宇陀市議会から地域を変える。 勝井太郎の地域活性化挑戦日記。

最年少の宇陀市議会議員勝井太郎の日々の報告

2013年08月

ファシリティマネジメント

昨日は行財政改革特別委員会の研修でした。


テーマはファシリティマネジメント。
と言ってもなんだそれは?と思う方がほとんどだと思います。

わかりやすく言いますと、公営住宅や学校、市役所などの公有の建物、備品などを無駄なく、無理なく、ダブリなどをなくして効率よく運営する取り組みのことを指します。


よく考えると、ダブリは結構あります。
空いている施設もあります。

例えばですが、中学校は子供の数が減って教室が空いています。
室生中学校は私が通っていた20年前は3学年ともに、3クラスありましたが、今は1クラスに。
空き教室が出ています。 6つの教室が空いているわけです。

となると、できるできないは別として小学校と中学校を一つの建物に入れてしまうことも可能になります。
小学校でなくても、公民館を学校の中に入れてしまうこともできるかもしれません。

このように、市内にある様々な公有財産を有効活用することで部分個別最適から、地域全体の最適化を図ることが重要なのです。大まかに言うとこれがファシリティマネジメントです。


この取組は2年前の9月議会での一般質問で私が取り上げたことから、動き出したものです。
当時の質問通告はこちら、ブログに書いてありました。

学校は教育委員会が、市役所庁舎は総務部が、保健施設は健康福祉部が管理をしており、一元的に管理をしている部署はありませんでした。

建物の維持管理は専門の部署で集中的にやらないと計画的にできませんし、今後の更新や整理などの方針も出せません。人口が減り、税収が落ち込むことが目に見えてわかる中で、ある程度の利便性を考慮しながら、施設や公営住宅、学校などの公有財産の適正化を進めていく必要があります。


今は、その第一歩として、台帳の整備が進んでいます。
次は、整理された情報をもとに、維持管理や建て替えなどに必要なコストを試算し、実際に整理統廃合などの計画を示すステージになります。


ファシリティマネジメントは行政が珍しくと言うと語弊があるかもしれませんが、一般質問を通じた問題提起を真摯に受け止め、対応を進めている課題です。
これからも、進んでいくことを期待しています。


ここからは、更にマニアックなお話
昨日の講演のあとの質疑応答で少し気になったことが、
公有財産白書のような、今後の見通しや現状を報告する資料を作る部署が総務部総務課行革推進室になっていたこと。実際に進めるならば、総務部だけでなく、企画財政部と建設部の協力が必要です。
特に、公有財産を管理する部門と、今後の経営計画を立案する部門の参加は必要です。この辺りが課題ですね。 


ともあれ、2年前は市役所内でも議会内でもファシリティマネジメント??なんだそれという状況でしたから隔世の感があります。あのときにファシリティマネジメントの必要性を市当局が認める答弁を粘り強い交渉の末に勝ち取ったことが大きな一歩になりました。ご協力くださいました皆さんのおかげです。

更に進めて、住民の福祉を更に増進させましょう。
 

地域を変えるのは圧倒的な志

政治家に絶対的に必要なことは志です。

3年間議員をやってきて、気づいたことがあります。
従来型の議員では限界があるということを。

組合の経験から議員になったり、自治会の経験から議員になったり、自営業や会社経営の経験から議員になったりするのが、地域の議員のオーソドックスなキャリアでした。
議員になるまでに数十年のキャリアを積んで議員になられている方が多いです。
ここが課題だから、それを解決するために市議になりたいというよりも、周りから、薦められてなる方のほうが多いと思います。

それ自体は決して悪いことではないのですが、地域の未来の為に今何をなさねばならないのか、今、自分は何をしなければならないのかが出てこない場合が多いです。

行政に対して一言言わせろタイプの議員が多いのもこのことが原因の一つかもしれません。
どれだけ行政に意見を言っても、現状は変わりません。ただ、課題をぶつけているだけだからです。

火事場で火を消せと怒鳴っているようなものです。
相手に全力を求めることよりも、まず自分ができることをやることが本来は先なはずなのですが。




一方で、全国を飛び回って、やる気のある若手政治家、官僚、大学教授、地域おこしをしている方々と意見交換をしながら気づいたことがあります。

積み上げて、その地位についたわけではないということ。
実現したい社会や解決したい課題に取り組むためにそのポジションについたということ。
なので、あまり今のキャリアに頓着しません。


今地域に必要なのは、課題を叫ぶ人材ではなく、課題を解決する人材です。
課題解決の先にある地域の姿を示せる人材です。
志を持つ人材です。

地域には年齢を問わず、そのような方はいてるという実感があります。


課題解決のために政治家をやるのか、議員になりたいから政治家をやるのか。
この差は大きすぎて、比較のしようもありません。


政治家は報われる仕事ではありません。
給料も共働き家庭でなければ生活を維持することすら厳しいと思います。
年金もなくなったので、老後の保証は皆無です。


それでも、誰かがなんとかしてくれるではなくて、自分がなんとかするんだという志をもった方が宇陀にはもっと必要です。


来年の選挙には、ぜひ志を持った新しい方々に挑戦をしていただきたいのです。
宇陀を100年後に引き継ぐためには、今を変えなければなりません。





 

議員の役割とは。その1

そもそも、議会とは何のために存在しているのか、あまりそういうことを真正面から聞いたことがない方は多いと思います。

改めて、議会と議員の役割について、続けて記事を書くことをにします。


その1
議員の役割ってなんですか?

住民の要望を市役所に届けること。
それって本当ですか?

 
 

議員が自分の支持者を連れて

「市長、私を支持してくれている方々をお連れしました。彼らの願いを聞いてあげてください彼らもあなたを応援してくれるはずです。」


それを受けて、市長が

「○○先生は議会でも私の方針にご賛同をいただいております。その先生たってのご要望とあれば、叶えて差し上げましょう。」

うして、○○議員は地域の方に喜ばれ、市長は○○議員とその支持者に恩を売ることが出来ました。
 

これって正しいことでしょうか。
そのためのお金はすべて税金から賄われます。

議員も市長も全く懐を痛めずに支持者を増やすことができます。
 

  

本来は、支持者からの要望を具体的な政策に練りあげて、議会の議論を経て実現させるべきですが、そのためには政策能力がかなり必要になります。だから、議員は政策能力を磨くことよりも、市長に取り入り、地域や団体の要望を実現させようと働きかけをするようになりがちです。

こうして、市長と議会はズブズブの関係になり、最終的には腐敗を生み出します。

これで政治は今よりもいいものになっていくでしょうか。



いや、そうは言っても地域の困りごとは解決してやるべきだという意見もあると思います。
いや、明らかにこんなの公平じゃない、税金を使って行う事業は公平でなければならないという意見もあると思います。

皆さんは、どう思われますか?

今日はここまで



 

会議に来ない議員。

今日は議会改革特別委員会が方向を示した、議会だより発行のための議論をする全員協議会があるはずでした。しかし、多数の議員が欠席をしたために会議がきちんと開けなくなりました。
全員協議会は議長が招集を行う、議会の会議です。

上田議員、大澤議員、山本新吾議員の3名の議員が議会に登庁をしながら、会議に出席をせず、欠席をしました。
うち、上田議員は議会事務局職員より全員協議会に出席をするように促されながら、それを無視してその場を立ち去ったと報告を受けております。大澤議員、山本新吾議員は、議会事務局が促す前に議会より立ち去ったと報告を受けております。

 なお、それ以外に4名の議員が欠席をしておりますが、各位は正式に欠席届けを提出し議長より許可されております。
実に7名の議員が欠席をしてしまいました。うち3名は、議長の許可を得ない意図的な欠席です。


前代未聞のことが起きてしまいました。

議会事務局職員は議長より事例を交付され職務にあたっている職員です。議長は議会の選挙を経て選ばれております。議長の正式な招集通知を無視をし、議会事務局職員の静止に耳を貸さずに、意図的に出席を拒んのであれば、それは議会への冒涜だと言わざるを得ないでしょう。.


 意図的に欠席をする理由はあったのかもしれません。
しかし、議員は公開の場で議論をし、住民の福祉を増進させるために活動をするのです。
今回は、議会の活動をよりわかりやすく報告をし、住民の皆さんより意見をより頂きやすい環境を作る責任があります。もし、ご意見あるのであれば、そのことを正々堂々と述べられるべきでした。
住民の知らないところで裏取引をすることなどあってはならないことです。

当該議員は何ら説明もせずに去っていかれました。


宇陀市民の皆さんの素直な意見をお伺いしたいと思います。
彼らの行動を許されるものでしょうか。
議会が市民の皆さんに議会の議論の過程や経緯、決定事項を報告することは不必要でしょうか。


今後もこの問題については方向を続けて参ります。
 そして、この事実は市民の皆さんに報告を続けます。

できもしないことを言ってはならない。

広報うだ8月号の市長日記を読んでみた。こんなことが書いてありました。

「特に宇陀市においては、現在、合併による交付税の優遇措置を受けていますが、これは合併後10年間の期間限定の制度となっています。先日私は、それらに代わる制度の創設に向け、県内合併市と共に総務省に行ってまいりました。この制度を創設していただくには、政治的な支援が必要不可欠となりますので、奈良県選出国会議員に協力をお願いしているところです。」

合併をしてから10年が過ぎると国から交付される地方交付税交付金の特例措置が廃止されるが決まっています。
そのことを交付税の一本算定といいます。詳しくは下記※を参照ください。

※一本算定とは
普通交付税は、市町村が自前で賄える収入より公共サービスに必要な経費が上回る場合、不足を補うために配られる。合併すると自治体運営経費が抑えられるとして、旧市町村に配分されていた額の合計より少なくなることが多い。国は平成の大合併を進めるため、特例で合併後一定期間は旧市町村ごとに算定(合併算定替)した交付税の合計を配分。段階的に減額される激変緩和期間を経て、合併から最長15年過ぎると、一つの団体として計算(一本算定)した額になる。

 

これは合併を選択した時から決定していたこと。覆す術はありません。もうすでに削減が始まっている自治体も存在しており、懸命にコストの削減と行政の効率化、事業の選択と集中を図っています。
そもそも、平成の大合併は合理化を最大の目的に行われたものなのだから、それを逆行させる施策を政府が行うことはありえないでしょう。


それに、仮に合併特例をそのまま存続させるとなると膨大な資金が必要になります。
平成の大合併前の平成11年に3232あった自治体が平成の大合併が終了した平成22年に1727まで減少しました。
交付税の総額の大幅抑制はすでに規定路線でしょう。
 
平成25年度の地方交付税交付金は真水で17兆円、臨時財政対策債を入れると23兆円。
合併特例を存続させるために必要な資金は兆単位の莫大な資金を用意する必要があるでしょう。無駄を削減するとかいうレベルを遥かに超えています。


市長、国に助けてくれとすがるのではなく、住民と向き合って現状をお伝えすることがすべきことではありませんか。
できもしないことを言って住民に期待をさせるのは、政治家としてのやってはいけないこと。
せめて大局を見る目を持っていただきたい。

少なくとも私は住民と徹底的に向かい合う政治家で在り続けたいと考えています。
 

宇陀市議会を正常に

宇陀市議会は、他市の議会と比べると議員の欠席が非常に多いとの指摘をいただきました。

その指摘はそのとおりではないかと思います。
今日も議会改革に関する全員協議会が招集されましたが、15名の議員中出席をしたのは10名でした。
3分の1の議員が欠席をしたことになります。

欠席は良くないにせよ、病気療養など明確に出席できない理由を述べて欠席をした議員であれば、一定の理解はできます。
しかし、そうではない私用による欠席は認められないものでしょう。


最も多い欠席理由は親族などではない方々への葬儀参列のためです。 
さて、これは認めるべきこと、公務を欠席するに値する止むに止まれぬ事情と言えるでしょうか。

私の認識では、認められないものです。
他市の議員からも意見を求めましたが、その程度の理由で会議を欠席、早退することはまず認められないとのことでした。

市議の責務は会議に出て、市の重要課題について議論をし、決定をし、その事項を住民に知らせることです。
会議の招集を受ければ、最優先をして出席せねばなりません。 
これは、市民から信託を受けたものとして当然の責務です。 

なお、今日の会議は欠席が多すぎるとの理由で延会となりました。 
議員と事務局職員の時間と人件費が無駄に使われました。


議会運営のルールが徹底されておりません。
会議が軽視されるなど、議会としてあってはならないことです。
議長に対して、ルールに則った議会運営を求めますし、今後は住民の皆さんに対しても議会の現状を報告して参ります。 
katsuitaroをフォローしましょう
ツイッター(写真をクリックすると詳細が読めます)
Profile
勝井 太郎
35歳 宇陀市出身

宇陀市議会議員
(任期は2010年5月1日から2014年4月30日)
若手政治家の会代表
元都議会議員秘書
政策学校一新塾 14期政策提言課程修了


活動当初は一人駅に立ちチラシを配り、演説を繰り返す。
チラシを配り、演説を繰り返すスタイルを貫いて徐々に支援者を増やし、3月28日執行の宇陀市議会議員選挙に最年少31歳、最高得票2227票で初当選。



Recent Comments
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ