宇陀市立病院は宇陀市が運営を行っています。
年間1億円を超える赤字を出し、小児科医がいないため、小児救急と小児入院体制は崩壊をしています。宇陀市単独で病院運営を行うことはかなり難しいと言わざるを得ません。


そんな中、民間の医療機関に運営を委託する民営化の流れが出始めています。生駒市は民営化を選挙公約とした山下市長の当選により、民間委託が進もうとしています。同じように民間医療機関を管理者とした、民営化が静岡県牧之原市の榛原総合病院で行われました。

以下朝日新聞の記事です。
◇夕方診療 新たに開始/榛原総合病院、あす民営化

医師不足から経営難になった公立の榛原総合病院(牧之原市細江)は3月1日、運営を担う指定管理者に決まった医療法人沖縄徳洲会(徳田虎雄理事長)が内科医ら6人を派遣し、新たに民営化をスタートさせる。

1日は午前8時半の朝礼で、徳洲会幹部と茂庭将彦院長が職員全員にあいさつをした後に通常の診療を開始。消化器内科が外来患者の初診を受け付ける。

2日からは受診制限していた総合内科の外来と入院患者の受け入れを解除。周辺の公立病院では実施していない総合内科による夕方診療(月〜金曜の午後5時〜7時)を新たに始め、勤務を終えた会社員などの受診が可能になる。

当初、3月を目標にしていた24時間受け入れの2次救急医療は準備態勢を整えるため、4月の実施になる。循環器内科の常勤医も4月に2人が配属され、入院の受け入れを再開する予定。心臓外科医も2人が配属予定で、心臓血管外科が新設される。

閉鎖中の小児科などは早期に派遣医師を確定し、再開したい意向だ。

徳洲会の指定管理期間は10年で、同会グループが公立病院の経営受託をするのは今回が初めて。3年計画で37人以上の医師体制と353ある病床のフル稼働を目指し、「2年以内の黒字化は可能」としている。

榛原総合病院によると、民営化移行で大学病院医局への医師引き揚げや退職が相次ぎ、4月以降に残る医師は歯科を含め12人。徳洲会の派遣医師を合わせた約20人体制でスタートするという。

茂庭院長は「普段通りに診療を継続し、甘えは許されない。今までより診療が劣るといわれないようにきちんとした病院の務めを果たしたい」と話している。

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ここまで

病院を維持するためには、経営感覚を持った経営者のもとで運営を行うべきです。宇陀市は経営危機にある病院の立て直しはなにも行っておりません。建て替えの前に経営危機を乗り越えなければならないのです。勝井太郎は宇陀市立病院も民営化、もしくは、病院経営の専門家による再建(公営企業法全部適用)のどちらかを速やかに行うべきであると考えています。