Toshiko Ise's Blog from Shanghai

上海・日本・ドイツを行ったり来たり

2010年05月

人任せはだめ!

人を当てにするとは、頼りにする、期待する、
人任せにするということです。

特に海外で仕事をしていると、右をみても左をみても
果てしなく続く未知の世界のように思えます。

取れる情報の量も現地の人にくらべれは、
比較にならないくらい少ないです。

だから、何をするにも誰かに頼りたくなるのです。
わらにもすがる思いになります。

さらにそこへ自信ありげな現地の人がやってきて、
「私には人脈があります!」「任せてください!」
「絶対にできますよ!」「いいやり方があります!」
「成功している人がたくさんいます!」
なんていわれるとすっかりその気になっちゃいます。

けっこう経験のある私ですら、そのことばを当てにして
いつも失敗しています。まあ、まだ致命傷を負ってないので
ここ上海で生き延びていますが・・・

人はほんとに当てにできないということを
肝に銘じるべきだといつも自分に言い聞かせています。

言った人は責任を取ってくれますか?
誰も何もしてくれません。信じた私がバカだった!
といつもこういう結論に落ち着きます。(悲)

いつも、いつも自分で考え、自分で行動する
ということを念頭におくべきですね。

だけど、すぐいい話が飛び込んでくると、
えっ!いい話じゃない?と思ってしまっている私がいるのですが、
最近はそこでもう一人の自分が登場します。

「待て、待て、人を当てにしてもいいの?
遠回りでも、時間がかかっても、苦労が多くても、
自分でやらなきゃだめ!」と話しかけてきます。

ひゃ〜、誰も当てにできないないて、つらいなあ〜。





適応能力は使っていると磨かれる

日本にずっと暮らしていると気がつかなくなりますが、
この動物の持っている適応能力というのは
使わないと麻痺してくるみたいです。

毎日必死で考え抜いて、生きるために使っていると
磨きがかかってくるようですよ。

上海では「ひゃ〜!」ってことがいまでもよく起こります。
停電、断水、トイレが詰まる、エレベーターが止まる?などなど。

まあ、いくら弱肉強食の世界でも、
ここ上海で突然ライオンに襲われるということはありません(笑)

でも、日本ではいまではめったに起こらないことでも
ここではよく起こるのです。

断水でもそれとわかるとちゃくちゃくと水を汲んで準備している私。
いまですら停電はもうありませんが、2002年ごろはろうそくとマッチを
いつも準備していました。

あと、今回のエレベーター事件。一日目はもう死にそうなくらい
いやでした。この不満、不便のはけ口はいったいどこへ!
といういらいらばかり募りましたが、3日目くらいからはできる限りの
対応策を自分で練って、なるべく一回の外出で済ませます。

一度、外へ出ると、夜まで帰らなくてもいいような
対策を十分してから、階段を降りるようになります。

だって、山岳部に住んでいる人と同じような
考えをすればいいだけのことですから。。。

まだ、山をいくつも越えて、飲み水を汲みにいかなくても
いいだけましと考えればすべてOK!

すっかりエレベーターの虜(とりこ)から開放されたと思ったら、
そして、エレベーターが動いているかどうか
なんて忘れてしまっていたら、なんと今朝から動いているのです。

ひゃ〜!山岳部の住民が、急に都会へ来た感じ〜。
「便利な世の中になったもんじゃの〜」






「ものがたり」を語って、iseyaのファンをつくる

「ものがたり」を語るとは、具体的にはどういうこと?
やっぱり、当たり前ですが実際のストーリーが必要なのです。

人から聞いた話とか、ちょっとだけかじったことのある話、
極めつけは「つくり話」など、こんなのはしゃべっている人からも熱意が
感じられないし、聞いている人にとっては面白くない場合が多いです。

苦労話なんてくどくどとしたくないっ!と思っている私ですが、
そんな私だって、自分では気がついていないけれど、
人の苦労話やモノの製作過程の話をおもしろがって
真剣に聞いていることがあることに気がつきました。

それは自分がとても興味を持ってる体験だったり、
買いたいものであったりする場合です。

だから、やっぱり人の苦労話なんてくどくどと聞きたくない
と思っている人もいるかもしれないけれど、そうではなく
ストーリーを聞きたい人がいるということに気づきました。

では、どんなことなら、あるいはどんなものなら
熱心なストーリーテラーになれるかといえば、
やっぱり「自分の大好きなこと」「実際に体験したこと」
を語る以外にはなれないのです。

自分が「いいなあ」と思わず叫びたくなるもの、欲しいもの、
そんな商品やサービスなら、熱く、熱く何時間でも語れます。

日本で小売をしているときはまったく迷いはありませんでした。
すでに「ブランド」があります。だって80年以上も続いているのですから。

さらに日本人の考え方や感覚はよく理解できます。
ベースに流れている生活スタイルやセンスや好み、知識なども
あるていど共有できているからです。

でも、ここ上海ではず〜っと迷いっぱなしです。
お客様の好みとは?など考えれば考えるほど悩みます。

だって、まったくちぐはぐなおしゃれをしている人が
まだ、まだいっぱいいるのですから。「なんじゃこれっ!」
と叫びたくなる人たちばかり。。。

私の好きなものを店頭においてまったく売れないのなら、
そして、嫌いなもの、醜いと思うものを店頭に並べるくらいなら、
ちっとも楽しくないので、もう中国でのビジネスは
辞めた方がいいと思っているくらいです。

でもね!やっぱり同じ人間ですもの。
きっと、iseyaのファンになってくれる人が
どこかにいるに決まってる!と信じていま〜す。

どうでもいい話:朝起きてそっとドアを開けて見てみると・・・
ひゃっ〜!今日もまだエレベーターが止まってるのです。(涙)















エレベーターが3日間も止まってる

ここ数日、泣くに泣かれぬことが起きています。
実はエレベーターがここ3日間、ずっとストップしているのです。
原因は大量の水が流れ込んだためらしい。。。

その大量の水の原因とは、部屋の内装工事中に水道官が破裂したようです。
ということで、我が家の入り口付近は上の階から
流れ落ちてきた水で昨日はびしょびしょになっていました。

それより、なにより困っているのは、エレベーターが
動かないこと!私は11階に住んでいるのですから。。。

ほとほと困っています。部屋から一歩も出ないわけにも
いかないし。。。行きはよいよい♪帰りは怖い〜♪状態です。

ちょっと前まで20歳だった私ですが、(うそばっかり!)
息切れがはなはだしく、ひざはがくがく・・・

実はブログにも書きましたが、おカネ持ちが不動産の高騰を受けて
さらに不動産を買っているというのが、最近の上海の不動産事情です。

私の住んでいるマンションの部屋も、高値で何室も売られたようです。
2001年にマンションが建ったころに買った人は、
いまは8倍の価格になったと喜んでいましたが。。。

そんなわけで、持っていたマンションが
8倍になった人たちが、ここでいっせいに売ったわけです。
買った人がいっせいにマンションの内部を改装し始めたのです。
すべて新しくして人に貸し出すのです。

売った元の住人はというと、郊外にもっと広いマンション
を買ったのでしょうね。広いマンションを買っても、
きっとおカネはずいぶん余っているから、優雅なものですね!

私は明日も息切れとひざがくがくの日々が続くのでしょうか?
回復のメドはたっていないようです。

いったいこの被害どうしてくれるんや?
ほんまにもぉ〜。。。インフラがまだまだの上海です。

「ものづくり」から「ものがたり」

黒川清さんがご自身の著書「イノベーション思考法」や
ブログでいつもいっていることです。

『人を感動させ、心をつかむことができなければ、
いくら技術がよくてもビジネスは成功しない。
大切なのは「ものがたり」であり「もの」はその一部に過ぎない』

私は理解力が悪いので、それを実際にビジネスに生かすには
いったいどうすればいいのかをその本も何度も読み返し、
壁にぶち当たるごとに考えてきました。

先日たまたまiseyaのお店で日本人のお客様に
iseyaの商品を説明をする機会がありました。

お客様の目にとまったのは、ウィンドに飾ってある
一つのクラッチバッグでした。そのバッグは数年かかって
やっと製品になった私のお気に入りバッグです。

(ここで写真をお見せしたいのですが、
最近ブログにどうしても写真がUPできません。困ったわ〜)

私の汗と涙の結晶といってもいいくらい(ちょっと大げさ?笑)、
長年の努力の末にやっと誕生したのがこのバッグです。

こんなことはお客様にとっては何の関係もないことと思っていたので、
このストーリーを私はいままであまり話したことはありません。
くどくどと苦労話はしたくないっていうのが本音かもしれません。

でも、そのときのお客様は時間にも余裕があるようで、
私も世間話の一部として商品についていろいろ説明を始めました。

そこで、そのクラッチバッグ製造にまつわる苦労話もしました。
(この苦労話はまた後日ブログに書きます)

まず、最初にぶち当たった壁は、薄い布(絹のような)で、
しっかりしたバッグを作ることの難しさです。

やっと見つけて京都の職人さんに作ってもらったけれど
値段がまったく合わないし、一つ作るのに1ヶ月もかかるとのこと。

作る数やかかる日数の問題(中国では小ロットでは無理)や
コストの問題などを解決するため、汗水たらして数年かかったということ。

そして、作った数も多くないので、おかげさまで
もう残り少ないんですよと締めくくりました。

そんなことを10分ほど話しその日は終わりました。
ところが、なんとっ!うれしいことに翌日、またわざわざお店まで来て
そのクラッチバッグを買ってくれたのです。

えっ〜、どうして?翌日わざわざ買いに来てくれたの?
私はただ、ただ作るときの苦労話をしただけなのに。

でも、よく考えたら店頭にたつスタッフはこんなことは知らないのです。
知っているのは私だけという感じですねぇ〜。
じゃ、ひょっとして、こんな話がお客様の感動につながったの?

まあ、これはあくまでも仮説ですが、でも実際にあった話です。
そんなことがあって、「ものがたり」の意味が、私なりに
ちょっとわかってきたような気がしています。

違うかもしれません。いや、もっと、もっと、
いろいろな意味があると思うので、これからも考え続けます。

黒川さん、とてもいいヒントをありがとうございます。
もっと、もっと考えます。




糸井重里に訊く!おカネと、仕事と、幸せと

私がビジネスの対象として中国に強く興味を持った
ことの始まりはというと、実は糸井さんの「ほぼ日」のサイトです。

糸井さんのサイトは出来た当初から大好きで、いまも
ほぼ日手帳や買い物バッグなどいつも愛用しています。

その糸井さんのサイトに、ある時期からおカネ儲けの神様といわれている
邸永漢さんのおカネ儲けにまつわる連載が始まりました。

邸永漢さんは台湾生まれで、いまでも香港や中国本土でも
果敢にビジネスに挑戦しています。
グローバルな視野、祖国をもたない人の打たれ強さ、
おカネに関する考え方がとても新鮮ですっかりとりこになりました。

その結末がいま実際に上海でビジネスをしてしまっているのです。
そして、体力のない私がまったく意図せぬ「流れるプール」の中を
必死に逆に泳いでいる真っ只中。これを書いていても、
あまりにもおバカな私で自分でもわらっちゃいます!笑)

日経ビジネスの糸井重里に訊く!
掲載されています。やっぱり、おもしろいわあ〜この人!

邸永漢さんも糸井さんもいつもいっていますが、
おカネは儲けるだけでは半人前。
それらをちゃんと使ってやっとおカネの役目が果たせます。

だからおカネを使う目的、おカネが欲しい目的がちゃんとある人、
その目的が自分だけをHappyにするのではなく
どれだけたくさんの人をHappyにできるかが
おカネの最後の役割でしょう。

だから、おカネはいります。おカネ儲けってとても大切です。
それはなぜか?自分の夢を実現するためにです!

夢とは?もちろん人それぞれですね。
でも、まわりの人もHappyになれるものならすごくいい。

私はおバカな自分を自分で笑いながら、いまおカネ儲けに
中国人といっしょになって上海でまい進している最中です。

私はいつも楽したい人なのに、逆に泳ぐのて、
ほんとっ、しんどいわぁ〜。





市場に合せるか、我慢してスタイルを貫くか

市場に合わないモノは売れません。
売れないとお金が回りません。

店舗にも人が寄り付かなくなり、閑古鳥のないている店
という印象を与えかねないし、ついには市場から
取り残されてしまったということになりかねません。

でも、市場を開拓することも必要です。
消費をリードする、まだなかったものを提案する、
夢を持たせるなど必ず未来に向けての行動も必要です。

少し先を見ての商品作りと今日の売り上げになる商品作り
とのバランスがとても大切になってきます。

いや、大切なんて甘っちょろいことではなく、
企業にとっては死活問題になってくるのです。

iseyaも毎日、毎日この問題に突き当たります。
今日の売り上げも必要、未来への提案も必要。

信頼ある商品作り、そして未来への提案をしていく
ということは、ひと言でいえばブランドを構築するということです。

ただ、大企業もそうですが、小企業にとっては、
何ごとにも日本の3倍の費用や時間がかかる海外、特に中国では、
非常に困難きわまります。

2002年ごろから、上海にあるIKEAをずっと見てきました。
当初はあの広大な売り場はどこも閑古鳥。

私にとってはまたもやスタバと同じで、
休息の場であり、癒しの場で大好きでした。

IKEAは、上海に上陸してからIKEAスタイルをずっと貫いています。
家具も食器も装飾品も食品もすべてフィンランンド風。

約10年くらいたったいまははどうでしょうか?
なんとっ!スタバ以上に人でごった返しています。

中国人の生活にはまったく合わないと思っていた
欧米スタイルの食器や家具が飛ぶように売れているのです!

「コーヒは苦くて、体に悪いでしょう?」
「チーズなんて大嫌いっ!」といっていたあの中国人が、
IKEA内のレストランでフィンランドスタイルの食事に
毎日舌鼓をうって、引き立てのコーヒーを
何倍もお代わりして飲んでいるのです。(コーヒーはお代わり自由)

ここ数年で、数千年の間続いてきた中国人の食生活や
ライフスタイルまで欧米風に変わってきているのです。

家具ならIKEA,ファッションならH&M,Zara、
はたまたユニクロ?まだ、まだ余談はゆるされませんが。。。

でも、こんなに急激に変化するなんて!
私は2002年からずっと自分の目で上海を見てきたので、
事実だとはっきり確信できます。
でも、現場にいない人たちには想像すらできないでしょう。

さて、この急激な変化の大移動が
これから中国の他の都市へと移っていくのです。

さて、さてどうなることやらねぇ〜。






日本人のとるべき態度は二つしかない

『中国のゴールドラッシュを狙え』財部誠一著を読みました。
この最終章に次のように書かれています。

『・・・ならば日本人のとるべき態度は二つしかない。
世界一の経済大国へ変貌していく厄介な隣人に対して、
その問題点ばかりをあげつらったり、過去の中国ビジネスで
日本企業が味わったネガティブな側面をことさらに強調して、
時代遅れのイデオロギーから来る嫌中思想に取りつかれたままの
態度を取ること。

もうひとつは、厄介な隣人に食らいつき、その経済発展を
日本の国益や、自社の成長発展に何が何でもつなげていこうという態度だ。
言うまでもなく後者を選択するのが賢い生き方である』

はぁ〜、いろいろ考えさせられる本の内容です。
まさに自分のことをあちこちで指摘されているようで、
頭の痛いところがいっぱいありました。

ユニクロの柳井さんもよくいっています。
海外へ民族大移動すると。インタビューで「勝算はありますか?」
と聞かれると、そんな問題ではなく、出て行かなければ生き残れない。

出て行けばうまくいくという保証はないけれど、
出て行かないかぎり生き残れないということだけは
確かだときっぱり断言しているのです。

日本にいると毎日何もしなくてもとにかく無事に過ぎていくので、
いまのところじっとしていられるかもしれません。

上海にいると毎日必死で何かに挑戦していかないと、
生き残れないというか、明日はないのです。

まるで「流れるプール」を逆に泳いでいるようなもの。
いまでもこんなプールあるのかな??

とにかくいったん中に入れば、いやでも必死で泳がないと
自分の体はどんどん後ろに下がっていくということです。

いまは「流れるプール」に入ってしまっているので、
なんとか自力で泳ぐしかないのです。

こりゃ、けっこうしんどいで〜す。
ちょっと休みたいわぁ〜といつも思いますが。。。























上海のスターバックス、人でいっぱい

久しぶりに人民公園が一望に見渡せる
南京西路にあるスターバックスに行ってみました。

まあ〜中国人の多いこと、多いこと!
わいわいがやがやとにぎやかなこと、にぎやかなこと。

私が上海に住みはじめた2002年ごろに、
上海に初めてスタバがお目見えしたようです。
そのときのスタバのようすを思い出すと
すごく昔のような感じがします。

そのころはコーヒーを飲む人もほとんどいません。
スタバの店内にはほんとうに人が少なく、いつ行っても
閑古鳥が鳴いていました。でも私にとっては天国のような場所。

中国では甘いミルクコーヒーのようなものしか買えなかった時代に、
静かで落ち着いてゆっくりコーヒーが味わえる唯一の場所、
そんなスタバが出来てすごくうれしかったのを覚えています。

翻って、日曜日の今日のスタバといったら、もう中国人でいっぱい。
値段も決して安くないですよ。カフェ・ラテの小さいサイズで25元です。
約330円ですよ。それでも若者のグループはもちろん
若くないおじさん、おばさんまでもが店内でおしゃべりしています。

いつも「元(RMB)」で生活していて、たまに「円」に換算すると
「これ、えらい高いわ〜」という感じがする今日この頃です。

でも、いまの上海の人たちはこのくらいの金額はへっちゃらです。
なんだか私がどんどん貧乏になっていくような感じです。

静かなスタバでゆっくりという時間は
もう上海では戻ってこないでしょうねぇ〜。

じゃ、どこへ行けばいいのよぉ〜?
もっと、お金を出さないとだめですね。
たとえばホテルのラウンジなんかですかねぇ〜。

ホテルのラウンジでしょちゅうコーヒーなんて、
そんな贅沢はとってもできませんよぉ〜。



上海でユニクロが起こしたムーブメント

どうしてユニクロが上海でブームを巻き起こしているか?
私はそれはすべて柳井さんが考えた戦略だと思います。

それはとにかく目立つこと!まわりをとにかく圧倒すること!
これに尽きます!どれだけたくさんの人に「わっ!」
と言わせられるか、柳井さんはこればかり考えていると思います。

世界の工場から世界の市場と変化した中国。
都会ではモノは世界のどこの国よりも、
もちろん日本よりもあふれかえっています。

安かろう悪かろうのような粗悪品から
高品質の超高級品までいっしょくたになって街に並んでいます。

さて、ユニクロは?というと、特に目を引くものではないです。
普通のありきたりのTシャツやポロシャツ。

中国では値段もけっして安くないです。日本でムーブメント
の要因の一つだった「安さ!」はここではまったく通用しません。

高品質はもちろんですが、こんなの作ろうと思えば、
数百万枚くらいすぐ作っちゃう国が中国です。

じゃ、なぜそのユニクロがこんなに人気を集めているのか?
それはとにかく「目立っている!」

何が目立っているのか?私が思うには、
第一に商品の量がとにかく多い。特に一種類の商品の色数が豊富。

これはどのブランドよりも圧倒しているのです。
この「圧倒」が大事です。少し多いかなではまったく
お話にならない国ですから。。。

第二は、その圧倒させる商品の量を見せ付けるために
限りなく突き進んでいる一店舗規模の拡大化でしょう。

先日オープンした世界最大の店舗規模3600平米というものです。
これで他店を圧倒しています。さらにディスプレイの仕掛け。

これもユニクロ中国初でしょう。
巨大店舗だからできるワザですね。

あえて言わせてもらえば、売っているものは別に
特別のものは何もないのです。H&MやZaraの方がずっとおしゃれ!

ユニクロの商品は中国ではありきたりで、
どこでも山のように盛り上げて売っている商品、
たいして安くもないTシャツやポロシャツなのです。

でも、このどこにでもある商品をここ中国でブランドに仕立てる?
ひゃ〜!これはほんとうにあっぱれ!のひと言です。

なんで安くもない普通のTシャツ買うのに
ケチでお金を1元たりともだしたくない上海人が
こんなに並んでいるのよ〜???ここがポイント!

柳井さんは考えて、考えて一つのムーブメントを
起こすことにまずは成功したのです。

しかし・・・彼は休む間もなく考えていると思います。
日本へ帰国する飛行機の中で第二幕の演出をね!

必死で考えている姿が私の目にはっきり見えるのですぅ〜(笑)
「なんでやねんっ」て突っ込まれそうですぅ〜。








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