2015年以来の訪問。

金曜の夜だったので、限定の創作塩つけ麺(1500円)が出ており、その食券を購入。久々にラーメン/つけ麺にこれだけ払った。まぁ、交通費に比べれば安いが。

今回提供されるつけ麺の名前は「甘鯛」。石川県輪島産の甘鯛使用とあり、早速厨房から鯛がぷんと香ってきた。

カウンター席と対面している厨房。3人体制のテキパキとした仕事ぶりで、次々と出てくる。そうこうしているうちに、つけ麺が出てきた。

量が200gと300gから後者をお願いした麺。中太平打ちで、魚の如くプリプリ感が強い。そのまま食べるとただの中華麺。ところが汁に浸すと、油の力も借りた滑らかさと喉越しの良さ、そして感じる味といずれもがうどんである。どうしたらこんな変貌を遂げられるのだろう。

麺を変貌させたスープは鯛が香り、澄まし汁かと紛う見た目。啜ると強い鯛の後に強めの塩分が続くので、あゝつけ麺の汁だったと引き戻される。さて、麺との相性はと問われると、うどんの後に鯛が続かない。麺を啜る時にスープを少し多めに啜って釣り合った感じ。スープを吸わせる麺でも良かったかも知れない。

勿論、具にも鯛が使われている。麺側は鯛刺身。店主ブログによれば、昆布締めで提供直前に軽く炙っているとの事で、厨房から香ってきた理由が分かった。ポン酢と醤油が用意され、それぞれつける。軍配は醤油に上がった。一方、スープ側は湯霜された鯛。これはすまし汁の具の様にシンプルな味で、鯛を強調させるのに効果的だった。

鯛以外の具は、主役の座を奪われたチャーシュー、ネギ、木の葉。

待っている時に隣客を見ると、店員の解説付きで日本酒が一升瓶からグラスへ注がれていた。ンッ?!この店の営業スタイルは何だろうと、「割烹」とスマホで検索したところ、ウィキペディアがしっかり答えてくれた。

日本酒またはビールから始まり、お刺身とメインのつけ麺。締めは鯛茶漬けセット(50円)と、味はそのままに、倍速再生で雰囲気が楽しめる割烹。プチ贅沢な気分も味わいたいので、少し間を開けて行きたい。

営業時間
平日・土
※売り切れ次第終了
定休日
月曜(月曜祝日の場合、翌火曜も休)