September 08, 2013

『八重の桜』第36回

同志の誓い
yae



『八重の桜』第36回は。


明治8年、秋。八重は新島襄と婚約した。
だが、キリスト教に対する風当たりは強く、
槇村は夫に倣ってキリスト教信者になるのならば、
女紅場を辞職せよと迫る。
建前として、信者ではないとすれば教職を続けられるとも言うが、
八重は新島と共に同じ志で生きると決め、女紅場を去る。

薩摩へ帰った西郷隆盛は私学校を設立。
共に下野した者たちに砲術などを教えており、周囲から孤立していた。
大山巌が西郷を訪ね、中央政府へ戻るよう説得するが、
西郷は大山に将来を託し、自分はこの地に留まるという。

新島は、英学校の仮校舎として、
大垣屋の世話で、公家の高松邸の空家を借り受ける。
宣教師J.D.デイヴィスも二の足を踏むほどのあばら家の中で、
目を輝かせ、夢を語る襄。
周囲の強い反対に直面しても、強い思いを語る襄に、
大垣屋が間に入ってその場を取りなし、先へと進めてくれた。
また、キリスト教を教えてはならないという槇村に従う形で、
キリスト教を除いた学科で開校を申請し、
ようやく、英学校開校の許可が降りる。
だが、覚馬の発案での、あくまでも「建前」。
英語の教材として聖書を使うというものだった。
同志社英学校は生徒8人でのスタートだった。
槇村に対し、堂々と自分の意見を言う八重を見た襄は、
アメリカの友人に、「彼女は生き方がハンサムだ」という手紙を書く。

新島襄と八重の結婚式の日を迎えた。
ウェディングドレスを身に付けた八重は、
日本で最初のプロテスタントの結婚式を挙げた。



いよいよ、八重と襄が婚約、
同志社英学校を設立して、新しい時代を担う若者たちに、
学問の場を提供して、育成してゆく時期になった。
もちろん、それは順調な道程ではなかっただろうけれど、
なんとか、英学校も、新島夫妻としても、
スタートラインに立った、という回。

八重が尚之助さまと再会し、かと思うと別れて暮らし、
そのまま、再会することなく尚之助さまの死を迎え・・・
という経緯を数週間の間で描かれてきて、
先週、それに一区切りがついた形。
実際には、何年もの年月が流れていたわけだし、
いろんなことがあって、どんな経緯があったにせよ、
八重は自分の気持ちに区切りをつけたのが明確になった先週。
ただ、観ているわたしなど、
「さあ、前を向かなくちゃ」と頭は切り替わっていても、
心のどこかで、あの尚之助さまの姿や声がチラつくので、
手放しで応援できているかというと。。。まだちょっと不安が。。。
でも、
多くの尚之助さまファン(?)のそんな気持ちを知ってか知らずか、
オダギリ新島の素敵なこと!!
公家の廃屋で、怯むなり不平そうであっても悪くないところ、
キラキラと目を輝かせ、これから先を見据えて、
たくさんの夢を語るんだもの。
その姿に心動かされた形で、大垣屋が反対派を取りなしてくれる…
という展開になったけれど、
一方では、もうこれで八重が共に生きてゆく相手は、
この人になったのだ、と念を押された気もする。

オダギリジョーが新島襄を演じると最初に聞いた時、
(その時は、尚之助さまがどう描かれるのか、未知数だったけど)
何て素敵なキャスティングだ!と大喜びしていた。
全半の、すんばらしい顔ぶれの中、
その人たちに対抗(?)できるのは、そう多くないと思っていたから、
オダギリジョーが登場するのは絶妙だと思ったのだった。
で、実際に登場してみると、
まぁ、まぁ、何てよく似合う。
一言一言、一挙手一投足、こんなに丁寧に、こんなに優しく、
純粋な人柄をここまで演じてくれるとは。。。
期待を大幅に上回ってくれてます。
視聴者も八重の気持ちに乗っかる形で、
オダギリ新島に惹かれて行ってると思います。

今回は、
八重、女紅場やめるってよ(^^ゞがあり、
薩摩では、西郷に不穏な動きがあり、
覚馬の「画策」などもあり、
描かれていたのはいろいろあった回なのに、
オダギリ新島の、柔らかくも圧倒的な存在感に、
新島に見入ってしまった回なのでした。

新島襄がアメリカの友人に宛てた手紙の中で、
「彼女は生き方がハンサムだ」と書いたという、
超有名エピソードが登場したり、
来週は、八重が「襄」と呼び捨てにすることで、
生徒たちから反発を喰らう、ということなど、
よく知られた2人の様子もたくさん登場してくるのだろう。

素直に恭順しないのが会津人。
こうと決めたら、誰にも怯まないのが八重。
これから先は、ハンサムウーマン八重が
輝く展開になってゆくのでしょうね。
ああ、それにしても、オダギリ新島が素晴らしい。



☆;+;。・゚これまでのお話☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

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この記事へのコメント

1. Posted by RYO   September 10, 2013 23:21
オダギリ新島襄、素敵ですね
会津の盛り上がり方に後半はどうかと心配しましたが杞憂でしたね
ほんとすんなり受け入れられるシフトのしかたです
いろんな意味で安心して楽しめます。
(ハラハラドキドキしなくていいですし(^^ゞ)
2. Posted by ◆RYOさま   September 11, 2013 21:53
そうなんです。オダギリ新島、思ったよりずっと素敵。
この人なら仕方ないか、と未だに尚之助さまを忘れてないわたし(^_^;)でも
八重の幸福を祈ってしまいますもん。

これから先、その言動などで波風は高いようだけれど、
もう命の取り合いはないのだから、とそういう意味の安心は大きいですね。
あとは、ご存命の大殿様に、時々はご登場願いたいと思うばかりです。

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