【その他】根尾水鳥のサンマイ(岐阜県本巣市)☆
サンマイとは何か、ご存知だろうか。漢字で書くと『三昧』。市町村が管理する公営の火葬場ではなく、集落が所有し、そこに住む人たちの手で遺体の搬入から荼毘に付すまでを執り行う火葬炉である。たいてい墓地の中にあり、高い煙突でそれとわかる。
時代の流れで姿を消しつつある文化だが、中部地方にはまだ比較的多く残っているようだ。
公営の火葬場が迷惑施設として忌避され、辺鄙な場所に追いやられているのとは対照的に、サンマイは集落の一部分を構成する身近な存在である。その極端な例が、樽見鉄道の水鳥駅前にあるこのサンマイ。駅のほうが後にできたのだとは思うが、見つけた時はおどろいた。
サンマイ2
サンマイの裏手に水鳥駅ホームの白い柵が見える。
サンマイ3


*その後、三岐鉄道に乗車した際に、北勢線の麻生田駅前にサンマイを見つけた。また、三岐線伊勢治田駅前の墓地には、サンマイが撤去された跡が残っていた。

関連記事:桑名市大福のサンマイ
関連記事:テーマ別INDEX−お墓とサンマイ