宇陀市議会から地域を変える。 勝井太郎の地域活性化挑戦日記。

最年少の宇陀市議会議員勝井太郎の日々の報告

議会のあるべき姿

市議会議員は、市議会の構成員です。
市議会は宇陀市の最高意思決定機関です。

市議会が税の使い道を決め、税の額を決め、市民が守らなければならない条例を作っています。
 時々、議員は名誉職なんだという声を議会内外両方から聞きますが、私は断じて名誉職ではないと考えています。

辞書にはこのように書いてあります。
名誉職
他に本業をもつことができ、生活費としての俸給を受けない公職。古くは町村長・市会議員など、現在は民生委員・保護司などがこれに当たる。転じて、俸給などを受けず、形だけその職にあるような場合もいう。
(三省堂 大辞林より)


昔は、篤志家や旦那さんが町村長をつとめたり、町村議会議員をつとめていたのでしょう。
たしかに、古い小学校は○○さんの寄付によって建設された。地区の方々の寄付によって建設されたを聞いたことがあります。

しかし、今は地方分権が進み、地方議会の機能強化が図られています。
お上の方針に従い、行政運営をするだけの時代であれば、儀礼的に議会を開き、承認をしていればよかったのでしょう。しかし、今はそうではありません。

分権の時代、人口減少の時代、過疎地域が消滅をしていく時代、都市が沈んでいく時代。今までの常識は通用しない時代です。
行政が提案したことをただ承認するのではなく、自分たちで地域の行く末を考えて様々な視点から議論をし、ものごとを決める。これが議会の役割です。

名誉職ではなく、プロが必要です。
能力も求められねばなりません。責任も求められなければなりません。
他に本業をもつことができ、生活費としての俸給を受けない公職ではなくなったのです。
当然、それなりの報酬が必要です。議員定数は議論をし、決定ができる数でなければなりません。理性的に客観的な視点を持った議員によって議論される議会が必要なのです。
これは現実がどうとかではなく、あるべき姿から議会のカタチを作るべきなのです。


その観点で考えると、議会には優秀な人材が必要です。
地域の要望などを受け渡す役割を超えて、そこから政策を紡げるような人材が。
名誉職と思ってくる人材ではなく、戦力となる人材が必要なのです。
現状の平均年齢60代の議会から現役世代が参画のできる議会へと変える必要があります。そのためには現役世代が参画できる報酬である必要があります。
逆に定数はうんと少なくても構わないでしょう。議論を行い決定をするのに必要な人数にすればいいと思います。


議会は急速に求められる人材の姿が変わりつつあるのです。

竹内市長より説明のあった井上副市長辞職までの経緯

11月29日午後7時より、市議会全員協議会が招集をされ、井上副市長が辞職をした経緯について、竹内市長から説明を受けました。

以下、竹内市長からあった説明の際にとったメモを整理したものです。


10月18日
桜井駅前で事件発生。通行人が110番通報をする。
井上副市長、宇陀市立病院看護課長、桜井警察署に連行され事情聴取を受ける。

10月19日
竹内市長、身元引受人として午前11時ごろ、桜井警察署へ出向く。
その時に、書類送検はする、不起訴になるだろうと話を聞く。
井上副市長、辞職を申し出る。
竹内市長、慰留をする。

11月26日
新聞社から井上副市長に取材があり、改めて辞職を申し出る。

11月27日
辞職を承認をする。


竹内市長
新聞報道前、事件について他には伝えず箝口令をしいた。
書類送検はするが、起訴はしないだろう。
この一件は竹内市長の胸の中に置いておくようにした。

10月19日以降、井上副市長とは、この件について話してはいない。
書類送検については、桜井警察署から連絡があったわけではなく、何日付けで書類送検されたかは知らなかった。

以上
※一部プライバシーに配慮して修正してあります。


ここまでが竹内市長が自らの口で市議会に対して行った説明です。
竹内市長は意図的に情報を隠しました。箝口令という言葉からもそれは明らかです。
職員に公務外の非行事実があった時には、そのことを報告をし、必要があれば分限懲戒処分をしなければなりません。今回はそのようなことがなされずに、放置されていたということです。
総務部長より、看護課長から報告があり次第、分限懲戒審査委員会を開くと説明がありました。

副市長の事件についても問題がありますが、加えて不祥事を隠蔽しようとした市長の責任を問う必要があるのではないかと感じる全員協議会でした。

信賞必罰のできぬ市役所は機能不全を起こしている可能性があります。
それぞれでの持ち場で宇陀市のために働いている職員たちが、そして、市民の皆さんが納得のできる説明を改めて求めてまいります。

 

井上副市長が辞職しました

宇陀市の井上副市長が宇陀市立病院の看護課長とトラブルを起こして、暴行容疑で書類送検をされ、辞職をするという事態が起きました。

以下新聞報道から引用です。
読売新聞11月28日
宇陀市副市長と女性互いに暴行の疑い

路上で互いに暴力をふるったとして、奈良県警桜井署が、同県宇陀市の井上裕博副市長(58)と知人で市立病院の女性課長(50)を暴行容疑で奈良地検に書類送検したことがわかった。
捜査関係者によると、井上副市長と看護課長は10月18日午後9時〜10時頃、同県桜井市のJR・近鉄桜井駅前で口論になり、互いの顔や体をたたくなどした疑い。けがはなかったが、通行人が110番した。書類送検は今月11日付で、同署は地検に「寛大な処分」を求める意見をつけた。
井上副市長は読売新聞の取材に対し、「市民や職員の信頼を裏切って申し訳ない。辞職を考えている」と話した。井上副市長は市総務部長などを経て4月から現職。
引用ここまで
 

とても残念に思います。
市役所内への影響は避けられないでしょうし、職員の方々もショックを受けていると思います。
予算編成の途中で副市長が不在になりました。しかし市役所はそれを言い訳にはできません。
職員の皆さんには、変わらずに仕事を進めていただきたいと思います。
この件が原因で、住民サービスに影響が出たり、ご迷惑をお掛けするような事態が起きてはなりません。


この一件は事件の発生から、書類送検、辞職、新聞報道と続いており、数週間の空白期間があります。どのように情報が流れたのか、市長を含む幹部はどのような判断をしたのかは、明らかにする必要があります。この点につきましては、29日午後7時より市議会全員協議会が行われ、竹内市長から直接説明があると聞いております。

いつ市として情報を把握し、どのような対応をしたのか、問いただしてまいります。
説明があり、情報が整理され次第、改めて報告を致します。


 

ポスターの掲示、ご協力のお願い

勝井太郎と若手政治家の会のポスターを宇陀市内のご自宅、事業所、お店、駐車場、空き地、畑などに掲示させてくださるお方を募集しております。
うちに貼ってもいいよと方がおられましたら、こちらからご連絡くださいませ。すぐにお伺いします。

写真スクリーンショットyamashitaポスターはガムテームなどでベタッと貼ることはいたしません。
写真のように、ポスター専用の特別なパッチで貼り付けをいたします。
あとなどは残りませんのでご安心くださいませ。
なお、ブロック塀などへの貼付けの場合は両面テープを併用する場合がございます。

空き地などへの設置の場合は掲示板をして設置をしてそこに掲示を致します。柵の場合は柵に掲示板を設置をいたします。

ポスターは吉田弘明香芝市長、山下真生駒市長と二人並びのポスターです。
吉田市長は52歳、山下市長は45歳。おふたりとも現役世代です。

政治家は名誉職ではない、国、地域の経営者であると思っています。
実際に県内で自治体の舵取りをしている方々と連携を取りながら、これからの活動を進めてまいる所存です。

このポスターを宇陀市内に貼っていきます。
目立つところにたくさん掲示させてくださると、とても嬉しいですが、路地裏などでも、1枚でも掲示させてくださると嬉しいです。

ご協力、よろしくお願いします。

適切な、行政運営が必要です。

駅立ちをしている時に、地域の方から遠方に地権者がおられる空き地の管理についてご相談を受けました。


全く草刈りをしてくれないので、ご近所の方々で代わりにやっていると。市役所から時々、職員がやってくるが、土地の持ち主に対して指導をしているとは思えないとのことでした。


これはおかしな事です。 
宇陀市には「宇陀市内のあき地に繁茂した雑草の除去に関する条例」があり、管理をせずに放置をすると、市から持ち主に対して指導が行われることになっているのです。
条例は、リンクからご覧いただけます。
 
ところが、調べてみると市役所に対して苦情が来ている空き地の持ち主だけに連絡がいくようになっていて、それ以外の放置されている空き地は、把握されていませんでした。

くだんの空き地は、指導の対象外。土地の持ち主は、近隣の方に草刈りをさせていることを知っているわけでもなく、行政当局は何もせずに放置していたということです。



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チラシを配り始めました。

画像1

おはようございます。
チラシ配布を始めました。

まずは室生口大野駅から。
榛原駅でも配布をします。
見かけましたら、お気軽にお声をおかけください。

議員定数検討特別委員会が設置されます。

みなさんにとって、どんな議員が必要ですか?

議会は何をする役割か御存知ですか?

もう一度一緒に考えましょう。

 
 

この9月議会では議員定数検討特別委員会が設置されます。

みなさんにとって、議員とはどのような存在ですか?
議員によって構成される市議会はどんな役割を担っているか御存知ですか?

 
 

議員と、市長、市職員の違い

議員と市長は役割が異なります。

議員は議会を構成し、市の意思決定をする役割を担います。

この意思というのは、多数決で決められます。

 

 
市長は、議会に認められた範囲で意思決定を行います。

議会が、これは議会の同意を取るようにと定めたものは、市長一人では決めることができません。

市職員は市長の指示の下、具体的な行政サービスを行うために存在をしています。

 

ですので、最終意思決定権は議会が持ち、日常の意思決定は市長が行い、更に具体的な行政サービスをする上での制度設計は市職員が担います。

 
 

市議会が絶対に決めなければならないのは、明文化されたルール(条例といいます)、皆さんが納めてくださった税金の使い道のおおまかな許可の2つです。それ以外のことは、議会が市長に対して、これは市議会の同意を取るようにと定める条例を作ることで指定することができます。

 

ですので、法律上の権限の大きさは

議会>市長>職員

となります。

 けれど、議会のほうが弱いじゃないかと思う方も多いと思います。
それは、議会が自らの権限を行使せずに、市長にほとんど任せてしまっているからなのです。

いくら議会が決めても、実際に仕事をするのは職員なので、無視されてしまうと問題という点も指摘しておきます。

今日はここまで。
明日に続く。


 


ファシリティマネジメント

昨日は行財政改革特別委員会の研修でした。


テーマはファシリティマネジメント。
と言ってもなんだそれは?と思う方がほとんどだと思います。

わかりやすく言いますと、公営住宅や学校、市役所などの公有の建物、備品などを無駄なく、無理なく、ダブリなどをなくして効率よく運営する取り組みのことを指します。


よく考えると、ダブリは結構あります。
空いている施設もあります。

例えばですが、中学校は子供の数が減って教室が空いています。
室生中学校は私が通っていた20年前は3学年ともに、3クラスありましたが、今は1クラスに。
空き教室が出ています。 6つの教室が空いているわけです。

となると、できるできないは別として小学校と中学校を一つの建物に入れてしまうことも可能になります。
小学校でなくても、公民館を学校の中に入れてしまうこともできるかもしれません。

このように、市内にある様々な公有財産を有効活用することで部分個別最適から、地域全体の最適化を図ることが重要なのです。大まかに言うとこれがファシリティマネジメントです。


この取組は2年前の9月議会での一般質問で私が取り上げたことから、動き出したものです。
当時の質問通告はこちら、ブログに書いてありました。

学校は教育委員会が、市役所庁舎は総務部が、保健施設は健康福祉部が管理をしており、一元的に管理をしている部署はありませんでした。

建物の維持管理は専門の部署で集中的にやらないと計画的にできませんし、今後の更新や整理などの方針も出せません。人口が減り、税収が落ち込むことが目に見えてわかる中で、ある程度の利便性を考慮しながら、施設や公営住宅、学校などの公有財産の適正化を進めていく必要があります。


今は、その第一歩として、台帳の整備が進んでいます。
次は、整理された情報をもとに、維持管理や建て替えなどに必要なコストを試算し、実際に整理統廃合などの計画を示すステージになります。


ファシリティマネジメントは行政が珍しくと言うと語弊があるかもしれませんが、一般質問を通じた問題提起を真摯に受け止め、対応を進めている課題です。
これからも、進んでいくことを期待しています。


ここからは、更にマニアックなお話
昨日の講演のあとの質疑応答で少し気になったことが、
公有財産白書のような、今後の見通しや現状を報告する資料を作る部署が総務部総務課行革推進室になっていたこと。実際に進めるならば、総務部だけでなく、企画財政部と建設部の協力が必要です。
特に、公有財産を管理する部門と、今後の経営計画を立案する部門の参加は必要です。この辺りが課題ですね。 


ともあれ、2年前は市役所内でも議会内でもファシリティマネジメント??なんだそれという状況でしたから隔世の感があります。あのときにファシリティマネジメントの必要性を市当局が認める答弁を粘り強い交渉の末に勝ち取ったことが大きな一歩になりました。ご協力くださいました皆さんのおかげです。

更に進めて、住民の福祉を更に増進させましょう。
 

地域を変えるのは圧倒的な志

政治家に絶対的に必要なことは志です。

3年間議員をやってきて、気づいたことがあります。
従来型の議員では限界があるということを。

組合の経験から議員になったり、自治会の経験から議員になったり、自営業や会社経営の経験から議員になったりするのが、地域の議員のオーソドックスなキャリアでした。
議員になるまでに数十年のキャリアを積んで議員になられている方が多いです。
ここが課題だから、それを解決するために市議になりたいというよりも、周りから、薦められてなる方のほうが多いと思います。

それ自体は決して悪いことではないのですが、地域の未来の為に今何をなさねばならないのか、今、自分は何をしなければならないのかが出てこない場合が多いです。

行政に対して一言言わせろタイプの議員が多いのもこのことが原因の一つかもしれません。
どれだけ行政に意見を言っても、現状は変わりません。ただ、課題をぶつけているだけだからです。

火事場で火を消せと怒鳴っているようなものです。
相手に全力を求めることよりも、まず自分ができることをやることが本来は先なはずなのですが。




一方で、全国を飛び回って、やる気のある若手政治家、官僚、大学教授、地域おこしをしている方々と意見交換をしながら気づいたことがあります。

積み上げて、その地位についたわけではないということ。
実現したい社会や解決したい課題に取り組むためにそのポジションについたということ。
なので、あまり今のキャリアに頓着しません。


今地域に必要なのは、課題を叫ぶ人材ではなく、課題を解決する人材です。
課題解決の先にある地域の姿を示せる人材です。
志を持つ人材です。

地域には年齢を問わず、そのような方はいてるという実感があります。


課題解決のために政治家をやるのか、議員になりたいから政治家をやるのか。
この差は大きすぎて、比較のしようもありません。


政治家は報われる仕事ではありません。
給料も共働き家庭でなければ生活を維持することすら厳しいと思います。
年金もなくなったので、老後の保証は皆無です。


それでも、誰かがなんとかしてくれるではなくて、自分がなんとかするんだという志をもった方が宇陀にはもっと必要です。


来年の選挙には、ぜひ志を持った新しい方々に挑戦をしていただきたいのです。
宇陀を100年後に引き継ぐためには、今を変えなければなりません。





 

議員の役割とは。その1

そもそも、議会とは何のために存在しているのか、あまりそういうことを真正面から聞いたことがない方は多いと思います。

改めて、議会と議員の役割について、続けて記事を書くことをにします。


その1
議員の役割ってなんですか?

住民の要望を市役所に届けること。
それって本当ですか?

 
 

議員が自分の支持者を連れて

「市長、私を支持してくれている方々をお連れしました。彼らの願いを聞いてあげてください彼らもあなたを応援してくれるはずです。」


それを受けて、市長が

「○○先生は議会でも私の方針にご賛同をいただいております。その先生たってのご要望とあれば、叶えて差し上げましょう。」

うして、○○議員は地域の方に喜ばれ、市長は○○議員とその支持者に恩を売ることが出来ました。
 

これって正しいことでしょうか。
そのためのお金はすべて税金から賄われます。

議員も市長も全く懐を痛めずに支持者を増やすことができます。
 

  

本来は、支持者からの要望を具体的な政策に練りあげて、議会の議論を経て実現させるべきですが、そのためには政策能力がかなり必要になります。だから、議員は政策能力を磨くことよりも、市長に取り入り、地域や団体の要望を実現させようと働きかけをするようになりがちです。

こうして、市長と議会はズブズブの関係になり、最終的には腐敗を生み出します。

これで政治は今よりもいいものになっていくでしょうか。



いや、そうは言っても地域の困りごとは解決してやるべきだという意見もあると思います。
いや、明らかにこんなの公平じゃない、税金を使って行う事業は公平でなければならないという意見もあると思います。

皆さんは、どう思われますか?

今日はここまで



 

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Profile
勝井 太郎
宇陀市出身

宇陀市議会議員
1978年7月23日生まれ 宇陀市室生大野出身 大阪市立大学大学院創造都市研究科に在籍中。
室生村立大野小、室生村立室生中を卒業。近畿大学附属高校を経て、近畿大学商経学部を卒業。公的機関、民間企業、都議秘書を経て、2010年3月執行の市議会議員選挙にて最高得票で当選。現在2期目。市議会議員として地域活性化に取り組むかたわら大阪市立大学大学院創造都市研究科で地方自治について研究を深めている。



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