日本観光ミシュラン

日本国内のあらゆる観光資源を格付けする、旅のガイドブログ。

旅オタクの本棚温泉博士

『温泉博士』という月刊誌をご存じだろうか。
全国の温泉施設の紹介記事や読者投稿による入浴体験記など、温泉情報誌の体裁を取ってはいるものの、本質的にはクーポンブックである。
「温泉手形」と称する無料入浴クーポンが、毎月変わる約130ヶ所の掲載施設の分だけ付いている。売価は620円なのでお値打ち感があり、実際以前より販路は着実に広がっているようだ。
しかし、泉質を重視する人にとってはあまり魅力のない雑誌といえる。それは毎月9日に公式ブログで告知される掲載施設を見ればわかる(毎月10日発売。クーポンは当月15日〜翌月15日有効)。
月刊温泉博士ブログ
温泉博士
町おこし、あるいは地域住民の福祉のために地方公共団体が「造ってしまった」ような施設ばかりが目立ち、食指が動かない。
また、数年前に版型が変わり(ふた回りほど大きくなった)、売価が上がった一方、掲載施設の質は下がるばかりで一向に上向きにならないのも痛い。この雑誌を紹介しようと思いつつ、5、6年も触れずにいたのはそうした理由によるものである。
先日初めてこの雑誌を買ったのは、昨年OPENし、気になっていた近所の日帰り温泉施設(Book&Spa uguisu)が載っていたからだ。フリータイム1100円が本代(620円)で済むのだから価値がある。受付カウンタ−で該当ページを開いた時(スタンプを押してもらう)、どんな顔をされるのかと思っていたら、いたって事務的に処理されて安堵した。施設自体も漫画の蔵書数が圧倒的でリピーターになった。
このような邂逅は滅多にないことだろう。毎月上記のブログをウォッチして、お得感のある時だけ購入するのが上策かと思う。

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アレイからすこじま

【公園】アレイからすこじま(広島県呉市)☆☆
潜水艦を間近に見ることができる、国内唯一の場所。海上自衛隊第1潜水隊群司令部の目の前の桟橋に、当たり前のように投錨している。
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この辺りは明治の昔から海軍の本拠地、それも中枢部で、山側には煉瓦造の旧海軍工廠の建屋が今も残り、海と公園とを画する切石積の護岸は、19世紀(1895年)に築かれたものだ。
公園はこの300mも続く護岸沿い、道路との間の狭いスペースに細長く伸びている。緑地や遊具などは皆無で、立地といい設備といい、潜水艦や護衛艦を見学するためだけに存在するような公園だ。
着いたのは朝の8時前で、桟橋には8隻の潜水艦が係留されていた。始業点検なのか、もうもうと白煙を排気している艦があり、燃焼臭が風に乗って運ばれてくる。
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艦内からは慌ただしく人が出入りし、桟橋には自衛官が集まり始めた。7時55分には各艦の前の桟橋に艦員が整列し、何かが始まるのを待っている。5分前行動というやつだろう。さすがは海軍だ。
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8時になると、ラッパが吹奏され(「君が代」だったと思う)、艦上に自衛隊旗が掲揚される。続いて7朝礼が始まり、士官が艦員に向かって訓示している様子が見える。
早起きして思いがけず良い場面に出会った。軍港都市・呉を訪ねるなら、この場所、この時間帯を外してはならない。

所在地:広島県呉市昭和町
24時間開放
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朱華園

【グルメ】朱華園 (広島県尾道市)☆☆
昭和22年に屋台で創業した、尾道を代表するラーメン店。休日などは行列が絶えず、もはや観光スポットと化している。
夕方は空いていると聞き、駅から長いアーケード街を抜けて飛び込んだ。「中華そば」(600円)を注文して席に着く。
16時頃なのに客の出入りが激しく、店内はほぼ満員。店舗を構えたのは昭和42年ということだが、内外ともに現代的に改装されていて清潔そのものだ。客は地元と県外が半々くらいだった。
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10分ほど待って「中華そば」到着。見た目はシンプルでも味は重層的で、スープを一口すするとたちまち幸福感に包まれた。鶏ガラをベースにした醤油味のしっかりしたボディに背油のコクが加わり、後を引く旨さがある。
このスープを掬いとる、平打の細麺がまた良い。チャーシューは出しガラ的で感心しないが、それ以外はほぼ完璧で、近所にあったらリピーターになってしまうだろう。
もちろん旅の途中でも、寄り道する価値のあるラーメンだ。

住所 :広島県尾道市十四日元町4-12
営業時間:11:00〜19:00(売り切れ仕舞い)
定休日:木・第3水
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☆☆☆
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☆☆
日帰りの旅をする価値がある


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