宇陀市議会から地域を変える。 勝井太郎の地域活性化挑戦日記。

最年少の宇陀市議会議員勝井太郎の日々の報告

改革とは。パラダイムシフトの転換を

政治の世界は生き馬の目を抜くような世界、ポストを巡って駆け引きが行われ裏切りがしょっちゅう起きる世界。
そのようにに思っている方は多いのではないでしょうか。
確かにそういう面はあるかもしれません。


私たちは常に多くの方の不満を耳にします。
役所の○○という部署の対応がなっていない、こんな無駄な事業がある、きちんと仕事をしていない、などです。
それを、市役所に届けるのが議員の役割であると多くの方は思っていないでしょうか。


私は、少し違うと思っています。
それで本当に地域はよくなるでしょうか。
評価基準がどこまで行っても減点法だと新しいチャレンジはリスクが高すぎて取り組めなくなります。
前例踏襲主義がはびこります。

そして、さらに叩かれます。
委縮と縮小の連鎖が役所を覆い尽くします。


私自身が議員として、そのことをやってきたのではないかと思うことがあります。
反省をして、自分の軸足を変えようと思います。


私たちの故郷、宇陀市は今の状態をありのままに受け入れる必要があります。
そのうえで、地域の方々と市役所の職員たちが一緒に活性化に取り組む土台を作りたいと思っています。

どんな地域で、どんないいところがあるのか、一緒に考え、一緒に行動をするそんな地域と役所の関係が
つくれたらどれほどいいでしょう。


もちろん言うべきことは言いますが、必要以上に職員をたたく政治から人を大切にする政治を始めたいのです。


議会も同じです。
どの議員もそれぞれに地域や市をよくしようという思いを持って議員になってきたのでしょう。
少なくとも、宇陀市を破壊してやると思って議員になった方はいないでしょう。
ただ、それぞれの価値観や優先順位は違うのです。だから、議論が必要ですし、議論をして物事を決めるためのルールの整備が大切なのです。それが議会改革です。


改革というものは敵を作って叩くことではないのです。
信じることから、任せることから改革は始まると思っています。
対話をすることから改革は始まると思っています。議会も役所も住民と話をせずにただ聴いているだけだったのです。それも傾聴するわけではなく、ただ聴いているだけです。
しっかりと聴くだけでなく、対話をする行政と議会を作りましょう。これも議会改革です。


自分たちの言動が市役所の前例踏襲主義を作り出していたと認識して、議論を行いましょう。
誰かではなく、自分たちに責任があると決めたうえで、意思決定を行いましょう。
それが議会からできる市の改革です。


市民を信じ、責任をとる政治を。常識などにとらわれる必要はありません。
一緒に作りましょう。



市議会議員3年目のシーズンが始まりました

市議会議員になって丸2年がたち、3年目のシーズンに入りました。

議員になって最初の1年目。ただただ修羅のように暴れ回りました。
議会の意味の分からないルール。ただ言うだけの議員には容赦なく議論を仕掛けましたし、市長を本気で倒すつもりで論戦を仕掛けていました。

当然、市役所の職員とはほとんど話すこともなく、一人で宇陀市を何とかするんだと思っていました。
それが思い上がりであることを気付くまでは。

いくら叫んでも何も変わらない現実。
議会では議員が議論など何もしない、ただ市長に対して要望を言うだけの状態。
本当に荒廃した戦場で一人立ち尽くしそうになりながら、吠えていました。

その苛立ちをそのままブログやツイッターに書いていたら、市内の方、市外の方、全国の若手の政治家の方、志を持った官僚、自治体職員が手をさしのべてくれました。彼らとの出会いが僕を絶望から救ってくれました。


そして、そんな僕にも遠慮なく議論をしてくれる職員が何名かいたこと。
ある人は、仕事への敬意を欠いた僕の発言に心の底から怒り、そして諫めてくれました。
そんな方々と一緒に議論して、僕の提案は実際に役所の制度として採り入れられるようになりました。
いくら議会が絶望で覆われていても、綿密な調査に基づく実現可能性をきっちりと考えた提案をすれば充分に宇陀市の役に立つことができるんだ。そう思うことの出来た1年目でした。


2年に入っても、議会はやはり厳しいものでした。
徹底的に外に出て、自分の思いを伝え続けました。
地域を活性化するには、大規模投資による工場誘致などではなく、地域の業者などを育てることと、環境整備をすることだという信念を持つことが出来ました。
何よりも仲間を作らなければ地域を元気には出来ないとの思いから徹底的に仲間を募りました。
世の中を変えるのは議会だけではない。志ある方と一緒に地域を変えていこう。そんな信念を持つことが出来たのも2年目の時でした。

正直、議会には諦めかけていたこともあります。とにかく何を決めるにも時間がかかる上に、ただ言うだけの議会のままでした。政策を考えるのは職員、それを承認するのが議員の役目というのが、これまでの議会の姿でした。これだと社会主義の国と何も変わらないのです。まず政治家があるべきビジョンを示し、その方向性を受けて職員が細部を作り上げていく、こんな当たり前の政治を改めて目指そうと思いました。

そんな中でも9月議会で議会改革特別委員会を設置して議会の仕組みを根本から作り直す機会を得ました。
ただ、風当たりは強くなかなか進めることが出来なかったのも事実です。



そして、今期
議会改革特別委員会委員長、議会運営委員会副委員長、総務文教常任委員会副委員長の3つの役を仰せつかることになりました。


今期は地域活性化の活動を本格化させます。
地域の志ある方と市役所の職員が一緒に学び、一緒に行動する場を作ります。

今まで議会改革特別委員会と議会運営委員会が全くかみ合わずに進まなかった改革を進めることの出来る立場になりました。


また、議会改革特別委員会は、そもそも求められている議会の役割とは何か、議員のあるべき姿とは何かを議論する為の委員会です。

絶望の中で仕事をし続けるのではなく、まともに議論できる議会を作り上げること。
議会の中だけでは解決できない課題を地域と方々と一緒に取り組むこと。
この二つに挑戦しています。

冷静に法律と規則に基づく運営を議会に根付かせるのです。
政治は、議会は、何でもかんでも解決できるわけではありません。

市民も職員も、使うお金が税金になったとたんに、使い方がいい加減になっている現実があります。
そして多くの場合、市民に対して、これはムリと伝えないために、必要以上にお金がかかってしまっている現実があります。
政治の責任として、市民に「身の丈に合わないことはしてはいけないよ」と伝えなければなりません。
そのようなことが出来る政治を作るのです。

だから、情報公開が必要ですし、政治家が市民に対して啓蒙し、時には諫めることも必要なのです。
説明責任を果たさずに、ただただ住民に媚びることは、短期的にはいいかもしれませんが、長期的にはツケを誰かに押しつけるだけです。

そして、私たちの手による地域の再生を。
誰かに何とかしてくれと叫ぶよりも、僕がまずやってみるよ。
これを今期のキーワードにやっていきます。

今年もよろしくお願いします。




議会を変えるということ

議会開会中ですが、チラシを駅頭で配布し、一軒一軒ポスティングをしています。
と言っても、早く観たいという声を頂くことがありますので、ダウンロードできるようにしました。
久々にリリースしたチラシには、議会の抱える課題とその改善を行う必要性を書いてあります。

2年間議員をしてきて行政や市内の課題を解決するには、議会そのものを変えていく必要があるという思いが強くなってきています。大きな権限を持った議会が本当の意味で機能することが必要な時代に入ってきているということ。議会と市長の関係について等を書いてあります。

こちらからダウンロードできますので是非ご覧ください。
チラシ第9号表はこちら


また、チラシの裏面には、春休みの間インターンとして勝井事務所で研修をしている大学生たちに、なぜインターンに来たのか?実際に政治の世界を見てどのように感じているのかを書いてもらいました。第三者の視点からみる議会や行政の姿は興味深いです。
インターン達の文章が書いてある裏面はこちら


メールフォームから感想を送ることも出来ますので、ご覧頂いて感じたことがございましたら遠慮無く仰ってくださいませ。
メールフォームはこちら。


3月議会のことも大切ですが、まず議会の現状をお伝えすることが何よりも大切であると思っています。
よろしくお願いします。

それくらいで改革と言えるのか?

条例集案について書いた記事を読んでたいしたことないと感じられた方もおられると思います。
はっきり言ってそうかもしれません。修正したことで、大きく何かが変わるわけではありません。
それでもなぜしたのか、ここを書きたいと思います。

1つ目は課題を明確にすること。
今回修正をしたことで多くの課題が出てきました。

議会事務局にきちんとした法制担当がいないため議員立法を支えるだけの体制がないこと。

これは、事務局に課題があるというよりも、議会が今まで修正も含めて議員立法をしてきたことがなかったため事務局にサポート体制が生まれなかったということだと思います。


議員間での討議をしないと修正や立法は出来ないということ。
今回の修正は暫時休憩をし、非公開で議案についての各議員の意見を述べる機会とその後の修正をするために必要な論点整理などがなされました。これは修正をしない場合の議案でも同じようになされるべきことなのです。
このことを多くの議員が気付いてくれたことは大きいです。


市長をはじめとする市役所幹部からの質問に答える必要が出てきた。
これは議会の本来の趣旨からみると、少しずれているのですが、市長や部長から私たち議員への質問も認めてもいいのではないかという声が上がってきました。憲法や法律が定める本来の議会は議員だけが議論をし、その説明のためだけに市長をはじめとする幹部が会議に来ていることになっています。が、これはあまり現実的ではありませんね。
議員立法をするのならばそれに従う必要のある行政の意見聴取や質問への答弁もあってもいいと思います。


議会は自分たちで物事決めることが出来るということ
当たり前だと思われると思います。しかし、現実はそうではありませんでした。
どれだけ発言する議員でも最後の最後は行政に投げて終わりです。そうではなく、自分たちで考えねばならないのだ、これを気付いて頂くきっかけが必要でした。



職員さんは今回の修正を、パンドラの箱を開けたと思っているのではないかと仰いました。
これはパンドラの箱ではなくて、議会の役割を果たそうとしているだけで、極めて普通のことであると思っています。

今までと自治の前提条件が違う以上、前例踏襲主義は打破しなければなりません。
来年度には総合計画後期計画の見直しも行われます。ここへの明確な参画と明確な対案を示すことが議会の役割であると考えています。

進まなかった議会改革の議論にも一石を投じることが出来たと思います。
一足飛びはやはり出来ないのです。積み上げながら確実な改革を進めていくしかありません。
スピード感はどうしても出ませんが、それでも動かし続けます。





チームで動き始めた総務文教常任委員会

本会議はとんでもないことが多かったですが、引き続き8日は総務文教常任委員会でした。

前日とはうって変わって議員間で討議をしながらの委員会になりました。
宇陀市議会では自由討議による委員会運営は制度としては持っておりませんが、行財政改革特別委員会、議会改革特別委員会は議員間の自由討議で委員会が進められています。これはどちらの委員会も行政側の提案を受けて審査をしているわけではなく、自分たちで課題を設定し議論をしなければならないからです。
議会の課題は議会で解決をするのは当然のことです。

総務文教常任委員会の場合は基本的には行政側からの提案を受けてその審査をします。
なのでどうしても部長ら市の幹部と議員のやり取りになりがちです。これを議員間で議論をするように議論を行う時に会議を暫時休憩をして、それぞれの議員が意見を述べていくという形で会議が進められました。

結果として宇陀市名誉市民条例案は委員会で修正をすることになりました。
名誉市民条例はなでしこジャパンが受賞した国民栄誉賞の宇陀市版をつくると言えばイメージが出来ると思います。ただ、市長提案の条例案には名誉市民の称号を授与した後に取り消すことができる条項が入っておりませんでした。あってはならないことですが、万が一授与した方が反社会的行動や犯罪などを犯してしまった場合は取り消すことが必要です。
行政側の説明、意見では、そのような事態が起きた時に考えたい、そのような条項を入れることは授与される方に失礼ではないかとのことでした。それは行政の姿勢としてはいいとは思えません。何かトラブルが起きてから想定外というのではなくあらかじめ準備をしておくことが大切です。
ということで名誉市民の称号を取り消す条項を追加をし、加えて授与の基準を規則で明確にするように付帯決議を付けることにしました。規則は市長が議会に諮ることなく定めることが法律で認められていますが、全権委任をしているわけではありません。しっかりと議会として意見を付けることは必要なことであると考えています。


名誉市民条例案の修正に続いて室生地域でサービスを提供している乗合型デマンドタクシーの実証実験から本格運行に移行するための条例案についても、宇陀市内では室生地域だけでなく、他の地域でも公共交通へのアクセスがなく今後解決せねばならない課題であると付帯決議を付けました。

議会が意思を持って行政に対して意見を述べたり、行政側の提案を修正することは当然のことであると考えています。今までと比べると職員の方々の負担は増えると思います。特に議会事務局は議会の運営スタッフという位置づけから議員と議会の政策法務を支えるスタッフへ更なる進化をしていかねばならなくなります。


宇陀市議会にはまだまだ課題はあります。行政側にあまりにも配慮をし過ぎて本来であれば自分たちで決めなければならないことを行政に決めてくれと頼んでしまっているところもあると感じています。この課題意識は私だけでなく議会として持ちつつあるのかなと思えてきました。総務文教委員会は堀田議員、高見議員、勝井と一期目の議員が3名おります。議会の常識に染まっていないためそもそも論での指摘が出来ていると感じています。正副委員長の大澤議員、多田議員も今までの運営から変えていこうという意識を持っておられます。

議員個人で闘うのではなく、委員会がチームとなって行政側と対峙し、時には対案を示したり、運営について意見を述べる、まだまだ課題はありますが確実に委員会の運営が変わり始めています。

行財政改革特別委員会は議員だけで討議をするスタイルを宇陀市議会に持ち込みました。
僕が副委員長を務める議会改革特別委員会はホワイトボードを用いて論点を明確にする自由討議とワークショップ形式での運営を行っています。

市議会は市役所の追認機関のように思われてきました。
そのことを議員も甘受してしまっていたと指摘されておかしくない状況でした。
それでも宇陀市議会は確実に自分たちで考え調査し議論をする議会に変わり始めています。
まだまだ議員個々人では温度差を感じることもあります。それでも動き始めた改革を後戻りさせずに市民の側に立ち続ける議会をますます目指していきたいと思います。


来週14日16日は一般質問があります。
私は16日に登壇予定。どうかみなさん、議会に足を運んで厳しく私たちを見ていてください。
よろしくお願いします。

闘え職員。議論を恐れるな。議員よ、議論をしよう。

ほとんどTwitterに書くことが多いのですが、この12月議会はあまりにも目に余ることが多いので、きちんと指摘をしておきたいと思います。

5日に開会した12月議会は5日に議案の説明が議案に対する委員外議員の質疑が今日7日に行われました。


が、なぜこのような質問が出てくるのだろうと疑問を持たざるを得ない質問がかなり見受けられました。


一例を挙げますと
市が出資をしていた第三セクターから出資を引き上げるという事案がありました。
この三セクには幾ばくかの内部留保金がありますが、これは定款に配当をしない旨が明記されているため市は配当を受け取ることはありませんでした。

これを株式を売却するにあたり今までの内部留保金のうち株式の持ち分と同じ割合は宇陀市の債権であり、会社に対して金銭を請求することが出来る。
これは、地方自治法96条の債権放棄の際には議会の同意が必要とするという条項に抵触をしている。
という指摘がなされました。

これは残念なのですが、定款に書いてある以上配当を受けることは出来ません。仮に定款を変更しようと思うなら株主の3分の2以上の賛成を持って定款の変更をしなければならないのですが、宇陀市は定款を変更できるほどの株式は持ち合わせておりません。したがって不可能です。それに仮に定款変更が出来たとしても定款変更前にさかのぼって配当を要求することは不可能でしょう。

そもそも、内部留保金をすべて残すことなく株主に配当せねばならないとは法律は定めておりませんので、いくら株式を持っているからといってその会社の資産を好きに株主が使ったり、株式の持ち分にあわせてお金を引き出したりは出来るはずがありません。
それに株主総会で配当を出さないことは宇陀市を含めた株主で決めているのですから、それをひっくり返すことは不可能です。

どう考えても無理な話なのです。
しかし、答弁をされる市長も部長もそれは出来ませんと答弁なさらないのです。
また、議員の質問に対して、反論をすることも、なぜそうなのかを聞き返す反問も出来ないため議員の言いっぱなしになってしまうのです。


今回の質疑を通じて、議員の質問、質疑に対する行政側の反問権、反論権は必要だと強く感じました。
それに、市役所の皆さん、出来ないことは出来ない、無理なものは無理、違法はものは違法だとはっきりと言って欲しいのです。相手が議員だからといって遠慮はいりません。

また、議員も質疑や一般質問に立つのであれば思い付きではなく、しっかりと調査をし裏付けもとった上で発言をするべきです。
悲しいのですが、このようなことが日常茶飯事のように起きます。このことを誰も真っ正面から指摘をしません。僕が議員になって1年半ずっとこのような状態が続いています。そしてこのことだけではありませんが、このような積み重ねが何年も続いてきたのでしょう。


そもそも議会の会議には議場に出ている部長級以上の職員だけでなく、裏に課長級職員がいつでも答弁できるように待機をしています。その間は当然仕事は出来ません。したがって議会が会議を行うには相当なコストと時間がかかっているのです。税金を無駄に使うなと言うのならば時間の概念は明確に持つべきです。


しばらく大人しくしていましたが、いい加減にして欲しいので情報発信をしっかりとしていこうと思います。
当初は市役所と闘うべきだと思っていましたが、正直議会がボロボロで土台を変えないと話にならないと思っています。中から変えるのは岩を素手でくりぬくような作業の繰り返しです。それでも、撤退をするという選択肢はありません。

めまいのする環境ですが、闘ってきます。




勝井太郎一般質問のお知らせ

明日22日の午後2時くらいから一般質問を行います。
宇陀市の方は宇陀チャン11でもライブ中継をご覧頂けます。

今回の質問は
市役所組織内でバラバラに管理されている公共施設を一元管理することとそのための制度設計について
市民に説明責任を果たすと同時に、きちんとした評価をし、常に市役所内の業務を改善する為の仕組み
の2点です。通告では、もう少し難しい言葉で書いていますが、質問原稿ではわかりやすい文章に変えるつもりです。変えるべく、今書き直しています。


通告した質問はこちら

1.公共施設等の新設、更新、管理などに対してファシリティマネジメントを導入することについて

昨今自治体ファシリティマネジメントを導入する自治体が出始め、公共施設・道路等の新設、維持管理、更新、資金調達といったマネジメントを一体的に行うようになってきた。奈良県も平成20年10月に「県有資産の有効活用に関する基本方針」を策定しファシリティマネジメント導入を進めている。

今までは、国県の補助要項に沿って施設更新などを進めてきたため長期の時間軸で管理をする視点がどうしても、疎かになってきたのではないだろうか。このことは、合併から5年が経過をしながら施設管理台帳が完全には整備されていないことからも伺える。

 また、施設の統廃合、新設、施設の維持を行うには、現状の施設の分布状況、今後の人口、財政の見通しなどの情報を持った上で、将来のビジョンを作り、投資計画を作り、現有施設の長寿命化、新設施設についても最適な規模での建設など今までの施設と比べるとダウンサイジングすることも求められる。そのためには、施設管理台帳をはじめとするデータの整備が絶対条件になる。

 それに加え国の財政を鑑みると過疎債・補助金などに頼って施設等の更新を行っていくことは困難が予想されるだけでなく、計画的な資金計画を立て各年度ごとに支出を平準化しなければ将来に大きな負担を押しつけることにもなりかねない。

以上踏まえた上で質問する。

施設管理台帳の整備はいつをめどに終了をするのか、具体的な期日を定めているのか、担当部長の説明を求める。

長期の施設等への投資、維持管理などの方針の策定の必要性をどう考えているのか、調査研究を行う用意はあるか、市長並びに担当部長の見解を伺う。

ファシリティマネジメント導入のための指針を策定する必要はあると考えるか、市長、担当部長の見解を伺う。

現状ファシリティマネジメントに関する部署は総務部、企画財政部、建設部にまたがっている。一元管理を行う必要は感じているのか、市長、担当部長の見解を伺う。



2.決算の位置づけについて(事務事業評価の推進)

今まで行政、議会共に予算を重視し、決算はそこまで重視してこなかったのではないだろうか。しかし、事務事業評価・事業仕分けが幅広い自治体で導入されるにつれ、前年度に行った事業を評価し現年度・次年度の予算編成と業務の改善を行う流れが出始めている。特に事業仕分けは前年度事業のうち、現年度・次年度も継続して実施されるものを対象として行われている。

 今年度は予算案に対して事業別シートを導入し事務事業ごとの業務の把握、年度途中のチェック、年度終了後の評価まで一連の流れとして執り行うベースが出来ようとしている。

なお、平成22年度主要施策成果説明書書に実施状況及び成果が載せられるようになったことは評価する。が、各事務事業ごとの評価ではないため事務事業の業務改善の指標にはなり得ない。

議会の決算認定を業務改善のきっかけとするためにも事業別の評価は導入すべきである。

以上踏まえた上で質問する。

来年度からは事業別シートを活用し、事業評価を行う必要があるが、その用意はあるか、担当者の説明を求める。

多くの方にご覧頂けると幸いです。

そして、今回はたくさんの職員さんよりヒアリングをさせて頂いてそれを元に、質問を作りました。

今回の質問が現場の抱えている課題解決に結びつくように、そしてそのことを通じて市民に利益が還元されることを目標としています。

一般質問の資料です

今回の一般質問は、地方自治法改正への対応と市民への分権のあり方について行いました。
分権のあり方の一つとして、千葉県我孫子市が導入をした、公募型公共サービス民営化について紹介をしています。

質問の概要は後ほどアップしますが、先に、我孫子市の資料へのリンクをはっておきます。
質問の際に、使ったフリップは我孫子市が作った資料より抜粋したものです。

ダウンロードはこちら。
http://www.city.abiko.chiba.jp/index.cfm/19,71298,75,383,html

学生さんへ。人脈力を身につけるセミナー

ものすごく急なのですが、学生時代にお世話になっていた。ひびき証券の高田さんより、セミナーの案内を頂きました。
以下転載いたします。仲間や、師匠を見つけたい学生さんはお勧めです。

以下案内です。
続きを読む

被災地にいます

宮城県東松島市野蒜地区に行き、津波の実状をみてまいりました。Twitterで報告しております。ぜひ、ご覧ください。
katsuitaroをフォローしましょう
ツイッター(写真をクリックすると詳細が読めます)
Profile
勝井 太郎
宇陀市出身

宇陀市議会議員
1978年7月23日生まれ 宇陀市室生大野出身 大阪市立大学大学院創造都市研究科に在籍中。
室生村立大野小、室生村立室生中を卒業。近畿大学附属高校を経て、近畿大学商経学部を卒業。公的機関、民間企業、都議秘書を経て、2010年3月執行の市議会議員選挙にて最高得票で当選。現在2期目。市議会議員として地域活性化に取り組むかたわら大阪市立大学大学院創造都市研究科で地方自治について研究を深めている。



Recent Comments
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ