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我流評価 ある点を除いて80点

allcinema http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=21288

1967年 アメリカ製作


本作品、ポール・ニューマンの主演作品でマイ・ベストと答える方が多い作品の様です。

何度も作品の中で、ルーク・スマイルと言われているけれど、

あれは、ポール・スマイルでしょ。

「明日に向って撃て!」の中でも、「雨にぬれても」が流れる自転車のシーンで、

豚だかヤギ(牛?)に向って、スマイルするあの感じと同じ。

はにかんだ様な、困ったようなスマイルには、ハートを持って行かれますとも。


パーキングメーターを次々に壊して収監されるルーク(
ポール・ニューマン

収監されていた刑務所では、最初、浮いた存在だったが、

そのクールさに、次第にヒーローとなって行く。

ルークは、母の死を契機に脱獄を繰り返すのだけれど、

最初は、ルークを何度捉まっても諦めない不屈の精神の持ち主と思っていた。

ところが、私、ちょっと違うのではないかと思い始めた。

この辺は、他の方とは違った感想かもしれないけれど、

私には、ルークが寂しん坊の中坊に見えてくる。

権力への反抗心というより、寂しさから構ってほしいだけのように思えてくる。

冒頭のシーンに戻ると、その辺が分かるかも知れない。

人って、あるところをグルグルまわって生きているような気がする。

そこからは、なかなか抜け出せないのも分かる。

自分にも、そういった傾向はありますとも。

性格とか、境遇とかとも違った傾向性が。

それが、最後の彼なんでしょ?

権力の壁を打ち破れば、自分の壁も破壊できると思い込んでいたのかも。

なんか、そこが、どうしても子供に見えてしまう。

彼は、ヒーローじゃない。

その逆かもしれない。



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