2012年03月31日
神様は誰?
僕は体調管理の為に、9:00, 15:00, 21:00の時刻に医者に処方された薬(主にてんかんを抑える為)を飲んでいます。その時刻を知るためには、手元に持ち歩いている携帯電話で設定したアラームを鳴らしています。
これまでそれで困る事はなかったのですが、今日、昼寝していたら15:20に15:00のアラームが鳴ったのです。
あれー!?
とりあえず目が覚めて薬を飲みました。
まぁ、20分くらいずれても体調に大きく影響する事はなかったので、良かったですが、ちょうどその時、夢の中では、現在の時刻というのは誰がどうやって決めたのかという事を考え直していました。
みんないつも手元の時計を見ていると思いますが、その時計が合っているという保証は誰もしてくれませんよね?
時間というのは、一年を365等分して一日、一日を24等分して一時間、一時間を60等分して一分、一分を60等分して、それを一秒だと思っていますよね?こういうのを天文時計というのだと思います。昔はそうだったろうですが、今はCs137の寿命を基準にして1 secが決まっているのだそうです(原子時計)。
そして、両者は一致している保証はないので「たまに調整しましょう」として挿入されているのが、閏年、閏秒、というものらしいです。
そこのところがどこまで精密に合わせきれるのか、保証はないので、また今度、いつ閏秒とか閏年が行われるかの保証はなく、皆さんが手元の時計で見た時刻や時間について、「一致している保証はありません」。一応それを認識して気をつけておく必要があると思います。
この前超光速のニュートリノが見つかったとして世界中が盛り上がっていますが、測定されたニュートリノの速度とこれまで知られていた光の速さとを比べるのも十分気をつける必要があるのではないでしょうか?
(その辺は全く専門家ではないので、完全な素人の戯言かもしれませんが、そういう話もちゃんと考えられているのでしょうかねぇ!?)
これまでそれで困る事はなかったのですが、今日、昼寝していたら15:20に15:00のアラームが鳴ったのです。
あれー!?
とりあえず目が覚めて薬を飲みました。
まぁ、20分くらいずれても体調に大きく影響する事はなかったので、良かったですが、ちょうどその時、夢の中では、現在の時刻というのは誰がどうやって決めたのかという事を考え直していました。
みんないつも手元の時計を見ていると思いますが、その時計が合っているという保証は誰もしてくれませんよね?
時間というのは、一年を365等分して一日、一日を24等分して一時間、一時間を60等分して一分、一分を60等分して、それを一秒だと思っていますよね?こういうのを天文時計というのだと思います。昔はそうだったろうですが、今はCs137の寿命を基準にして1 secが決まっているのだそうです(原子時計)。
そして、両者は一致している保証はないので「たまに調整しましょう」として挿入されているのが、閏年、閏秒、というものらしいです。
そこのところがどこまで精密に合わせきれるのか、保証はないので、また今度、いつ閏秒とか閏年が行われるかの保証はなく、皆さんが手元の時計で見た時刻や時間について、「一致している保証はありません」。一応それを認識して気をつけておく必要があると思います。
この前超光速のニュートリノが見つかったとして世界中が盛り上がっていますが、測定されたニュートリノの速度とこれまで知られていた光の速さとを比べるのも十分気をつける必要があるのではないでしょうか?
(その辺は全く専門家ではないので、完全な素人の戯言かもしれませんが、そういう話もちゃんと考えられているのでしょうかねぇ!?)
tk_harad at 19:01│Comments(6)
この記事へのコメント
1. Posted by koh(通りすがり) 2012年05月01日 14:10
うるう年の必要性は、地球の公転周期と自転周期のずれのせいだと思います。
2. Posted by 原田崇広 2012年05月11日 22:38
そうすると、両者のずれはあくまで公転周期同士のずれという事になる訳で、Cs137原子時計とのずれはどのように調節されるのでしょうか?
3. Posted by HRDtk 2012年05月11日 23:13
それに加え、Cs137を原子時計として採用するのに何の根拠があるのでしょうか?他の原子の原子崩壊の場合、場合によっては何か他のメカニズムが働いて、寿命の値に違いが出ないというのにどういう根拠があるのでしょうか?
4. Posted by koh 2012年05月14日 14:40
原田さん
コメントありがとうございます。
単位時間の決め方ですが、昔は原田さんの仰るように、地球の自転や好転を元に決めていました。
しかし、地球の自転周期は案外変化が大きく、海水の運動や地球内部の液体の運動、などにより大いに変化しているようです。(たとえば、即席で用意したものですが下記のWeb pageをご覧ください)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120131/trd12013119190010-n1.htm
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110317002
しかし、一方で技術の発達は高周波通信などではるかに精度の高い単位時間を必要とします。
そこで、より変化の少ないもので1秒を定義してしまおうという取り組みの一つが「原子時計」です。
しかし、前述のように地球の自転周期にふらつきがあるため、われわれは地球の自転周期が揺らぐのにあわせて適当なところで「うるう秒」を挟んで調整しているのです。また、公転がちょうど365自転周期ぴったりでないことから、うるう年の調整を行っているのです。
私の理解はこんなところです。
コメントありがとうございます。
単位時間の決め方ですが、昔は原田さんの仰るように、地球の自転や好転を元に決めていました。
しかし、地球の自転周期は案外変化が大きく、海水の運動や地球内部の液体の運動、などにより大いに変化しているようです。(たとえば、即席で用意したものですが下記のWeb pageをご覧ください)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120131/trd12013119190010-n1.htm
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/news_article.php?file_id=20110317002
しかし、一方で技術の発達は高周波通信などではるかに精度の高い単位時間を必要とします。
そこで、より変化の少ないもので1秒を定義してしまおうという取り組みの一つが「原子時計」です。
しかし、前述のように地球の自転周期にふらつきがあるため、われわれは地球の自転周期が揺らぐのにあわせて適当なところで「うるう秒」を挟んで調整しているのです。また、公転がちょうど365自転周期ぴったりでないことから、うるう年の調整を行っているのです。
私の理解はこんなところです。
5. Posted by 原田崇広 2012年05月15日 14:19
Wikipediaなどで勉強しなおさせて頂きましたが、いつうるう秒とか(閏年も)行われるのか、予測できないのですね。そうすると、むしろ、地球上で、ある距離を(おろらく政治的協定により)決めておいて、そこを光が通過する時間によって地球上の時間を定義する方が公平ですね。…つまり、神様は光。
太陽やその他の惑星からの影響もあるかもしれませんが。
太陽やその他の惑星からの影響もあるかもしれませんが。
6. Posted by koh 2012年05月17日 13:38
うるう年については、もうすでにかなり先まで予定が決まっているはずです。
24時間=1440分=86400秒にくらべると、地球の自転周期の揺らぎは微小ですから。
うるう年は、自転周期の時間スケール(1日)でのずれの問題で、原因は自転周期と公転周期のずれです。
うるう秒は、1秒の時間スケールでのずれの問題で、原因は地球の自転の揺らぎです。
両者のスケール(オーダーというべき?)はかなり違うので、もはや別問題ととらえてもよいと思います。
24時間=1440分=86400秒にくらべると、地球の自転周期の揺らぎは微小ですから。
うるう年は、自転周期の時間スケール(1日)でのずれの問題で、原因は自転周期と公転周期のずれです。
うるう秒は、1秒の時間スケールでのずれの問題で、原因は地球の自転の揺らぎです。
両者のスケール(オーダーというべき?)はかなり違うので、もはや別問題ととらえてもよいと思います。