日本観光ミシュラン

日本国内のあらゆる観光資源を格付けする、旅のガイドブログ。

見学・体験・アクティビティ

アレイからすこじま

【公園】アレイからすこじま(広島県呉市)☆☆
潜水艦を間近に見ることができる、国内唯一の場所。海上自衛隊第1潜水隊群司令部の目の前の桟橋に、当たり前のように投錨している。
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この辺りは明治の昔から海軍の本拠地、それも中枢部で、山側には煉瓦造の旧海軍工廠の建屋が今も残り、海と公園とを画する切石積の護岸は、19世紀(1895年)に築かれたものだ。
公園はこの300mも続く護岸沿い、道路との間の狭いスペースに細長く伸びている。緑地や遊具などは皆無で、立地といい設備といい、潜水艦や護衛艦を見学するためだけに存在するような公園だ。
着いたのは朝の8時前で、桟橋には8隻の潜水艦が係留されていた。始業点検なのか、もうもうと白煙を排気している艦があり、燃焼臭が風に乗って運ばれてくる。
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艦内からは慌ただしく人が出入りし、桟橋には自衛官が集まり始めた。7時55分には各艦の前の桟橋に艦員が整列し、何かが始まるのを待っている。5分前行動というやつだろう。さすがは海軍だ。
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8時になると、ラッパが吹奏され(「君が代」だったと思う)、艦上に自衛隊旗が掲揚される。続いて朝礼が始まり、士官が艦員に向かって訓示している様子が見える。
早起きして思いがけず良い場面に出会った。軍港都市・呉を訪ねるなら、この場所、この時間帯を外してはならない。

所在地:広島県呉市昭和町
24時間開放
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広島市まんが図書館

(その他)広島市まんが図書館(広島県広島市)☆☆
日本唯一の公立漫画図書館。入館料は無料、貸出も行い、市民以外にも開放されている、漫画好きには夢のような施設である。
コンセプトは「まんがとまんがに関する資料を体系的に、収集、保存そして提供し、行事等を開催することでまんが文化の向上を目指します」。蔵書は13万冊超、と聞いてもなお公立という制約から、当たり障りのない健全な漫画ばかりだろうと想像していた。実際に訪ねるまでは。
図書館は市内の高台、比治山公園内にある。
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2階に上がるとカウンターがあり、開架スペースが広がっている。小規模な図書館と変わらない造作だ。
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変わっているのはそこに並べられている本で、作者名の50音順で漫画だけがズラリと並んでいる。メジャーな作品ばかりではなく、マイナーなものまで収集されていて感心する。
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少年ジャンプをはじめとする週刊誌や月刊誌、そのバックナンバーまでもが閲覧に供されていることにも驚く。これだけ徹底されていると、お金を払って漫画を買う必要がない。
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実際、館内で漫画を読みふける利用者は20代と30代が目立つ。ネットカフェと同じような雰囲気だ。平日の昼間にもかかわらず、一般的な図書館の土日のような混みようであった。
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貴重書のコーナーは見るだけで楽しい。
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別室には、広島が舞台となった作品のコーナーや…
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海外で翻訳・出版されたの日本の漫画のコーナもある。下の写真は、『はだしのゲン』のロシア語版(上)とアラビア語版(下)。前半のヤマとなる同一シーンだ。アラビア語は右から左に書くので、日本版と同じ右綴じ、ロシア語版は左綴じとなっている。左綴じは反転印刷されていて、原画のオリジナリティを損ねているのが気になる。そんなの大したことじゃないと思ったアナタ、髪を右に流した花輪君を見ても抵抗がないですか?
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せっかくなので大好きな平田弘史の作品を蔵書検索し、書庫から「日本凄絶史」を借り出して読む。これが面白くてもう一冊!という気分だったが、旅行中の身の上、時間がないので泣く泣くあきらめた。近所に住んでいる人が本当にうらやましい。
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最後に、この図書館の文化的な許容範囲を知るために、著者名『山田花子』、『根本敬』で検索すると、代表作以外も揃っていて感心させられる。『永井豪』(けっこう仮面とか…)『とりいかずよし』(トイレット博士とか…)も守備範囲に含まれている。確認しなかったが、コミケのカタログもあるそうだ。広島市、あっぱれである。
漫画好きなら1年間通い詰めても飽きることのない、国内最強の無料施設のひとつだ。

住所:広島県広島市南区比治山公園1−4
開館時間:10:00〜17:00
休館日:月(要確認)
入館料:無料

ホテルくさかべアルメリアの斜行エレベーター

【その他】ホテルくさかべアルメリアの斜行エレベーター(岐阜県下呂市)−
下呂温泉で、宿泊先の姉妹ホテルにもらい湯に行ったら、館内のエレベーターが斜行式だった。
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しかも、同じ覆屋内に2基のエレベータが並走する珍しいタイプだ。ラ・ビスタ宝塚で出会って以来、個人的には2例目となる。
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山の斜面に建てられた複雑な構造のホテルなので、なるほど斜行エレベーターの採用には合理性がある。
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カゴ内にはゴージャスな照明が灯り、クーラーも付いている。
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各階は色分けされ、押しボタンと覆屋内の壁の色が対応する工夫が施されている。6階は黄色だ。
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家族旅行で斜行エレベーターに出会うとは思わなかった。温泉そっちのけで意味もなく何往復もし、エレベータ同士の離合シーンを眺めては悦に入っていた。
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所在地:岐阜県下呂市幸田1811
関連記事:テーマ別インデックス−乗り物いろいろ
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