ユキの気ままな日記

主に競馬回顧録です。

フェブラリーS雑感

今年も初ダートとなる馬が人気を集めながらも惨敗した。

 パドックで馬体をある程度見れる人であれば、今回のカレンブラックヒルのデキが素晴らしかったのは納得してもらえると思うし、馬体比較でも素材上位、非常に良い馬だということは分かると思う。しかし、それでも結果が出ないのが初ダートでG気箸いβ腓な壁だ。
 今回はもう一頭、ガルボも初ダートでの参戦だった。調教をダートコースで行っていたようで、走りは悪くない、ダート適性はある、という話もあったが、こちらも惨敗。

 今回でもう何度目だろう?というくらいの初ダートがG議戦となる馬の惨敗劇である。実際には、そもそもG犠,蘇蕕韻任る器かどうか、デキがどうか、ダート適性がどうか、ということを言う必要がある馬もいたかもしれない。それでも、昨年のグランプリボス、今年のカレンブラックヒルの惨敗で、そういう話ではない、ということがハッキリしたと思う。2頭とも芝マイルのG鞠呂世、ダート経験が無い、ということが、素材だとかデキだとか適性だとかの話しを全て吹き飛ばすかのように立ち塞がる。

仮に。
その辺のダートのG掘■猫兇縫レンブラックヒルやグランプリボスが出てきたら。
勝ち負けできると思う。

 ダート1400〜1600mの重賞。実は古馬戦のこの距離のダートG掘■猫兇錬海弔靴ない。根岸S、武蔵野S、プロキオンSだけ。1200mまで広げてみても、カペラSが入るだけ。中央場所ではこれしかないというのも、ダート短距離馬の肩身が狭いということが窺い知れる。更なる活路を見出すには地方交流重賞に繰り出さなければならない。が、それはそれでまた別のお話しということで。


 初ダートがG議戦、というのが厳しいのは、何もフェブラリーSに限った話ではなく、JDダートだってそうだ。それだけ、ダートのG気任魯澄璽箸任侶亳海求められる、ということだと思う。カレンブラックヒルやグランプリボスも、ある程度ダートの重賞を使い、慣れてくれば、もしかしたらチャンスがあるかもしれない。
 芝馬、ダート馬、なんて言い方をするが、そこに明確なラインは存在しないと思っている。「どちらかというと」という言葉が常に隠れている。個人的には、カレンブラックヒルには、今回で完全にダートを諦めてしまうのではなく、負けてもいいから、今後も挑戦して欲しいと思っている。そうして経験を積めば、来年のフェブラリーSでは勝ち負けを演じれるかもしれない。戦歴にあまり傷を付けたくない、という気持ちも理解できるが、それは逆に可能性を狭めていることにもなっているのではないだろうか。


さて、レースよりもパドック目線でのフェブラリーSを見た感想。
一言で言えば、「整理し難い一戦」。
グレープブランデーは馬体もデキも良かったが、やはり距離に少し不安を感じた。ナムラタイタンは距離適性は高いが、デキが一息だった。セイクリムズンとタイセイレジェンドはデキは良かったが、距離が長いと思った。エスポワールシチーはさすがに全盛期ほどの唸るような馬体ではないが、横の比較で劣らないように見えた。ちなみに、昨年は劣って見えた。ガンジスは思ったより上昇してこなかったし、やはり重賞未勝利馬。馬体的にも格下に見えた。イジゲンはコース適性は高いが、まだまだ未完成。デキも普通だった。ワンダーアキュートが想像以上に素晴らしいデキだったが、距離短い不安を感じたのは去年と同じ。カレンブラックヒルは上でも書いたが、単純に馬体上位だった。ガルボもデキは素晴らしかった。テスタマッタは上昇一息でまだ余裕を感じたし、シルクフォーチュンも少し余裕があるように見えた。

各馬一長一短がありすぎて、どうしたらいいものか、凄く悩むパドックだった。
とても整理しきれない。お手上げ。

 それでも、単純な馬体評価だったら、カレンブラックヒルを上位評価にしない人は、見る目が無いということになると思う。カレンブラックヒルを消すのはあくまで「予想」や「馬券」であって、「馬体評価」ではない。それはつまりパドックではない。ダート経験の有る無しで馬の気持ちや精神状態がどうか、なんて、パドックではわからないのだから。それこそ馬に聞いてくれ、というところ。


 ダート路線もスピード化が進み、特に芝スタートとなるこの東京マイルという設定では、明らかな中距離馬では確かに勝ち負けできない。ワンダーアキュートがどう頑張っても連対まで持ち込めず、3着までが限界なのだ。今年はスムーズな競馬ができたエスポワールシチーを交わせないという所に、スピードダートの本質があるように見える。ニホンポロアワーズ、ローマンレジェンド、ハタノヴァンクールがマイルのスピード勝負を余裕でこなす、というイメージは確かにしにくい。エスポワールシチーはマイルのG気魏疹,發靴討い襦グレープブランデーはユニコーンS2着がある。それが牝馬に負けてのものというのがどうかと思っていたが、スピードの裏付けとしては、小倉ダート1700m阿蘇Sで、レコードにコンマ1秒差の1分41秒9という超時計での勝利があった。ある程度の範囲でこなす馬も多いが、普段パドックを見ている感覚としては、1800mと1700mはやっぱり違う。1800mや1900mでの好時計がフェブラリーSでは役に立たない、といのはワンダーアキュートが示してくれた。逆に1700mの好時計なら役に立つといのはグレープブランデーが示してくれた。これは今後のためにも覚えておきたい。

凱旋門賞 オルフェーヴル2着

 テレビで見てただけだから、まだ詳しいことはわからないけど、そういう負け方はちょっと想像してなかった。というか、直線で大外出した時には勝ったと思った。実際直線に向いての瞬発力は凄かった。でも、先頭に立ったら、内に入っていった。
 TVでは前日に雨が降ったと言っていたけど、そのせいか、直線にカメラが向いた時の4コーナーの馬場の掘れ具合が結構酷いように見えた。タイムも2分37秒台だったかな?ロンシャンて馬場が良い時は2分24秒台も出るようだけど、雨が降るとほんと、一気に時計掛かるのね。仮柵が取れて、本来は内にグリーンベルトが出来るらしいんだけども、あのまま外を真っ直ぐ伸びていたら、と思っちゃうね。内に入っていったのは、グリーンベルトを狙っていたというよりも、ヨレていったようにも見えた。スミヨンも結構手綱と鞭で矯正しながらだったしね。なんかその分の着差って感じもしてなんか悔しいな。
 全く力負けって感じがしないし、来年も、と期待したくなっちゃうね。オルフェーヴル程じゃないかもしれないけど、今年の3歳馬もかなり層が厚い。来年の凱旋門賞も日本から有力馬が出るといいんだけど。というか、カレンブラックヒルはマイル路線だったら世界で通用するんじゃないだろうか。

ラジオNIKKEI賞をば

ラジオNIKKEI賞を考えてみます。


かつて、ラジオたんぱ賞と呼ばれていた時期は別定戦として行われていましたが、06年から、現在のレース名に変更。同時に、世代限定戦で唯一のハンデ戦となりました。当初は、世代限定戦でハンデ戦をやる意味って何?と軽く物議を醸しましたが、まぁ、今ではこれも名物的扱いなんですかね。相変わらず真意の程は分かりませんが。


今回は、3着内入線馬の、このレースの前後を見て、どんな馬を狙ったらいいか?というのをあぶりだしてみようかと思います。トップハンデがイマイチだとか、そういうデータ類はどっかに出てるでしょうしね。昨年は中山で行われたので、福島で行われた06年〜10年までを。


06年 勝ちタイム 1分50秒5(重)
1着:タマモサポート
2着:ソングオブウインド
3着:ステラマドリード

タマモサポートは、このレースの前までは500万下を勝っただけの馬でした。重賞に挑戦はしていましたが、スプリングS4着が最高パフォーマンス、といったところ。前走は青葉賞で7着と負けていました。このレースの後も、善戦することはあっても、なかなか勝ち星には恵まれず。5歳秋になって、キャピタルS、明け6歳の京都金杯を連勝したところが第2のピークという感じです。2000mの勝ち鞍もありますが、実質マイラーという感じ。

ソングオブウインドは後に菊花賞馬にまで上り詰めました。ある意味、こんなところで負けてもらっちゃ困るわけですが(汗)。1勝目はダートで挙げましたが、芝でも好成績を残していていました。ただ、このレースまでの芝全2戦は、ともに時計はあまり速くはありません。上がり33秒台の切れ味を持っていることは示していましたが、あまりスピードに寄った印象はありませんでしたね。

ステラマドリードは、前走2000mの500万下を勝っての参戦でしたが、このレースの後は降級してもう一度500万下を勝つのがやっと。ここまでがピーク、という感じでしょうか。

この年は雨で重馬場。時計が掛かっていたこともあり、そういった馬場への適性が高く問われていた印象です。


07年 勝ちタイム 1分47秒7(良)
1着:ロックドゥカンブ
2着:スクリーンヒーロー
3着:イクスキューズ

ロックドゥカンブはこのレースが僅か3戦目。年明け3月デビューと遅いスタートでしたが、2連勝で駒を進めてきました。ただ、素質の高さはかねてから評価されていて、後にセントライト記念1着、菊花賞3着、有馬記念4着という実績。

スクリーンヒーローはダートで2勝を挙げてきていた馬。しかし、芝はここまでに3回使って1度も3着内が無し。実際、当時は14番人気と、全くの人気薄でした。この馬はむしろ、4歳になってからが特筆する実績でしょうね。一応、3歳秋にはセントライト記念で3着がありますが、4歳秋には、アルゼンチン共和国杯、JCを連勝。またしてもこのレース2着馬がG鞠呂法ダートで勝っているという履歴も、実はソングオブウインドと同じだったりします。

イクスキューズは早い時期から活躍し、クイーンCを勝っています。牝馬クラシック路線にも乗っていた馬。牝馬にも関わらず56kgと重いハンデでしたが、この世代は牡馬が低レベル世代と言われ、逆に牝馬はウオッカ、ダイワスカーレットが居て、牡馬より強かった年。牝馬で56kgでも4番人気でした。

11着にはショウワモダン(後の安田記念馬)。さすがに当時のショウワモダンを評価するのは難しいですけどね。


08年 勝ちタイム 1分46秒8(良)
1着:レオマイスター
2着:ノットアローン
3着:ダイバーシティ

この年は良馬場発表とはいっても、実は直前で雷雨があり、かなり異様な雰囲気で行われました。

レオマイスターはここまでに2勝はしていたものの、1200mと1600mでのもので、OPや重賞ではほとんど歯が立たなかった履歴。前走エーデルワイス賞では10着(しかもその勝馬タケショウオージもこのレースに参戦していた)。他の馬のように、ダートで勝っているとか、2000mで勝っているという履歴はなかったものの、2歳時の成績とはいえ、福島は2戦2連対。このレースの後は1勝しかできなかったんですが、それが降級して、福島での阿武隈Sでした。全4勝中3勝が福島という福島巧者、ということですかね。

ノットアローンは1800m〜2000mで3勝していた馬。皐月賞には出走し7着。この年もあまり牡馬のレベルが高くないことは言われていた世代ですが、その中でOP(若葉S)勝ちがある、というのはセールスポイントでしょうか。トップハンデが嫌われたのか6番人気でした。ただ、この後は結局1勝もできずでした。

ダイバーシティは07年のロックドゥカンブと似たような感じで、ここが3戦目。2連勝での参戦でした。ただ、この後はなかなか勝ち上がるのに苦労し、2勝はしましたが、結局今では障害入り。今でも馬体は良いんですが、気性的な問題もありそうですね。


09年 勝ちタイム 1分48秒3(良)
1着:ストロングガルーダ
2着:サニーサンデー
3着:ストロングリターン

ストロングガルーダとストロングリターンは馬主も血統も違うのに「ストロング」が被っているため、どっちがどっちだか迷っていた記憶が(笑)。

ストロングリターンはここまでに3勝。これはノットアローンと同じ位、という感じでしょうか。3勝目はOPではなく、1000万下のエーデルワイス賞でしたが。2000mの経験はあったものの、勝ち鞍は1600mまでしかなく、距離に不安があったのは事実。それでもこの後は順調さを欠くこともあり、結果を出せずに終わってしまいました。このレースが最後の勝ち鞍。

サニーサンデーは一応2勝はしていたものの、前走プリンシパルSでは17着(殿負け)と大敗。2000mで3着という履歴はありましたが、こちらも距離には不安がありましたね。特に未勝利勝ちまでは距離を短くしていってのものだけに。この後は休み明けぶっつけで福島記念を勝利しています。

ストロングリターンは今でこそ安田記念を勝つまでになりましたが、当時はまだOPだと結果が出ていなかった状態でした。それでも、毎度強烈な決め手を発揮して追い込んでくるので、そのインパクトはあった、というくらい。馬体的にも、まだ完成度が低いタイプでした。これで、負けた馬からG鞠錬監目。


10年 勝ちタイム 1分47秒3(良)
1着:アロマカフェ
2着:クォークスター
3着:レト

アロマカフェは500万下を2000mで勝っています。とは言うものの、この馬はここまでに挙げた2勝が共に不良馬場で、かなり時計が掛かっていた馬場状態。良馬場ではスピード不足を露呈していた履歴でした。この馬もこの後が続かず、セントライト記念3着などはあるものの、勝ちは無し。準OPで彷徨い中。

クォークスターはこのレースまでに6戦し、掲示板を外したのがきさらぎ賞の1回だけで、他は全て連対していたという安定感の持ち主でした。前走プリンシパルSでもルーラーシップの2着(4馬身離されていましたが)。OPクラスでは素質的にも上位だったということでしょうか。この後はセントライト記念でアロマカフェを逆転しました。

レトはアーリントンCとNZTで3着という重賞実績の持ち主でした。前走はあの日本レコードが出たNHKマイルCで7着。ただ、距離実績はマイルまでしかなく、1800mで馬券圏内に好走したのは後にも先にもここだけ。そういう意味では、マイルまで走れればなんとかなるんでしょうか。



上位馬だけを並べてみても、当時のメンバー同士を比較しても、あまりスピードに勝ったタイプが好走しているというイメージはありませんね。むしろスタミナ傾向だと思います。小回りの適性(器用さ)も大事ですが、ハンデ戦でもあり、ペースが流れることも多いので、M〜Hペースのレースの経験の有無、好走履歴を洗ってみる方が良さそう。そう考えると、菊花賞馬が出ている(負けた馬から出ているというのがなんとも…)というのもなんとなく納得しやすい。あとは連勝で来ているような勢いのある馬にも注意が必要ですね。

特に今年は芝が深く、かなり力の要る馬場になっています。時計や上がりも掛かっていますしね。そういう馬場への適性も考えると、今年は結構なバテ合いのレースになりそうな予感も。幸い?今年の上半期前半は、雨が多かったので、その辺りの履歴を洗ってみると、何か見えてくるかもしれません。

とは言うもののやっぱり少し宝塚記念

を考えておこうかと。

オルフェーヴルの扱いですが、まぁ、困っちゃいますよね。条件としては、今回は距離が長いということもなく、馬場状態も差しが効く。調教過程も再審査があった天皇賞(春)時とは違って、いつも通り。それなら当然巻き返しは期待できるわけですが・・・。気性面に関してはもう走ってみないと分からないですからね。馬体写真も、この馬はいつもあまり良く見せないタイプ。

例えば、昨年はトゥザグローリーが天皇賞(春)で人気になりながらも、出入りの激しい展開に巻き込まれ惨敗。そのまま宝塚記念でも見せ場がなかった、ということがありました。天皇賞(春)で惨敗からの宝塚記念というローテは、ほとんど巻き返した例がありません。近年では、唯一04年のリンカーンが天皇賞(春)13着から宝塚記念3着、というのがあるだけ。

上半期の総決算とも言われるレースで、とにかく「順調さ」というのは大きなプラスポイントになり、逆に、順調さを欠いている履歴ははっきりとマイナスポイントになります。前走好走馬しか上位には来れていないというのも、早ければ2月前後からの始動になり、天皇賞(春)または安田記念で一度仕上げ、さらにもう一丁、というなかなかロングスパンの勝負になるので、前走で調子落ちが判断できる馬では厳しい、ということなんだと思います。


宝塚記念といえば、特徴的なのはそのラップ。毎年、やや速いラップが持続する、スタミナ型のレースになることは結構有名。スローペースからの瞬発力勝負を得意とするタイプは、道中脚を溜めきれずに伸びを欠くというシーンは結構見受けられます。これらの観点からちょっと各馬を見てみましょう。

アーネストリー
昨年の勝ち馬。昨年は金鯱賞が休み明けでしたが、その前もずっと3着を外しておらず、その前走金鯱賞までは8戦連続で3着以内という、非常に安定したパフォーマンスを示していましたが、今年は控える競馬をして敗戦続き。人気を落としてマークを薄くする心理作戦?それとも年齢落ち?ラップ適性としては高いですけどね。

ウインバリアシオン
好走履歴が見事にスローばかり。天皇賞(春)のあの流れでも崩れずに脚を使えていた点では、順調さはうかがえますね。

エイシンフラッシュ
昨年は3着。それでも、伸び具合という意味では、2着だったブエナビスタには完敗という印象。ダービーは超スローでした。有馬記念も超スローでした。Hペースだった昨年の天皇賞(秋)では脚が上がってしまいました。今年は海外遠征帰りになります。アドマイヤムーンはドバイデューティフリーを制して宝塚記念も勝ちましたが、1秒2差の6着に敗れたエイシンフラッシュはどうなるか。AWトラックというのも、どの程度評価していいものか(あるいは無視していいものか)よく分かりませんしね。

オルフェーヴル
改めて履歴を見返すと、案外スローが多いんですね。皐月賞は前半が速くても、一旦緩んでいて息が入る流れ。Hペースはまさに前走の天皇賞(春)、ということに。一応、菊花賞は13秒台が一度も無い、まずまずスタミナも要求された内容でした。

ショウナンマイティ
4戦連続連対中ということで、勢いや順調さは感じられますね。ここ2走はスローだったので、スロー得意のイメージがすっかり出来上がっていましたが、実は大阪城Sや4走前の鳴尾記念は平均ラップ、またはそれに近い内容。細かいところを突けば、それで大阪城Sを取りこぼしているというのをどっちに解釈するか、ですかね。

トゥザグローリー
昨年は陣営から「夏負けで〜」という話がレース前から出る程。去年の場合は3歳時の秋からずっと大きな休みを挟まずに使い詰めのローテでした。今年は中山記念で大敗を喫してから、海外遠征も取り止め、立て直しを図り、鳴尾記念で復帰しキッチリ勝利。夏に弱いという可能性は残しつつも、昨年とは順調度が違うとは考えられますね。ラップに関しては、この馬もどちらかというとスローで好結果が多い馬。前半をゆっくり入れれば、ロングスパート戦になっても対応はできますが、前半から速いと?昨年の天皇賞(秋)は伸びているとは言い辛い内容ですしね。

ヒットザターゲット
中日新聞杯は4着だったものの、それ以外は近5走で4勝。前走重賞を制し、勢いはありそう。ここにきての上がり馬的勢いはありますが、ローカルで勝ちあがってきただけに、さすがに相手が一気に強化されます。この馬もどちらかというとスロー向き。2200mでHペースだったセントライト記念では2秒7もの大差負けをしています。

ビートブラック
ああいう展開になっては、なかなか天皇賞(春)を参考にはしづらいですね。宝塚記念は昨年も参戦し11着と大敗。前回は全てが上手く行った、という感じで、今回マークは前走ほど楽じゃないでしょう。前走勝っていてデキは良さそうだ、ということくらい。

フェデラリスト
ヒットザターゲットがローカルで勝ち上がってきた馬であるのに対し、こちらは中央で連勝してきた上がり馬。大阪杯からやや間隔が開いた点がどうか。スローの履歴が多いながらも、中山記念ではHペースでもキッチリ勝利。荒れ馬場もOK。この2点だけなら死角はむしろ少ない気がしますね。

ルーラーシップ
AJCCも圧巻でしたが、クイーンエリザベス鏡ぃ辰盪実上完勝という感じでしたね。ルーラーシップがまさか箱内で競馬してるとは。なぜか最内がポッカリ開いたということもありましたが。日経賞は展開のアヤと言って良いでしょう。そう見れば順調さは確か。加速の鈍い馬で、スローもこなせますが、ロングスパート戦が得意なタイプ。昨年は大外回るロスもかなり大きかった印象ですが、ウィリアムズ騎手だとおそらく先行策を取る可能性も。昨年より馬自体が成長しているのも大きいかもしれませんね。

宝塚記念よりも目の前の福島を

どうにかしたい、という思い。
やはり、現場で作業をしていると、どうしても他場のレースは見るのも予想するのも疎かになりがち。たとえそれがG気任△辰討癲G気陵汁曚鯀瓦しない、なんてこともザラになってきましたね。まぁ、G気世蹐Δ未勝利戦だろうが、馬券的に興味があるかないか、の方が重要だと思っているので。

というわけで、福島。

春の福島を担当していて、いろいろ見えてきていた、と思っていた部分もあったんです。特に、芝状態もほとんど傷んでいないし、同じような傾向ならなんとかなりそうな手応えでした。しかし、そこはやっぱり開催が違うということ。どんなに春福の馬場状態が良いまま終わっても、夏とはまた違うんだ、ということを思い知らされましたね。

まぁ、毎年のことなんで、身構えてはいるつもりなんですが、どうしても、春は秋のイメージを、夏は春のイメージを、秋は夏のイメージを引きずりがち。馬場は違うのにこれではダメですね。


まず芝から。

春の福島の芝は比較的「軽い芝」に分類できていたと思います。開催前半から、未勝利戦でも速めの時計がでていましたね。そして、開催後半になるに連れて、徐々に「硬い馬場」に変わっていきました。かつての春の福島のイメージとはかけ離れた好時計が連発するような馬場でした。

ところが、この夏。芝は良く育っていて、芝が結構深い印象です。
馬場整備に出ている人達の足を見ていると、その時々によって、「あぁ、芝長いなぁ」とか、「短いな」とか思ったりします。東京競馬場で18僂箸の発表になると、完全に靴が隠れてしまいますしね。一方で、2年前くらいの春の福島でしたか。芝丈が4〜6僖好拭璽箸世辰浸があって、その時は一見して短いのが分かる程。

で、そんな深い芝状態だとどうなるか?というと、馬場コメントでも書きましたが、若干パワーが必要になってきて、スタミナ要素も求められます。言い方が難しいんですが、クッションが効きすぎている、とでも言ったら良いんでしょうか。まぁ、それだけ芝状態が良いということの裏返しでもあるわけですが。

土曜日は弱い雨が降り続いていましたが、パドックの印象としては、ほとんど雨の影響は考慮しなくていいレベルだったと思います。発表の通り良馬場。ただ、良く分からないのが、やたらとHペースが多かったということ。開幕日の割には、芝のレースで逃げ馬が勝ったのは7R中2Rだけ。連対まで広げても僅か3頭。特に、新馬戦なんて、ほとんど逃げた馬がそのまま、ということが多いんですが、土曜の新馬では逃げた馬は3着内には残せず。ちょっと、展開の作用が大きかった日だったのかな、というのが当日の感想でした。


翌日曜は雨は上がって、馬場は回復傾向。それでも、全体的に時計が掛かっていた印象です。さらに、土曜から引き続き、道中でなかなか息を入れ辛いようなミドルペースのラップが多く、結果から見ても、スタミナ色の強い傾向になっていると感じています。その割には、土曜よりも逃げ馬の連対数が増え、日曜は7R中5Rで逃げ馬が連対。レースを見ていると、馬場が良いから多少ペースが速くても前で残せた、ということではなく、後続に追い上げる脚がなかった、という感じ。それはつまり、単純に底力勝負、ということになるので、能力指数上位が好走しやすい中身だったと思います。


全体的には開幕馬場らしい軽いスピードではなく、パワーやスタミナ要素が必要な開幕週だったと感じています。今週末は晴れるようなので、どの程度変化してくるのか、見極めたいところですね。


ダートに関して。
土曜はJRA発表では終日良馬場のままで推移しましたが、見た目は稍重くらいの湿り具合には感じました。土曜12Rの1150mでは、勝ち馬がちょっと強すぎたということはありますが、それでも1分7秒3はかなり速いタイム。500万の時計ではないですね。これを良馬場で出した時計だと解釈してしまうと、時計以上に勝ち馬の評価が高くなり過ぎてしまいます。稍重と考えるとまぁ、妥当な時計かと。それでも速いですけどね。

日曜は良馬場で良いと思いますが、この日は1700mが多かったですね。モデルレースとしては、10Rの横手特別になるかと思います。1800mで強い競馬をしてきたヒラボクマジックが捲ったけども前を捕まえきれない、というのは、いかにも1700mと1800mの違いを象徴しているでしょう。スピードで勝ったのがコンノートとメイショウラグーナという。

基本的には、500万下以上のクラスではスピード優先で評価して良い条件。ただし、未勝利戦だけは別。この時期の未勝利戦の中距離は、スピードの無い馬が溜まってきているので、スピードを評価してもほとんど差を付けられない、ということ。逆に言えば、スピードだけでは勝てない条件。6Rで1倍台のナイトホークスが4着に敗退しましたが、東京の軽い馬場で速い時計を記録したことで人気を集めましたが、いざ小回りの中距離カテゴリーになると、スタミナ不足を露呈した格好。クラスの違いによって考え方、パドックの見方を変えなければいけませんね。

スピード優先と言うのも、同カテゴリーの1800mとの比較で、ということになると思います。コース形態上どうしてもスタミナ要素は必要になってくるので、よほど展開が向かないと短距離馬では厳しいです。



全く別なことですが、新種牡馬ブラックタイド、ちょっと良いんじゃないかなーと思っています。血統的にはディープと同じ。全体のバランスが良い印象ですね。と言っても、まだ関東現場としては産駒は2頭しか見てないわけですけども。内1頭が新馬勝ち。どうしても繁殖牝馬の質はディープよりも落ちてしまうのかもしれませんが、ちょっと良い繁殖に恵まれれば、重賞クラスを出しても不思議ないかも。ブラックタイド自身は大型で非常に見映えの良い馬体してましたし、小柄に出がちなディープ産駒とはまた違った傾向も出るんじゃないでしょうか。結局ダービーを勝ったのは、ディープ産駒の中でも大柄なディープブリランテでしたしね。

1回東京開催雑感

個人的には、ローカル回りが多くなったので、ガッツリ東京開催を満喫できるのはこの冬の開催だけだということに気付きましたね。まぁ、共同通信杯とヒヤシンスSが見れれば良いかな、という感じになってますが。

・ディープインパクト産駒
 大まかに言えることとしては、大型馬はあまり良くない、ということ。この辺はステイゴールド産駒に近いものがあるような気がします。ディープインパクト自身も軽い骨格で動いていた馬。骨太だったり、筋肉質だったりすると、スピード不足という結果が目立ちます。かと言って、細身で痩せ型の馬だと見栄えがしないので、なかなか面倒な見た目ではあります。サンデーサイレンスに最も近い後継種牡馬、という感覚があるので、サンデー全盛の時代にサンデー産駒を上手く仕上げられなかった、成績を残せなかった厩舎や牧場だと苦労しそうな予感がしますね。小柄で見た目寂しく見えるからといって、筋肉を付けすぎても、せっかくの骨格の軽さを台無しにしてしまう、という事態になりかねません。ダイヤモンドSに出てきたスマートロビンが顕著な例の一つでしょう。骨太で筋肉質の大型馬。スピード勝負だと重賞とかでは歯が立ちません。かといって、長距離適性が高いかというと、そうでもない。スピードが無いから長い距離を、という選択は仕方がないと思いますが、それでも結果が大して出ませんしね。ちなみに、馬場が荒れてきた最終週ではディープインパクト産駒は散々たる結果に。あのバネはやはり良馬場でこそ最大パフォーマンスを発揮できる能力なんだと思います。


・ダートが重い
 冬場なので乾燥してパサパサのダート。時計が掛かるのは確かに分かるんですが、例えばフェブラリーSは2年前まではレース前に水を撒いたりして34秒台の決着なんてもの普通にあったんですが、ここ2年はそこまで露骨な馬場操作をしていません。フェブラリーS以外のレースでも、当然のように時計・上がりが掛かる状況になっているため、結構スローペースが目立ちました。騎手も気にしているんでしょうかね。東京は直線が長くても、先行馬が有利なんですが、それは例えば中山に比べれば馬場が軽く、時計も出やすいので、スピードが無いと話にならないから。ところが、時計や上がりが掛かってくると、スピードだけでは全く押し切れないので、軽いスピードタイプの先行馬が止まる→差し、追い込み馬が届く、という構図。今開催は推定上がり上位馬の好走が目立ったのも、そういう馬場状況が影響していたと思います。スローペースでも、差し馬の台頭が目立っていたと思います。フェブラリーSにいたっては推定上がり1〜3位でワンツースリー。もちろんフェブラリーSではペースも嵌ったと思いますけどね。それにしても今年は顕著だったなぁ、という感想。


・芝のバイアスの変遷
 1週目はフラット。内も外も伸びる。ところが2週目はいきなり内枠祭り。通るルートも内が有利。外は不利どころの話しじゃなかったですね。ほとんどレースに参加できてないというか、内枠の馬とは違うレースをさせられていたレベル。で、3週目になると再びフラット気味に。通るルートは内の方が若干有利そうではありましたが。それでもあとはペース次第という感じで脚質も特に偏りはないように感じました。そして最終週。これはちょいちょい他の競馬場でもあることなんですが、逃げ馬+追い込み馬というセットで連対する、という現象が起こります。こればっかりは正直謎。スローでも差し、追い込み馬が台頭するのは馬場が荒れてくるから分かるんですが、それで逃げた馬だけが優遇されたかのように残り、番手以下の馬が粘れない、というのがよく分からない。ダイヤモンドSなんかが顕著ですね。逃げたケイアイドウソジンが残り、番手追走してたスマートロビンが伸びず。差し馬勢も伸びず。追い込み位置のギュスターヴクライが2着し、果ては最後方追走してたピエナファンタストが5着に届いてしまう(これを届いたと言うかどうかは置いといて)。まぁ、距離適性とか、5Fロングスパート戦になったので、脚続かないとか、いろいろ各馬敗因はあるんですが、にしてもあのドスローで、というのは思うところです。思い返してみれば最近こういう遷移が多いような気も・・・


・フェブラリーSの価値は
 どうなんでしょう?JRAでダート1600mを施行できるのは東京だけ。新装中京でもマイルは設定されていませんね。しかも、言い方は変ですが、東京ダートマイルはインチキコース。それはもちろん、スタート地点が芝だから。そんなコースでダート王者を決めるG気行われている。多少なりとも違和感は感じます。更に言ってしまえば、JCダートとの間隔もありますね。
 例えば1200mの高松宮記念とスプリンターズSは約半年開いています。1600mの安田記念とマイルCSも約半年です。ところが、ダート路線はJCダートが11月末〜12月頭。フェブラリーSが2月末頃で、約2〜3ヶ月。しかし、フェブラリーS→JCダートまでは9〜10ヶ月の間が開いています。冬場に偏ってるんですよね。
 もちろん、歴代の結果を眺めてみれば、フェブラリーS勝ち馬はきちんと強い馬が勝っています。そういう意味では、G気箸いΤ覆修里發里砲倭瓦違和感はありません。ただ、下手をすると、散々ダート実績があるのに、東京ダートマイルはフェブラリーSが初になる、という馬も出てきそうで、予想する側としては、いちいちトランセンドやアジュディミツオーのように、スタート地点の芝が下手かどうか、を考えさせられるというのは、コース設定としてどうなんですか?ということは言いたい。他の競馬場でもダートマイルが出来て、そこでもスタートの芝の適性が見れるというのなら良いと思うんですけどね。
 まぁ、ちょっと話しはズレますが、ダート短距離馬(距離適性1000m〜1400mくらい)の活躍の場をもうちょっと増やしてもいいのでは、とは思っています。フェブラリーSは1400mまでが限界という馬では勝負になりませんからね。


・共同通信杯
 レースとしては、能力上位になるような馬もきちんと出てくることがあるので、まぁ重賞らしい結果は出るんですが、ことごとくクラシックとは無縁ですよね。アドマイヤムーンやフサイチホウオーでもクラシック本番は勝てず。ジャングルポケットくらいですか、勝ったのは。今年もゴールドシップやディープブリランテはクラシック本番も意識できる好素材だと思っていますが、果たして?それこそ、押せ押せのローテでここに出てくるとロクなことがありません。トーセンジョーダンがこのレースに出てきた時には既に蹄を悪くしていた状態。結果2着でしたが、その後、昨年の天皇賞(秋)を勝つまでは、蹄の不安が長引いて時間が掛かってしまいましたね。今でもJ鉄履いてますけども。ここで賞金を加算しないと、トライアルだけでは心もとない、というのなら分かりますが、賞金が十分足りてる馬がここに使ってくる理由とはなんなのか?ダービーまでのローテを考えると、得策とは言えないと思っていますが。
 仕上がり、という面だけを見れば、「それじゃあ、余裕残しでここを楽勝するくらいなら良いのか?」とは思いますが、例えば今年はディープブリランテが明らかに太めで出てきて勝てず。この馬の春を見守りたいところですね。フサイチホウオーは余裕残しでも勝ちましたが、本番は勝てず。気性難もありましたけどね。近い時期に行われるきさらぎ賞はクラシックにも繋がるのに、共同通信杯はクラシックに無縁というのもよく分からないですね。


・ヒヤシンスS
 ダートのOPとして、こちらは結構まともに良い馬が揃うレース。レースとしても厳しくなりがち。世代が弱かったとはいえ、一応バーディバーディとかも居ましたね。今年のフリートストリートはなかなか良い馬です。これは現状関東でだけ見ているとユニコーンSかJDD筆頭でしょうか。サクセスブロッケン級とまで行くかどうかは、今後の成長次第ですね。血統的にも体型的にも、まぁ芝は無理そうですけど。



にしても、毎年ながら寒かった。府中は逃げ場が無いからなぁ。

1回中山6、7日目

1回中山6日目

4R 障害未勝利
6着:フェバリットアワー
 四肢が長く箱の大きなタイプ。腰は甘いものの背丈があり、障害は向いている形。とにかく最近の未勝利戦は初障害が何故か結果が出ないので、こちらも使いつつ慣れが見込めれば勝ち負けに絡んでこれそう。


7R 4歳上500万下 ダート1800m
5着:メイショウラグーナ
 休み明けとなるが出来そのものは良かった。足腰の確りしたタイプで中山でも大丈夫なタイプだが、それほど脚が長くないために、ストライドの狭さが気になる。脚抜き良い馬場で時計が速くなると、柔軟で走りが広いタイプに時計で負けてしまう。脚抜き良い馬場そのものは得意な部類。時計が標準レベルに掛かれば上位に絡める。


11R アレキサンドライトS 4歳上1600万下 ハンデ ダート1800m
3着:グリッターウイング
 夏以来の休み明けだったが、一目見て、さすがに太かった。数字では+4kgとそんなに増えてはいないが、馬体の作りに余裕があった。前2頭には差を付けられたが、力負けではないと思う。準OP突破は時間の問題。

4着:スエズ
 中山は初参戦だったが、大型馬でいかにも中山は向いてそう。ただ、腰が甘く水平尻。それほどスピード値は高くないので、脚抜き良い馬場、高速馬場だと差し遅れてしまうのは仕方がない。良馬場で上がりが掛かる状況なら注意が必要。マイルでは根本的に距離不足だと思う。1800m〜2000mがベスト。

6着:ダートムーア
 出来は素晴らしく良かった。ただ、クロフネ産駒なのに、骨太なのに、案外作りがスッキリとしていて、これで良いのだろうか?とは思った。もうちょっと筋肉量を増やしても良さそうに思う。この馬の骨格で466kgというのは軽い。もう少し経過を見てみたい馬。こちらもあまり高速馬場は向かない。力の要る馬場で。

10着:スーブルソー
 馬体はここに入っても見劣らない。出来も悪くなかった。ただ、高速馬場の適性はこちらも一息ということだろう。本来は先行したい馬なだけに、テンのスピードで負けてしまっているのは痛い。少しクラス慣れは必要。追々見直したい。


12R 4歳上1000万下 ダート1200m
11着:ヤマニンパピオネ
 これはさすがに反動と言わざるを得ないか。パドックではいつも通りの好馬体だったが、返し馬では全く体を使えず、手先だけ回していて、それで全く推進力がなかった。元々ハナ専の馬なだけに、これだけ先手を主張したい馬が集まったところだと怪しさはあったが、今回はスタートも出遅れて何もできずに終わった。出来自体が急激に落ちて行くような気配でもなかったので、返し馬の動き次第では次走も注意。当然展開は考えるべき。

13着:エイブルブラッド
 スケールが大きく柔軟で、持続性能は高そう。ただ、さすがに1200mは距離不足。返し馬の動きは地方騎手を乗せていた分を考慮しても抜群に良かった。1800mに戻るなら注意したい。



1回中山7日目

2R 3歳未勝利 ダート1800m
13着:マークユアセルフ
 休みを挟んだことで成長は確実にあったと思う。腰付きもしっかりしてきたし、+10kgは成長分と見て良い。ただ、背中が短く、動きも窮屈なタイプ。そしてはっきり腰高の形。脚抜き良い馬場ではスピード不足になってしまうのは仕方ないか。今なら1800mも少し長いかもしれない。東京開催で見直してみたい。


4R 新馬 ダート1800m
2着:ケープホーン
 シンボリクリスエス産駒の大型馬でもきっちり仕上げて、馬体の幅も薄くないのはさすが関西馬というところ。これで牝馬というのだから恐れ入る。骨量があり、四肢も長くスケールがある。脚抜き良い馬場はこなすし、未勝利レベルなら即勝ち負けできる器だが、理想は良馬場。未勝利どころか500万でも通用して良い素材。


9R 若竹賞
2着:エネアド
 ディープインパクト産駒はこの形でも走ってしまうから正直困る。小柄で水平尻。しなやかでバネもあるのだが、トモが流れて、見た目に良いとは言い辛い。仕上がりは悪くなかったが、この馬より道悪が上手い馬はいたし、あくまで今回の横の比較で多少マシという程度。ピッチ走法で脚を回すことには長けているので、スロー自体は向いている。理想は平坦。時計は掛かった方が良いんだろう。

3着:ピタゴラスコンマ
 いちょうSで競ったアーデントと比べると、こちらもそれほど仕上がっているわけではなさそう。道悪自体は得意そうだが、まだ体の芯がしっかりしていない。腰も甘い。最後一伸びが効かない理由はそこにある。今後も詰めの甘さは続きそう。

6着:ミヤビアミュレット
 コラムでも書いたが、やはりまだセンスだけ。ただ、ロージズインメイ産駒でこれから大幅に良くなるのかとなると疑問も残る。道悪は確かに上手い部類だが、力が劣るのでは。今では、よくこれでホープフルS2着できたもんだと思う。案外ホープフルSはそれほどレベルは高くなかったか。


11R AJCC G供,こちらで。



先週はあまりネタになるような馬は少なかったかな。今週から東京開催。内田博幸騎手が復帰。とりあえず共同通信杯を楽しみにすればいいのか。フェブラリーSなんかもうどうでもいいよね。どうせいつものメンバーでしょって感じ。

京成杯回顧

【展開】
 前半はある程度前が競っているようにも見える。レッドシャンクスとコスモアンドロメダが2角付近までハナ争い。さらに、向正面に入ったところでブライトラインが掛かり気味に前に追いついて行く。なんとか抑えているが、中山2000mの前半としてはやや速めのペース。
 向正面でペースを落とし、13.0秒のラップを刻む区間が1F発生。それでも、ここで息を入れられた、というよりは、単純に後続との差が詰まってしまっただけに見える。確かにラップは落ちているが、あまり先行集団の息はそこまで入っていないのではないか。内側は馬場が悪く、通るだけでスタミナを消費してしまう。3コーナー付近、徐々に外から進出を開始する馬が出始める。が、前もペースアップはしているので、大きく捲るような形にまではならない。隊列が凝縮した形で4コーナーを回って行く。
 直線に向いての加速が、明らかに内を通っている馬よりも外を回した馬の方がスムーズ。それがベストディールであり、マイネルロブストであり。4コーナーを回る時点で1列目の外まで並んでいたアドマイヤブルーは上手く勢いに乗れず、あっさりベストディールに交わされてしまう。ベストディールは外から一気に抜け出したが、坂上では勢いが落ちた。そこでマイネルロブストに差を詰められたが、なんとか押し切り勝ち。


1着:ベストディール
→これはJRDBを100倍楽しむブログにて。

2着:マイネルロブスト
 外枠でも上手く折り合いを付けられていた。これは蛯名騎手から津村騎手へ乗り替わりがあったとはいえ、津村騎手とのコンビでもクローバー賞を勝っている履歴があり、馬のことを分かっている騎手への乗り替わりだったことも良かった。馬場の悪くない外からスムーズな競馬が出来ていたし、直線の伸びもしっかりしたもの。
 馬体面としては、朝日杯のお釣りで出走してきたようなデキ。あまり大柄に見せるタイプではないものの、朝日杯時はしっかり脚長に見せていたが、今回はやや緊張が薄くなったか、それほどでもなかったように感じた。それでも高いレベルで仕上がっているし、馬自体の完成度も高い。これ以上距離が延びるとやや不安もあるだけに、皐月賞では注目しておくべき馬。

3着:アドマイヤブルー
 ホープフルS時よりも相手のレベルが上がり、前回ほど楽な競馬はさせてもらえなかった、というところか。今の馬場で早めに動いて行くことは展開を背負う立場になってしまう上に、馬場もそれほど良い所とは言えない場所を通らざるを得ない。伸び切れなかったが、勝ちに動いてのものだけに、あまり悲観する内容ではない。
 相手のレベルが上がった、と上で書いたが、体格の良さで通用したホープフルSと違い、重賞で戦うとなると、まだ肉付きが寂しいように映った。もう少し体重も増えて良いだろう。これは成長余地を残している分なので、本番までに間に合えば良い。今回の敗戦で見限るのは早計。

4着:アーデント
 だいたい言いたい事はこちら(競馬チェックブログ)の回顧にてしゃべったのでそちらで。簡単に言えば、まだ仕上がっていない、ということで。

5着:スノードン
 朝日杯時も思ったが、細身の作りなだけに非力さがある。本質的にはあまりアップダウンの激しいコースは向かない。1600mだと筋力不足によるスピード値の低さが馬体から見て取れるレベルなので、朝日杯は明らかに距離不足と見て良いだろう。2000mくらいが合っているのは確かだが、さすがに現状では力不足は否めない。上がり最速で追い込んでいるが、差し有利の馬場で、目立つような評価には至らず。


近年はナカヤマフェスタやエイシンフラッシュがG鞠呂箸覆蝓⊇仞ぅ譟璽慌修靴討たが、現時点で評価を下すのもなかなか難しい。共同通信杯もそうだが、現時点で仕上がりきってしまうと、クラシック本番の頃に調子が下降線真っ只中になる傾向がある。アドマイヤムーンがそうだった。お釣りを残しつつ、先に繋がる内容を見せた方が良いので、勝った負けたで占うレースでもないと思う。そういう意味では、連対2頭よりも3、4着馬の今後の方が気になる、というのが今年の感想。

1回中山1〜3日回顧

1月5日(木)

1R 3歳未勝利 ダート1200m

1着:ナムラケイオス
 牝馬にしては馬格に恵まれ骨量豊か。腰付きもしっかりしていて、未勝利クラスなら安定度高い部類だが、欲を言えばもう少し幅があると良いし、全体的にパンとしてくる余地は残している。直飛で先行して踏ん張る形がベスト。上のクラスではペース次第な面もある。スピード負けしたら頭打ちの可能性も。

2着:ジャーフライト
 今回初ダートだったが、ダート経験馬と比べても体格で劣らないし、案外繋も強い。芝ダートの適性というよりも、単純に未勝利クラスなら力上位の分類になる。新馬の頃よりも大分腰付きも落ち着いてきたし、冬場にも関わらず仕上がりも上がってきている。次が芝に戻っても一応注意したい。ただし、オンファイア産駒はあまり上のクラスにポンポン上がっていかないのは気になるところ。オンファイアの血統はディープと同じでも、やはり血統だけでは厳しいか。

7着:クニコチャン
 細身のゴールドアリュール産駒で、スッキリと仕上がりも悪くない。あまりパワーはないだけに、揉まれ弱い面もあるが、上がりが掛かる状況でも大きくバテないことは出来る構造。今回は返し馬も良かった。スムーズに競馬できる状況なら巻き返しある。


2R 3歳未勝利 ダート1800m

1着:ニホンノチカラ
 大型でパワーはあるものの、まだまだ完成品とは言えず、全体的に硬さも残る状態。それで圧勝してしまうのだから、ここは力が違ったと見る。上でも通用する素質はあるが、即勝ち上がっていけるかとなると、もう少ししっかり仕上がってこないと、と思う。ハーツクライ産駒の大型馬なので、基本は勝ち味に遅いタイプと判断していい。

9着:ボクサー
 超大跳びキャラだが、それほど体格が大きいという程でもなく、中型。仕上がりは大分良い。それでも、動きが大きすぎるために不器用。いくら外を回ったとは言っても負けすぎ。コーナー4回の中山では全く動けなかったか。ダートがダメとは思わない。ダートなら東京マイルとか、一応見直し条件。


3R 3歳未勝利 ダート1200m

10着:ホライゾンブルー
 新馬からリングハミを使用していて、若干気性面で煩いところはあるものの、それだけに今回の外枠で被されない状況というのは良かったはず。4角までは手応え十分に見えたが直線では全く反応せず失速。こういう「負ける時はあっさあり、しかも大敗する」というのはアメリカ血統の外国産馬にはよくあることだが、それにしても不可解。馬体が劣ることはないし、むしろ前走時から比べれば良くなっていた。ちなみにこの日、藤田騎手は指数上位馬、人気馬をことごとく馬券圏内から飛ばしていた。5日の藤田騎手騎乗馬は全て、次走乗り替わりには注意。


6R 3歳新馬 芝2000m

2着:ソルレヴァンテ
 まだ仕上げは甘いものの、脚長で背中も悪くない。腰は甘い。今回のメンバー中では一番繋が長かった。少し非力さはあるものの、全体のバランスはまずまず。瞬発力はそれほどでもないだけに、上がりの競馬になると少し厳しいが、極端なレースでなければチャンスはある。

3着:イジゲン
 エンパイアメーカー産駒なだけに、やはりバネは一息。筋肉量は十分でパワーはある。芝もこなすが、ダートの方がいいのでは。あとは、少し2000mは距離長いかも。1600〜1800mでなら注意。


9R ジュニアC 芝1600m

1着:オメガホームラン
芙蓉S以来の休み明けだったが、仕上がりはむしろ以前より上。芙蓉S当時はトモが流れて腰の上下動が目立っていたが、それがすっかり解消してきたのは驚いた。筋肉量も増えた、というか、キッチリ仕上がってきた分、体を大きく見せる。ただ、残念だと思うのは、脚が短い(背が低い)こと。もう少しでいいから脚が長ければ上のクラスでも、と思える馬だが、やはりG汽譽戰襪砲覆襪函△△両柄さはネック。例えば、キャプテントゥーレも昔は脚が短い馬だったが、あの世代は低レベルと言われた世代。さらに皐月賞当日も妙なバイアスがあったもの。相手関係次第で戦えても良いが、今年の世代はディープ産駒が強力そうで。

2着:セイクレットレーヴ
 正直なところ、まだ全然仕上がっていない。それは葉牡丹賞時も同じ。父譲りの非常に良いバネを持っているが、走りが大味気味になってしまう。展開や馬場など外的要因次第でコロッと負けたり、いきなり走ったりするのは、今の所仕方が無い。もう少しパンとすれば、だが、やはりあのバネを活かすには良馬場が理想か。

3着:モエレフルール
 仕上がりというよりも、早熟タイプか、完成度が高い。前駆の勝ったタイプで追ってもそれほどビュっと加速は出来ないので、逃げ先行押し切りスタイルになるが、ひいらぎ賞は3F−5F通過が34.4秒ー58.0秒。今回は35.1秒ー58.6秒。Hペースで踏ん張れる馬だが、抑えても決め手で劣り、上位2頭にあっさり交わされてしまっている。自らHペースを演出するくらいで良いと思う。

5着:アーカイブ
 やはり新馬は素質だけで勝った、という評価で良いと思う。が、こちらもまだ全然仕上がっていない。未完成品。掘厩舎は中山だとあまり勝負してないのか?中格でバランスは悪くない。素質的にはもう少し走れる馬だが、少し時間は掛かるか。


11R 中山金杯 芝2000m

5着:エクスペディション
 450kg前後の馬体重の割りには、しっかり付くべき筋肉が付いている。フェデラリストは脚の長い馬だが、その後を歩いていても、存在感は十分。背中が強く、予想通りスタミナは豊富そう。距離も2000m前後に拘る必要はないと思う。2400mくらいまでは延ばしてみてもいいのでは。それでも、例えばオルフェーヴル程のバネはなく(それでもOPで戦う分には十分だが)あまり上がり勝負で強い印象はない。動ける馬だと思うので、捲る戦法でも良さそう。

8着:トップゾーン
 以前、福島で見たことはあったが、当時は細身という印象だった。今回久しぶりに見て、大分筋肉が付いてガッチリした形に。これがこの馬の形なのかどうかは分からないが、今回も一応脚は使っていた。仕上がりも悪くなかったし、脚を溜められる展開になるなら注意は必要になりそう。返し馬では掛かってぶっ飛んでいってしまっていたので、折り合いも鍵か。



1月8日(日)

2R 3歳未勝利 ダート1800m

1着:レッドティムール
 シンボリクリスエス産駒にしては腰高がはっきり出ている。新馬の頃は腰も甘さがあったが、休み明けの今回は腰付きも良化。トモがしっかりしていて脚長。休み明けでもきっちり仕上がって来た。時計が掛かる中山で57秒台なら及第点といったところ。他が勝負所で手応え劣勢になる中でも一頭だけ余裕があった。体力勝負なら、というところ。ダート向き、ということで良いと思う。


3R 3歳未勝利 ダート1800m

5着:スーパーボルト
 ダイワメジャー産駒にしては珍しく骨太の大型馬。むしろ母父シルヴァーホーク、という感じか。時計の掛かる馬場、体力勝負は向いているはずだが、今回はスタートの出遅れが響いた。これで4戦中3回出遅れてるので、信頼性は乏しいが、先行出来ればもうちょっと見せ場は作れて良い。

6着:デルマエビス
 小柄な馬で動きは柔軟。とにかく近走は仕上がりが良く、返し馬の動きもなかなか良い。力が微妙に足りないことは承知だが、近いうちなら、いつ走ってもおかしくない。相手関係を良く吟味したい。


7R 4歳以上500万下 ダート2400m

4着:シベリアンファクト
 1800mでもジリ脚でどうにも決め手が足りない馬だが、それでも時計の掛かる状況は向く。体型的にも距離は大丈夫そう。仕上がりも良好。今回はジリジリ伸びていたが、スローを直線まで構えていたら届かなかった。最近この距離だとスローが多い印象。ペースが流れそうなら面白い。


9R 寒竹賞 芝2000m

2着:ジョングルール
 新馬に比べたら少しスッキリとしてきた。それでもまだまだ甘いところが多いし、現状でも素質頼りの結果と見る。メイショウカドマツの作ったスタミナが必要な流れでもしっかり脚を伸ばして来れたという点はきちんと評価して良い。距離の融通は利くので、あとは仕上がるのを待つばかり、か。

4着:ステルミナート
 骨量があり、大柄に見せる。アドマイヤコジーン産駒で、トモもしっかりしているが、あまりバネの効いた筋肉ではない。どうしても単調になってしまうタイプで、自分で先手を取った方が良いと思うのだが。現状では展開待ち。この流れを踏ん張ることはできるが、ほとんど伸びていない。

8着:アドマイヤリリーフ
 細身で小柄な部類。柔軟性はあるものの、どうしてもパワー不足に見える。仕上がりも悪くないと思うが、これは性能がどうなのか。新馬の結果(末脚)はもう引っ張らない方が良いように思う。あるいは平坦向きといったところか。

13着:ミステリーコード
 新馬に比べたらこちらはジョングルールとは対照的に、若干張りが落ちてきた。それでもバネは良いし、腰付きも良い。それだけに、スロー向きというところはあるか。細身であまりパワーに秀でたタイプではない。荒れ芝も堪えたと思うが、直線での失速っぷりは単純にスタミナ不足。きちんと脚を溜められるような流れでなれ見直し可能。


11R ジャニュアリーS ダート1200m

1着:ティアップワイルド
 前走時も少し余裕があるかと思ったが、今回はこの馬にしてはずいぶんスッキリとした仕上がり。まさに抜かりの無い仕上がりだった。内枠を活かすというよりも、外を回っての横綱競馬で完勝。さすがにOPではトップハンデと言えども、力が違った。

2着:ゼンノベラーノ
 昇級組では筆頭。体格としてもティアップワイルドに負けていないし、引き続き仕上がりもビッシリ。胴が詰まった体型なだけに、距離延長はあまり歓迎できない。1400mくらいならこなせても良さそうには見えるが…。直線で一瞬窮屈になる場面はあったが、それでもこの0.1秒差の逆転はなかったと思う。勝ち馬が目の上のタンコブ状態になりそうで。

4着:クリスタルボーイ
 今回は+10kg。これは成長分と太目分と半々。もともと腹袋は大きなタイプだったが、昨年秋以降は腹帯からさらに下にお腹の線が来る程になっている。調子は良いのだが、完全に絞れている状態ではなく、仕上がりと馬の調子がイマイチ合っていない。それでも、ダッシュ力はOPに入っても相変わらず上位。テンの速さが活きる状況ならもう一つくらい勝ててもいい。



1月9日(月)

1R 3歳未勝利 ダート1200m

3着:ヴァンヌーヴォー
 さすがに関西馬は違うな、と思うところだが、今回は蹄を悪くしてきた。馬体自体は上位で筋肉もしっかりしているし、柔軟性もある。これは蹄が現状のままでも勝つのは時間の問題だろう。ただ、チェロキーラン産駒は本当に距離の融通が効かない。マイルという感じもしないので、引き続き1200mか1400mかで。

5着:ムーンベックカフェ
 決して仕上がり上位だとか、馬体上位だとは思わないが、以前に比べると大分パワーが付いてきたようには見える。ダートで見比べてもトモ量は豊富な部類。出遅れて大外から伸びてきていたが、これの評価はなかなか難しい。気性的に揉まれ弱い面があり、併せる形だと一息。それだけに、出遅れて外から一気という戦法は、嵌った分もあるが合っているのかもしれない。逆に先行していたら止めていたかもしれないし。微妙な人気の割りには狙い辛いタイプ。


2R 3歳未勝利 ダート1800m

4着:トーセンナポレオン
 夏に一度使ったが、4ヶ月ほどの休み明け。背中や腰付きも悪くないし、トモ幅もある方。馬体減で出てきたが、むしろ仕上がるのを待って使ってきたか。今の中山で1000m通過が64秒を切るようだとHペースに分類できる。実質追い込み馬が上位独占し、この馬も伸びてはいた。ここまでの消耗戦が向いているという感じでもないので、ペース次第な面はあるが、ダート向きなのは間違いなく、人気が上がらないようなら、もう少し追いかけてみたい。


4R 障害未勝利

4着:サイクロンフォース
 背丈があり、障害練習を入れたことで、腰付きもしっかりしてきたのでは。仕上がり自体も良かった。最近の障害未勝利は初障害がなかなか結果を出してくれない。別に経験馬の力が上位、という組み合わせばかりではないのだが(今回は経験馬が力でも上位だったが)。2走、3走と使って慣れが見込めれば未勝利はすぐ勝てるレベル。


8R 4歳以上1000万下 ダート1200m

2着:ヤマニンパピオネ
 筋肉量豊富で足腰もしっかり。曲飛でも四肢の捌きがキビキビとしていて、スピード上位はすぐに分かるのだが、それでハナ条件という気性。今回は出脚も速く先手を取れた。力が足りるのは確かだが、決して安定して結果を望める気性ではなく、今後も逃げられるかどうかにかかっている。
個人的には予想で上げておきながら、返し馬でシセイオウジとサトノデートナが良い動きを見せたことで、すっかり買うのを忘れていた。これで馬連万馬券・・・痛すぎる(泣)


10R サンライズS 芝1200m

1着:ダノンフェアリー
 1400mや1600m、ダートを使っても勝ち切れず、1200mに初めて使ってからこれで4連勝。骨量・筋肉量豊富でガッチリとした造り。これはOPでも通用していくレベルの素材。順調なら春の高松宮記念にも間に合うのでは。新装中京競馬場の適性がどうかは始まってみないと分からないが、スカスカのスプリント路線において期待したい馬。


11R フェアリーS 芝1600m

1着:トーセンベニザクラ
 仕上がりそのものが非常に良く、G気念貪抻転紊欧燭釣りが有り余っていた。完成度が高く、これから春に向けての上積みはそれほど期待していないが、センスの良さでトライアルは十分戦える。このレースの上位入線馬で、クラシックシーズンで活躍したのは結局最初のジェルミナルだけか。あとは夏以降、という感じ。マイルにして年明けに移して、阪神JF組の参戦は増えたが、案外春には繋がらないのか。どちらかというと、距離適性を大雑把に見て「マイルまで」というタイプがほとんどで、早熟スピードが活きるレースではあるのかもしれない。

4着:オメガハートランド
 タキオン産駒でも細身で小柄なタイプ。腰高で腰付きしっかり。脚捌きも素軽くキビキビとした動き。非力さはあるものの、速い脚を使える強みはある。今回も伸び脚は目立っていたが、外を回った分もあるだろう。スローなら戦える。

6着:ラシンティランテ
 うーん…正直なところ、期待外れ。輸送に弱いのか?調教は動いていたようだし、出来が悪いという風には見えなかったが。タキオン産駒らしい骨量があり、トモも牝馬にしては大きめ。それでも背中や腰が全く決まっておらず、柔軟さばかり。これはちょっと評価のしようがない。白菊賞のように道中淀みない流れの方が向いているのは確かだろう。瞬発力などは期待できない。

9着:ターフデライト
 こちらもタキオン産駒で骨太の部類。脚長でトモもしっかりしている。若干幅が薄いが牝馬なだけに仕方が無い。新馬から見ても仕上がりそのものは順調。素質としても2勝目は上げられるはず。ただ、コラムでも触れたが、今の馬場で内に閉じ込められる1番枠はさすがに厳しい。本来は内枠が圧倒的に有利なコースだけども、馬場が荒れてそうとも言い切れない状況。最後は窮屈なところを捌きつつ脚は使っていた。スムーズなら巻き返せる。

今年も上がり勝負の中山金杯。

 昨年は上がり3F勝負、といったところでしたが、今年はラスト5F11秒台が続くロングスパート戦となりました。それでも、前半の入りはゆったりとしていて、4F通過が48.9秒、5F通過が61.3秒では、重賞クラスならドスローと言って言いレベル。隊列としても3コーナーまでほとんど動いていませんしね。

 3コーナーから少しずつレースが動きます。外からフェデラリストやダイワファルコン、アクシオンやエクスペディション辺りも進出を開始します。
 この辺りでアドマイヤコスモスは後退。故障発生してしまったようで、一応入線は果たしましたが残念ですね。確かに向正面でも足先だけクルクル回して走っていて、全く肩が出ていない。3角で壊れたというよりも、もっと前から異常があったように見えますね。

 結局外から進出していったダイワファルコンとフェデラリストが抜け出し、2頭の一騎打ちのような形になりました。


 フェデラリストはここ2戦、4Fくらいのロングスパート戦で勝ち上がってきた馬で、今回も得意の流れに向いたということはあると思います。それでも、再転入してきた500万下のころはまだブヨブヨの体だったものですが、絞れたら重賞勝ちまで上り詰めてしまうとは恐れ入ります。特に父エンパイアメーカーなんてダート馬ばっかりですからね。筋肉が硬すぎてまとまりがあるだけ、という馬が多いんですが、母ダンスパートナーとの相性が良かったんですかね。

 ダイワファルコンはスローなのが良かった、ということなんでしょうか。正直前走の敗因を「Hペース」で片付けてしまうのは、イマイチ腑に落ちない。1000m通過タイムだけで言ったら、カシオペヤSの方が速かったですしね。確かに馬体としては少し余裕のある形ではあり、今回は6kg絞れてきていたとはいえ、数字上絞れていても、馬体としてはそれほど大きな変化は見て取れませんでした。自分はレース後に気付いた(遅い!)んですが、今回初ブリンカー。うーん・・・それでも、という感じ。ともかく、敗因が分からないのなら、一回で見切るのは早計ですね。

 コラムでも期待したエクスペディション。これは典型的なステイゴールド産駒、というイメージで良いと思います。細身でまとまった中型馬。腰付きもしっかりしていますし、小倉限定で強い、あるいは平坦向き、というような馬ではないと思います。今回はスローで伸び負けのような形。位置取り差もあったでしょうか。前傾ラップを刻むようなレースなら、重賞でも勝ち負けできる素材だと思います。

 ここ2年ですっかり傾向が変わってしまった中山金杯でしたが、それにしても、この日は差し馬が優勢の一日でした。JRDBの展開予想の@マークが3勝、*マークが1勝。今開催からCコースになったわけですが、見た目にも案外馬場の色が茶色混じりで、Aコース時の荒れた部分が綺麗に隠れたかというと微妙そうですね。最終レースに至っては、外枠不利な中山1600mで二桁馬番が上位4頭を占める結果になりました。マイヨールの刻んだラップも1000万下としては「速すぎた」、ということはないと思います。もちろんここで勝ったディープサウンドも展開@マーク馬。ここまで傾向がはっきりしていると、ある意味新聞で予想する分には決め打ちしやすいのかもしれませんね。中2日で大きく変わることもないと思いますし、日月開催も想定上がり上位馬には注意しておくべきでしょう。


 ダートは未勝利だけ見ていたら「この時期の中山にしては少し速いかな」と思っていましたが、上のクラスのレースではきちんと時計が掛かっていました。傾向としても、パドック視点としては1200mと1800mでは結構はっきりしていて、1200mではトモや腰がしっかりしていて、柔らかすぎないタイプ。7Rで勝ったリックムファサなんかはこの傾向に合致するタイプ。2、3番人気だったセイウンアスランやリンガスクリフは今の馬場だと「柔らかすぎた」、ということになりますね。

 逆に1800mでは柔らかくないとダメ。むしろ腰が甘い方を積極的に買うべき日でした。それでも1800mは展開が絡むとちょっと読み辛いところがあるので、現場的には悩ましいコース。結果から見る傾向としては、きちんと上がりを出せるタイプの方が良い、というくらいでしょうか。大型馬が有利というわけでもないですしね。中山で想定上がりを重視するタイミングなんて、今まではあまり無かったことなんですけどね。



 個人的には、1Rはコラムどおりナムラケイオス。ジュニアCでもセイクレットレーヴが走ってくれて、金杯はダメでしたが、最終レースで芝の傾向と乗り替わり(オドノヒュー騎手は関東圏だと芝未勝利でした)でディープサウンドと、初日はなかなか良い結果が出ました。あとは藤田騎手が不調?なのか、全然かみ合ってないということを早めに察知できたので、馬券的に絞り易かったというのも助かりましたね。

 セイクレットレーヴのように、返し馬が良かったという馬を覚えておいて、追いかけてみるのも案外悪くないものです。返し馬が良かったということは、出来が良いということの表現の一つですし、馬場やメンバーが違えば、まともに走れば、一変も可能です。場合によってはモノが違うということもあります。それが10頭立てで9番人気ということもあるわけですから。
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