2019年08月11日

極値分布

『これからの建築構造工学を考える』
という講演会の案内が来ているが、すなおじゃないのが私の性格です

建築物の構造設計をする際に、一番最初に考えるのは、S、RC、W造のどの構造がふさわしいか

次に考えるのが、仮定荷重
固定荷重と積載荷重と外力
外力には、主に地震荷重、風荷重、積雪荷重がある

その外力に、統計学と確率学を取り入れ、高度な計算により最適な値を求める

ウィキペディアによると、
河川の氾濫、最大風速、最大降雨量、金融におけるリスク等の分布に適用される、らしい

講師が名誉教授である事を考えると
『これからの』よりも『今までの』話が聞けるんだと思う

某大名誉教授に対して大変失礼な事ではあるが、人の命を預かる構造設計では、権威も経歴も関係なく議論はできる、はず

金融のリスクの予想が外れても、株価が下がるだけだが、河川の氾濫の予想が外れた時の惨状は、近年、実際に見ることが出来た

いまだに、予想雨量を1時間当たり50mm×2時間で都市の排水インフラと治水を設計する原因を作ったのは、この名誉教授の世代だろう

極値分布などという用語を持ち出さなくても、構造屋さんたちは自分の経験から、設計者の判断で、安全率を考慮しているから大丈夫

名誉教授には、もうご退場いただいて結構でございます

現実には、建主の中には、最低限の基準も無視しろと、日本刀を飾った応接室で、無理難題を押し付ける人達がいるのは、名誉教授さんは、ご存知無いでしょ

そういう場合に、構造屋さんは、通常よりも大きな安全率を見込みます
もちろん、他の設計屋さんが見ても判断出来ない部分で、、、ね〜


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tkk3 at 05:22│Comments(0)clip!よもやま 

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