日本観光ミシュラン

日本国内のあらゆる観光資源を格付けする、旅のガイドブログ。

東北

あきよし

【グルメ】あきよし(山形県山形市)☆
山形駅から歩いてすぐ、駅前の区画整理から取り残されたような横丁にある居酒屋。
開店時間を見計らって訪問すると、まだ暖簾は上がっておらず、2軒となりの分店に誘導された。狭いカウンターと小上がりだけの小体な造りで、寿司屋のようだ。
ここは酒どころの山形、メニューを開くと地酒が綺羅星のごとく並んで壮観だ。しかも、一杯100mlから飲ませてくれる。あれもこれも試してみたい欲張りにはありがたいシステムだ。
まずは「くどき上手 純米吟醸」(370円)から。引き続き郷土料理のチョイスに悩んでいると、お通しが出てきた。
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甘いの辛いのしよっぱいのが取り揃えてあり、これだけでも3杯くらい飲めそうだ。
メニューの中でいちばん気になった「もって菊」(315円)。山型名産、食用菊のお浸しだ。菊の花自体に味はなく、キノコと茎もの野菜の中間のような食感を楽しめる。
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この店で刺身は外せない。組み合わせを自由にチョイスできる「3点盛り合わせ」(1,200円)を注文。お酒は「亀酔 純米」(370円)を合わせる。
生食は珍しいタラ(写真左)、ブリ、スズキに、おまけで鯛を付けてくれた。写真のように、一切れが巨大で鮮度も良い。ただ、刺身一片のサイズというのは、考え抜かれた末の結論なのだということがこれを食べると良く分かる。
タラは火を通した方が美味しいということも確認できる。どちらも日本人なら知っておくべき教訓だ。
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3杯目は「朝日鷹」(350円)。シメに「芋煮」を頼む。一人前は丼ぶりサイズなので半量にしてもらった。醤油ベースの甘いつゆに、里芋、牛肉、舞茸、牛蒡、ネギが入っている。何かに味が似ている、と記憶をたどると、大阪の「肉吸い」に行き着いた。他を知らないので比較ができないが、野良が似合うもっと野暮ったい味を予想していたので、良い意味で裏切られた。
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食べたいもの、飲みたい酒はまだまだあったが、ここでお勘定。駅に近いので、時間調整目的でも気軽に立ち寄れる使いやすい店だ。

住所:山形県山形市香澄町1-4-13
営業時間:17:00〜23:00
定休日:日
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モーニング放浪記(71)伊藤商店

【グルメ】伊藤商店(宮城県仙台市)☆
「朝ラー」、すなわち朝から開店し、ラーメンを食べられる店が全国的に増えている。もはや政令指定都市クラスには行きわたり、県庁所在地をコンプリートしそうな勢いがある。
東北一の都市、仙台を代表する朝ラーの店が「伊藤商店」だ。朝の7時、JR陸前落合駅に向かう通勤通学の人の波に逆行して店を目指す。先客はゼロで拍子抜けしたが、厨房は(当たり前だが)スタンバイ体勢だった。券売機で朝ラー(500円/7:00〜10:00限定)の食券を購入し、テーブル席につく。
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出てきたのは限りなく透明に澄んだスープが印象的な一杯だった。
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平打ちの縮れ麺はかつて朝ラーに訪れた喜多方の坂内食堂を思い起こさせる。見た目は塩ラーメンなのだが、スープを口に運ぶと煮干しの効いた醤油ラーメンだと分かる。トリッキーでちょっと面白い。
味わいもまた穏やかで澄んでいる。胃にも優しい、朝からすんなりとお腹に収まるラーメンだ。
泉ヶ丘にも支店があり、営業時間は同じ。「朝ラー」文化を仙台の地に根付かせることを企業理念としているそうで、モーニング愛好家としては応援せずにいられない。

住所:宮城県仙台市青葉区落合1-18-10 クラフトワン1F
営業時間:7:00〜15:00
定休日:水
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モーニング放浪記(70)いたがき 本店

【グルメ】いたがき 本店(宮城県仙台市)☆
仙台市内に16店舗を数える、創業120年の老舗果物店。本店に一歩足を踏み入れると、フレッシュなフルーツの香気に包まれる。美麗な贈答用の品々が棚に飾られ、朝から客が次々に訪れる、実に活気のある店だ。
パティスリーにも力を入れていて、ショーケースには美味しそうなケーキが並ぶ。それらはテイクアウトだけでなく、店内のフルーツカフェで頂くこともできる。
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このカフェで、朝9時の開店から11時まで「フルーツモーニングセット」(550円)が提供されている。
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9時半ごろ訪ねると先客は2組6名。カウンター4席、テーブル18席の決して広くないスペースながら、店員さんは4人以上スタンバイしている。接客は丁寧、しかも可愛い人ばかりで、ルックスで採用したな、と疑うほどだ。
5分ほどでご覧のプレートがサーブされた。
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トーストとたっぷりのハチミツに、主役の果物はイチゴ、シャインマスカット、ブルーベリー、メロン、バナナ、パイナップル、ピンクグレープフルーツ、りんご、みかんの全9種。品質はいうまでもなく上等で、「朝の果物は金」という格言を思い出しながら、ひとつずつ時間をかけて味わった。
コーヒーはやや薄め。トーストの上の大きな塊はバターだ。全部食べ終えてから常連さんのテーブルをふと見ると、バナナを輪切りにしてトーストに乗せ、ハチミツをふんだんにかけまわす、というアレンジを披露していて面白かった。
お客さんは続々とやってくる。客層は老若男女さまざま、注文もモーニングだけでなくパフェ、ケーキセット、フレッシュジュースとバラエティに富む。軽食も取れるなど使い勝手が良く、旅行者といえども知っておいて損のない店だ。

住所:宮城県仙台市宮城野区二十人町300-1
営業時間:9:00〜19:00(月〜土)/9:00〜18:30(日祝)
定休日:無休
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