へんろ−全札所を結ぶ情報誌ー 伊予鉄不動産(四国八十八ヶ所霊場会監修)

月刊のお遍路さん情報紙。以前から存在は知っていたが実物を見たことがなく、興味本位で年間購読を申し込んでみた。
年間購読料は1,524円(郵送料込み)と安い。後日送られてきたのはB5版・モノクロ8ページの簡素な冊子だった。1部65円、郵送料62円と書いてある。半分が送料とは…。
まずは一面の特集記事を見てみよう。第409号は「遍路旅の拠点として親しまれる『おへんろ交流サロン』」、410号は「地域の支えで四十六回『百菜うどん』のお接待」でなかなか読ませる。
連載記事はタイトルを列挙していくと「お四国へんろ茶屋」「同行二人 四国まんだら こころの旅路」「行きつ戻りつ辺路をゆく」「四国遍路と世界の巡礼」「あの寺この寺札所めぐり」「お遍路スイーツ」「『大往生』を究める」、加えて「俳壇」「柳壇」「歌壇」。ニュースと社会面、文化面のバランスを考えた、新聞のような紙面づくりだ。
ついでに言えば、「先達さん 添乗員さん お便り募集」「関西先達会入会のご案内」といった通信欄から読者層もほの見えてくる。つまり、一般のお遍路さんではなく、業界人(?)向けの業界紙といった位置づけなのだろう。
お遍路は年間30万人というが、ほとんどの人は一回限りで、毎月札所その他の最新情報をフォローする必要などない。そんな中、3〜4年かけてフィールドワーク目的の区切り打ちをしている自分には、大層興味深い情報紙ではある。来月号も楽しみにしている。
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