2005年12月13日

最終回 新しき国へ

「我らの新しき国が叶うときは、必ずや呼び寄せる。その時まで息災に、と・・・」
京に帰るうつぼに託す静への伝言。覚悟を決めたのに、残る静に絶望を与えない最後の言葉が温かい。それを伝えなければならないうつぼの心中を思うと・・・涙。

夜明け「さて一同、此度の戦が最後と思い、存分に戦おうぞ。皆には今までよう私に付き従うてくれた。礼を言うぞ。三度生まれ変っても、我らは変わらず主従ぞ!」
夜明けの光を受けて輝く6人の主従の魂は一つ。あああ・・・殿、殿。でも、いやです、死なないで!生まれ変わるなんて言わないで!

「清盛様も夢半ばでございましたな。なれど新しき国、夢の都はわが胸にしかとございますぞ」
幻の金屏風を見た義経様の表情は穏やかで、先に逝った郎党と共に新しい国へ行くことに迷いはない。その口元は微笑みさえ浮かんで・・・涙・涙・涙。。。

「最後の頼みじゃ。防ぎ矢頼む。そなたには長きに渡り苦労をかけた。」
弁慶との別れは切なすぎる。最後の頼みと言う義経様の目は美しく温かい。弁慶は幸せだっただろうな。この言葉が滝沢義経様の最後の言葉・号泣!

<番外編>
「殿を・・・」
喜三太・・・・貴方はカッコいいよ。

「義経さま〜〜!」
次郎、次郎・・・・ありがとう!

「殿!」
そんな笑顔で・・・三郎、最後まで・・・涙

「殿ーーーー」
弁慶、私達の義経様を最後まで守ってくれて本当にありがとう。

2005年12月06日

第48話 北の王者の死

平泉「吉次は気遣うて生まれたのは姫と言うたが・・・おそらくは・・・もはや鎌倉殿の手にかかってこの世には居まい」
うんもうっ!そんなひどいことされてるのに「鎌倉殿」なんて言わないでっ!察しが良すぎる殿(涙)。姫は静様と京に居る、と信じさせたかったのに、吉次さん、それじゃバレバレです。冥福を祈る義経様の涙が辛すぎる。それにしても義経様似のお子、一目見たかった(不謹慎?)。

「私は恩ある御当家のため、一命を落として戦う覚悟にござる」
第二の父と仰いだ藤原秀衡の急逝を機に奥州を攻める頼朝。こっちは何もしてないのに、ひどいわ!温かく迎えてくれた藤原氏を将として守ろうとする義経様ステキ。

「戦うということは兄と軍(いくさ)するということじゃ。そのことにもはや躊躇いはない。私の腹はとうに決まっている」
兄・頼朝とは求める理想が違いすぎる。すでに肉親の情を捨て、主従の情を取る覚悟に満ちた義経様に迷いは無い・・・気のせいか微笑みさえ浮かんで・・・

<番外編>
「九郎殿は我が子と思う。奥州藤原の全てを掛けて戦う!」
平泉に来たことが鎌倉方の奥州侵略の口実になったのでは?と謝罪する義経様。しかし秀衡様は男前!義経様を守り、戦うと宣言・・・でも、その直後に・・涙。。。。

2005年11月29日

第47話 安宅の関

「この家の様に父母(ちちはは)がいて子がある、その様な有様が今宵は事の他いとおしく、いじらしく思えて・・・」
平泉を目指し旅を続ける山伏姿の主従が一時の宿を得た先で出会ったのは巴(もよ)。赤子を背負い幸せな生活を過ごしている姿に、主従は囲炉裏を囲みながら平泉での温かい生活の夢を語り合う。穏やかな表情でこう語る殿の心中にはもちろん静が・・・。嗚呼それなのに、それも叶わぬ夢。。。

安宅の関「和泉坊にございます」
あああっ!そんな丁寧な言い方したら・・・ご身分がバレてしまいます!他は「○○坊!」って言ってるんだから・・・ハラハラ。しかも飛び抜けて凛々しいお顔なんだから、お顔は下向けてっ!!

「弁慶、手を上げよ。そちの苦しみはわが苦しみじゃ。そして皆の苦しみじゃ。礼を言うぞ。」
ひたすら謝罪する弁慶に向けた極上の言葉。義経主従の絆は苦境であるが故にますます強まるのね。なんか羨ましいほど。この言葉に私も涙。涙。涙。。

<番外編>
「おぬしは未だに盗みの癖が直らぬか!おぬしという奴は・・・おぬしという奴は・・・謝れっ!おぬしのために・・・おぬしのために・・・この厄介者がっ!」
懐の笛は静のもの・・・それを富樫に咎められ、一世一代の演技を打った弁慶。涙をこらえながら殿をこれでもか、これでもかと打ち据える。その心を察して痛みをこらえる義経様。痛いはずなのに、どうしてこんなに色っぽいの?(爆)

「したたかに打たれて今宵は痛みで眠れぬやもしれぬ。その時は酒で痛みを紛らわすが良い。もう二度と盗みをいたすなよ」
関守・富樫の目にも涙。その富樫の心中を察して顔を上げた義経様の表情の美しいこと!涙を浮かべ見つめる眼差しで、富樫に感謝する気持ち伝わったよね。






2005年11月20日

第46話 しずやしず

「一人で事を起そうとしたこと、無謀じゃ!叱ってやる!」
静を守りきれなかったことを悔やみ謝罪する佐藤忠信を、望みどおり叱る義経様。でも、その目には涙が・・・そして固く手を握ってあげて・・・平泉に連れていってあげたかっただろうに。
しずやしず紅葉






<番外編>
「子に・・・お子にあわせて下さりませ・・・今すぐお子を見せて下され!義経様のお子を亡き者になされたな!!」
吉野の山で別れて以来、どんな詮議にも耐え、殿の子を産むことに命を賭けて来た静。その強さの源は義経様への愛以外の何ものでもない。それなのに・・・非情!非情すぎる頼朝と政子。狂ったように泣き叫ぶ静が哀れで、私も号泣。

「思いの他、見上げた女子(おなご)でございました。この際、褒美を取らせて都へ戻すのが良いと存じますが・・・赤子の命の引き換えとして・・・」
北条政子は静に自分に似たものを感じたのだろうが、遅すぎる。子を失うことの哀しみを同じ女として知らないはずはないものを・・・。それにしても静ちゃん見事。美しい舞で義経様への愛を堂々と表現してくれてありがとう。ファンも皆同じ気持ちです。

2005年11月14日

第45話 夢の行く先

吉野
「弁慶、三郎!駆け抜けるっ」
雪積む吉野の山で追捕の僧兵から逃れる三人。ここで闘っても多勢に無勢。
形勢不利と見た殿は「蹴散らすのみ」といいつつも賢くも「逃げる」とは言いません。うっすらと笑みさえ浮かんで・・・絶対に助かって!!

「次郎、いかなる罰も受けるか?・・・駿河の次郎、これからも私に付き従うよう。我ら終生の主従ではないか」
あぁぁぁ〜〜なんと、なんというお言葉。私もそんな罰なら存分に受けたいわ。静を守りきれなかった罪を負って自害しようとする次郎に対して「苦労をかけたな」とまで・・次郎、貴方の殿はホントに素晴らしい。

「新しき国の手本は、もしや平泉にあるのかもしれぬ」
奇しくも再び出会えた清盛様の金屏風。金箔に輝く福原の都が・・・うつぼの一言で平泉に見えてくる主従。皆でその光り輝く夢を今一度見ようとする姿には絶望はない。目を細め眩しそうに屏風を見つめる殿の表情に私はウットリ(笑)。

2005年11月06日

第44話 静よさらば

「分かっている・・・分かっていたぞ」
正妻・萌に鎌倉へ帰ることを勧める殿。でも萌さん悲しそう。そりゃそうだ。「一人の女子として殿のお側に参りました。そのことに偽りはございませんでした。」と涙を流す萌さん。可愛い女心。
その一途な言葉をしっかりと受け止める殿、男前。きっと義経様、萌を愛し初めていたのかも・・・殿のその潤んだ瞳が綺麗。ところで萌殿のお腹の中にはすでに・・・なの?

遭難「それはならぬ・・・ならぬ。これは一時の別れぞ」
都から落ちて豊後を目指す義経様主従。でも知盛の亡霊と暴風雨に悩まされ、船は転覆。西国への夢も破れ、都へも戻れず、八方塞。
熊野は女人禁制だし、とうとう雪の降る吉野の山で静と別行動をとることに。一人で都へ戻ると言う静に、殿は次郎と忠信を付けるも、ついに今生の別れ・涙。でも、静のお腹の中にも・・・なの??
追い詰められても、やるべきことはしっかりやってる義経様、ステキ!!

<番外編>
「ここ(黄瀬川)は九郎と初めて対面した土地じゃ。あれから5年、時は酷くも過ぎ行くものよ」
頼朝(ここは敢えて呼び捨て!)あのウルウルしたわんこのような目を思い出した?後白河法皇の汚いやり方が分かったでしょ?そんなこと言うくらいなら、今からでも弟に手を差し伸べたら?

2005年10月31日

第43話 堀川夜討

「この世に我一人。身内など無かったのだと思えば、少しは気が休まる。」
兄・頼朝への思いを幾度となく消し去ることが出来ずにここまで来てしまった。しかし、もはやこれまで。悲しく杯を重ね、そのままうたたねする義経様がいとおしゅうございます。

数珠「ここは私の存念を頼朝に示すのみ!!」
頼朝の意を受けた土佐坊昌俊に夜討を掛けられ、ついに兄を呼び捨てにまでしてしまった殿の気持ちを考えると・・・。ググッと宙を睨む目、鋭くてステキ(爆)。それにしてもキレのある殺陣、飛んで来た吹き矢をサッとかわし、逆襲する素早い動きに惚れ惚れ〜〜。

「何卒、頼朝追討の院宣を下されますよう」
あ〜あ、とうとう言っちゃった!その狸親父、じゃなかった後白河法皇はクセ者なのに。ほら、義経様がそんなこと言うと思ってないから、驚いているじゃないの。でも、白い狩衣もこれが着納めなのかなぁ?ホントに似合ってるのにねぇ・涙。。。


2005年10月24日

第42話 鎌倉の陰謀

「ん?」
キャッ、きょとんとした表情が可愛いっ!静が心配そうに殿の顔を覗き込んだのに対してこの一言。腰越で留め置かれたことも静を心配させまいと黙っていたのね。

「私のここは・・・すでにここは・・・鎌倉を離れてしもうた」
手を胸に当てて悲しそうに語る義経様。。。。あぁ〜もうダメぇ〜〜

「また元気な顔を見せてくれねば私は困るぞ」
傷心のうつぼを励ます義経様の目はキラキラと輝き最高に優しい。羨ましいゾ>うつぼちゃん♪

「あまり気をもまれぬな」
鎌倉との関係を気にする正妻・萌に対しても心遣いに満ちた言葉で癒す殿ステキ。それにしても、このときの刀の自主錬ってファンサービスでしょうか?いえ、すごくいいです!着物の襟が汗でわずかに濡れて・・・あ〜その襟になりたい!(アホっ)

雷雨「その時は・・・・」
行家オジさん、そんなに私たちの殿を困らせないでっ(怒)!殿は頼朝様へ謀反の気持ちはないのよっ!だから頼朝様が殿に矢を放ったら?なんて問い詰めないで!
義経様の黒目がちな瞳は「新しい国をめざすのみ」って語っているじゃないの!
外の雷雨がこれからの義経主従を象徴しているようで怖い。。。



第41話 兄弟絶縁

「承知つかまつった」
これだけ聞いたら何でもないけど、平宗盛・清宗親子斬首を命じられた殿の口から聞くから辛い。怒りと苦渋の表情が上手い!

「お手を!お手をっ!」
都を目前にして斬首されると知った宗盛は、せめて息子だけはと命乞いをする。父・清盛の「夢の都・新しい国」への想いが義経の中に生きていると知った宗盛と、斬首の決断を胸に秘めた義経の共感がせつない。敵とは言え最後まで宗盛に対して礼節を失わない態度に萌えぇ〜〜。
笹りんどう
「この後、私は鎌倉殿とは別の道を歩むと決めた。私は私なりの新しき国を探し出そうと思う。・・・いざ、参ろうぞ!」

宗盛親子斬首を機に兄・頼朝との訣別を決意。一人涙を流し情を断ち切るようにズバッと刀を抜く義経様カッコ良すぎっ!もう、こうなったら平家でもなく源氏でもない世界に連れて行って上げるわっ(爆)。

2005年10月10日

第40回 血の涙

「*@^0サンダー&%●バータラ*〜/#シャーナー’!?<サーマン-|ウンタラカンタラ・・・」
あ!これお経ね(笑)両手を合わせて神仏の加護にすがる義経様。このお経を読む低音がいいっ!これ、着メロにしようかな。

「すまぬな、このようなことに皆を・・・」
腰越で頼朝様からの返事をひたすら待つ義経主従。籠を編んだり漁をして前向きに時を過ごす郎党に対する殿には一瞬の弱気が・・・これ、この表情に胸キュン!(コラッ)

「継信じゃ」
暇にまかせて木像を彫る忠信。兄・継信に似ていると気付く弁慶、そして家来達も同意。殿は優しく手を添えてこの一言。その言い方と優しい眼差しにこの主従の温かさを感じる。(でも、ホントの継信様はもっとカッコ良かった)

稲村ガ崎「兄上・・・・・兄上・・・・・・・兄上・・・・」
ひたすら兄を信じ、目前の鎌倉の海を見つめ、神仏の加護を祈って待った義経に、頼朝の冷酷な通知が届く。なぜ?なぜ会ってもらえないのか!絶望に打ちのめされた義経の慟哭は激しい。一睡もせずに決意の朝を迎える後ろ姿が・・・(嗚呼)


<番外編>
「我らに主(ぬし)はござる。九郎義経という主が!」
弁慶、よくぞ言ってくれました!!そうだ、そうなんだよ!もう、このメンバーがいれば最強。ファイナルファンタジーへ突き進めぇ〜(涙)!義経様の笑顔が優しい。

「九郎・・・なぜそこまで情を欲す。情はならぬと申しておるこのワシに。なぜワシを責める。・・・・・・・・・読まねば良かった。」
情はならぬと言いつつも、逡巡を繰り返した後、終に「腰越状」を読んでしまう頼朝様、貴方も実は「情」の人。その涙は本物と信じます。だったら、なぜ?なぜ会ってあげないの?うううううっ!奥さんの政子がそんなに怖いか!(爆)