・インサイダーとは
元ネタ は、オインクゲームズさん発売の「インサイダー・ゲーム」。
ワード人狼村に持ち込んだ人は不明。
ゲームシステム上、ワード人狼村でもインサイダー・ゲームができることが判明し、今ではノーマル(普通)に次ぐポピュラーなゲームです。
(ノーマル(普通)のルールはこちらhttp://blog.livedoor.jp/tirokisin_tenor/archives/4699322.html)
ちなみに、インサイダーは「インサ」と略されることが多いです。



・ゲームの流れ
例によって、狼陣営と村陣営に分かれます。
比は、ノーマルと同じように村:狼=3:1くらいが理想です。

村人には「村人」と書かれたカードが、狼には「とある単語」が書かれたカードが配られます。

昼の時間では、プレイヤーは「とある単語」を当てる為に、時計回りでGM(ゲームマスター)に「はい」「いいえ」で答えられる質問します。
(例:それは食べ物ですか?)
すると、GMは「はい」「いいえ」で答えます。(GMも「とある単語」を知っています)
ゲームが進み、プレイヤーの誰かが「それは○○ですか?」と質問し、「○○」が「とある単語」であった場合。
つまり、誰かが「とある単語」を言い当てられた場合、質問時間が終わります。
逆に、誰かが言い当てるまではずっと質問時間が続きます。
ただ、質問時間には時間制限があります。(通常10分程度)
その時間内に誰も答えられなかった場合、狼も村人も負けです。
質問時間では「とある単語」を当てることを最優先にしましょう。

狼は「とある単語」を知っています。
しかし、いきなり核心を突くような質問をしては「この人狼じゃないか」と疑われます。
なので、狼は「とある単語」を知らない程で質問しましょう。

誰かが、「とある単語」を見事当てられたら議論時間に移ります。
(本家「インサイダー・ゲーム」は、砂時計で質問時間の制限時間を設け、誰かが当てたらそれをひっくり返しその時間を議論時間にします。ただ、オンラインだとその仕様を再現するのが難しい為、質問時間の残り時間を議論時間に当てる場合が多いです)
議論時間では、誰が狼かを話し合います。

議論時間が終わったら狼と疑わしき人に投票をします。
一番票が多かった人が狼だった場合、村人の勝ち。狼でなかった場合、狼の勝ちです。



・補足説明
「1分ルール」というものが存在します。
元々ローカルルールでしたが、ワード人狼村では「1分ルール」が浸透しており、覚えておかないと不便と判断したのでご紹介します。

オンラインでは文字は打ち込みなので、10分で当てるのは難しいと判断し、制限時間の残り1分。つまり、質問時間9分を切った時点で自由回答が可能になります。
自由回答の時間では、順番に関係なく何回でも質問、回答ができます。

また、自由回答の時間になるまで、狼は「とある単語」を当ててはならない。とするルールがあります。
なので、そのルールで自由回答前に答えを当てた人は狼ではない。つまり、村人確定となり、他プレイヤーから狼と疑われることはなくなります。
村人で吊られたくなければ、なるべく早く「とある単語」を言い当て、村人確定を得られるようにしましょう。



・まとめ
このゲームを一言で言い表すなら、「内通者がいるお題当てクイズ」です。
(「インサイダー」という単語は、「内通者」「部内者」という意味です)
ルールも簡単で、なかなか盛り上がるので身近な人ともやってみてはいかがでしょうか。
ではでは。

(実は、この記事は「インサイダーのルールとコツ」というタイトルで書いていたのですが、コツまで書いてると馬鹿みたいに長くなってしまうのでコツは次記事に分けて紹介します。近々公開しますので、どうかお待ち下さい)