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[解説・あらすじ] 真鍋昌平の人気コミックを山田孝之主演で実写化し、2010年にテレビドラマが放送、12年に映画化もされた「闇金ウシジマくん」の劇場版第2弾。「10日で5割(トゴ)」「1日3割(ヒサン)」という暴利で貸し付け、容赦なく取り立てる闇金業者「カウカウ・ファイナンス」の社長ウシジマこと丑嶋馨の周囲に群がる、ライバルの闇金業者やヤンキー、暴走族、極道、ホスト、風俗嬢、ストーカーといった金と欲望にかきたてられた人々の壮絶なサバイバルを描く。
(映画.comより引用。続きはこちらへhttp://eiga.com/movie/79578/

[感想] 面白い

「1円を笑うもの1円に泣く」、「99円があっても、100円のものは買えない」

これは、母からの言葉。

この映画で度々出てくるのは5円玉。

この5円を落としても拾わなくなった人間の変貌と挫折がこの映画の中心にある。

ホストに貢ぐ女たち。

これだけ出せば、愛が得られると思う。

もう少し、もう少しとドンドン泥沼にハマりこむ。

若い男の一瞬の閃きも、女の闇の深さには敵わない。

そのウシジマの言葉とおりのラストだった。

結局、女が被害者のようでありながら、人間性を失い破局するのは男なのか?

このシリーズでイラつくのはウシジマのキャラ。

端的に言えば、イイ奴なのか?ワルイ奴なのか?というところでイラつく。

けして、批判している訳ではないのです。

完全に私が読めないのだと思う。

彼は、まったく善行などせず、闇金の悪道まっしぐらなのに、

そのセリフが真っ当な為に善人に見えるのですよね。

どうして?

そのウシジマとは別にこの映画自体の目線が暖かい。

人間は弱く、欲に負けることもあるけれど、

その裏には愛とか向上心とかもあるのだということを否定していない。

可能性は残してくれている。

その映画自体のカラーとウシジマのキャラ。

被るのか?被らないのか?

彼の立ち位置は、時代を映す鏡なのかもしれない。

彼も食べて行く為に多くのリスクを背負って闇金をやっているわけで、

これで良いとは思っていないのかも。

10日で5割の利息。

こんなめちゃくちゃな利息を請求する事情、群がる事情。

そこに重なる部分はないか。

ウシジマは、向こう側の人間ではなく、同じなのかもしれない。

それにしても、ここに登場する若者の親は、すべからくロクデナシ。

環境を乗り越えるには、かなりの奮発力が必要だし、政治的な対策も必要じゃないのかな。

しばらく、ウシジマくんに夢中かも。


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