September 28, 2013

そして父になる

6年めの事実。強くなるためのミッション。負けたことのない男。
そして父になる




■・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
出演: 福山 雅治   尾野真千子
    真木よう子   リリー・フランキー
    二宮 慶多   横升 火玄
    中村 ゆり    高橋 和也
    田中 哲司   井浦  新
    國村  隼    風吹ジュン
    樹木 希林   夏八木 勲
監督: 是枝 裕和
2013年 日本 120分
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・■

カンヌ国際映画祭審査員賞受賞作品が本日公開。
せっかく、先行上映が数日間も平日にあったのに、
諸々の都合で観ることが叶わず、ようやく本日鑑賞。
ハリウッドでは、ドリームワークスがリメイク権を獲得したとか。
もちろん、賞やリメイクは当然の評価だと思うが、
もし、それがあってもなくても、
この作品を素晴らしいと思う気持ちに変わりはないだろう。
とても良い作品を観た。



物語は。


一流の建設会社に勤務している二宮良多は、
妻のみどりと6歳の慶多と共に、都心の高級マンションで3人暮らし。
自分も通った有名私立小学校へのお受験に挑戦中だ。
そんな秋のある日、思いがけない連絡を受ける。
妻が慶多を産んだ産院で赤ん坊の取り違えがあり、
慶多は自分たちの子ではないらしいと判ったのだ。
やがて、良多とみどりは相手の斉木夫妻に会う。
町の小さな電気店を営むがさつな2人に、
好感情が持てない良多。
こういう場合は、100%血の繋がりを優先するというアドバイスもあり、
2つの家族は、子供たちを交えて行き来が始まったのだが・・・



自分の子として育ててきた6歳の息子が他人の子だったとわかった時、
その男は、「我が子」に対して、自分の生き方として、
どんな選択をするのか。
「我が子」とは、血の繋がりか。共に暮らした6年の歳月か。
2組の家庭を通し、その結論までを追ってゆく。

もう、わたしにも、わたしの娘にも、
こんなことは起こり得ないとは思う出来事だと思いつつも、
それでも、もし万が一、そんなことが起こっていたら・・・?と
つい、自分に置き換えて考えてしまう、「赤ん坊の取り違え」。
生物学的な親子であるからこそ、
何歳になっても我が子がこんなに愛おしいのか、
日々、一刻一刻の積み重ねが、我が子への愛情を駆り立てるのか。
今となっては、笑ってしまうほど夫によく似た息子や、
年を追うごとに自分に似てくる娘を思うと、
我が家に限っては間違いなくわが夫婦の子だとは思うけれども、
もし、全く赤の他人だったら、わたしは、わが夫は我が子たちに対して、
どんな思いを持っただろうか・・・

お話は、
一流企業の中心で、休日もろくにないほど忙しく活躍する、
これまで誰にも負けたことがない男が主人公。
当初は、2組の夫婦の双方を描くのかと思っていたのだが、
あくまでも、福山雅治演じる二宮良多の目線の物語だ。
人生の勝ち組で、都心の高級マンションに暮していて、
当然、乗っている車も高級車、着ているものもシンプルで洒落た一流品。
持っているカメラも、食べるものも、高価なものばかりだ。
また、一人息子の教育環境を整え、
生活全般、きちんと育てようとしている。
一方、良多の「本当の」子が育った家庭は、
田舎町の小さな電気店。
近所の人が電球1個を買いに来るような、ごちゃごちゃした古びた店で、
乗っている車は店名入りの軽自動車。
夫婦も子供たちも家族揃って、柄物の安い服を着ていて、
ランチも遊ぶ場所もショッピングモールのフードコート(?)。
子どもへの躾や価値観も、些細なことは気にしない大雑把さ・・・と、
双方は全く対照的な家庭だ。

主人公、良多にとってみれば、
斉木家は自分とは対等とは思えない相手だったろう。
何しろ、上記のような両家の違いである。
言葉や態度の端々に、時にはあからさまにその傲慢さが見える。
普段なら、積極的に近づこうとはしないのだろう。
だが、その一家に、自分の血を継いだ息子が暮らしているのである。
出会ってみたら、自分に似ているところが見つかったりする。
一方、誰に似たのか、と我が子を不甲斐なく思っていたら、
6年間共に暮して来たとは言え、息子は他人だった。
けれど、どんなに休日に共に遊んだりしなくても、
可愛いところもある息子と、6年間暮して来たのだ。
妻は、この息子が他人だなどとは全く考えられないこともよくわかる。
相手方も、当惑も怒りもあるのは間違いないはずだが、
がさつで、呑気で、どうも調子が狂うことばかりだ。
けれど、わかってしまった以上、
この最重要な一件にカタをつけなければならない。
さて彼は、いったいどんな選択をしてゆくのか・・・
周囲の人間たちは、
男は男の立場で、女は女の立場で、上司は上司らしい、
それぞれの意見を言ったりもするのだが、
彼はそれらをどう受け止めたか・・・
お話は、どこへどんな風に決着してもおかしくない雰囲気で進み、
最後の最後まで、結論はわからない。
その間、良多の良い面、そうでない面をはっきり感じながら、
彼の心の動き、惑い、逡巡をつぶさに見つめてゆくことになる。
その表現や描写は、流石、是枝監督。
丁寧で繊細で具体的だ。
そうして、この作品のタイトルは、
しっかり作品の内容を伝えている、最適のものだと思うのである。
だがそれがどういうことなのか、は、もちろんここでは伏せておく。


それにしても。
是枝監督作品は、何作も観て来たが、
これもまた、なるほど是枝作品だ!と強く感じるものに満ちている。
是枝監督は、
子どもには撮影直前に口伝えで台詞を覚えさせるという演出方法を取り、
リアルな反応や感情を掬い取るような撮影が行われると聞くが、
本当に、素晴らしい表情や仕草、台詞がたくさん込められている。
その説得力が、作品をより素晴らしいものにしているのだが、
今回もまた、それはとても功を奏している。
また、正直言って、
演技力に秀でた役者さんではないと思う福山雅治も、
今回は、その、何というか、
もう一歩突き抜けるものがない(と思う)演技が、
逆にここで生きた感じがする。
観るまでは、このテーマに何故この人か、と思ったのだが、
なるほど、こういう活かし方があるのか、と妙な感心などした。

ほかの出演者についても、尾野真千子をはじめ、
それぞれの持ち味を活かしていて、誰もが良いのだが、
是枝作品の常連(というか、過去の作品に1度以上出演した方々)が
短い時間ながら登場していて、にんまりしたり素直に嬉しかったり。
特に、夏八木勲さんは、
ああ、もうこの方はいらっしゃらないのだと思ったり。
(ドラマ『ゴーイング・マイホーム』の時も、ご病気の役だった・・・)
遠目であっても、スタイルのよさを感じさせるなあ、と思っていたら、
アップになってみたら井浦新だったり。
『歩いても歩いても』の時のような毒はないけど、
やっぱり存在感と説得力が凄い樹木希林さんだったり。
逆に、『歩いても歩いても』同様、
如才のなさが最大の取り柄のような兄の高橋和也だったり。
この人たちの使い方も巧いわねぇ・・・


年に何度かあるのだが、この作品についても
「長いわりには核心に触れられないまま終わる感想」になってしまった。
言いたいことは充分に書いているとは思わないが、
それだけ、感じるものが多かった作品だった、ということだけは、
お伝えできればいいなぁと思う。

今年は、好きだと思う邦画に何度も出会ったけれど、
これは、きっと年末の今年のマイベストの上位に来ることは
間違いないと思います。






tinkerbell_tomo at 20:21│Comments(8)TrackBack(38) 日本の映画 

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27日のことですが、映画「そして父になる」を鑑賞しました。 学歴、仕事、良き家庭 いわいる勝ち組の良多。 順風満帆な人生を歩んできた、ある日 6年間育ててきた息子が病院内で他人の子どもと取り違えられていたことが判明して・・・ 子の取り違え問題 血の繋がりか過...
33. そして父になる  [ 単館系 ]   November 06, 2013 22:52
そして父になる 新宿ピカデリー 9/28公開 申し分のない学歴や仕事、良き家庭を、自分の力で勝ち取ってきた良多(福山雅治)。 順風満帆な人生を歩んできたが、ある日、6年間大切に育ててきた息子が病院内で 他人の子どもと取り違えられていたことが判明する。 血縁か
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さよなら渓谷 '13:日本 ◆監督:大森立嗣「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」 ◆主演:真木よう子、大西信満、鈴木杏、井浦新、新井浩文、木下ほうか、三浦誠己、薬袋いづみ、池内万作、木野花、鶴田真由、大森南朋 ◆STORY◆緑が生い茂る渓谷で幼児の殺害事件が発生し...
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37. 「そして父になる」  [ ここなつ映画レビュー ]   January 20, 2014 16:20
2013年は例年になく邦画を鑑賞した年だった。そのほとんどが息子への「お付き合い」だったとはいえ、中にはもちろん「参りました」というような作品もある。この「そして父になる」は、第66回カンヌ映画祭で審査員特別賞を受賞した作品だというだけでなく、是枝監督の作品は
38. 映画『そして父になる』を観て  [ kintyre's Diary 新館 ]   April 13, 2014 18:07
13-79.そして父になる■英題:Like Father,Like Son■配給:ギャガ■製作年、国:2013年、日本■上映時間:120分■料金:0円(ポイント利用)■観賞日:10月5日、TOHOシネマズ渋谷(渋谷) □監督・脚本・編集:是枝裕和◆福山雅治◆真木よう子◆リリー・フラン

この記事へのコメント

1. Posted by にゃむばなな   September 28, 2013 22:41
野々宮良多にとっては「家族を養うこと」が父親である姿だったのでしょうね。
でも本当の意味での親というのは子供と直に接する時間で決まるのではないかと思います。
私はまだ親になるという経験はしていませんが、以前飼っていた犬で考えると、接する時間の差が愛犬からの信頼の差になっていたような気がします。
2. Posted by AKIRA   September 29, 2013 10:43
じんわりと響きました。
言葉がすらすら出てこないというか現したく無いというか、
う〜んなんというか、多くを語らずとも通じ合える夫婦みたいな映画だと思いました。

よう分からん例えだw
3. Posted by ノラネコ   September 30, 2013 22:24
お子さんのいる方といない方ではだいぶ見方がことなりそうですね。
厳しい選択を突きつけられて揺れ動く、優れた心理劇でした。
夏八木勲さんはどんどん出演作が封切られるので亡くなった気がしないですねえ。
今回も要所を締める良い役でした。
4. Posted by ◆にゃむばななさま   September 30, 2013 23:22
家族を養うのも大事な父親の役目には違いないんですよ。
でもその一方で、子どもは無条件に親を愛してくれるから、
その思いにどのように応えるか・・・
親の思いが子供に伝わっているか・・・が、大事なんですよね。
両親は自分の最後の砦だと無意識に子供が感じていれば、
共に過ごす時間が短くても、納得するのでは、と思います。
とは言え、
とことん一緒に遊んだり、大事なところで味方になってくれることを通し、
培われていくものなんですが。

5. Posted by ◆AKIRAさま   September 30, 2013 23:25
いえいえ、言わんとするところはよくわかります。
時々出会うんですよね。
感じるものがとってもたくさんあったのに、
巧く言葉にできなくなってしまう作品、って。
そういう作品は、きっといつまでも心に残る、
いつまでも大切にしたいと思う作品なんですよね。
本当に、良い作品に出会えた証拠ですね。
6. Posted by ◆ノラネコさま   September 30, 2013 23:30
子どもを持って30年近くも経ってしまったなぁ…と
その年月に改めてビックリしつつ…。
もう2度と、子供がいない自分の立場や心情に戻れないですが、
確かに、子供がいるといないとでは、観る立場や実感が明らかに違うでしょうね。

夏八木さんを最初は普通に観ていて、
「そうだ、亡くなったんだった」と途中で気付きました。
本当に、こうして出演作が公開されると亡くなった気がしないですね。
7. Posted by えい   October 01, 2013 23:18
これは『誰も知らない』と対になっている映画だと思います。
片や、貧困の中で、母親の欲望のまま放っておかれた子ども。
片や、エグゼクティブの生活を送りながらも
社会的強者である父親の前で窮屈な生活を食ってきた子ども。
いずれも、親たちの犠牲となっている。
是枝監督の視線は揺らいでいないなと思いました。
8. Posted by ◆えいさま   October 02, 2013 19:16
なるほど!!目からうろこです。
確かに、確かに。

赤ん坊の取り違えという題材を使って、
親子について、ここまで考えさせる作品を作る監督の視線と表現力、
あの穏やかな方の中に、凄い力が潜んでいるのだなと改めて思います。

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