Teaching

2006年05月16日

課題

先週出した課題だが、一人はさっさと終わってしまったが、もう一人は苦戦しているようだ。
こういうとき、苦戦している人は温かく見守るしかないが、速く終わってしまった人に次々と課題を出していくべきかどうか迷う。
tk_harad at 22:43|この記事のURLComments(0)

2006年05月11日

方針

午後からは卒研の今後の方針についてミーティング。
一人(Tさん)は比較的理論的なことに興味があって分子モーターについて考えたいというので、背景やこれからやったら面白そうだと僕が思うことを小一時間話す。もう一人(Yさん)は実験がしたそうなので、実験系を作っていくための今後の予定を話す。
顕微鏡のこの部分を自作して、それからこういう装置も作る必要があって、、という話をしていたら、理論に興味がありそうだったTさんも結構乗り気である。これはもう少し様子を見た方がいいのかもしれない。

tk_harad at 18:01|この記事のURLComments(0)

輪読

ミニ講義のつづき。
今日はGibbsエントロピーがどういう物かを見て、汎関数微分と未定乗数法についての準備をしてから、ミクロカノニカルとカノニカル分布を出す、という事をやる。
2時間半くらいかかってしまったが、なんとか終わったし、それなりに伝わったと思う。
ただ、熱力学の準備不足がたたって未定乗数が逆温度になるという説明をすることができず、理想気体の圧力を計算して、理想気体の状態方程式と比べることによってそれを確認する、というつぎはぎだらけの構成になってしまった。
そもそも最初からスケジュールに無理があったな。またおいおい補足していこう。
tk_harad at 17:52|この記事のURLComments(0)

2006年05月09日

課題

常微分方程式やLangevin方程式を数値的に解けるようになってもらうため、二人に当面の課題を出す。

tk_harad at 23:46|この記事のURLComments(0)

輪読

朝の輪読。今日は熱力学を習っていない二人に、熱力学のあらましをざっと話す。
第0法則、第1法則は話しやすいが、第2法則はやや難しい。トムソンの原理ならすぐに分かってもらえるが、エントロピーを導入するには結構準備が必要なのでひとまず棚上げ。後でいきなりGibbsエントロピーを持ち出してしまおうと考えている。現象論の精神には反しているが、シリーズで熱力学の講義をやる時間もないので、妥協。
その後、初等的な気体分子運動論をすこしやって今日は終わり。

tk_harad at 23:35|この記事のURLComments(0)

2006年05月02日

研究テーマ

週一回、村瀬・池田グループにその他いくつかのグループ(僕らも含む)が加わって、総勢30人くらいでコロキウムが行われる事になっている。来週頭にもそれがあり、卒研生が5分ずつ、自分がやろうとしていることについて話すことになっているそうな(昨日初めて聞いた)。

僕の研究室の二人にも何かしゃべってもらわなければならない。
昨日初めて顔合わせしたところだし、彼らには何の判断材料もないので、適当に何かしゃべってと言うわけにもいかない。明日から連休だし、急遽、二人を集めて話し合いをする。
まず僕が最近温めていた研究テーマを例としていろいろ挙げてみる。大小あわせて10コくらい挙げたかな。
理論やシミュレーションはともかく、実験のテーマについては、いますぐとりかかるという訳にいかないのが難しいところである。装置のセットアップなどのスケジュールを睨みながら考えなければならない。

今朝の輪読と昼からの話し合いなどで話しているうちに、二人の嗜好や得意・不得意そうなところがおぼろげに分かってきた。そこにうまく合うテーマをやってもらえればいいがな。
とにかく現時点で提供できる判断材料をいろいろ出したので、連休中に考えてみてください、ということで切り上げる。

tk_harad at 22:19|この記事のURLComments(0)