私が社会人になり大阪から東京に転勤になり2年間東京に住んでいました。今では大阪と東京にファッションブランドやアイテムに温度差はありませんが、
その頃は東京にしか無い物がいっぱいありました。
私はアパレルの会社で働いていましたので、よく土日は原宿、渋谷、新宿と市場調査をかねていきました。
その頃原宿の歩行者天国では、生地の切れ端で作ったような「たけのこ族」といわれたグループと、リーゼントに革ジャンというロックンロール族がお互い目立つようにがんがんとラジカセで音楽をかけて踊りまくっていました。
両方とも大阪から来た田舎者にはかっこよかったです。
フィフティーズはそのロックンロール族の中でも少しおしゃれなグループでした。その頃原宿から渋谷の間にピンクドラゴンというクリームソーダという50’sのファッションブランド、ショップがあり、その辺では独特の雰囲気を持っていました。その店を中心にフィフティーズが集まっていました。
大阪にも大阪城などでロックンロール族はいましたが、フィフティーズぽいひとは、よほど服が好きな人だけでわざわざ東京から服を取り寄せしていたように思います。
つづく