役者さんたちも素晴らしかったです。
5. Posted by メビウス   April 14, 2013 19:12
悠雅さんこんばんわ♪

自分は辞書のような本格的なものではないですけど、巷の書店でよく売られているワンコイン的な用語辞典があって、それは今でも購入してますね。だから自分も知らない言葉があると興味が沸く・・と言う点では共感できたりする部分もありましたし、何より本作で描かれる辞書作り行程の過酷さなどには驚きの連続で見入りました。
出演者目当てな部分もあったので、個性的な役柄を皆さん上手く演じててそこも見応えがありましたね。加藤さんが演じてる松本主任も、用例採集目的とはいえあの年で合コンに行くほどのバイタリティがあったりと、適度にさりげなく笑わせてくれるのも良かったです^^
6. Posted by ◆メビウスさま   April 15, 2013 22:15
こんばんは。

うん、あのシリーズは面白いですね(^-^*)
つい面白そうで買ってしまわれるお気持ち、わかります。
何歳になっても、興味が引かれるものはいろいろ見つかるから、
本当に、共感できるところがたくさんでした。
あれほどまでに緻密な作業を長年積み重ねで作られているんですね、辞書って…

筋書きとキャストの魅力と落ち着いた演出。
とても良い作品に出会えました。
7. Posted by にゃむばなな   April 17, 2013 16:10
オダギリジョー先輩の男気には目頭が熱くなりましたね。
しかも宣伝部に異動してからも馬締クンに積極的に協力する姿も、辞書編集部に遊びに来る姿も良かったですね。
あれはいい人選ですわ。
8. Posted by ◆にゃむばななさま   April 18, 2013 14:34
イマドキの言葉でいえば、チャラ男なオダジョーが、
プロポーズといい、馬締くんや辞書編集部への思いといい、
実は案外イイ奴だったのがとっても素敵でした。
彼が演じたことで、作品のチャームポイントが増え、
観るほうも、この作品への愛も強くなる気がします。
9. Posted by えい   April 18, 2013 22:04
新井浩文をして
「松田龍平のベスト」と言わしめたこの役柄、
なんでも、
「背筋をぴんと」という監督の要望に対して、
猫背の方があうと主張したとか…。
結果、彼ならではの馬締役が生まれていたと思います。
これからも楽しみですね。
10. Posted by ◆えいさま   April 18, 2013 23:49
新井さんの、松田龍平の演技についての短いコメント、
面白かったですね。
まぁ、そんなエピソードもあるんですね?
確かに、加藤剛@監修者のような背筋の伸び方は、
辞書編集者らしいと感じますが、
猫背のほうがより彼らしくてリアルな気がします。
ホント、まだまだいろんな引き出しがありそうで楽しみです。

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔