2018年4月12日(木)、福島市AOZで第126回ふくしま復興支援フォーラムを開催しました。
生協コープふくしま専務理事の野中俊吉氏(経産省汚染水処理対策委員会トリチウム水タスクフォース委員)から、「トリチウム汚染水問題~住民目線から海洋放出案と水蒸気放出案の是非を問う~」をテーマに報告していただきました。年度初めの多忙のなか、25名の市民が参加し、熱心な質疑応答が続きました。
同会場で、文書提出されたご意見・ご感想は以下の通りです。参考にしてください。
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★ 大変分かりやすかったです。と同時に、総量規制がないということがショッキングでした。(H.N)
★ トリチウムについて、正直、知識不足であることを痛感しました。実際に、どのような被害がともなうのかを知識を積み重ねて、一福島県民として、物さしをつくっていきたい。ありがとうございました。(S.M)
★ 海洋放出ありきで進んでいるのは、ある種のサボタージュではないでしょうか。今回の話を聞いて、まずこのことを思い浮かべました。(Y.I)
★ トリチウム汚染水の問題でしたが、改めて福島は風評被害を引き受けろと言われ続けていると思いました。リスクコミュニケーションという言葉をあちこちで聞くようになりましたが、しっかり勉強したいと思います。(T.K)
★ 歯に絹着せぬご解説、たいへんわかりやすかったです。(N.O)
★ タスクフォースに出席している科学者・研究者の態度について、興味がわきました。それぞれの専門分野で実績を上げている先生方は、全体として、どのようにすべきかということに責任をもっているようには感ぜられなかった。審議会などに参加している学者・研究者は、自分の狭い専攻の中で何をいえるか、何を言っていいのかということに終始している感じですね(他の専攻分野に口を出さないという謙虚さでしょうか?)。原発事故が起きてから、政府・事業者はともかく、学者の「安全性」説を、かなり信用して原発設置を容認してしまったとの住民の学者批判の声を聴き、ハッとしました。審議会などに参画している限り、自分の狭い専門に閉じこもるのではなく、全体的な結論に責任を持つべきと感じた例でもありました。(T.K)
★ トリチウム問題をテーマにした議論の場に、住民が入る機会が少ない中、貴重な会だったと思いました。大変勉強になりました。(H.K)
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