December 30, 2014

悠雅的映画生活2014劇場公開編

any day now2014年に観た
劇場公開作品から

このブログを始めて10年。
いろんな理由で、後半は開店休業となったけれど、
やっぱり、これを外しては1年は終わらない。

「いろんな理由」のひとつは、
いちばんよく利用していたシネコンが閉館になったこと。
サービス面やスタッフの印象、音響や椅子の具合も良く、
何より、
単館や二番館がなく、大作しかやってこないわが県で、
本当に良い作品をチョイスしてかけてくれていたところだけに、
わたしの映画鑑賞の幅がうんと狭まることになった。
でも、開いている間は、精一杯時間を都合して出かけられ、
最後の日も、ひとり静かに見送れて、残念至極ながらも、
気持ちに一区切りがついた気もする。
また、
「映画を観に行く心の余裕がない」という、
自分でも信じられない心境であった今年の後半。
なので、本来なら観ていたはずなのに、
どうしても、映画館に足が向かずに見送った作品が数知れず・・・
それでも、やっぱり「観てよかった」「この作品、大好きだ〜」と
何度でも観たくなる作品に出会えていたことは、
やっぱり幸せだっただろうと思う。

観た本数は僅か、観ることができる作品に限界も多いけれど、
以下は、洋邦取り混ぜた、
2014年大好きな作品ベスト10です。


☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚



チョコレートドーナツ
any day now大作やオスカー受賞作など、
どれも本当に面白かったけれど、
今年、いちばん好きだったのは何と言ってもこれ。
わたしの、とても大切な1本になりました。












あなたを抱きしめる日まで
Philomena脚本の良さ、主演女優の巧さと言ったら、
これの右に出るものはない。
ジュディ・デンチ、やっぱり素晴らしい。













インターステラー
interstellarこの作品の凄さ、面白さは、
「一生、クリストファー・ノーランに付いて行こう」と
思わせるものだった。
なのに、これが3番めに来るところが、
わが家のわが家らしいところ。












 そこのみにて光輝く
そこのみにて光輝く洋画ばかりの中で、唯一の日本作品。
この作品の、何と言葉にしていいかわからない、
胸を締め付ける存在感・・・












 それでも夜は明ける
12 Years a Slaveアカデミー賞作品賞受賞作。
これを作品賞だったことはやっぱり素晴らしかった。
内容も役者たちの演技も見応え手応え充分。
今年を代表する1本だったと思います。












ダラス・バイヤーズクラブ
Dallas Buyers Club主演のマシュー・マコノヒー、
助演のジャレッド・レトの演技が素晴らしかった1本。
勿論、内容も脚本も申し分なし。
評価されて然るべき、本当に良い作品だった。












 8月の家族たち
August Osage Countyピューリッツァー賞、トニー賞受賞の
舞台作品の映画化作品。
それだけに、会話の面白さ、
内容は保証済みとも言えるが、
それは勿論、役者たちの演技合戦が大きな見どころ。
登場するどの人も魅力的な名優で、
それぞれが割り振られたパートを素敵に、
あるいは悲しく、
演じて見せてくれる。 








アメリカン・ハッスル
American Hustle1これも、本当に面白かった〜!!
あのクリスチャン・ベイルな見事はハゲデブっぷり。
可笑しい、というより、
彼がもう元の体型に戻れないんじゃないか、と
本気で心配してしまったくらい。
アカデミー賞で最多10部門のノミネートに納得。
(でも、結局どれも取れなかったという不思議)
見どころは書ききれないけど、
あえて挙げるなら、ゴム手袋はめて掃除する、
ジェニファー・ローレンス(笑)







グランド・ブダペスト・ホテル
The Grand Budapest Hotel好きな人にはたまらないけど、
合わない人には徹底的に合わないであろう、
内容とリズムと、俳優と、色と、時間の使い方。
これは、楽しんだ者勝ちです。












世界の果ての通学路
Sur le chemin de l'ecole閉館するシネコンで、最後にかけられたうちの1本。
だからというのではなく、
この、純粋に「学ぶこと」への情熱を持ち続ける、
子供たちの姿に素直に心打たれるドキュメンタリー。
この作品は、
NHK Eテレで1月3日に放送になります。
見逃した方は是非、この機会に。







☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚☆*゚ ゜゚*☆*☆*゚


 
来年も、良い作品に出会えますように。

tinkerbell_tomo at 21:40│Comments(0)TrackBack(0) 年間・月間のまとめ 

トラックバックURL

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔