日本観光ミシュラン

日本国内のあらゆる観光資源を格付けする、旅のガイドブログ。

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鉄道全線完乗への道−菩提編(その1)

鉄道全線完乗への道−修行編(その2)から1年半。この間の乗りつぶしの成果は上々で、長良川鉄道(72.1km)、大井川鉄道(65.0km)、富山地方鉄道(100.8km)といった大物を次々と掃討した。いずれも風光明媚かつ沿線の観光資源が豊富な路線で、忙しくも楽しい鉄道旅行を大いに満喫した。
これで民鉄の未乗区間は11線区、164.3kmにまで減った。

長良川鉄道 北濃駅
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富山地方鉄道 稲荷町駅構内
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いっぽうJR線は新規開業した北海道新幹線と、東北新幹線(盛岡-青森)、北陸新幹線が依然として残され、未乗線区は3区間555.2kmと逆に増えた。
しかし、来年春から乗りつぶしのペースは加速する。新幹線や特急でエリア内を安く、スピーディーに動ける、「大人の休日倶楽部会員パス」(JR東日本)や、「おとなびパス」(JR西日本)を購入できる年齢(50歳)に達するからだ。35年以上つきあってきた「青春18切符」をようやく卒業できるかと思うと感慨深い。
贅沢なもので、鉄道完乗というゴールが見えてくると、小学生から続けてきた「乗りつぶし」という旅のカタチを失ってしまうことに一抹の寂しさを感じる。学生時代は時刻表片手にパズルゲーム感覚で、社会人になってからは観光とグルメでいかに味付けするかを楽しんでいたものだ。
そんなわけで、完乗はもう少し先延ばしにしてもいいか、と今は思い始めている。

鉄道全線完乗への道−修行編(その2)

2年前に記した(その1)の続き。
旅のついでの乗りつぶしを粛々と続けた結果、その後2年間で19線区を片付けた。北海道、四国、沖縄を完乗したのは大きく、外側から網を絞るように包囲を狭めつつある。
写真は2014年の九州旅行より、くま川鉄道湯前駅(上)と、熊本電鉄上熊本駅(下)。
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これで未乗線区は民鉄が26線区で525.7km。JRは東北新幹線(盛岡-青森)と北陸新幹線、間もなく開業する北海道新幹線だけになった。
新幹線はいずれフルムーンパスを使って一気に掃討するとして、さしあたりは民鉄線の乗りつぶしに注力しようと思う。
「観光」に浮気さえしなければ、26線区などあっという間だが、旅オタクの私にはどだい無理な話だ。未乗線区には、津軽鉄道、富山地方鉄道、黒部峡谷鉄道などが含まれる。こうして並べただけで沿線のあれやこれやが目に浮かび、素通りできるはずもない。
そうした旅の行状録も、今後お目にかける機会があるかと思う。もちろん鉄道全線完乗の瞬間の記録も。
5年後を完乗の目標とし、その日まではこのブログを細々と続けるつもりだ。

関連記事:鉄道路線完乗への道(発心編)
関連記事:全線完乗への道−修行編(その1)

僻地等級

旅好きは「秘境」に憧れる。人里離れた天地で待つ、新鮮な驚きに期待する気持ちが根底にある。
「秘境」と似た概念に「僻地」があるが、「僻地」はそこに人が住んでいる、という点で秘境とは異なる。しかし、有人だからこそ興味深い面も多々あるだろう。
祖谷渓の山腹集落や、大東島など、交通アクセスが不便な場所が頭に浮かぶが、人事院規則に「僻地等級」なるものが存在することを、つい最近になって知った。
生活が著しく不便な土地にある官署を、一〜六級地に分け、勤務する職員に対して「特地勤務手当」を支給する、その根拠となるリストだ。数字が大きいほど僻地度が増し、手当も増額される。
六級地は数少なく、全国で6ヶ所。父島、南大東島、与那国島がド僻地ということになる。

・東京都小笠原村父島 小笠原諸島森林生態系保全センター
・東京都小笠原村父島 小笠原総合事務所
・東京都小笠原村父島 父島気象観測所
・東京都小笠原村父島 横浜海上保安部小笠原海上保安署
・沖縄県島尻郡南大東村 南大東島地方気象台
・沖縄県八重山郡与那国町  沖縄地区税関石垣税関支署与那国監視署

五級地まではみな離島で、四級地ではじめて本土の住所が現れる。ただ官署が隔絶地にポツンとあるはずもなく、あまり秘境感はない。

・福島県南会津郡檜枝岐村  会津森林管理署南会津支署檜枝岐森林事務所
・福島県南会津郡檜枝岐村  檜枝岐自然保護官事務所
・福島県南会津郡只見町  会津森林管理署南会津支署小林森林事務所

これとは別に、教職員に対する「僻地手当」の額を定めるために、「へき地教育振興法」に基づいて、各都道府県が条例によって定めている僻地等級もある(準へき地、一級〜五級の6段階)。
たとえば北海道の五級地は以下の4校だ。

・北海道上川郡新得町   新得町立富村牛小中学校
・北海道利尻郡利尻富士町   利尻富士町立利尻小学校
・北海道利尻郡利尻町   利尻町立仙法志小学校 
・北海道礼文郡礼文町  礼文町立神崎小学校

唯一離島ではない富村牛小中学校の存在感が光る。生徒数は15名(H27/12/1 現在)、地図や航空写真でも、辺りに集落らしきものが見当たらない、納得の僻地だ。トムラウシ山に登る際に、車で横を通り過ぎているはずだが、もちろん覚えてなどいない。事前に知っていれば良かったと思う。
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