Raccolta differenziata

July 19, 2010

Dopo 18 anni dalla strage di Via d'Amelio

via d'amelio何度か書いたことはあるんだけど、毎年7月19日は5月23日と並んで、パレルモでは重要な日とされている。
なぜかというと、18年前のこの日、予審判事のパオロ・ボルセッリーノがマフィファが仕掛けたダイナマイトによって殺害されたから。
その約2ヶ月前の5月23日には、彼の同僚ジョヴァンニ・ファルコーネが空港とパレルモを結ぶ高速道路上で、道路ごと吹き飛ばされて殺されている。
マフィアによる司法関係者の殺害はそれ以前からあったけれど、多分18年前の1992年がそういう犯罪が一番クローズアップされた年だったはず。
マフィアにとって、この2人は相当邪魔者だったようで、なんとしても殺さなければならなかったのだろうけれど、この事件があまりに大きな反響を巻き起こしたため、それ以降は対マフィアの取り締まりはより厳しくなり、結果自分で自分の首を絞めた形になった。

2つの事件はどちらもダイナマイトを使ったもの。
ファルコーネの事件は高速道路下におかれたマンホールのようなものに、150kgものダイナマイトを置き、それを高速道路が見える高台から遠隔操作で爆発させた。
一方18年前の今日、ボルセッリーノの殺害に関しては、彼の母親の住むマンションの入り口に置かれた古い車(Fiat 126)に100kgのダイナマイトを仕掛けるというもの。
以前誰かの話で、母親のアパートのインターフォンと車を繋げて、と聞いて、以前そのまま書いたことがあるけれど、そうではなかったらしい。
まぁ車とインターフォンをつなげるようなコードがあったら、素人だって、不思議に思うだろうし、別の人が用事で出向くこともあるかもしれないし。
それだけ大量のダイナマイト、無駄に使うほどマフィアもバカじゃないしね!
 
ではどこからリモコン操作をしたかというと、上の写真の位置、つまりパレルモの北側にあるぺッレグリーノ山の上から。
ぺッレグリーノ山はパレルモっ子にとっては大事な山で、守護聖人の聖ロザリアが隠遁生活を送った場所であり、彼女に捧げられた至聖所もある。
聖ロザリアとは関係ないのだけど、その山のパレルモ側からは市内が一望できる。
そこにはウトゥヴェッジョ城と名付けられた建物があり、通常は一般公開していないんだけど、何らかの繋がりをたどっていけば、入ることはいくらでもできる。

そのウトゥヴェッジョ城から、ボルセッリーノの母親の家を見下ろすことができる、というので、この場所が選ばれたらしい。
因みに丸く囲んだ辺りが、Via d’Amelioダメリオ通りの母親の家のがあった場所。

19日を控えた週末、リモコン操作の場所が確定されたというニュースが流れたのだけど、4、5年前に放送されたノンフィクション・ドラマの再放送を見てたら、既にこの場所に見張りを付けていたことが想像できる作りになっていた。

18年といえば、イタリアでは生まれた子供が成人とみなされるのにかかる時間である。
表面的にはマフィアの活動も沈静化しているように見えるけれど、実際のところはどうなんだろう・・・。
勿論市民の意識改革も進んでいるのだろうけれど、あまり楽天的にはなれない私がいる。


tkinuko13 at 22:36│Comments(9)TrackBack(0)パレルモ | もろもろ

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この記事へのコメント

1. Posted by 二宮大輔   October 07, 2010 09:32
突然のメール失礼します。ローマ在住の二宮大輔と申します。大学に通う傍ら、イタリアの文化紹介と銘打って記事の執筆や翻訳をしております。

実は現在、沖縄米軍基地問題のドキュメンタリー(下記リンクをご参照ください)でいっしょに仕事をしたプロデューサーから、日本、イタリアの共同制作の第二弾として、清原お玉についてのドキュメンタリーを制作しないかという企画が持ち上がっております。まだリサーチの段階なのですが、パレルモにこれといった知遇もないところ、ウェブ上でkinukoさんのブログを発見した次第です。

詳しくお話がしたいのですが、E-mailアドレスをお見受けできなかったので、大変失礼ながらコメント欄に書き込ませていただきました。もしよろしければ一度ご連絡いただけますでしょうか?

http://www.standingarmy.it/

大阪ドーナッツクラブ
二宮大輔
2. Posted by ぐらっぱ亭   October 13, 2010 09:45
kinukoさん、間もなく3ヵ月ですが、どうしちゃったんですか?いつ再開するか、楽しみにしているんですがね。
3. Posted by kinuko   October 13, 2010 16:21
●ぐらっぱ亭さん、お久しぶりです!
どうしちゃったということはないのですが・・・。
毎日更新を辞めるのを宣言したら、それまでは強迫観念のように“書かなければ”と思っていたのがなくなって、そうするとまぁいいか、と思うようになり・・・。
そうこうしているうちに、パレルモを離れる方向にも話が進み始め・・・。
書かない日々が続いたら、再開するきっかけもなくなり・・・。
楽しみにしていただいている方には申し訳ないとは思っていたのですが、何となく自然消滅になりそうだなぁ、と自分では思っていたのですが・・・。
ご了承くださいませ。
4. Posted by taormina   November 06, 2010 12:56
5 kinuko様
ほんとに!?観ている側は気楽に好き勝手言わせてもらい楽しんでいましたが、書いている方は大変ですよね。どうなるにしても今日までありがとうございました。貴方のブログはどんなガイドブックよりパレルモでした。ちょっと引用「シチリアなしのイタリアというものは、われわれの心中に何らの表象も作らない。シチリアにこそすべてに対する鍵があるのだ。」心からありがとう。(T_T)
5. Posted by kinuko   November 06, 2010 23:20
●taorminaさま
そんな風に言っていただくと、却って勝手に書かなくしてしまったことに、罪悪感を感じてしまいます。
シチリアは素晴らしいところだと思いますが、そればかりではなく、苛立つことも、情けなることも沢山あります。
あまり私の気分は表さないように書いてきたつもりですが・・・。
ともかく、まだ写真を撮る癖までは直ってないので、気が向いたらまた何気な〜く始めるかもしれません。
その時はまた・・・
ご丁寧なコメント、ありがとうございました!
6. Posted by ぐらっぱ亭   November 20, 2010 09:25
kinukoさん、よいヒントをいただきました。kinukoさんの場合は、←のarchiviを見る限り、2005年5月からのようですね。私の場合は2004の秋からだから、もう7年目。やめるタイミングをはかっていたところでした。何かこれ以上続けることに飽きた、というか、さすがに疲れましたね。kinukoさんのケースは、特に断るわけでもなく、そのまんま、というところがいいですね。ま、その気になったら、また再開してくださいよ。一応「お気に入り」にこのurl残してありますので。
7. Posted by kinuko   November 20, 2010 16:29
●ぐらっぱ亭さん、こんにちは!
まさにその通りというか、続ける気力がなくなった感じです(笑)!
特に断らなかったのは、宣言して始めたわけでも、仕事として書いてたわけでもないので、断るまでのことでもないかと・・・。
まぁ写真は相変わらず撮り溜めてあるので、気が向いたら書くかもしれません!
8. Posted by 竹本千春   June 18, 2011 13:23
絹子さん、日本に帰っているの?
パレルモの優雅な生活のブログが全く更新されていないものね。
私の方にも、変化がありました。あれは、シドニーで、文化センターの所長をしていた時、一時帰国で、日本に帰って来た時のこと。目が悪くなったと思ってメガネを変えるために眼鏡屋さんに行ったんだけれど、あなたの目には、何か異常があると言われ、すぐそばにある眼科へ。そうしたら、今度は、神経外科に行けと言われて、高校時代の友だちが手伝っている神経外科へ。結局、日本医大で、手術を受けて、最初は、2週間くらいでまたシドニーに戻るつもりだったのだけれど、手術の3日後にくも膜下出血を起こし、5日後には右半身不随になりました。2ヶ月間くらい日本医大にいたのだけれど、初台の長嶋茂雄とオシム監督で有名になったリハビリ病院に入ったの。そこに5カ月近くいたかな。そのあと、江古田の森という老人健康保健施設。そこには、9カ月近くいたは。そして、待ちに待って、東京都の心身障害者センターに入れて、そこに1年くらいいて1月17日に富久町の自宅に帰って来たの。今度遊びに来てね。
千春
9. Posted by 堀川明子   January 02, 2012 18:53
Kinukoさん、あけましておめでとうございます。
大阪の堀川です。ご無沙汰しています。お元気ですか?
昨年ご帰国の際、かつての仕事仲間と会われたそうですね、そして私の名前もきKinukoさんからちょこっと飛び出したとSさんから聞きました。
こちらしか連絡先が分からなくて、投稿しました。
私は元気です!職場をいろいろ変わったものの、いまだ旅行業界のすみっこにいます。秋にはSさんと箱根で会いました。またいつかお目にかかってシチリア話を聞かせてもらいたいものです。
今後ともよろしくお願いします。


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