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我流評価 人生の重みを感じる作品 

オフィシャルサイト http://saigono-myway.jp
allcinema http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=345421

2012年 フランス製作


あの名曲「マイ・ウェイ」は、フランス人が作った曲だったとは。

しかも、日本では知る人が少ないフランスのトップアイドルスターが作った曲だなんて、

恥ずかしながら、まったく知らなかった。

この映画の背景には、世界に打って出ようとした矢先に39歳で亡くなった

フランスのアイドルスターである父の思いを伝えたい二人の息子の存在があったといことらしいですね。


それにしても、主人公クロードの貪欲な生き方に息をのむ。

イイ意味では、精一杯に生きる姿勢。

そういった生き方に寄って充実感を味わっているようです。

生き急いだ人生のようですね。

そうでもしないと満たされなかったのかもしれませんが、

それが、女性遍歴の多さにもあったようですね。

次々に変わるので、ラストの二人ほどは、他の人と見分けがつかないほど。

嫉妬深かったと言われてるようですが、

映画から読み取れるのは、その裏にあるのはコンプレックスなのかなと。

その証拠に、数ある女性遍歴の中で彼から振った女性はいなかったようです。

容姿と声の悪さを不本意と思っていたようですが、

それをカバーする発想が、彼をスターにしたようです。

そのマルチな才能は凄いですね。

アイドル以上にプロドューサー的な才能に恵まれていた。

歌唱、作曲、作詞、ダンス、経営、演出などなど。

ヒット、人気、話題などを嗅ぎつける臭覚は、並はずれだったようです。

性質上、とことん取り組むタイプなので、家庭にも不況和音が起きるのですが、

そこに見えるのは、アイドルという特殊な職業というよりも、

一般的なお父さん方の姿が映っているように感じるのは私だけでしょうか?

最初、まったく魅力を感じなかった人物に、終盤は釘付けになっているのが不思議でしたね。

あの名曲「マイ・ウェイ」に、彼の精一杯の生き方が重なっていきます。

貫く決意、自信、開拓そういった言葉が浮かぶと共に、

喪失感を払おうとする意固地さを感じるのでした。


主演のジェレミー・レニエは初なのですが、かなり作り込んでいたようで、

お顔も本人はクロードと違った感じですね。

あまり情報がないのですが、こちらに、情報が載せられています。

http://french.rose.ne.jp/actor/renier.html

他の出演作品を観てからこの作品を観た方が、

彼の成り切り度、演技力などを堪能できたかもしれません。

やはり、伝記ものは良いですね。



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