ふくしま復興支援フォーラム

 2011年11月末、ふくしま復興支援フォーラムを、有志7名の呼びかけで、立ち上げました。月2回のペースで会合を開き、各界の方々の協力を得て、各分野の問題点を共有しながら、ふくしまの復興への議論を展開しています。  会合の場だけでは、十分に皆さんのご意見をいただけないので、このブログを通じて、一層の議論を展開したいと思っています。  積極的なご意見・ご提案をお願いします。⇒ホームページ

2022810日、第202回ふくしま復興支援フォーラムを、オンライン(Zoom)で開催しました。報告者は渡邊純氏(弁護士、あぶくま法律事務所)で、テーマは「6.17最高裁判決をどう見るか ~乗り越えるための方途~」でした。Zoom73名が参加しました。
 フォーラム終了後、参加された方々から、メールにて寄せられたご感想・ご意見は、以下の通りです。

 参考にしていただけると幸いです。今後とも、よろしくお願いします。

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 渡邊先生、丁寧なご説明ありがとうございました。長年努力されてきた弁護団の皆さんのお気持ちお察し致します。先生がおっしゃっていたように、事故があった時に、必ず国が責任を負うことになるのを回避したかったのでしょう。しかし、逆に言えば、この次に事故が起きて、東電が賠償できなくても、福島のように国が資金援助をするとは限らないことを意味します。確か、馬奈木先生もおっしゃっていましたが、「それでも、原発使っていいんですね」と、社会が問いかけられていることになるのでしょう。おそらく、そこに多くの人に考えてもらえる契機があるのではないでしょうか。(T.S

 

 ★ 渡邊先生のご報告は、法律や裁判制度に疎い私にとりまして、大変新奇に満ちた、興味深いものでした。ロジカルに、わかりやすく、かつ熱を込めてご講演いただきましてありがとうございました。

私も東電の役員の責任の重さを痛感している一人ですが、13兆円とは言わないまでも、彼らには、自己破産して経済的に、かつ、精神的にはそれ以上に責任をとっていただきたいと思っております。同時に、これほど無責任な経営に傾きがちな株式会社に原発などの運営を任せていいものか、いつも疑問に思っております。

Y様は、松川事件裁判にもかかわっておられたようですが、被災地浪江のコミュニティに寄り添われて支援活動を実践されているようで、敬意を表します。(T.K

 

 ★ 大変勉強になりました。素人感覚でも「なぜ、こんな判決が?」と憤っていましたが、法律の専門家の皆さんも同じ受け止めであることを知り、意を強くするとともに、ますます悔しさが募りました。こんな判例を「規範」にしては絶対にいけないと思います。とりあえず、次の国民審査では多数意見を書いた判事全員に「×」を付けます。(W.Y)

 

 ★ 渡邊弁護士の報告は、法律を専門としない方にもしっくりくるもので、私も前から思っていた疑問と、共鳴するところが多々ありました。すなわち、多数意見には、「判断の欠落」があるということです。国賠1条の要件の過失の判断構造は、判例上も民法学上も確立している「予見可能性を前提とした結果回避義務違反」ですが、それがきちんと判断されていないですね(この深刻さに比べれば、「違法性と過失との関係」とか、「過失と因果関係の関係」などは、二次的問題でここでは省略します)。つまり、報告者の指摘通りに、法的判断としては、「大きな欠落がある」「未熟ないし不完全なので、」「法的判断になっておらず、」当然説得力もないのです。こういう欠陥がある判断をしておいて、判例だとして国民にその判断結果を強いることはできないのではないか。

 比較されることとして、アメリカの連邦最高裁も、最近の中絶判決(ドブソン判決)に示されるように、大きくアメリカの平均市民よりも保守化していると批判されます。しかしここでは、規範的判断のずれが問題にされており、6.17判決の判断には、それ以前の問題があり、比較法的にも、情けないことではないでしょうか?何故、このような判断ミスを、俊才として知られる最高裁調査官は、指摘しなかったのか?これについて、報告者は、お答えにならなかったと思います。彼も同様の疑問を持っていると推測しました。(K教授が指摘された、本判決には、「判例」と目される法的判断がないという点も、ここに述べていることの裏返しです。)(同じ事件について重ねて判決が出せないとの)「既判力」の前提として「一事不再理」と言うことが説かれます。しかし、本判決の場合、そうした事情すら認められないとの疑問があり、この点弁護士の諸先生はどう思われますか?

 過日の研究会で、N弁護士は、「どこかで高次の判断がなされている」とか、「今後はその射程距離を考える必要がある」などと仰いましたが、このような法的判断が欠落した判断で、皆納得せよというのは、神秘主義で、法学教育でそういうことはしてはならないと、我々がいつも教育していることです。そういう意味で、この最高裁の多数意見は意味不明なところが多く、昨晩の報告でそうした疑問は、益々高まりました。一体、日本の司法はどうなっていくのでしょうか?」(K.Y.)

 

 ★ 『事前にレジュメを読んでいましたのでフォーラムでのお話はよく理解できました。それにしても最高裁判事にも「行政への忖度」があるとは信じられません。その中で、第2小法廷の三浦裁判官の少数意見は勇気ある発言です。憲法723項の「裁判官の職権行使の独立規定」を改めて勉強しました。』(T.D

 

 ★ 最高裁判決の日に東京まで行き、残念な気持ちで帰ってきました。しかし、渡辺先生から、判決の内容を詳しく説明していただき、勇気が湧いてきました。これなら、他の人にも自分の言葉で説明できます。最後に吉川さんがおっしゃっていた様に「松川事件並みに…..」、全く同感です。父の実家(小高町塚原)でも新地に転居して家が無くなったし、私の生家のある地区(小高町大富)でも一番先解除になったのに、帰還しているのは10/ 70戸です。津島にも行き、家の中を見せていただきましたが、涙の出るばかりでした。これからが本当の闘いになるのでは…..と思って頑張ります。(K. / W

 

 ★ 生業訴訟について、まとまった話が聞けて良かった。第二陣では最高裁大法廷を開かせたい。(I.O

★  今日の「福島原発事故国賠4訴訟最高判決~どう評価するか、どう乗り越えるか~」の「どう乗り越えるか」の意味がよくわかりました。また、裁判の三審制、特に第三審の上告審の状況についてわかりやすい説明で理解することができました。
 そして今回は、小法廷の4人の裁判官のうち3人の多数意見に対して1人の少数意見が
あったこと、そしてその少数意見のもつ重要性が指摘されました。4人の裁判官の合意方
法など、司法に於ける民主主義のあり方も感じました。
 冒頭の「どう乗り越えるか」については、報告の後半に話された、松川事件における「大
衆的裁判闘争」という言葉に象徴されるように、法廷外での運動論が重要でありそれが「ど
う乗り越えるか」の課題だと思いました。松川事件については、子どもながらに福島駅前や大通りでのデモを今でも覚えています。
 私は「まちづくり」に関わっていますが、それも本来は「まちづくり運動」というべきであり運動論の視点が大切だと日頃考えています。
 裁判闘争だけではなく様々な場面でさまざまな運動を創造的に展開することが求められているのではと考えました。
 資料の最後「最後は最高裁大法廷へ」で示されている『大法廷を開かせるためには、世論喚起(世論による最高裁の包囲)も重要である。』を何とか実現したいものです。(M.I

 

 ★  6・17最高裁判決文を読もうと挑戦するが途中で混乱状態に陥る。

原告・弁護団声明や新聞解説記事も読んだが、それでもモヤモヤは晴れなかった。地裁・高裁公判ではその都度原告・弁護団から報告があり経緯を知ることができたが、最高裁判決は闇の中から突然飛びしてきたかのように感じた。

 今回、渡邊純弁護士の報告を聞いて、今までのもやもやが消えつつある。

同時に今回の最高裁多数意見(判決)は、最高裁の権威を自ら失墜させ、この国の3権分立が政治の劣化に共鳴し合いつつあるとの思いで悲しくなる。

 「最高」裁判決であることを認めざるを得ないが、理性的には最高とは絶対言えない代物だ。「少しは納得できる裁判をしてくれ」と主権者である私たちは主張し続けたい。

 今闘われている地裁、高裁で裁判官に良心を呼び起こす働きかけと同時に、もっと市民との対話も重視する最高裁であってほしいと思う。

 ヒバクシャの闘いに学んで、原告となったもの及び支援者たちが主権者としての声をあげ続けることだと思う。憲法32条、76条を主権者と共有できる司法を求めて。(H.D

 

 ★ わかりやすいお話で、大変勉強になりました。ありがとうございました。

なお、以下のような忖度があったと考えられる、とのご指摘がありましたが、そうだとすると、3人の裁判官は、個々の頭の中で忖度をしたのか、あるいは、合議ではないにしろ、誰かと相談等をしたうえで忖度をしたのか、知りたいと思いました。
 なぜ多数意見は、このような説得力のない強引な判断をしたのか。

これも私見であるが、国の国賠法上の責任(違法性)を認めると、原発事故後に国が原子力災害の対策のために新たに策定した法律(汚染対処(除染)特措法、子ども被災者支援法等)が、おしなべて国の責任(責務)について、「これまで原子力発電を推進してきたことに伴う社会的な責任」にとどまることを前提としたものであるところから、この10年間の国の施策(既成事実)が、全て根本から見直しを余儀なくされることをおそれた(忖度した)ためではないかと考えている。』(J.A

 

★ 渡邊弁護士の話は、ざっくバランで親しみが持てました。

国の責任が認められず、私もがっかりしていましたが、三浦裁判官の反対意見こそが、

正論であることが良くわかりました。

一方、株主代表訴訟では、東電の旧経営陣に対して、13兆円の賠償命令をの画期的な判決を出しました。

株主代表訴訟が、生業訴訟にも影響を与えてくれたらと思います。(T.U

 

 ★ 昨夜のフォーラム、出遅れて渡邊さんのお話しを直接聴けたのは後半だけでしたが、資料を読ませていただき全体を把握させていただきました。
 私も同種訴訟を闘っている当事者の一人として、4訴訟の経過も可能な限りウオッチさせていただいてきました(特に群馬、千葉訴訟は一審段階の全てを傍聴。生業、えひめは結審と判決法廷に参加させていただきました)。
 最高裁判決に対しては、逆転はありうると思っていましたが、生業、千葉、えひめ各高裁判決の詳細な認定をどういう論理で覆すのかと、素人ながら注目していました。
 ところが現実に示された多数意見は、論理的な説得性はもちろん、恣意的極まる事実選択を基に、一言でいえば最高裁という印籠をかざして「えいや~」とばかり蛮刀(余り切れない)を振るっただけのものでした。 
 渡邊さんの冷静・ち密な分析は、これを明快に解き明かしてくれたものでした。株主代表訴訟弁護団の意見書と並んで、今回の最高裁判決の虚妄の全てを語り尽くしてくれていると思いました。
 すっきりしました。
 このような恥も外聞もないものを書き、平然としている今の最高裁の根底には、60年代まで続いた「田中コート」それに続く「石田コート」の「遺産」が深々と根を下ろしていることを感じました。
 後続訴訟の前線にあるかながわ訴訟の原告として、まず、これを覆す高裁判決をとっていくことが課せられた責任だと改めて痛感しています。(H.M

 

★ 「法の精神」は「正義」を実現することだと若者たちに伝え続けてきた自らの責務として、「裁判官の忖度」が正義を歪めることがないように、渡邊弁護士が提案されたことを実現していきたいと思います。「下級審裁判官の『職業的良心』に訴えかけることにより、最高裁判決を乗り越える高裁判決を得る」ために、また「大法廷を開かせるため世論喚起(世論による最高裁の包囲)すること」を目標に、あきらめずに正義を追究し、活動していこうとの決意を新たにしました。

緻密なレジュメとぶれない講話、渡邊弁護士に心から感謝いたします。(Y.N

 

 ★ 質疑には参加できず、渡邊弁護士のご講演のほぼ最後まではうかがうことができました。裁判や法律上は当然なのかもしれませんけれど、解せないのは東電には予見でき回避できて責任ありと確定しているのに、規制する国は予見できたか定かでなく回避できずに責任がないとなっていることです。現在も規制委・庁もおんなじ感じで電力に基準以上のことをやれと叱咤して責任を押し付けながら、自分たちが何を予見し回避する行為をしているのかよくわかりません。事業者が予見できないことまで予見し、回避しようとしていないことまで回避策の提示をするのが規制者の役割のような気がするのですが。それでも事業者がやらなければ事業者の責任だし、規制の予見回避策を超える事態が起きたときに、適切な予見回避策だったのかが問題になるのではないでしょうか。事業者が予見回避できるはずのことをやらなくて責任ありなのに、その電力より下回るどころかほとんど何もしなかったに等しい国に責任がないというのは、世界一の無責任国と宣言しているようで、やっぱり植木等とクレージーキャッツはおもしろかったなあ、とため息をつくばかりです。(Y.S.

 

 ★ 昨晩の報告大変ご苦労様です。

 今回判決は、現実に起きた「原子力発電所事故・・・放射の汚染」になる以前に、国が事業者にどのように対応したかではなくて、起きた事実だけで「予見の可否」判断とか「因果関係」を濁したものなのと思いました。三浦裁判官の意見を数の論理で決したことに憤りをおぼえました。

 事故によって故郷を追われ、避難先での生活が11年4カ月を経過している現状理解を顧慮した今後裁判にご尽力いただければと思います。

 渡邉先生ご苦労様です。新たな切り口での論争に期待を致しております。(M.W

 ★ 福一原発事故の責任が国にはないとの最高裁判決は大熊町で生まれて育った私には到底、理解も納得も出来るものではありません。国と電力会社が一体となって進めてきたにも拘らず、一方の国にはないとはなぜなのかと考えておりました。本日参加させて頂き、渡邊弁護士のご報告や皆さまのご発言などが私が考えていたことと同じ部分が多かったので、少し国に責任なしとした裁判官の無責任が理解できた気がいたしました。国に責任なしとした裁判官たちは何のために最高裁の裁判官になったのでしょうか。それを直接聞いてみたい思いで一杯です。また、この無責任な構図は旧統一教会での無責任な発言や対応をしている政治家たちと同じです。国民の生命と財産を守るべき政治家や最高裁の裁判官がこれでは、日本の将来が不安になります。ですが、そのなかで三浦裁判官の約30ページの反対意見に光を見いだせたのは、大きな救いでした。参加させて頂きありがとうございました。YM

 

 ★ 202回ふくしま復興支援フォーラムに参加させていただき、ありがとうございました。

2022.6.17の最高裁、避難者訴訟(福島、群馬、千葉、愛媛の4訴訟)で原発事故 国の責任認めずを朝日新聞(6/18、朝刊)の報道で読みましたが、これはおかしいと思い、どうしたらまっとうな判決が出るのだろうかと思いながら今回の講演を聞かせていただきました。

原発事故の原因について、「現実の地震・津波は想定よりはるかに大規模で、防潮堤を設置させても事故は防げなかった」というが、三浦裁判官が「浸水対策を講じる」とおっしゃるように、津波が想定されるなら、防潮堤だけではなくもっとできることをすることをなそうとしなかったことに疑問を感じます。他には、電源喪失を避けるために、非常用発電機を35m盤に設置することや送電線の損壊を防ぐため、鉄塔の地盤について、点検するなど対策すべきことはあったのでと思います。

事故についての検証とこれまで11年半の実害についても検証していくことが求められると思います。原発事故とはどのようなものなのか、まだまだ続く被害とはどんなものなのか、改めて考えていくものだと思います。まだ、終わっていないので、多くの人と考えていきたいと思います。R.S

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2022722日、第201回ふくしま復興支援フォーラムを、オンライン(Zoom)で開催しました。報告者は田村泰生氏(ODL<オープンデータラボ>理事)、鈴木浩氏(福島大学名誉教授)で、テーマは「『県民版 原発災害からの復興ビジョン』の提案 ~だれ一人 取り残されることがないために~」でした。zoom62名が参加しました。
 フォーラム終了後、参加された方々から、メールにて寄せられたご感想・ご意見は、以下の通りです。

 参考にしていただけると幸いです。今後とも、よろしくお願いします。

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 1)ある意味で、県民の中でもいまだ混とんとしている「原発災害からの復興」について、県民・住民の立場から大切な1本の柱が立ったとの感想を持ちました。今後とも大いに参考になります。有難うございました。ここまでまとめられた皆様のご努力に敬意を表します。

2)一つだけ、書き換えの方がいいのではないかと思った点がありました。

22ページ下から11行の「原発事故によって、今も3万226人が福島県内外で避難生活を送っています(2022年4月現在・復興庁、福島県調べ)。」が、コメントなしで引用されていることです。

同じ福島県は企画調整部避難地域復興課が「避難指示区域等の居住状況(避難12市町村)」なる表題で、毎月発行しています。例えば2022年6月1日発表によると、住民登録数は115,745人、居住者64,805人でありその差し引きで50,940人が居住していません。つまり戻っていないとみていいと思います。しかも「居住者数」には新規転入者が含まれていますから、戻っていない人はさらに多くなります。

避難者数3万226人は復興庁の「恣意的」(仮設、民間借り上げ、親戚・知人の住宅等―私が復興庁の担当課に問い合わせたときの答弁―に住んでいる人が主な人数)なものとなっており、避難者の実態を示していません。

いわき市には、12市町村のうち11市町村に住所のある18,447人(2021310日時時点)が居住していますが、この人数は復興庁発表の3万226人には入っていません。

これを強調したいのは、復興の前提となる、原発災害の現状をどう把握するかに関わっているからです。

3)以上の事ともかかわって、また別に『原発災害の現状』をざっくりでもまとめ資料が添付されれば、いっそうこの「復興ビジョン」が、県民・国民的合意を作り出すものになるものと思いました。(T.I)

 

 ★ 『だれ一人 取り残されることがないために~「県民版 原発災害からの復興ビジョン」』の具体化とりまとめにあたり、起草委員会の皆様の大変なご努力につき、ご苦労様でした。今回の「提案」は基本的に避難者の視点で取り纏められていますが、是非、「第一次提言」として公表いただきたく希望します。なぜならば、他の方も発言されていたように、この提言が避難者だけでなく、県民、そして国民、さらにはグローバル基準で受入れられていくためには、より多様な立場からの議論やエビデンスの収集が社会的合意を形成するには必要だと思うからです。この「提言」については、自分の知りうる範囲、広めていき、意見を収集し、時間はかかると思いますが、フィードバックしたいと考えています。 記者会見を含め、これからの方がもっと大変かと思いますが、よろしくお願いいたします。(M.Y)

 

★ 200回Fには参加できませんでしたが、その感想・意見書を本日読ませて頂いて、今野順夫さんの教え子さんなどを含めて、大きな存在であったことを再確認しました。そして、今日の「まとめ」的報告は、200回Fの重みを十分に包含したものであると痛感致しました。本当にご苦労さまでしたし、引き続くご尽力を中心よりお願い致します。

今日のフォーラムで、突然発言し申し訳けありませんでしたが、私は、「福島原発被害」は、原因が東日本大震災ではあっても、自然被害ではなく「人的被害」「人工被害」であるとの前提で対応すべきであるとの前提に堅持した対応を、全ての分野で推進すべきと考えています。政府・政治家は、福島原発の「復旧・復興」が進んでいるというプロパガンダで、全国の原発の再稼働を一挙の推進しようとしているではありませんか。チェルノブイリの事故の現地調査の話にも触れましたが、「原発事故による、復興が不可能な問題」を現地から発信して、「原発稼働はあってはならない」とのリアルな発信を、極めて困難な調査・研究を行ってきた関係者こそ、真っ先に発信していただきたい。・・・それが私の思いです。(Y.Y)

 ★ 今回は、「県民版・・」ということと、「だれ一人 取り残されることがないために」に魅かれながら参加させて頂きましたが、今後、困難に遭遇した地域・人間社会の道標になり得るのではないかと思いました。
 私個人は、熊本県職員時代、小国町役場に派遣され(1985年度2年間)、町民参加によるまちづくりシナリオ策定等を通じて「住民と行政の協働による計画づくりこそ地域づくりの原点」という思いを持つようになっていましたが、水俣湾ヘドロ処理事業終了後、5年間(19904月~19953月)、「水俣再生」を推進する業務に従事し、1年目に遭遇した「(水俣病犠牲者に)詫びもせんで!」という被害者のクレームに同感し、「水俣病問題に正面から向き合いながら地域再生を推進していく」ということを根底に据え、水俣病被害者をはじめ、市民各界・各層との意見交換会や「○○を語る市民の集い」(タウンミーティング)を重ねながら、「水俣再生の構図」を作成・活用。そして、県・市の構想になかった「水俣病犠牲者慰霊式」(19925月)を開催することができ、更に国連大学と共催による環境国際会議(199211月)等を開催+市立水俣病資料館や県環境センターの整備・開館などを進めました。
 その後、水俣病被害者を講師とした「水俣病を語る市民の集い」開催等をしながら、「水俣病問題とは何か」のフローチャート作成、更に、水俣病(問題)を学び、祈ることを通じて市民相互の融和(もやい直し)を推進していくことを「再生への礎」として、水俣病の教訓を踏まえながら内外に評価される環境モデル都市を創造をしていくという「水俣再生への展望」図を作成・公表(1994年度)しました。
 ただ、その後は、従前からの水俣・芦北地域振興計画業務に吸収され、また、水俣市総合計画も、残念ながら「水俣病問題に正面から向き合う」という色合いが薄くなっていると思います。
 今後、この「県民版」のビジョンが人間社会に大きな役割を果たしていくことを期待しております。以上です。良き機会をありがとうございました。(T.M

 ★ 県民版のおわりのところに「被災地はいま、人口の減少と高齢化、災害公営住宅で進む孤独と孤立の問題、希薄になった地域コミュニティ、地域産業の衰退など、この国が抱える課題を先取りしているように見えます。被災地で安心して暮らすことが出来る様になれば、それは将来の地域社会を維持するモデルになるに違いありません。」とありますが、そのとおりだと思います。

ただし「課題を先取りしている」というよりも、「課題が最も顕著あるいは深刻に顕れている」といったほうが適切な課題等も多いのではないか、とも思いました。

また、今後の課題として、たとえば中高生が福島の復興について話し合う場への地域の大人の参加(傍聴含む)----それは中高生の豊かな発想に大人が学ぶ場でもある----といったようなこともあればいいですね。(J.A

 

 ★ 昨夜は、残業で、第201回ふくしま復興支援フォーラムに参加できずにすみませんでした。資料を読んだところ、p.17で汚染水を減らす対策で ス:地学団体研究会(2021年)福島第一原子力発電所の地質・地下水問題原発事故後 10 年の現状と課題がありましたが、この資料を原発団研に送ってもよろしいでしょうか。
 現在、原発団研では、この本の普及版を作成しており、8月には、出版される予定です(頒価100円)。原発団研内でも情報共有出来れば良いのではと思います。よろしくお願いいたします。R.S

 

 ★ 第201回フォーラムで発表されました「だれ一人,取り残されることがないために~県民版 原発災害からの復興ビジョン」を共感をもって拝見しました。これを具体化するために記者会見等をお考えとのこと、さまざまの方法をとおして県・自治体当局や県民に広く周知、アッピールしていただきたいです。そのためには、より簡略化したパンフレットを作成して配布できるようにしてはどうでしょうか。費用が必要であれば、カンパを呼びかけてください。生協・農協・漁協、市民運動団体などに広く賛同を呼び掛けるとともに、県外在住のの避難者の団体にも呼び掛けていただきたいと思います。賛同する基礎自治体があれば、限定された形ではあっても、そこでパイロット・プロジェクトを始めるのも一案かと考えます。(H.K)

 

 ★ 参加させていただき、ありがとうございました。被災された方、避難されている方々に心を寄せたフォーラムだということがよく分かりました。一方で、復興といっても、過疎化が進んでいる一般の町村の課題と共通する部分が多いと思いました。人口減の課題です。私は、エネルギーの自立は大事だと考えています。自分が被災した時も、インフラが整わないと何もできない。そして、自分では整えられないことを実感し、政府に牛耳られている自分の生活に改めて気づきました。次回もまたよろしくお願いします。Y.I

 

 ★ 県民の目から見た「復興ビジョン」、本当に必要だと感じた。

原発事故と避難生活、復興について、福島県は全国に向けて情報発信が少ないと思う。秋の知事選挙で、「県民版 復興ビジョン」の立場に立つ候補者が立候補することができれば、と切に期待します。(T.U

 

 ★ とても素晴らしいフォーラムでした。資料も報告内容と質疑応答もよくかみ合って、これからに向けた被災者・被災地の目線で考える本来のあるべき復興への期待感を持つことができた思いでした。それは、汚染水放出問題も白地地区全域除染問題も中間貯蔵施設の様々な問題も全てが加害者側である国・東電の目線で国・東電の利益を最優先にもってものを考え取り組んでいると被災者・被災地の県内各市町村民も肌で感じているからだと思います。資料の3頁を田村先生が「国・自治体が俯瞰的に見つめるビジョンではなく、市民が向き合ってきた経験や体験から目指すべき道筋を探っていく」それがとても大事だと強く感じました。今後ともよろしくお願いいたします。(Y.M

 

 ★ 「県民版」に県外の者が言うことは何もありません。福島第一原発事故の惨事は東京電力と国が引き起こしました。
東京電力の株主で霞ヶ関や永田町を抱えた東京都民こそ「都民版原発災害からの復興ビジョン」の提案が必要です。
今はかけらもありません。残念なことに、恐ろしいことに「都民版原発災害からの復興ビジョン」がなければ、
 「県民版原発災害からの復興ビジョン」も実現することはないでしょう。申し訳ありません。(Y.S.

 

★ フォーラムzoom会議にご招待いただきありがとうございました。

このフォーラム参加は2度目です。初回は第57回「福島県の畜産の現状と復興の課題」で県試験研究機関の一員として参加させて頂きました。

以下に簡略に感想を記します。

① このフォーラムを200回も開催し、福島の各界、各分野から復興の課題を丁寧に取り上げ県民の復興の現状と課題について住民目線を大切にまとめ上げた、幹事の皆さんのご努力とその成果品の「復興ビジョン」に敬意を表します。

② 構成もさることながら、「指標群」の内容も改めて考えさせられました。

 望むなら、この内容について、現状をできれば数値的に明らかにしすると目標がもっと明確になるのではないでしょうか。それには、関係諸団体、組織、行政との連携が大切なると思います。

③ この報告書でも指摘の通り、被災福島に対する風化が極めて顕著のように思います。その流れの中には、政府の福島の被災はもう終わったものにしようという流れが大きく関係していると思いますが、経年的に国民の意識もそのような流れが大きいと思います。

 さらに残念なのは、当の福島県民の中でも生活地域、職域により溝が広がり、次第に大きくなっているのも否めません。

  このビジョンがその溝を埋める一助になることを望みます。(K.K)

 

 ★ 201回のフォーラムに参加させていただきありがとうございました。

「県民版 原発災害からの復興ビジョン」の取りまとめ・完成、まことにおめでとうございます。ご苦労様でした。

被災地福島の現状を踏まえて、現場の声も大切にされながら、体系的なビジョンに仕上げられましたことに敬意を表します。

今後、タウンミーティングなども実施されながら、被災地の個別の市町村で多様な復興ビジョン策定のモデルとしてその存在価値がますます高まりますことを期待いたしております。

私も首都圏に住む福島県人として、微力ながら応援させていただきます。循環型地域経済の構築、持続可能な社会づくり、地域社会主導のエネルギーや食料(農業)政策の策定など、私の関心テーマの研究にも座右の書として活用させていただきます。(T.K

 

 ★ 復興は思うように進んではいないと多くの県民は見ていると思います。しかし、じゃ、どう考えたらよいか、どういう視点から考えたらよいかという点がなかなか見いだせない状態と思います。なぜなら、原発事故は生活のあらゆる面に、そして、各個人に様相の違う影響を及ぼし、また、時期によって影響の出方が違うからです。

提案された復興ビジョンは、各個人や自治体が、どういう視点から考えると全体的に位置づけできるか、具体的な住民の状況や考えにあった解決に少しでも近づくかの参考になると思います(ms)。

 

 ★ 県民目線の総合的な復興計画をまとめられたことに敬意を表します。大変な苦労だったと思います。
 田村さんの報告にもあったように今後、ブラッシュアップされるということなので、期待しています。
 意見です。
 1.廃炉、中間貯蔵施設の移転、帰還困難区域をはじめとする環境回復、など原発事故収束までには何十年もかかります。これらと被災者の生活再建、ふるさとの復興をどう結び付けていくのかに触れる必要があると思います。
 2.国や県・市町村には、被災者の「要求」をはっきりと示すべきだと思います。6つの重点課題」の「シナリオ」欄にはそれらが含まれていますので、それをもっと前面に出したらいいと思います。(H.M

 ★ 昨晩はご苦労様でした。遅くなりましたが、感想を送信いたします。

 ここまでまとめ報告をいただき誠に有り難う御座います。起草委員会のメンバーの皆様本当にご苦労様でした。

 私自身、これまで町が復興ビジョンを策定し取り組んできた事について、「内容の成果・課題・目標達成率等々」検証を行いさらに取り組んできているのかに、疑問を持ってきた一人ですが、入り込むすべがなく歯がゆい思いをしています。

 「県民版」を受けて、町・議会に働きかけを行えればと考えておりますので、引き続きご指導いただければと思っています。

 修正箇所が出るようなお話も伺えましたので、宜しくお願いいたします。(M.W

 

 ★ ふくしま復興フォーラムが第201回も継続されることがわかり、その開催を楽しみにしておりました。

今回は『「県民版 原発災害からの復興ビジョン」の提案』という内容で、鈴木浩氏がまとめ役となり,提案ビジョンの報告は先生田村泰生氏からなされました。詳細かつ幅広い観点から検討された立派なビジョンの完成、おめでとうございます。このビジョンに関するさらなる議論も重要ですが、機が熟してきたようなので実行に移す段階に来たのではないかと思います。当該ビジョンの中では6つの「重点課題」に集約されて、具体的なシナリオも提示されていますので、これらを実現していくべきだと考えています。

各課題ごとに部会のような下部組織を作り、そこに権限を委譲し、これらの重点課題を実現してほしいです。おそらく、課題実現のためには詳しい工程表も必要になるでしょう。とにかく実行に移してみることが重要だと思います。問題が発生すれば、その時点で軌道修正すればよいでしょう。得られた成功事例や発生した問題点はこのフォーラムで報告していただき、関係者がそれらの情報を共有し、今後に活かしていくのはどうでしょうか。(A.N)

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報告者の鈴木浩さんより★★★★★

201回ふくしま復興支援フォーラム「『県民版 原発災害からの復興ビジョン』の提案」にご参加いただき、またご意見をお寄せいただき有難うございました。

この「県民版 原発災害からの復興ビジョン」は、被災した方々や現在なお避難生活をしておられる方々が、生活再建や地域社会の再生などに向けてそれぞれの立場から、市町村や県の復興計画や復興事業などに対して、被災者の立場から要求を提出していく際の支えになることを願って提案させていただきました。したがって、各市町村や地域社会での復興に関わるタウンミーティングなどの合意形成の場を活かして、「生活の質」、「コミュニティの質」、「環境の質」などは、それぞれの自治体や地域にふさわしい指標とその重みづけをしていただくことに役立てばとも思っています。

この提案の中で準備した内容は、200回に及ぶ「ふくしま復興支援フォーラム」での被災者の声や災害の実態についての報告や「生活の質」、「コミュニティの質」、「環境の質」についての指標群の設定に関する被災者の意見などを一定反映したものですので、そのまま市町村などに要望として提出することも考えられますが、より説得的にするためにはそれぞれの自治体や地域の実情にふさわしい指標などをご準備いただくことが必要かもしれません。県や国には、それらを統合したものとして、今回の提案を最終的にとりまとめたものを要望として提出したいと思っています。

「県民版原発災害からの復興ビジョン」の提案者として、被災者の方々や自治体・被災地の皆さん、風評被害などに苦しんできた多くの県民の皆さん、そして被災者の方々への支援に取り組んでおられる方々とともに可能な限り、タウンミーティングなどの場を実現して行ければとも考えています。

原発災害という苛酷な災害に向き合ってきた方々に心から敬意を表するとともに、今後、被災者や被災地に寄り添った復興の道を歩んでいくことを望んでいます(鈴木浩)。

                                   2022.71

オンライン

201回 ふくしま復興支援フォーラム

 

 日 時  2022722日(金)

 1800分~1930

 

テーマ 「県民版 原発災害からの復興ビジョン」の提案

      ~だれ一人 取り残されることがないために~

 

報告者  田村 泰生 氏(ODL<オープンデータラボ>理事)

鈴木  浩 氏(福島大学名誉教授)

  

☆☆☆☆☆☆☆

 

  *新型コロナウイルス感染拡大予防のため、オンライン(zoom)で開催します。

  *参加希望者は、tkonno67@gmail.com までご連絡ください。

(定員100名、72118:00申込締切厳守)

    (氏名(都道府県名)・メールアドレスを付記して下さい。)

当日(722 日)午前中に、URL等を連絡します。 URL等転送不可。

    (ビデオは切ったまま、アクセス可能ですが、

お名前は、フルネーム(都道府県名含)で、アクセスお願いします。)

  *パソコン(カメラ・マイク付き)・スマホ等、受信のための通信装備の用意が前提

ですが、不明な点があれば、ご連絡ください。

  *無料です。

 

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