September 15, 2014

ヴィクトル・ユゴー 笑う男

L'homme qui rit

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出演: ジェラール・ドパルデュー
    マルク=アンドレ・グロンダン
    クリスタ・テレ
    エマニュエル・セニエ
監督: ジャン=ピエール・アメリス
2012年 フランス/チェコ 94分
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ジェラール・ドパルデュー主演の2012年フランス作品。
日本未公開作品だが、WOWOWの放送で観ることができた。

『レ・ミゼラブル』で有名なヴィクトル・ユゴーの同名小説の、
何度めかの映画化らしい。
WOWOWで放送されるまで知らなかった作品だけれど、
ポスターなどを観る限り、主人公の男の顔は、
バットマンのジョーカーを思い出さずにいられない・・・と思っていたら、
そもそも、『ジョーカー』は
『バットマン』の原作者が『笑う男』をヒントに作られたのだとか。
『ダークナイト』のジョーカーに思い入れが強いくせに、
そんなことも知らなかった、って。。。(-_-;)

お話は、17世紀のイングランドが舞台(でも、作品はフランス語)。
いろいろ理由があって、口が裂けて笑った顔にされた少年グウィンプレンが、
雪の中で拾った盲目の幼女デアと共に貧しい男ウルシュスに拾われ、
その顔を見世物にする旅芸人として暮らすことになった。
10数年後、大人になったグウィンプレンとデアは愛し合う仲に。
だが、グウィンプレンに興味を持った貴族の女の目に止まり、
また、彼の出自が明らかになり・・・というお話。
観た後、1928年版のあらすじをネットで読んでみたら、
あれ・・・終盤の展開に大きな差が・・・
小説を読んでいないので、どちらが原作に近いのかわからないが、
2012年版のほうがドラマチックで悲劇性が強い。

グウィンプレンを演じるのはマルク=アンドレ・グロンダン。
この作品で初めて観たのだけれど、
笑い顔に作られた口元の異様さに相反する、顔上半分の綺麗な人。
ちょっと、ギャスパー・ウリエルやヨアン・グリフィズに似た感じで、
この役柄にぴったりだったと思います。
如何にも、小説の映画化だという感じが強くするけれども、
非現実的な世界観をより一層際立たせる映像も美しく、
しばしこのお話に浸っていたのでした。 

tinkerbell_tomo at 21:27│ 洋画【あ】