2005年09月

2005年09月25日

第38話 遠き鎌倉

「あの戦(いくさ)は出来るものなら避けたい戦でござった。故に・・・それ故に哀しく切ない戦でござった。あのような戦は二度としとうはござらぬ!」
叔父行家に対して怒りを込めて放つこの言葉の裏には、源氏同士戦った木曾義仲との戦い、平家を滅ぼしてもなお落ち着かない心があるのでしょう。「争いのない世」という義経の叶わぬ夢が涙を誘う。

「その様な己の卑しさに腹が立った、悔しかった」
兄・頼朝に対する思いが卑しさを生んだと自分を責める義経。その後ろ姿に語りかける静の言葉は癒しに満ちて優しい。その言葉に振り返って一言「あぁ」と答える殿にドキュ〜〜ンでございました。

墨と硯「ここは腰越か・・・ここを越せば鎌倉だが、我らは鎌倉には入れて貰えぬのじゃ・・・」
鎌倉を目前にして足止めを食らう主従の落胆振りが辛い。この時の捨てられたワンコのような表情がたまらない(=演技最高!!)こんな風に後白河法皇と頼朝の間で悩むなんて・・・一体どうすれば良かったのよっ!(怒)

<番外編>
「九郎の叔父上にお会いしたい・・・」
気鬱の大姫が義高惨殺後、久々に発した言葉がこれ。義高の月命日に花を供えよと命じた義経様の情に涙。。。そして私も「滝沢義経様にお会いしたい(爆)」

「九郎殿というお方は人を惹き付けもするが、心を癒す力もお持ちのようじゃ」
そうそう!そうなのよ、政子様!そして、まだ分からないかもしれないけど、おまけにかなりセクシ〜なのよ<^!^>☆

2005年09月18日

第37話 平家最後の秘密

「鎮まれ!」
頼朝様の勘気を被ったことに「何一つ間違ったことはしていない」と憤る郎党・・・いやん、こういう激しい怒りのお顔がカッコいいっ!(アホ)

「戦(いくさ)しかお役に立てぬ私は、もはや不用ということか・・」
平家が倒れた今、自分は不用となったのかと自問自答する義経様。でも、頼朝の目的がやっぱり分かってない!そうじゃないのよ!そこで間違わなければ悲劇も無かったのにねぇ(涙)。目がウルウル〜〜

「我一人ならそれも思案のうちと存じますが、今の私には従う郎党がおりまする。もはや打ち捨てることはできませぬ。」
師の御坊の言葉に私ならさっさと「重いものは打ち捨てる」けど、そこを敢えてこう答える義経様に萌えぇ〜〜!!こういうところがタッキーとダブルのよね(惚)たっぷりと涙を浮かべた瞳に胸がキュン!毘沙門天に対して合わせる両手の男らしさと、スタスタと去っていく後ろ姿がステキ!
でも、その後の「特出し水浴びショット」がステキ過ぎで悶絶!!その後3分間は記憶がない(爆)。
hina
「この後は、心置きなく慈しみお過ごしなされますよう」
安徳帝の入れ替え疑惑の確証を摑んだものの、仏門で憎しみと縁のない生涯を過ごさせる、と言う建礼門院に対し、自らの人生を重ねてみる義経様。その心中を思うと・・・また涙が。。。それにしても白狩衣がこれほどまでに似合うとは!ウットリ〜〜まるでお雛様そのもの!

<番外編>
「重いものを何とかしようとするゆえ難儀。いっそ捨てられよ!重いものは打ち捨て、修羅の道が険しければお逃げなされば良いこと」
仏の教え「求不得苦(ぐふとっく)」を挙げて悩む義経様を説く鞍馬・師の御坊。でもね、義経様はそんな教えには当てはまらない程の深い悩みを抱えていらっしゃる。とはいえ鞍馬の場面ってどうしていつもこんなに美しいのでしょう!


2005年09月11日

第36話 源平無常

落日「戦(いくさ)に勝ったというのに喜べぬ。何かし遂げた思いはあるのだが、一方でなにやら虚しく・・これは一体どういうことか!?」
落ちていく夕日を見つめながらお徳に問いかける殿の心の中にはザワザワとした想いが渦巻く。「大きなことを成し遂げた後はそういうもの」と言うお徳の言葉の意味が分かってないだけに、純粋過ぎで見ていて辛い。。。

「此度のことも、つまりは某(それがし)が源氏ゆえの運命(さだめ)でございます」
平家を滅ぼしたのは恨みでもあったか?と建礼門院徳子に聞かれて冷静に「運命」と。滅びるのも運命、源氏として戦うのも運命。その運命をまっすぐに受け止めるのが義経らしい。静かなやり取りの演技が超上手い!!

「やっと巡り逢うたな。この後は兄の傍に居れ!」
妹・能(よし)子と逢えた喜びに満ちた表情がなんて優しいの!それでも平家の人間として生きると答え、救われたのは安徳帝とは言わない能子の態度は見事。

<番外編>
「この世に私の兄上がおわす、そのことが心の支えにございます。この世にある限り、能子は例え一人でも寂しくはございませぬ。」
ゴマキちゃん、可愛いっ!そりゃ、あんな素敵なお兄さんがいるって分かっただけでも十分幸せでしょ。(チョイ嫉妬)



2005年09月04日

第35話 決戦・壇ノ浦

「今日の限りの軍(いくさ)と思い、存分に戦うべし!」
平家の船隊を目前に文字通り「必死」の覚悟。すっかりリーダーの風格十分。

「押し出せぇ〜」
「今だ!突き進め〜!」
「御座舟に相違ない。近づけよ!」
声を限りに味方へ指示を送る殿、カッコいい!
主上がどの船にかくまわれているか、見定める冷静さもステキ。
八艘跳びでも、最高なのが「八艘跳び」。金粉と共に軽々と知盛の追撃をかわす。知盛様も最後には兜をはずし、ただただ目を見張るばからり・・・そりゃ、そうよ。あんなに華麗な姿、見逃しちゃいけません(笑)。義経様にはもれなく「翼」が付いているから(爆)跳ぶ、飛ぶ!20Kgの鎧兜を着けて跳ぶ滝沢様、ホントにすごく頑張りました。最後に振り返った殿は神がかり的美しさ☆☆☆

「なりませぬ!!」
「思い留まれよ!!」
「者共!船に移りて留めよ!落ちた者を引き上げよ!!」
「女子(おなご)共を引き上げよ!落ちたる方々を引き上げよ!!!」
平家の女人と主上(?)が次々に三種の神器と共に入水・・・神器を奪いたかっただけではない深い悲しみに満ちた叫び声と、涙を浮かべた表情がすごい!とても壁に向かって撮影したとは思えない迫真の演技!
勝利は得たものの、自分の手で平家が滅びていく様を前に、虚ろな光を浮かべる殿の瞳が哀しい。

<番外編>
「海に還るのか?そこには何がある?」
安徳天皇の無心の言葉に胸がつまる。西の海の”波の下には夢の都がある”と信じて逝く女達の姿に敵ながら涙が・・・

「見るべき程のことは全て見た。今はこれまで」
この有名な台詞、一代にして栄華を極めた平家の盛衰を全て見尽くした知盛ならではの言葉と実感。阿部寛さんの最期、お見事でした。