2019年09月20日

気軽に質問しないで

千葉県の台風15号の瓦屋根のブルーシートを見ながら、門前の小僧が質問してきた

調べるしかないねえ

質問は、瓦屋根は重いから台風には強くて、地震には弱いんじゃないの

その通りですが、建築基準法が出来る前(昭和25年以前)は、瓦屋根にはふき土があって、瓦は固定していなかったから、地震の時には瓦が落ちて建物は傾くだけだったし、重さで風には強かった

その上、棟梁によっては、重い屋根に耐えるために、柱・梁を丈夫に造っていたと推測が出来る

だから地震にも強かった、と説明しようとしたら、建築基準法施行令第84条(固定荷重)に、瓦屋根ふき土がある場合があるじゃないか

困ったなあ
関東大震災で、東日本では、ふき土の瓦葺きは落ちたが、引っ掛け桟瓦葺きは落ちなかったから、野地板に釘打ちした桟に釘留めする瓦屋根が多くなり、西日本ではふき土瓦屋根が残っていたが、阪神淡路大震災以降、ふき土は使われなくなった

今回の千葉県の台風被害で、瓦が落ちた建物は、どうみても関東大震災以前の建物より新しく見えるから、ふき土無しの瓦屋根だと思う

そうすると、釘留めが台風に耐えられなかった、という事になるが、同じ地区でブルーシートが多く見られ、被害のない瓦屋根の地区もある

田舎でしょ、被害のあった建物は、同じ大工さんが建てたか、そこだけ風が強い地区だったかですね

地域じゃなくて、地区単位でブルーシートの有無が目立つような気がするので、同じ大工さんが建てたか風の強かった地区が被害を受けた

という結論にしました
父ちゃんは何でも知っているわけじゃない
ご迷惑をかけた大工さんがいらっしゃったら、ごめんなさい


banner2◆読んでくれた方は人気blogへ投票よろしく◆

tkk3 at 08:16│Comments(0)clip!よもやま 

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔