March 2007

March 31, 2007

Ortobotanico di Roma

Orto botanico roma 1通常ローマに行っても、ナポリに行っても、観光というものは殆どしない私。
今回は珍しく、観光を・・・。
と言っても普通の観光客、特に日本人観光客はまず行かないだろう、ローマの植物園!

トラステーヴェレのファルネジーナ宮殿のすぐ近くにあって、入ったのは13〜14年ぶりくらいかなぁ・・・?!
昔はこの近くに住んでいたこともあったので、散歩しながら歩いているととっても懐かしい!

植物園の、おそらく中心部だと思われる場所にはちょっとした広場。
噴水にまでは、ちょっと手が行き届いていないような・・・。

それにしても20代までは全く植物になんて興味がなかったのに、結構面白いかも!と思い始めた自分に年を感じてしまう・・・。続きを読む

tkinuko13 at 23:33|PermalinkComments(6)TrackBack(0)植物 

March 30, 2007

Compleanno di Giorgio

compleanno di giorgio 1昨日3月29日は、昔からの友達、ジョルジョの誕生日。
それも何と記念すべき50回目!
知り合った時は若かったのに・・・、ってお互いさまだけど。
年月が経つ早さを実感する今日、この頃。

月曜日からローマに来ていて、本当は昨日パレルモに帰る予定だったんだけど、そんな記念すべき誕生日にローマにいるのなら、やっぱりパーティに行かなくっちゃ!
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tkinuko13 at 23:31|PermalinkComments(2)TrackBack(0)もろもろ 

March 29, 2007

My Baby

my baby 1タイトルを見て驚いた方、いてくれたかなぁ・・・?!

相当前のことだけど、パレルモのカーポ市場近くを歩いていて見つけた人形。
マッシモ劇場の真裏辺りからカーポ市場入口のカリーニ門にかけては、骨董屋といえば聞こえはいいが、要はガラクタ屋の屋台が並ぶ。

そこに置かれていた人形で、箱を見ると“My Baby”という名前らしい。
180度後ろに周ってしまう首がなんとも怖い!続きを読む

tkinuko13 at 06:41|PermalinkComments(0)TrackBack(0)もろもろ 

March 28, 2007

Caffe' shakerato

caffe shakeratoCaffe' shakeratoカッフェ・シェケラートと言えば、私にとっては夏のメニュー。
南イタリアは暖かいから、もう冷たいコーヒーがあるなんて一瞬でも想像した方、大間違い。
イタリアはこの1週間寒波続きで、この冬初めての本格的な寒さ。

シェケラート、私は夏にしかないものだと思っていた。
が、ナポリでは冬でもきちんと存在していた。
パレルモだったら、おしゃれなカフェテリアに行けばあるかもしれないけれど、街の普通のバールでは、この時期お目にかかることはちょっと難しい。
まぁ、私が入ったバールにたまたまあっただけかもしれないけれど・・・。

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tkinuko13 at 07:42|PermalinkComments(4)TrackBack(1) 

March 27, 2007

Ortiche

ortiche 2ナポリは天気が悪くて、殆ど出歩かず・・・。
強いて言えば、Capodimonteカポディモンテ美術館に行ったのと、旧市街の教会をちょこっと覗いただけ・・・。
まぁ、今更観光と言うのも・・・、という程来ている場所なので・・・。

で、そのカポディモンテ美術館。
もともとはブルボン家の離宮として建てられた建物が、現在美術館として使われている。
ナポリで見るべき美術館と言えば、考古学博物館とここカポディモンテ美術館という程、所蔵品も素晴らしいものが多い。
が、旅先で手元に資料がないので、カポデモンテ美術館の紹介は、いつか気が向いた時にでも・・・。
今回はカポデモンテ美術館に付随する巨大な公園で見かけた植物の紹介。

このOrticheオルティーケは日本語に訳すとイラクサ。
『茎や葉の表面に毛のような棘があり、その棘の基部にはアセチルコリンとヒスタミンを含んだ液体の入った嚢があり、とげに触れその嚢が破れて皮膚につくと強い痛みがある。』とWikipediaにはある。
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tkinuko13 at 08:18|PermalinkComments(2)TrackBack(0)植物 

March 26, 2007

Sartoria Panico

Panico 1ナポリに来た初日、友達に連れられて、ナポリの老舗テーラー、Panicoパニーコを訪れた。
テーラーなんて、私の生活には全く関係ない上、ファッションに関しては殆ど興味がないので、全然知らなかったのだけれど・・・。

日本の雑誌にも何度も取り上げられているテーラーだそうで、今回ホームページを見てみたら、イタリア語と英語の他、日本語サイトもあるほど・・・。

左側に立っているのが、Antonio Panicoアントニオ・パニーコ氏。
若い頃からのたたき上げの、正真正銘の職人だ。
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tkinuko13 at 04:37|PermalinkComments(2)TrackBack(0)伝統 

March 25, 2007

Pizza fritta

Pizza fritta 1ずっとパレルモの話を書いてたけれど、実は今はナポリ!
パレルモを出た日からずっと天気は悪く、寒波まで来てて、今年初めての冬を体験している感じ・・・。
パレルモからナポリは、いつもの通りフェリー。
が・・・
海が相当荒れてたらしく、パレルモの港を出た瞬間くらいから翌朝ナポリの港に入るまで、ひたすらフェリーは揺れ続け・・・。
私はラッキーなことに乗り物酔いを全くしないので、辛いということはなかったのだけれど、あまりの揺れに熟睡できず!
後で聞いたら、私がナポリに到着した日は、カプリやイスキアに行く船は欠航だったとか。
ホント、何度となくこのルートは利用しているけれど、今回ほどひどかったことはない!

ということで、前置きが長くなったけれど、ナポリといえば“ピッツァ”!
ピッツァは今時イタリアのどこにでもあるけれど、このピッツァ・フリッタ、揚げピッツァはナポリでしか殆どお目にかかれない!続きを読む

tkinuko13 at 02:40|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 

March 24, 2007

Fiore della Villa Garibaldi

fiori strani 2そういえば、先週マリーナ広場のガリバルディ公園に行った時に見つけた花。
植物に関しては本当に全く知識がないので、普通の人が知っているものも知らない私。
なので、この花が一般的なのかどうかも知りません。

が、私にとっては見たことのない花。
あまり美しいとは思ってないのだけど、珍しかったので・・・。続きを読む

tkinuko13 at 07:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0)植物 

March 23, 2007

Piazza Marina

piazza marina 1Piazza Marinaマリーナ広場について書こうと思ったのに、写真がない・・・。
しょっちゅう行っていて、私にとってはあまりに普通すぎたのと、広場が大きくて、ここを撮りたい!というポイントに欠けるのと、ということが多分原因。

昔から騎馬試合やお祭り、そして処刑などに利用されてきた広場。
でも今はそのイメージはない。

私にとってのマリーナ広場は“巨大なガジュマルの木がある公園”、といったイメージ。

なぜならマリーナ広場の真ん中にはVilla Garibardiガリバルディ公園があるから。
“ガリバルディ”と言う名前が示すように、イタリア統一がなされた後に整備された。
公園を整備したのはマッシモ劇場の設計者でもある、ジョヴァン・バッテリスタ・フィリッポ・バジーレ。
リバティ様式(アール・ヌーボー)の柵などを見ると、“息子のエルネストの設計じゃないのかしら〜?”なんて思わなくもないんだけど・・・。

で、この写真のガジュマル、公園が整備された時に植えられたと考えると100年以上は立っている。
それにしても巨大。
左奥にももう1本写っているけれど、こんなのが同じ公園に2本もある・・・。
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tkinuko13 at 16:51|PermalinkComments(4)TrackBack(0)パレルモ 

March 22, 2007

Vucciria di Renato Guttuso

guttusoステーリ宮にはパレルモの人にとって重要な芸術作品がもう1つある。
日本人にはそれほど知られていない現代画家、Renato Guttusoレナート・グットゥーゾの“Vucciriaヴッチリア”という絵画だ。
1912年にパレルモ近郊のバゲリアで生まれた画家グットゥーゾは早熟な画家で、既に13歳くらいの作品にそのサインがあると言う。
シチリアの他の芸術家同様、早い時期にパレルモを離れ、ローマのスペイン階段近くのマルグッタ通りにアトリエを構えた。続きを読む

tkinuko13 at 06:14|PermalinkComments(6)TrackBack(0)パレルモ 

March 21, 2007

Palazzo Steri

steri 6異端裁判所が置かれていたステーリ宮は、中世パレルモを代表する建物。
正式名称はOsterio Magno dei Chiaramonteオステリオ・マーニョ・ディ・キアラモンテ。
この宮殿を建てたキアラモンテ家はフランス出身で、オステリオというのは昔のフランス語で“豪華な屋敷”という意味があったらしく、それが訛って“ステーリ”となった。

キアラモンテ家は14世紀シチリアを代表する封建領主で、シチリアでは“キアラモンテ時代”とまで言われ、芸術や建築の分野でも“キアラモンテ様式”という言葉がある程。
建設は1320年頃、キアラモンテ家のマンフレード1世による。
その後も拡張が続けられたが、マンフレード1世から4代目のアンドレアが当主1392年、アラゴン家のマルティーニの支配に対し、反乱を起こしたため、捕らえられ、この宮殿の前の広場で斬首刑に。
宮殿も財産も没収され、マルティーニ王の宮殿として使われた。続きを読む

tkinuko13 at 03:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0)パレルモ 

March 20, 2007

Carcere dei Penitenziati

carcere dei penitenziati一昨日紹介した“オラトリオ・ディ・ビアンキ”を所有していた信徒会は、異端裁判で死刑判決を受けた人たちを刑場まで導く役割を担っていた。
異端裁判が盛んだった16世紀から18世紀にかけて、パレルモはスペインの支配下にあったこともあり、イタリアでは珍しく異端裁判が行われていた地だ。

異端裁判所があったのは、オラトリオ・ディ・ビアンキからもすぐ近くのマリーナ広場に建つPalazzo Steriステーリ宮殿。
宮殿の奥には、異端者を収容する牢獄もあった。
現在、異端裁判博物館として一般公開を目指し、修復工事が進んでいる(はず)。

去年の10月、パレルモ大学創立200周年を記念して、大学関係の施設が一般公開された。
一応今年中に工事は終わる予定らしいけれど、去年の秋の感じでは、まだしばらく時間がかかりそう・・・。

でも、牢獄に収容されていた異端者とされた人たちが描いた絵や文字が残り、居たたまれない気持ちにさせられる。

この絵はフランチェスコ・マンナリーノというサインが残る。
学者の解釈では、海戦の絵と時代から、1571年のレパントの海戦で戦い、トルコの捕虜となり、無理やりイスラム教に改宗させられた人物ではないかということ。
その後どういう経緯でか本国に戻った後、異端者として捕らえられたのだろう。続きを読む

tkinuko13 at 07:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)パレルモ 

March 19, 2007

San Giuseppe

sfinci di san giuseppe3月19日はSan Giusppe聖ヨゼフの日。
ジュゼッペ(ヨゼフのイタリア語読み)は南イタリアでは非常に多い名前で、殊にシチリアでは、統計によると、一番多い名前だと言う。
ヨゼフがマリアの夫であることから、父の日という役割も担っているけれど、シチリアでは多くの街で聖ヨゼフの日はお祭りも行われる。

パレルモ近辺で、この日に食べられるお菓子といえば、Sfinci di San Giuseppe(聖ヨゼフのスフィンチ)。
“スフィンチ”というのは通常“揚げ物”を意味している。
語源はラテン語の“spongiaスポンジャ”、つまり“スポンジ”だという。
ふわふわした揚げ菓子がスポンジみたいなのだろう。
一般的なレシピは・・・

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tkinuko13 at 08:13|PermalinkComments(8)TrackBack(0)伝統 

March 18, 2007

Oratorio dei Bianchi

oratorio dei bianchi 4久々にパレルモのモニュメントの紹介を!

個人的にとても好きなKalsaカルサ地区にあるオラトリオ。
“オラトリオ”とは教会に隣接した、信徒会の集会場のこと。
見た感じ教会に見えるけれど、教会とは違って祭壇がなく、ミサは行われない。
パレルモはとても教会の多い街。
でも、この種のオラトリオも非常に多かった。

オラトリオ・ディ・ビアンキはつい最近(2003年)まで修復中だった。
修復が終わった後も、殆ど一般公開されていない。
絵画展などの機会に公開されているという情報を聞いて見に行っても、いつも見られなかった。
が、先日偶然前を通りかかったら、扉が開いていた。
ちょうど何かの絵画展のオープニングを記念して、講演会があったらしい。
招待券も何も持っていなかったのだけど、入口に立っている人にが入ってもいいと言うので入ってみた。
でも、3分後ぐらいに他の人が、追い出しに来たんだけど・・・。続きを読む

tkinuko13 at 22:36|PermalinkComments(4)TrackBack(0)パレルモ 

March 17, 2007

Il Caso Moro

aldo moro昨日の夜テレビ・ニュースを点けていたら、ちょうど29年前の1978年3月16日、当時元首相だったアルド・モーロ氏が誘拐されたと報道していた。
本当だったら来年が30年だから、もっと大々的に報道されたとは思うし、来年までこの話を取り上げるのを待とうかとも思ったのだけど・・・。
日々衰える記憶力と、そんな先のことまで考えられない性格を考えて、29年という中途半端な時期だけど、ちょっとこの話題を取り上げてみたい。
とは言え、1978年の時点ではまだイタリアに対する興味はなかったし、イタリアにいたわけでもない。
更に、はっきり言って私は政治・経済・法律などには全く興味がない。
私がこの事件に興味を持った理由はただ1つ。
かつてローマに住んでいた頃、Via Gradoliという通りに住んでいたことがあるから。
ローマ北部カッシア街道沿いにあるこの道に、誘拐されたモーロが監禁されていたと言う。続きを読む

tkinuko13 at 23:20|PermalinkComments(6)TrackBack(0)

March 16, 2007

I boccioli del glicine

bocci del glicine 1先週のタオルミーナ。
実は天気はいまひとつだったんだけど、半日だけ奇跡的に雲ひとつない時間があった。

で、イーゾラ・ベッラまで足を伸ばした。
と言っても、イーゾラ・ベッラの海岸は小石だらけなので、パンプスで歩くには辛い・・・。

まだシーズンオフなので、夏は海水浴客があふれる海岸も人影はまばら。
当然ながら海水浴客目当てのバールやレストランも殆ど閉まっている。
4月初めの復活祭頃からの営業をあてこんで、漸く準備を始めたばかり、といったところ!

そんな中、藤の花が咲いているのを発見。

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tkinuko13 at 02:38|PermalinkComments(2)TrackBack(0)植物 

March 15, 2007

Agave

agave 3昨日の最後に書いた竜舌蘭。
普通はこれがイメージだと思うんだけど・・・。

と言っても、これは巨大。
2年前の夏にアグリジェントで撮影したもの。
アグリジェントの巨大神殿、ゼウス・オリンピコ神殿の廃墟の中にあった。
“あった”と過去形なのは、竜舌蘭は一度花が咲くと枯れてしまうので、今はないから。
でも、すぐ横に新しいのが育ってたけど・・。

花芽が伸びるまでに何年くらいかかるのかは知らないけれど、一度しか咲かないと言うのはちょっと寂しいかな?
まぁ、一度でも咲くだけマシって言う声が聞こえてきそうだけど・・・。

日本でも咲かないことはないけれどけど、気候の関係なのか、あまり花が咲いているところは見たことがない。
でもシチリアでは高速道路沿いや、遺跡などの近くにはたくさん咲いている。
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tkinuko13 at 03:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)植物 

March 14, 2007

Ferola

ferola 1今回のタオルミーナ滞在でとっても目に付いた植物。
緑がかった黄色の花は満開!

イタリア人に名前を尋ねたら、“イタリア語ではFerolaフェーロラ、でもシチリア方言ではFerlaフェルラだよ”
って、非常に自信を持って教えてくれた。
そう納得していたのだけど・・・。

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tkinuko13 at 03:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)植物 

March 13, 2007

Naxos

Naxos 1土曜日&日曜日と、なぜかブログのアップが出来ず、いたずらに2日もPCの前で過ごしてしまった・・・。
まぁ、暇だったからできたことだけど!
私が勝手に自分に課している、イタリア滞在時の毎日更新が途切れてしまったじゃないの!!!
1日だったら分るけど、丸2日もなんて。
昨日の夜は他のところに乗り換えるか、ブログをやめるか、真剣に悩んでしまった(止めてしまうのが一番簡単な方法なんだけど)。
他のライブドアのブログを書いている人はアップしてるし、
“何かの陰謀か!”(なわけないけど)
とまで考えてしまった。

ともかく、土日に書こうと思っていた内容を、On Timeではないけど今日&明日で書いてしまおう!

先週は東シチリアへ行っていた。
地中海の地図を見ると解るように、シチリアのずっと東側はギリシャ。
ということで、シチリアの東海岸にはギリシャ植民地が並ぶ。
古代ギリシャ世界で、アテネ、エジプトのアレクサンドリアと並ぶ勢力を誇ったシラクーサ(Syrakusaiシュラクサイ)。
メッシーナ(Zancleザンクレ)、レンティーニ(Leontinoiレオンティノイ)、カターニャ(Kataneカタネ)、メガラ・イブレア(Megara Hyblaea)などなど・・・。
その中でもナクソスは、シチリアにおける最も古いギリシャ植民地ということで、紀元前734年の建設。
シラクーサも同じ紀元前734年で、メッシーナが紀元前730年、レンティーニとカターニャが紀元前729年とほぼ同時期に、こぞってギリシャ人がシチリアに押しかけた。

で、この像は勝利の女神“ニケ”。
この地に、最初にギリシャ人が上陸したと言われている。

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tkinuko13 at 05:05|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 

March 09, 2007

Mimosa & Festa delle Donne

mimosa 4時差の関係で昨日になってしまったけれど、3月8日はFesta delle Donne女性の祝日
他の国は知らないけれど、ここイタリアでは男性が女性にミモザの花を贈るのが慣例。

ミモザはイタリアでは良く見かける植物。
庭木にしている家もあるし、丘の斜面に自生しているのを目にする機会も多い。
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March 08, 2007

Norma

norma 3先日3月6日、カターニャのTeatro Massimo Belliniマッシモ・ベッリーニ劇場に『Normaノルマ』を観に行ってきた。
カターニャ出身の作曲家Vincenzo Belliniヴィンチェンツォ・ベッリーニの代表作で、2〜3年前の、このマッシモ・ベッリーニ劇場の日本公演の際も上演されている、いわばこの劇場の十八番。
昨年4月にパレルモのマッシモ劇場での上演の時は、オケのストで、初日はピアノ演奏のみ、翌日から公演キャンセルになってしまったオペラなので、私は観るのが今回初めて!
初日ということもあり、期待は膨らむ。続きを読む

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March 07, 2007

Ristorante Camagno

camano 1ただ今、またまたカターニャ。
昨日の夜に行った、シックなレストランの紹介!
カターニャ市内のベッリーニ公園に程近いRistorante Camagnoリストランテ・カマニョ。
入口や名刺をみると“カマニョ”の“ニョ”の表記が、スペイン語のアルファベットの“エヌ”の上にヒゲのついたものになっている。
名前の由来を聞いてくるのを忘れてしまったので、スペイン語と関係があるのかどうかはわからないけれど・・・。

パレルモも最近ヌーベル・クイジーヌ風のお店が増えてきたけれど、カターニャもそれは同じ!
というよりも、パレルモよりカターニャの方がおしゃれかな?




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March 06, 2007

Surla

surla 1シチリアの田舎に行くと良く見る植物、Surlaスルラ。

色々調べたつもりなんだけど、学名も日本名も不明。
でもシチリアでは結構目に付く、かも・・・。

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March 05, 2007

Eclisse lunare

Eclisse 1昨日の夜は、皆既月食だった。
世界的にそうなのか、南イタリアを含むヨーロッパだけなのか、天文学のかけらも知らない私には知る由もないけれど・・・。
ともかく、パレルモでは完璧な皆既月食を見ることができた。

ことの発端は一昨日の昼間のニュース。
お昼のニュースを点けたまま、食事の用意をしていた時、皆既月食のことが流れた。
でも、母国語ではないイタリア語は集中していないと、いろいろ聞き逃してしまうらしく、すっかりその日のことだと思い込んでいた私。
一昨日の夜は月食ではなかったので、聞き間違いだと思い、翌日には私の記憶から消え去っていた。

が・・・。
昨日の夜、友達の家で食事をしていると、タバコを吸いにバルコニーに出たその人が月食を発見(って発見するものではないか・・・?)。

始めは輝いていた月が、徐々にその光を隠してゆき、ついには完璧に輝きを失い、怪しい赤い月に・・・。続きを読む

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March 04, 2007

La Traviata

La Traviata 12日の夜はマッシモ劇場に『La Traviata椿姫』を観に行ってきた。
最初、今年のプログラムが発表された時は、ヴィオレッタ役にMariella Deviaが予定されていたので、とても楽しみにしていたのだけど・・・。
ありがちなことに、それはキャンセルされ、違うキャストだった。

今回のキャストは
指揮:Stefano Ranzani
演出:Cristinia Comencini
ヴィオレッタ:Andrea Rost
アルフレード:Stefano Secco
ジョルジョ・ジェルモン:Stefano Atnonucci

基本的にオーソドックスな舞台に演出だった、かな?続きを読む

tkinuko13 at 04:07|PermalinkComments(4)TrackBack(0)音楽 

March 03, 2007

Palermo vista dal mare

vista dal mare 1最近撮ったものではないのだけれど・・・。

パレルモの夕暮れ時、港を出て行く船から見たところ!
真ん中の白っぽい建物の左の建造物が、パレルモの海側の門、Porta Feliceポルタ・フェリーチェ。
この門からはヴィットリオ・エマヌエレ通りがまっすぐに、反対側の門、Porta Nuovaポルタ・ヌォーヴァまで続いている。
ポルタ・ヌォーヴァを過ぎると道はカラタフィミ通りと名を変え、モンレアーレへと続いていく。

周囲を山に囲まれたパレルモは、海から見るとまた違った表情を見せる。
18世紀にパレルモを訪れたゲーテは、こんな風景を目にしたに違いない。続きを読む

tkinuko13 at 01:33|PermalinkComments(2)TrackBack(0)パレルモ 

March 02, 2007

Grand Hotel Wagner

hotel wagner 1パレルモに1月末にオープンした、新しい5星ホテルの紹介!
街の中心、ポリテアマ広場からも歩いて5分以内。
非常に便利なところにある、新しいホテル、Grando Hotel Wagnerグランド・ホテル・ワーグナー。

19世紀末の建物を改造して、新たにホテルとして生まれ変わった・・・。
不確かな記憶ではあるけれど、2年前位から改装工事をしていたはず。
日本と違って、イタリアは何事にも時間がかかるので、2年なんて月日はあっという間に過ぎてしまう!

表通りから1本奥に入った通りにあるため、車の騒音もひどくない!
外観は写真の通り、非常にオーソドックス。
ただ、夜になると赤っぽい照明が当たって、あまり良い趣味とは思えない・・・、かな?続きを読む

tkinuko13 at 07:54|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 

March 01, 2007

Mercato di Catania

mercato di catania 1昨日のカターニャ、用事が終わった後、パレルモ行きのバスまで中途半端に時間が余った。
今更、観光する気にもなれず、かといって買い物という柄でもない。
結局は市場を見て時間を潰すことに・・・。
やっぱり食べ物が好きなのよね!
それにカターニャの市場は、少なくとも私が知っている市場の中で、一番活気があるし!

去年はこの広場は工事をしていて、しばらくの間、無人だった。
でも、ほぼ全盛期の活気に戻りつつあるのでは・・・?
魚屋は右手の建物の裏辺りに集中しているので、この広場の魚売りは、漁師が自分で獲ってきた魚介を売りさばいているように見える。

カターニャ・パレルモ間は2時間半かかるので、魚を買って帰れないのがなんとも残念!
もちろん、パレルモで買えば良いことなんだけど・・・。
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tkinuko13 at 02:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0)