☆野沢温泉へ
・飯山駅1230-1255野沢温泉(野沢温泉ライナー)
単なるローカル線の中心駅から一躍、新幹線の停車駅へと変貌を遂げた飯山。とはいえそれだけで町が発展するはずもなく、駅前はガランとして人影がない。
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ここは野沢温泉の玄関口として脚光を浴びることとなった。駅前の専用乗り場から出発する「野沢温泉ライナー」で温泉街までは25分。今や東京からわずか2時間でアクセス可能だ。
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上り一方でたどり着いたそこは標高600m。涼しいかと期待していたが、さほど下界と変わらなかった。
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街の顏ともいえる共同浴場『大湯』で一浴。朝から忙しかったこの日、極上の硫黄泉に身も心も解きほぐされて思わず声が出る。その後温泉街を駆けずり回って3ヶ所の共同浴場をハシゴ。大汗をかいたが、楽しい時間だった。
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☆長野電鉄乗りつぶし〜渋温泉へ
・野沢温泉1420-1445飯山駅(野沢温泉ライナー)
・飯山駅1500-1551信州中野駅(長電バス)
飯山駅に舞い戻り、今度はローカルバスに乗り込む。北陸新幹線に飯山まで乗車すること、そしてこのバス路線の発見が今日のスケジュールを可能にしたポイントだ。
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乗客は私と中学生の2人だけ。千曲川の左岸、リンゴ畑の中をバスはのんびりと走り、驚いたことに終点の信州中野駅までの50分間、一人の乗降もなかった。
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学生さんは定期券を見せて下車していった。今日は日曜日。通学用か通塾用か分からないが、地方に住むことのハンデを垣間見る。

・信州中野駅1608-1620湯田中駅(長野電鉄/特急スノーモンキー)
長野電鉄の夜間瀬〜湯田中間(2.8km)の乗りつぶしが今日のタスクだ。たった2駅分が残った面白くない理由は以前に書いたので繰り返さない。
終点の湯田中まで12分の乗車でも、特急なので別料金(100円)が必要になる。勿体ないが、成田エクスプレスに使われていた車両が充当されていたので納得。
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インテリアもそのままで、ローカル私鉄とは思えない高級感がある。乗客も多かった。
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かんじんの夜間瀬は駅名票すら確認できぬまま通過してしまい、未乗区間に進入するワクワク感のないまま湯田中着。駅頭には渋温泉の番頭さんたちが宿泊客のお出迎えに参集していた。
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どこにも泊まらない自分は、2kmの距離を歩いて渋温泉へと向かう。今日の計画の唯一の欠点は、共同浴場の中で唯一、10時から16時まで外来客に開放されている「大湯」に入れないことだ。さきほどの野沢温泉と違い、湯田中温泉郷では原則的に共同浴場は住民と宿泊客の専用となっている。渋温泉までの道すがら、いくつもの共同浴場の前を行き過ぎたが、実際すべて施錠されていた。
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温泉街に人影はまばらだった。ここまで来て温泉に入らないわけにもいかないので、日帰り専用の施設(石の湯)を利用した。野沢温泉の下方互換といった泉質だが、穏やかな湯で肌休めには良かった。
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☆長野の夜
・湯田中駅1745-1837長野駅
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湯田中駅に歩いて戻り、特急「スノーモンキー」で今夜の宿泊地、長野に向かう。車窓には黒姫山や戸隠のシルエットが西日に浮かび上がり、山国に来たなと感じさせる。線路は市中心部で地下に潜り、頭端式ホームの長野駅着。
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明日は出発が早いので、今のうちにと駅構内でお土産など見ながらブラブラする。目をつけていたモダンな角打ちで地酒を引っかけ、とりあえず満足して外に出た。
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長野の駅前は人口38万人の街とは思えないほど大都会然としている。
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そんな中、まるで保存されたように再開発を免れた路地があり、飲食店が軒を連ねている。
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今宵はこの通りにある『千石食堂』で軽く飲んでシメとした。あの吉田類氏も訪れた知る人ぞ知る店だ。
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線路沿いに歩いて本日の宿『森と水バックパッカーズ』にチェックイン。ここは駅に近くて便利なドミトリー形式のゲストハウスだ(1泊2,700円)。シャワーを浴びて自分のベッドにもぐりこむと、酔いと疲れで泥のように眠った。
忙しくも充実した、記憶に残る一日だった。

1日目(その1)へ続く)