今や八戸観光の目玉は朝市だ。日曜日に開催される国内最大級の朝市・館鼻岸壁朝市がとりわけ有名だが、普段着の八戸に接するなら「陸奥湊駅前朝市」が良い。こちらは日曜以外の毎朝、まだ暗いうちから開いている。
場所はJR陸奥湊駅前。港に並行する駅前通りには卸売店、小売店、そして露店がずらりと並び、水揚げされたばかりの旬の魚介類や採れたて野菜を求める業者や市民でにぎわう。私が訪ねた6月下旬、道端はホヤ一色で壮観だった。
大勢人が集まる市場には供食施設が付き物。通り沿いに有名な食堂や寿司屋などもあるが、やはりここに来たら八戸市営魚菜小売市場の場内で食べるのがいちばんだ。
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市場内では、一匹、一箱の魚の小売りとは別に、食べきりサイズの刺し身類が数百円で売られている。イサバのカッチャ(魚売りのお母さん)と呼ばれるオバちゃんたちにあれこれ尋ねながら買い集めるのが楽しい。
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さんざん悩んで選んだのがこれ。ホッキガイの貝殻に盛られたウニ(500円)は外せない。彩り要員のスジコとタラコ(300円)、好物のツブ(300円)。 他にもアブラカレイ(200円)や甘エビ(300円)が気になったが、朝から贅沢過ぎると思い断念した。
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食事スペースに移動したらご飯(大150円)と味噌汁(100円)を貰い、セルフ海鮮定食の出来上がり。出勤前の地元客と観光客、ご飯を買いに来るカッチャも行き交い、市場の雰囲気、市場の匂いの中で食べる極上の朝ごはんだ。DSC07998
魚卵ばかりでバランスが悪いのが反省点か。ウニもバフンウニではなく紫ウニでもうひとつだったが、それらを補って余りあるツブ貝が目の覚めるような絶品。噛みしめるとプシャーと弾けるように汁がほとばしり、口福を感じた。
最後は二食丼にしてフィニッシュ。
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ご飯にこだわらない人には缶ビール(300円)もある。食後にはコーヒー(100円)をどうぞ。

所在地:青森県八戸市湊町 陸奥湊駅前
営業時間 3:00〜12:00(八戸市営魚菜小売市場は3:00〜15:00/朝食は6:00〜10:00頃)
定休日:日(八戸市営魚菜小売市場は第二土も休み)