November 07, 2014

フランケンシュタイン

ナショナル・シアター・ライヴ2014
ベネディクト as クリーチャー版
ntlive frankenstein 

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出演: ジョニー・リー・ミラー
    ベネディクト・カンバーバッチ
    ナオミ・ハリス
監督: ダニー・ボイル
原作: メアリー・シェリー 
2011年 UK 
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先週、同じタイトルの作品を観たのだけれど、
主演の2人の役者が2つの役を公演ごとに交替で演じたということで、
(脚本、演出、その他の出演者は子役以外同じ)
舞台映像作品も2パターンある。
 
前回は、フランケンシュタインをベネディクト・カンバーバッチ、
クリーチャーをジョニー・リー・ミラーが演じた分だったが、
今回は役柄を交替、クリーチャーをベネディクト・カンバーバッチ、
フランケンシュタインをジョニー・リー・ミラーが演じたバージョン。
脚本、演出、舞台公演を映像に収めるカメラワークも同じだけれど、
当然ながら、演じる役者が違うと作品から受ける印象がかなり変わる。
2人の役者の力量は甲乙付け難く、
どちらが巧いかという比較や確認ではなく、
役者の違いから生まれる作品の空気の違いを楽しんで来た。
脚本や演出が同じでも、
役者が違うと、こんなに雰囲気が違うものなのね。
2人の役者は、相手の演技を目の当たりにしながら、
大いに刺激を受けたに違いない。
 
作品については前回書いたので、今回は役柄と役者の印象を。
「クリーチャー=怪物」。
 ジョニー・リー・ミラーは、生きる精気に満ちていて、
 お茶目な感じゆえ、反動で生まれる怒りと復讐のパワーも凄い。
 一方のベネディクト・カンバーバッチは、
 漂わせる空気がひたすら悲痛で、苦悩に雁字搦めになっていて、
 異形のいでたちが痛々しい。
「フランケンシュタイン」。
 ジョニー@フランケンは、ここでもパワフルな変人、
ベネ@フランケンはイングランドの良家の神経質な超インテリ変人。
観た人それぞれに感想があるだろうけど、個人的には、
ロングブーツとか、ロングコートの裾の翻し方なども含め、
神経質な超インテリ変人ベネ@フランケンが好き。
 
舞台作品でもDVD化されることはないわけではないけれど、
この作品のDVDが出るという話も聞かないし、
2パターンの作品鑑賞は貴重だったかもしれない。
これは、やっぱりどちらも観てよかったと思うのでした。
 
(忘れるところでした。 ベネ、婚約おめでとう(^O^)/)


tinkerbell_tomo at 21:30│ 洋画【は】 | お芝居のお話