2018年228日、福島市AOZで第123回ふくしま復興支援フォーラムを開催しました。

 福島大学名誉教授の清水修二氏(前福島県民健康調査検討委員会委員)から、「県民健康調査から見えるもの」について報告があった。42人の市民が参加し、積極的に質疑応答に参加した。同会場で、文書提出されたご意見・ご感想は以下の通りです。参考にしてください。

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 ★ たいへん重いテーマのお話しをいただきましてありがとうございました。この間、福島県内でやってきた者として、清水先生のお話しは共感しました。(J.M


 ★ 今回の事故の対応の難しさを改めて感じさせられました。「調査すれば良い」というわけではないのですね。(K.O


 ★ 清水修二さんは、かなり迷走しているようですね。勉強不足では?矛盾だらけではないでしょうか?無用な被ばくをしたことは事実であり、何らかの健康影響を心配するのは当然です。(S.T


 ★ 清水先生のわかりやすい話はとても共感できました。成田闘争等にも見られたような様々な政治的思惑に、住民がふりまわされ、分断される現状にうんざりしておりました。何が問題なのかを明らかにし、過剰に反応している自分達をも振り替える能力を持つべきですね。いろんな質問が出されていましたが、あえて、それも予期しながらご報告をいただきありがとうございました。(S.M


 ★ このままでは調査は「成功」するのでしょうか。調査のままで、診断・治療を行うところまで行っているのでしょうか。調査・研究にとどまらず、治療につながるようにしてください。(Y.I


 ★ 清水さんの存在は、はるか以前からリベラルな学者として注目しておりました。原発事故が起きてからの発言と行動に大きな疑問を抱いており、外からの評価とご本人のスタンスを直接お聞きする場として有意義でした。疑問が氷解したわけではありませんがー。より議論を深めることが出来ればーと心残りの点がありました。(S.K


 ★ 県民健康調査で、甲状腺がんの状況がどうなのかが少しわかった気がします。診断結果(事実)と他の考え方や思いを一緒に考えようとしている事には、疑問を感じました。それぞれの事を明確に区分けして、被曝された方に対して考慮すべき事を整理できるのが良いと思いました。(Y.M


 ★ 県民健康調査検討委員会の検証結果について、ご講演をいただきまして感謝申し上げます。県内の現状と問題点を認識することができました。(K.F


 ★ 県民健康調査の報道に接していると、まずは結論ありき、原発事故の影響の存否が大前提で、そこからデータの解釈をするようになっているように、住民の中の分断ができているのが残念です。事実を突き合わせながら、今、確認できる事実を前提に、県民の健康(甲状腺がんのみならず)を守るために、何をすべきかを考えるべきと感じました。(K.T


 ★ 解決困難な問題に対して、信頼される結論を出すという決意は、重要であると思います。放射能問題、被曝の問題をはじめ、原発の問題は真相をうやむやにされることが多い。これだけの大きな事故からの教訓や真実を残していくためには、県民によりそいつつ決意を持って行くことが何よりも大切と思います。(K.K


 ★ 国は、検討委員会を、いつまでやると考えているのだろうか。放射線の影響による甲状腺がん、あるいは影響なしは、どのようなデータがあればいえるのだろうか。(M.S


 ★ 文科系の専門家として、この「県民健康調査」の被災地や被災者にもたらす社会的影響・効果などをきちんと提起すべきかな、とも思います。(S.H

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 ★ フォーラム終了後、報告者の清水修二さんから、以下のコメントをいただきました。
   ありがとうございます。転載させていただきます。

 「放射能災害の被害を、放射線被曝の被害だけに限定するのは間違いです。2千人を超える関連死をはじめ、多数の避難者、広範囲の人々の故郷喪失、膨大な放射性廃棄物、地域経済の破壊など、仮に放射線被曝の健康影響が軽微だったとしても、その被害の巨大さは歴然としています。
 甲状腺がんの問題は、科学・医学の問題であるだけでなく、重大な社会倫理上の問題をはらんでいて対処するのが非常に困難です。過剰診断論や検査の見直し論がでてくる事情については、一刀両断にするのでなく、よくよく考えるべきだと思います。」


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