Chiesa di San Giovanni Decollato dopo restauroDopo 18 anni dalla strage di Via d'Amelio

July 17, 2010

Raccolta differenziata

Raccolta differenziata 1ナポリのゴミ問題は日本でも大きく取り上げられたらしいけど、ここパレルモも去年頃からゴミ収集が怠ることが多くなり、ひどい時は1週間くらい全然取りに来ないことも!
最近は少し平常に戻っているみたいだけど、ゴミの収集車が来ないためにダストボックスからゴミがあふれ出していたこともしばしば!

イタリアのゴミ収集は、基本的には道路に置かれたダストボックスと、瓶缶用、紙用、ペットボトル用に分けられた分別用ダストボックスからなる。
普通のダストボックスは設置数が多いのに対して、分別ゴミのダストボックスは500mに1つくらいの割合なので、多くの人はゴミを分別することすらしない。

日本(千葉)で分別収集が言われ始めた25年位前、モデルとなったのはドイツ以北の北欧など。
実際そちらには住んでいないので現状は知らないけれど、当時テレビでは
「欧米では・・・・」
と、さもヨーロッパ諸国は全てゴミの分別収集が完璧に行われていて、日本がいかに遅れているかを力説してた記憶があるのだけど、ヨーロッパも広いからねぇ・・・。
ローマ以南の南イタリアに関して言えば、分別収集なんて意識があるのは、ホンの一部の知識層のみ。
家の埃をバルコニーから掃きだしたって、道を歩きながらゴミを捨てたって、良心は全く痛まない人が大多数。

でもゴミを埋めるスペースにも限りがあるし、ということで、パレルモ市は大々的に分別収集Raccolta differenziataに着手した!

Raccolta differenziata 2それにしてもイタリア人って中身よりも見栄えを気にするというか、まず形から入らないと気がすまない。
ということで、これらのゴミ箱、ゴミ袋、すべて無料配布。
その上日本(私が知っているのは千葉市だけだけど)のように、曜日ごとに決まった分別ゴミをゴミ収集所に出しに行くのではなく、戸別訪問でのゴミ収集。
それにかかるお金を考えたら、ゴミ税がどれだけ必要になるんだろうか???

現時点でゴミ税が100?位の家で年間200ユーロ前後。
それでもゴミ収集をしてる人たちの給料が払われてなかったということで、そのためにストをしてのだから、そんな細かい仕事始めたら、ゴミ税が1000ユーロ位に上がるんじゃないかしら〜?!


Raccolta differenziata 3こちらが生ゴミ用の袋とゴミ箱。
生ゴミ用のゴミ袋はともかく、ゴミ箱なんてどこの家にもあるでしょう???
正直、これが届いた時の私の考えは
「今使ってるゴミ箱はどうしたらいいの? 新たなゴミになるわけ?」
というもの。

生ゴミとして分類されるものは
・残飯など食べ物全般
・卵の殻、骨
・コーヒー、紅茶の出涸らし及びフィルター
・花・枯葉
・紙ナプキン、ティッシュペーパーなど、食べ物で汚れた紙類
・埃、大鋸屑、藁

一方、難しいのがプラスティック製のコップや皿はダメだし、濡れたティッシュペーパーは良くて、オムツやナプキンはダメなんだとか・・・。


Raccolta differenziata 4こちらの水色のゴミ箱は、その他のゴミ一般。
勿論その中では分別しなければいけなくて、手前の水色の袋はプラスティックとメタル、つまりペットボトルや缶、レジ袋などなど。
1つ疑問なのは、スプレー缶もOKなところ。

後ろの茶色い袋は紙ごみ用で、緑の大きい袋は瓶用。
瓶だけは個別訪問ではなく、道路に専用のダストボックスが置かれるらしい・・・。

いずれにしても、このゴミ箱類を手にしてから早1ヶ月。
実際のところ、いつから始まるのかはまだ不明。
地域ごとなので、既に始まっているところもあるらしいけど、あまり効果があったとは思えない。

結局はこのゴミ収集セットを作っただけで、大した効果も上がらず、なし崩し的に消滅するのではないかと危惧している私・・・。
まぁ、これを作った工場は儲かっただろうけど、そういう人たちはきっとがっちり市と組んでるに違いない!

いずれにしても、市民1人1人の意識改革から始めなきゃ無理だと思うんだけど・・・。
それにはきっと気が遠くなるくらいの時間がかかるんだろうなぁ!

tkinuko13 at 00:34│Comments(7)TrackBack(0)パレルモ | 生活

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この記事へのコメント

1. Posted by hummer   July 17, 2010 16:48
初めてコメントします。7〜8年前に妻と娘と3人で南イタリアを旅しました。慌ただしいバスの旅で疲れが最大の記憶に残っています。そんな中、パレルモ、アグリジェンドの街は良い記憶になっています。前期高齢者となり海外旅行は夢のまた夢と思っていましたが、このBlogを偶然見つけ、もう一度!と欲が出てきました。美味しいシェリー酒を飲みに、趣味の写真が撮れるよう、頑張る意欲をいただき有り難うございます。
2. Posted by サンタルチア   July 17, 2010 17:06
ゴージャスなKITですね。
これはもう、完全にゴミ税200%の兆しですね。

Door To Doorの回収はらくだけど、そこまで怠ける必要があるのか?ですよね。確かに、Cassonettoを置かなければ、街中にゴミがあふれることはなくなるので、それが目的なんでしょうけど。

3. Posted by Aya   July 17, 2010 18:03
パレルモも分別計画とはびっくり!確かにシチリア滞在中、ナポリよりもあちこちでゴミがあふれてたなあ。。
トスカーナはかなり分別の徹底が進んでいて、ここもporta a portaで曜日ごとに決まっているゴミを出すようになって早半年。徐々に全てのコムーネに導入予定みたいです。
でも燃えるゴミもオーガニックとそうでないものを厳密に分別しなきゃいけないから面倒だよねえ。
夏場のオーガニックゴミだけは前のほうがいつでも捨てられて有難かったけど、環境のためだと思ったら仕方ないよねぇ。
でもお庭の剪定とかしても前みたいにオーガニックゴミ入れまで運ばなくてよくなったのはメリットです。
4. Posted by kinuko   July 17, 2010 22:05
●hummerさん、はじめまして!
そんな風に言ってもらえると光栄です!
前期高齢者なんて、まだまだ若いじゃないですか!
後期高齢者になっても旅行している人は一杯いますし、是非、またシチリアに来てください。
但し、真夏は避けることをお勧めします、死にそうに暑い毎日です。
あとは欲張らないように旅行したらいかがですか?
5. Posted by kinuko   July 17, 2010 22:22
●サンタルチアさん、こんにちは!
ホント、素晴らしすぎて、使うのがもったいないくらい。
戸別訪問での回収といっても、うちみたいなPalazzoはどうなるのか、ちょっと心配。
いずれにしても、既に始まった地域では、元々ダストボックスがあった場所に、相変わらずゴミが山になってるそうです、想像通り・・・。

●Ayaさん、こんにちは!
そちらでは既に始まっているんでしたね。
ブログに取り上げるために、念入りにパンフレットを読んでいら、色々疑問が・・・。
食べ物で汚れた紙は生ゴミ、プラスチックやアルミホイルは燃えないゴミということだけど、それって全部洗って、乾かさなきゃいけないんじゃないのかしら〜、とか・・・。
あとテトラパックは???
ガラスについてるラベルは?
と考えつつ、そんなこと心配してるのは私1人かも、とも思ったり・・・。
6. Posted by jose   July 18, 2010 07:17
最近東京ではペットボトル、缶、以外は殆どもえるゴミとして出す事が出来る様になったので楽になりました。
7. Posted by kinuko   July 18, 2010 14:33
●joseさん、こんにちは!
ここまで細かくしたら、絶対にきちんと分別できなくなると思うんですよね。
徐々に細かくしていくならともかく、ほぼ0の状況からですもの!

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