Toshiko Ise's Blog from Shanghai

上海・日本・ドイツを行ったり来たり

2008年05月

偽札の被害は大きい

トランプのババ抜きのように
偽札をつかまされてしまった
ことが2回あります。

50元札と100元札です。
でも、これなら損害は
50元と100元ですみます。

ところが昨日は
iseya上海で、なんと偽札で
買い物されてしまいました。

ポーッとした日本育ちの私です。
露骨に偽札を調べる行為も
ちょっと失礼かな??と思います。

お客さまにいやな思いも
させたくないです。

とりあえず、
お札にある凹凸を調べますが、
お札を光にあてて透かしてみるとか
一枚づつ時間をかけて、
念入りに調べるということは
あまりしていませんでした。

でも、お店の損害となると
おつりをもらうどころでは
済みません。

100元出して、すごく安いものを買います。
おつりの現金と商品など・・・
被害は大きいです。

昨日はグループでの犯行でした。
短時間の内に連続で
お店に来て数人に
偽札を使われてしまいました。

最後となったお客の接客は
iseyaのGMがして
「このお札は受け取れません!」と
お客にいい、やっとストップしたという状況です。

さっそく、偽札検査機を購入します。
もらった100元札は
すべてこの機械に通して本物か
どうか確認します。

従業員にも徹底しなければ
なりません。

いちばん徹底しなければならないのは
この私。。。。トホホ。。。



マーケティング

iseya上海のGM=ジェネラル・マネジャー
は精力的に働いています。

上海市内の主なショッピングモールへ
出向いていって市場調査を実施。

私も長年上海に住んでいて
知っているつもりです。

でも、その気になって何時間も
観察すると、また別のものが
見えてきます。

客層だとか、単価だとか
年齢とか、上海人だとか
観光客なのかとか・・・

アメーバーのように
うごいて常に変化している街です。

観光客が訪れる場所が
急に変わることはありませんが
売れる商品は急激に変化しています。

価格もファッション関係は
急に倍くらいになっています。

買う側になれば、高いのは困りますが、
売る側になれば、iseyaの商品も
十分に買ってもらえるということですね。

あとは中国人の好みを
しっかりつかんで、それを十分表現した
ものを買いたい人の目の
前に持っていけるかということ!

いまiseya上海の2店舗目に
ふさわしい場所を探しています。

はあ、たいへんですわぁ〜。

日本人よ!早く気がついて

日本人はほんとうに
おしとやかです。

私がいうのもなんですが。。。
その中でも、すごくおしとやか
なのが私かもしれません。。。

実は、これがとても
やっかいな問題なのです。

謙遜ともいえますし、
秩序を守るともいえます。

争いごとが嫌いともいえるし
仲間意識が強いとも・・・

これらのことは日本では美徳の一つ?
でも海外ではとてもじゃまになります。

そこまでやらなくても??
というくらいやらないと
他の国の人に理解してもらえません。

そんなに強調しなくても?
そんなに自己主張しなくても?
やっぱりやりすぎじゃない?

iseya上海のスタッフ会議でも
常にこのことに議論集中。

でも、それくらい考え方を
変えないとやっていけないのです。

ましてやビジネスとなると
負けるか、勝つかの世界です。

日本ってなに?
京都ってなに?
差別化ってなに?
付加価値ってなに?

これくらいやったら
わかるんじゃない???

だめ、だめ”!
もっと、もっと、強調しないと
だれもわかってくれないのです。


お客さま分析

iseya上海のお客さま分析は
とても複雑です。

来客の80%は欧米人。
その他20%は日本人、中国人。

一人当たりの客単価は、
その他20%の方がだんぜん高いです。

欧米人はカフェでお茶しながら
田子坊の雰囲気を楽しんでいます。

好きなもの、いいものは
しっかり見極めています。

もうモノもたくさん
持っている欧米人。

かれらの財布の紐も
なかなかゆるみません。

iseya上海のターゲットは
常に上海人、あるいは中国人。

これらの人たちの好みを
iseya上海はまだ、しっかりとは
つかみきれていません。

なかなか難しい。。。




お店の境界線争い

iseya上海で毎朝必ず
気合を入れて取り組むこととは?

なにそれっ?って
思われるかもしれませんが、
お店への入り口の導線確保
の作業なのです。。。

お店をオープンすると同時に
いち早く隣のお店から
椅子やテーブルがiseya上海の
前に張り出してこないように
バリケード変わりの陳列台を出します。

ちょっと、出すのが遅れると
すぐ店の前が占領されます。

何度、口でいってもだめです。
仮にちゃんとセッティングできても
ちょっと目を離したすきに
またiseya上海の前に
少しづつはみ出してきます。

もう、これもほとほと疲れますわぁ〜。
右隣はイタリア人のピザのお店。

左隣はアメリカ人のピザの店。
左向かいはシンガポール人のカフェ。

右向かいは、中国人のおばちゃんの
わけのなからないスパゲティの店。

その横は香港人のタイ料理の店。
もう、iseya上海もいままでのように
お上品にしてちゃだめ!

もっと、積極的にアグレッシブに!!

はぁ〜っ。。。
こんなの苦手なのですが。。。
そんなこといってられません。






日本人は気が小さい?

上海人は、いや上海に住んでいる
中国人はすごく国際的です。

ずっと昔から常に何十ヶ国もの人と
触れる機会が多いのが上海です。

だから、上海人は各国の
人の気質を見分ける目は
非常に鋭いです。

彼らの外国人観察論では、
日本人が一番の「小心者」
だそうです。

この日本語がぴったり合うか
どうかは別としてだいたい
こんな感じに捕らえています。

たとえば、スイカをごご馳走するとき
中国人は大きなスイカを二つにわって
さあ!どうぞ食べて!

他の国の人は、四分の一くらいの
大きさに切って、さあ、どうぞ!

日本人は16分の一くらいに
小さく、小さく切って
さあ、どうぞ!と出すそうです。

お金の出し方も、食事の出し方も
行動様式もみんな日本人は
スケールが小さいそうです。

これは日本人のいいところ?
あるいは悪いところ?

ふむぅ〜。考えさせられますぅ〜。
でも、よく見ているなぁ〜。

特に私は日本人の中でも
スケールが小さいかも?

スイカは小さく切ります。。。
大きいのは食べにくくて、きらい。。。

あなたどこ出身?

中国人同士が初めて会うと
必ずあなたどこの出身?
と質問しあいます。

中国は広い国ですから
出身地によって、習慣や
行動や考え方がまったく違います。
もちろん、方言も中国人でさえ
外国語のようでわからないといいます。

いまiseyaのGMはハルピンの人
上海人いわく、東北の人は
とても情に厚く、気持ちがおおらか。

そして他の中国人の10倍くらい、
気に入った人には親切に、
あるいは尽くしてくれるそうです。

その代わり、悪いことをしたら
10倍叩かれるよ!とも冗談で
いっていました。

そういえば、上海人とは
いつもだいぶ違います。

日本人以上に奥ゆかしいです。
そしてとても遠慮深いです。

頭がスマートで、いつも合理的に考える
上海人とはだいぶ違いますねぇ〜。

そのおおらかなところが
とてもうまく人をまとめてくれるような
気がしています。

どの人ともうまく
やっていかないといけません。

これが多国籍企業の宿命ですから・・・
これからスタッフもどんどん増えます。

まさに人種のるつぼ状態に
なるでしょう。。。

被害は深刻・・・

上海での生活は普段と変わらず
いままでどおりです。

ただ、中国の人と話すと
必ず地震の話題になり
どの人もとても悲しいそうな
顔になります。

寄付の話もいっぱいあります。
それぞれの会社やグループで
寄付を募っています。

話題はすでに寄付をしたよ。
ということに集中しています。

私も何箇所からか寄付依頼が
きているので、もちろん寄付するつもりです。
金額も結構大きいです。

日本政府も5億円の寄付を
表明したよ!と話ても、
みなんキョトンとしているだけ。

まったく知らないようです。
まあ、それどころではないですね。

テレビでは連日武装警察部隊の
救援活動の様子を伝えています。

ドイツなどはミャンマーと違って、
中国の救援活動は迅速で
うまいとほめているそうです。

それぞれの国で捕らえ方も
いろいろですね。

とにかく、一刻も早く
一人でも多くの人が
助かりますように・・・
心から祈っています。


地震があった!

上海にも地震があった
みたいですよ。

ビルによっては
けっこう揺れたみたいです。

私はiseya上海にいましたが、
まったく気がつきませんでした。

虹橋の方の高層ビルでは、
たくさんの人が外へ
出るようにうながされたようです。

ラジオでは非常食の準備を
常にしておきましょうと
頻繁に流していました。

上海には地震はない!
となっているのに。。。

なんだかちょっと不安です。
地震はないと想定して
建てられたビルばかりです。

高架道路なんかも日本に比べれば
なんだかとても不安定に見えます。

iseya上海のお店も
とても古い民家なんですが。。。

絶対にない!なんて・・・
うそばっかりじゃない???



中国での小売実験室

いまiseya上海では
小売の勉強の真っ最中!

まだ、正解はどこにもないし
だれにもわかりません。

どこの国の経営者も
試行錯誤しながら
懸命に努力している毎日です。

街の中で内装がしゃれていて
若い人がたくさん入っている
お店を見つけました。

経営者はだれ?と聞くと
想像どおり韓国人です。

やっぱりね!
韓国人はすでにたくさんの
実験室を持っていますよ。

iseya上海は日本のお店の
まさに中国市場の実験室です。

このiseya上海を切り盛りすることに
より、まったく見えていなかった
いろいろなことが見えてきます。

世界で一番わがままで、
要求の高いお客さまの多い日本。

日本製というと品質保証が
まだ、まだ世界に通用します。

あと、セブン・イレブンの
「単品管理」という
すばらし小売の方法もあります。

いまiseyaは毎日実験しています。
結果は、お店に訪れる人の
様子や購入品を調べるとすぐ現れます。
最新コメント
Profile

Liz

Archives