宮崎吾朗 作

Yahoo映画にレビューを書きましたが、久々に神経を使ったレビューになってしまいました。
http://info.movies.yahoo.co.jp/userreview/tyem/id338753/rid704/p1/s0/c1/

この時代の映画を鑑賞すると
下手をすると、どうしても自分の青春時代が未消化に終わってしまったようなジレンマに落ちてしまいます。
1960年代もいろんな問題があった時代なのに、
どうしても羨望の目でみてしまう。

私達が学生だったころは、たしかに、「しらけ世代」と言われるように、
打てども響かずといった世代だったかもしれません。

虚しさがつきまとい、
まるで自分たちが時代のおとし子のように感じることもあったと思います。
または、「遅れてやってきた世代」とか。

ただ、今の与党の中心になってる人たちは、
この団塊の世代で、一世風靡された方々ですよね。
そして、今の日本の政治がある。

ということは、
若い時も変えられず、権力を握った今も変えられず、
私が思うほどの力はなかったということかな。(苦笑)

こんな時代の流れを見せて頂いて、
歳を重ねるのも悪くないかな。

「マイ・バック・ページ」を鑑賞しようか、もう少し考えます。
今日公開ですね。